自分の運転で行くプーチーファー　　　

2010/09/03 - 2010/09/10

年に一度タイへ通い始めて11回、三泊四日で楽しんできたが、行って見たい所がどんどん増えてしまった。
還暦を迎え昨年から一週間のお許しが出たので、行ける範囲がぐっと増え、今回は国際免許を取り、自分の運転でタイ北部を走る計画を立てた。
今回のメインはチェンライの東プーチーファー、以前写真で見た事のある日の出のプーチーファー、いつかは行って見たいと思っていた、今回友人の実家パヤオのお父さんの車を借りる事が出来、プーチーファーからメコン川、ラオスへも行って見よう。

エリア チェンライ(タイ)

一年待ったタイ旅行、十分ほど前にバス停へ、スーツケースにオヤ、気が付かなかったポケット発見、今回は自分で車の運転をするので、国際運転免許証を取るため、パスポートを探したが見つからない、パスポートの再交付をして免許書申請、出発ギリギリに手に入れた。ポケットを開けて見るとパスポートを入れた袋、開けて見るとなんと去年使い残した五万円が一緒に入って居るではないか、昨年残金が少ないような気がしていたが、今日見つかるとはラッキー、旅行大成功の予感がする。

5：05高速バスで中部国際へ、TG645にて定刻に出発。

食事中ワインを三回お変わりしたら、グラス一杯についでくれ、嬉しい、ゼりーおいしいねと言ったら、もう一つくれた、欲の深い私。

バンコクへ2：30過ぎに到着、チェンライへは6：25のフライト、出発まで四時間近く有る、暇だ。空港をうろついて居るとホットドックやさんを見つけてコーヒーも一緒にお買い上げ、タイ最初の食事がヒットドック、まあいいか。

搭乗手続の時は気が付かなかったが座席に着くと外は土砂降り、窓際を頼んだが何も見えないかな。
三十分ほどして霧は晴れ雲海が広がり、チェンライに近ずくときれいな夜景が見えだした。

3
飛行機帰りに落ちても良いから、行きは落ちるなよと何時も思うが、無事チェンライに無事到着、友人のお父さんの行きつけのお店で夕食、シンハービールを頼んだ後ハイネケンの可愛いお姉ちゃんが現れる、ごめんね違うの頼んで。

飛行機帰りに落ちても良いから、行きは落ちるなよと何時も思うが、無事チェンライに到着、友人のお父さんの行きつけのお店で夕食、シンハービールを頼んだ後ハイネケンの販売員、可愛いお姉ちゃんが現れる、ごめんね他社のビール頼んで、でも笑顔でシンハービールついでくれた。

朝友人実家のバイクを借りて散歩に出る。
五年前青年僧の托鉢について回った道で、その時無かった場所に朝市が出ている。
http://4travel.jp/traveler/352012/album/10002374/

中右の魚、パヤオの湖で今朝捕れたのかまだ生きている、コイそっくりだ。

町の中を走って居ると、親子の朝食風景、手すりの上に座り母親がスプーンで子供の口へ、微笑ましい風景だ。

1021号線に出ると、トラックに商品を載せた販売者が店を出している。

川は以前来た時よりきれいに整備されており、立派なゾウの銅像が出来ていた。

托鉢について行った青年僧の居たお寺に行って見る。

















このおじさんのウンチ、黄金に輝き立派です。

これ水の浄化装置ですよね、








建物の中はお寺にしては少し変、インスタントラーメンや駄菓子が置いて有り、ざるにお金が入って居る。

このお寺近くのお寺から集まってくる、お坊さんの学校だった。

友人の実家はお寺の前でお店を開いているので、お菓子やアイスクリームなど、お寺のおかげで多少の売り上げアップに成って居るらしい

プーチーファーはチェンライの東。

私の地図には1093号線は④から先は表記されていない。

①
1021号線をプーチーファーに向けて出発、道路の様子はkeng-kengさんに、タイでの運転の注意はブヒブヒさんに教えてもらい準備万端　と思う。
一面の水田風景、ほとんど真っ直ぐな道、日本の道路に比べはるかに広く走りやすい。

