2010/10/03 - 2010/10/04
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にゃんこ姫さん
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「佐渡は流人の島」と言われていますが、
犯罪をおかして「島送り」になった人は少なく、
ほとんどは政治犯で、政敵に敗れて、または
謀(はかりごと)によって、都から追われた
というケースだそうです。
順徳天皇や日蓮聖人などという、身分も名もある
人々が流された記録が残っています。
『佐渡歴史伝説館』は、名前の通り、佐渡の歴史と
伝説を、人形を使ってビジュアルに面白く見せて
くれます。
-
『佐渡金山』のあとは、またバスで1時間ほど
のドライブです。
私たちの乗ったバスのシートには・・・。 -
佐渡らしく、こんな「佐渡おけさ」の
イラストが描かれていました。 -
25分ほど走ったところで、「国府(こくふ)川」を
渡りました。
佐渡で一番大きな川だそうです。 -
島の南端の「小木港(おぎこう)」に
到着しました。 -
ここの名物は「たらい舟」
です。
もともとは漁業に使われていたものですが、
今は観光用になっているようです。
実際の漁で使われていたたらいは、もう
ひと回り大きかったとか。 -
「たらい舟」に乗るのは、オプションで、
450円。
女船頭さんが漕いで、湾内を(20分
くらい?)回ってくれます。
私も、楽しみにしていたのですが、
雨がけっこう降っていて、オットは
嫌だと申しますし、残念ながらパス。 -
漕ぎ手のオバチャンたちも、乗る人が
少なくて、暇そうです。
雨さえ降っていなかったら、私たちも
乗るつもりだったのにね。 -
「たらい舟」以外にも、モーターボートに
よる観光などもあるようです。
この看板には、「たらい舟」400円と
書いてあったような気がしますが、私の
見間違いかしら? -
「たらい舟」を取り扱っている
みやげ物店からの、グループみんなへの
プレゼントです。
洋梨のゼリー。
おいしかったので、もっと早くくれていたら、
買ってあげたのに。
ここでは、「たらい舟」の乗客の写真を
撮って、販売していました。
千円ですが、絵皿にしてくれるので、
紙焼きプリントより、いい記念になりそう。 -
小木の海岸。
岩場もあります。 -
波が荒いのは、天候のせいでしょうか。
-
晴れていたら、きっと、素晴らしい
眺めなのでしょうね。 -
小木からバスで30分ほどで、次の
観光場所、真野(まの)の『佐渡歴史伝説館』
に着きました。
こんな所があるのは、まったく知りませんでした。
「ハイテクロボットがいざなう佐渡・夢の旅」
なんていう、スゴイ宣伝文句が書かれていて、
「何?何?」
と、首をひねりながら入館します。 -
入り口そばには、なぜか大きな太鼓が。
説明はありませんでした。 -
千社札みたいな、面白い入場券。
『佐渡金山』のもそうでしたが、
それぞれ工夫を凝らしたデザインで、
楽しい♪ -
入り口で出迎えてくれた記念館受付の
女性に言われて、門をくぐって振り返ると
・・・『佐渡汽船』のフェリー・ターミナルの
ロビーにあった、人間国宝の佐々木象堂
(しょうどう)の『瑞鳥(ずいちょう)』の
彫刻がここにも。 -
こんな立派な説明板ならぬ説明石が
置いてありました。 -
お次は、口に剣をくわえた竜の
お出ましです。
「竜王岩伝説」という説明が
添えてありました。
両津湾の沖『竜王岩』の近くで、
順徳天皇が船遊びをされた時、
誤って刀を海中に落とされました。
天皇が、
「束の間も身を放たじと契りしに
波の底にもさや思うらむ」
との歌を詠まれたところ、
龍神が感応して、お刀を捧げ奉った
とのことです。
この因縁により、願いが叶う竜王岩伝説が
生まれたといいます。 -
館内には、池のある庭を通って
行きます。 -
池の一角に、竹にぶら下がった男の子の
人形がありました。
興味を覚えて、説明を読んでみると・・・。
「阿新丸(くまわかまる)の伝説」
阿新丸の父は、北条高時を討とうとして
失敗、佐渡に流された。
13歳の阿新丸は、京都からはるばる佐渡に
渡り、父との対面を願い出たが叶わず、
返事は変わり果てた父の骸であった。
阿新丸は、父の敵・本間山城守の寝所に
忍び入り、一刀のもとに切り捨てる。
しかしそれは山城守ではなく、直接父を
切った本間三郎であった。
阿新丸は、竹の反動を利用して堀を飛び越え、
京へと逃げ延びる。
後に村上天皇に仕えて、中納言出世したという。 -
館内に入ると、暗い小舞台に灯りが点り、
扇で顔をおおった女性が浮かびあがりました。 -
「第一景・順徳天皇第一皇女慶子女王」
佐渡でお生まれになった順徳天皇の
第一皇女です。 -
美しいお姫様ですが、これはよくできた
人形。
入り口の説明にあった「ハイパーロボット」
です。
あまりに精巧にできていて、驚きます。
静かに動いて、歌を詠みます。
「松あれば 佐渡が島なるから崎も
しかすがにこそ見まくほしけれ」 -
人の動きをセンサーで読みとるのか、
または係の人が操作するのか、我々が
小舞台の前に行くと、灯りがついて、
人形が動き出します。
「第2景・順徳天皇・配所の月」
承久の乱に敗れて、1220年、
順徳天皇は佐渡へ配流となり、22年
在島の後、46歳で崩御されました。 -
御簾の向こうの順徳天皇(の人形)。
生きているようで不気味です。 -
順徳天皇のお歌。
「思いきや 雲の上をば余所にみて
真野の入り江に朽ち果てんとは」 -
「第3景・順徳天皇絵巻物語」
御所、京の都、承久の乱、佐渡配流の
情景を絵巻で展開。
これは、最後の「佐渡配流」の図です。 -
「日蓮聖人(にちれんしょうにん)像」
鎌倉時代(1271年)配流。
北条時宗の勘気をこうむり、佐渡へ
流罪となりました。 -
「第4景・日蓮聖人」
鎌倉竜ノ口で処刑されようとした時、
聖人が題目を唱えると、雷光の奇跡が
起こり、難を免れたという情景です。 -
「賜天覧・大膳神社 能舞台」
縮尺1/25。 -
「第7景・世阿弥(ぜあみ)・雨乞いの舞い」
室町時代(1434年)、将軍足利義政に
疎まれ、流罪となりました。
日照り続きのある夏、島民を救おうと、
雨乞いの舞いを舞うと、大粒の雨が
降り出しました。 -
これも、世阿弥でしょうか。
説明書きが見あたらなかったのです。
どこかに書いてあったのでしょうが。 -
世阿弥の歌。
「いまぞ知る
聞くだに遠き佐渡の海に
老のなみ路の船の行くすえ」
本人の筆でしょうか。
達筆ですね〜。 -
階段を数段上ると、「佐渡の民話」
のコーナーです。
階段上の角に、「第9景」として、
語り部の老夫婦の人形がありました。
「酔っぱらいのおじいちゃんと、
いねむりおばあちゃん」のユーモラスな
掛け合いで、佐渡の伝説を語ってくれます。
この画面内には入っていませんが、
老夫婦の手前で、舞台下から見上げている
観客のこどもが・・・
と思ったら、これも人形でした。(笑) -
「第10景・安寿伝説」(相川・鹿野浦)
人買いにさらわれた『安寿と厨子王』の
お話です。
あれ、佐渡だったのですね。
こどもの頃、絵本で読んだので、
忘れていました。
とっても小さな舞台で、回りの人を
かき分けて写真を撮るわけにもいかず、
あまりいい写真ではありませんが。 -
「第11景・夕鶴伝説」(相川・北片辺)
若者に助けられた鶴が、美女の姿で
現れ、自分の羽を抜いてハタを織り、
恩返しをする「つる女房」のお話。
この民話を元にした、木下順二の舞台
『夕鶴』が知られています。 -
「第12景・おけさ伝説」(小木・元小木)
飼い猫が「ケサ」といいう女性に変身し、
主人の窮状を救うお話です。 -
猫が変身した「ケサ」は、主人に
手打ちそば屋を開かせ、自分は
そこで珍しい歌と踊りを見せて、
店は大繁盛。
「佐渡おけさ」の起源で、「おけさ」の
「ケサ」は、猫の名前から来たという
伝説です。
なお、「佐渡おけさ」の名前の由来は、
他にも諸説あるようです。 -
最後のコーナーは、
「日本一の鋳金家・人間国宝・佐々木象堂
記念館」です。
先の「瑞鳥」をはじめ、素晴らしい作品が
展示されていました。
そのうちの2点だけをUPしてみました。
「飛天置物」 -
「鴛鴦(おしどり)」
-
以上、なかなか楽しい見ものでした。
さて、お昼もだいぶ過ぎましたので、
お食事の時間です。
敷地内の「お食事処」の建物に
展示されていた、佐渡の伝統芸能
「鬼太鼓(おんでこ)」の情景です。
ーその7につづくー
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