②
地図で調べたのは1021号線から1222号線を少し走り1155号線へ、20数キロ程走ればプーチーファー右折の標識が有るはず、でもChiang Khamを過ぎた所で滝の看板が、予定変更1210から1093号線へ。

③
Phu Sang Waterfaii 小さな滝だがきれいな公園になって居る。






この木根元は太く先へ行くほど細く、遠近法で高く見える初めて見る気だ。

④
私の地図では1093号線はこの先行き止まり、でも山道にしては立派な二車線の道路が続いている、行ける所まで行って見よう。

道路は山に入り急な坂道が続くが、道は細くならない、これならプーチーファーまで行けそうだ。

野生のバナナは実が生らないと聞いていたが、花が咲き実も付いている、熟しても美味しくないのかな。

道は高原地帯に出て見晴らしが良くなる、急な斜面はきれいに耕されたトウモロコシ畑。

下の比較的平らな所は水田のようだが、双眼鏡で見ると多少傾斜が有り水田にしてはおかしい。
翌日わかったが、タイは水田だけでは無く、陸稲も作って居た。

道路は整備され、車は順調に走って居るが、この道1093号線だろうか、少し不安。

⑤
集落の道路沿いに東屋が有り人が集まって居るので、道路の確認に行く。
地図を見せると1093号線が消えた所から五キロほど先らしく、1093号線はプーチーファーの先まで続いている、まずは一安心。

家は質素だが子だもは多い。

犬がお出迎え、では無く威嚇してくる、当然です私のような人相の悪い奴が進入するのだから。

犬は吠えるだけ、番犬と言ってもこの辺りの家、盗まれるような物無いのでは、それに比べて牛は良いですよね、つなぐ場所を変えて行けば草刈りをしてくれ、数年すれば肉を提供してくれる。


ガソリンスタンド発見。
沢沿いに小さな集落が有り、子供が遊んでいたので行って見た。

笑顔が可愛い子供たちが迎えてくれる。

表札が有る一軒の家をのぞいて見る、家はご覧のとうりだが、都会に比べきれいに掃除されている。

家の中にはおじいさんと数人の子供、覚悟をきめて窓から中をのぞき、カメラを指差し手でOKマーク、おじいさん　うんうん　と頷いてくれたので安心して写させてもらった。

山の集落には何所え行っても子供が多い、友人曰く、山の中は夜何もする事が無いから子供が増えるのだと、何もしないと子供って増えるのでしょうかね。

さっきの子供たちがプライベートプールで水浴び、私の家の近くを流れる沢の水は夏でも冷たいが、この川は泳ぐのにちょうど良い水温だ。

1093号線に入り、初めてのプーチーファーの表示が、十キロほどで着くだろう。

お馬さんも居る。

こんな山の中でもソンテウは走って居る。





沢山のバンガローが有るが、すべてクローズ。

⑥
2：30プーチーファーへ到着、Googleの衛星写真を見たり、沢山の写真を見て調べてきたから初めて来たような気がしない。

おかしい、keng-kengさんの情報ではシーズンオフだから私一人占めのはずなのに、駐車場には止めきれない車が路上駐車、人も一杯いる、おかしい、keng-kengさんの情報ではシーズンオフだから私一人占めのはずなのに、駐車場に止めきれない車が路上駐車、人も一杯いる。

今日の宿泊先はkeng-kengさんの泊まったゲストハウスを予定、keng-kengさんの写したオーナー写真を見せるとすぐに見つかった。

今日の宿泊先はkeng-kengさんの泊まったゲストハウスを予定、keng-kengさんの写した写真を見せるとすぐに見つかった。

ちょうど昼時、軍服の人が多いから、タイ軍の人たちが移動中食事休憩を取って居たらしい。

気温は26Cだが湿度が高いから快適とは言えないが、下界よりかなり過ごしやすい。
バンガローのオオナーの店で遅めの昼食、私はここの味気に行った、特に卵料理が美味しかったが、友人は何か違うと気に入らないようだった。

プーチーファーへあす朝の下見に行った後、バンガローにチェックイン、雨季にはお客さんがほとんどないので、休んで居る所が多いが、シーズン中は写真中のレストランで食事を出している。

部屋は３タイプ200B〜500B、シーズンはかなり高くなるらしい。

6：30きれいな夕日になった、明日の朝もこんな感じになれば嬉しいのだが、






夕日が沈むのを見て夕食に先ほどの食堂に降りて行く、街灯できれいに見えるバンガロウも、灯りが付いて居るのは私たちの部屋だけだ。

食堂の前でオオナーがお出迎え、やはり友人は気に入らないようだったが、私は美味しくちょうだいした。





オオナーが捕まえてきたカブトムシ、形は日本のカブトムシと同じだが羽がグレー、鳥の人形に留らすと少しして飛んで行った。







オオナー家族が食べていた夕食、私が見に行ったら息子さんたちは行ってしまった、お邪魔してすみません。

食後部屋に戻り空を見ると星が見える、町の明かりで星は見えずらいので暗がりへ行って見ると小さな星までハッキリ見える、こんなきれいな星四十年以上見た事無いのでは、写真写してみたが三脚が無いのでさすがに無理だった。
車で町の明かりに邪魔されない所へ行こうと思ったが、オオナーの車が邪魔で私の車が出せない、酒も飲んで居る事だしあきらめた。
こんなに星が出て居るのだから、明日は期待持てるのでは、でもこの快晴に邪魔をされたのかもしれない。

この旅行記へのコメント （2）

• dashxさん 2010/10/20 00:37:39

  快適ドライブ

  こんばんは、botaさん。
  
  ご自分の運転だとマイペースで進めますから旅の幅がグッと広がりますよね。
  地方の風景を満喫しながらまるで慣れ親しんだ道のように、快適なドライブ
  をされているのがよく分かります。ご友人のタイ人の悲しい出来事もあり
  もし彼の運転で通った道と同じところを走行したとしたら複雑な気持ちに
  なりそうですね。でもそれはそれでレクイエムかと思います。
  
  沢山の写真を前にどう編集しようかとちょっとお悩みの姿が目に浮かびます。
  2000枚もあったらどこがどこだかごっちゃになりませんか？　時間を掛けて
  頑張って仕上げてくださいね。
  
  それと今回のコース、おおまかに教えていただけるとありがたいです。
  botaさんのことだから普通の人では想像もしないような個性的なルート
  でしょう、それを頭で描きながらbotaさんの旅行記を読むのが楽しみの
  ひとつなんです。
  
  ではコメントと続編、楽しみにしています。
  
  

  botaさん からの返信 2010/10/20 22:01:29

  RE: 快適ドライブ

  dashxさん今晩は、ご提案ありがとうございます。
  
  > ご自分の運転だとマイペースで進めますから旅の幅がグッと広がりますよね。
  > 地方の風景を満喫しながらまるで慣れ親しんだ道のように、快適なドライブ
  > をされているのがよく分かります。
  
  タイは左側通行、もっと細い山道も慣れている私にとって、Googlenoの衛星写真とkeng-kengさんの道路情報で、外国の道を走って居ると言う怖さも無く、今までにない楽しさを味わいました。
  
  タイの友人の死を認めたくない気持ちも、葬儀の写真を見て、もやもやが晴れたような気がします。
  
  > それと今回のコース、おおまかに教えていただけるとありがたいです。
  
  ご提案いただいて早速地図を足しました。
  
  旅行記作成って楽しいですね、写真編集していると、旅行中見えていなかった事や理解できなかった事が見えてきて、一粒で二度美味しい世界です。この後の旅行記も自分のために楽しみながら作りたいと思います。