2010/09/11 - 2010/09/21
216位(同エリア300件中)
かいさん
イタリアの長靴のかかと、プーリア州を旅行しました。
飛行機でローマに入って、電車でプーリア州に向かい、ポリニャーノ・ア・マーレ、カロヴィーニョ、オストゥーニ、レッチェ、アルベロベッロ、マルティナ・フランカ、バーリをまわりました。
まずは、ファサーノ郊外のマッセリア(農園領主の館を利用した宿泊施設)に滞在した様子をご紹介します。
Masseria Salamina
http://www.masseriasalamina.it/
こちらに3泊しました。
牛や馬がいたり、オリーブの石臼があったり、という、いかにもなマッセリアらしさはあまり感じられないのですが、家族経営であったかい居心地の良いところでした。弁護士のご主人も、その奥さんも、おじいちゃんもかわいい子供たちも、みんな素敵な人たちでした。
ファサーノの鉄道駅やペッツェ・ディ・グレコのバス停の送迎をしてくれるのも、車のない私たちには強い味方でした。
詳しくはこちらでどうぞ。
http://tabikiroku.blogzine.jp/blog/2010/index.html
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
お部屋はいちばんお手頃なMezzanine Room。
もともとは馬小屋だったところなので窓が天窓しかありませんが、1階にソファベッド、バスルームがあり、2階がベッドルームになっています。 -
アメニティはプーリアの特産であるオリーブを使ったもの。
バスルームはシャワーのみで、10分くらい使っているとお湯が水に・・・。これにはけっこう苦労しました。 -
敷地内をお散歩。
朝、夕方、夜とそれぞれの風情が感じられて楽しいです。 -
2日目の夜中に雨が降ったので、雨上がりのお花でも撮影しようと朝の散歩をしていたら、隣の部屋の人がちょうど宿を発つところで、部屋の前で車に荷物を積み込んでいました。
すると、「もう帰国するだけだからあげる」と2リットルのお水を2本いただきました。水は旅の命。これでこの旅行ではもう買わなくて済みそう〜。 -
プール。
このマッセリアは少し高台にあり、遠くに青いアドリア海が望めます。
ポリニャーノ・ア・マーレから帰ってきた後に少し泳ぎました。
他のゲストは誰も泳いでないけど、しかも水はかなり冷たいけど、やっぱり泳ぐと気持ちいい! -
ルームキー。
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朝食は、夕食と同じ食堂でもいただけますが、やっぱり中庭のほうが清々しくて気分がいいです。
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朝食はパン、ハム、チーズ、果物など。
自家製のオレンジマーマレードとアプリコットジャムがおいしいですが、日によって味にムラがあったような・・・。
ちなみにこのマッセリアではこのジャム類のほかに、オリーブオイル、オリーブ石けんなども買えます。 -
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フロントの奥にあるこの階段を上ると・・・。
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くつろぎのスペースがあり・・・。
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外に出ると、朝日を浴びて輝くバルコニー。
緑が広がる景色が見渡せて、これぞ農園領主の気分が味わえます。 -
同じバルコニーですが、夕暮れはこんな感じ。
ペッツェ・ディ・グレコの町にもだんだん灯りがともっていく様子が見えます。 -
お楽しみの夕食タイム。
プーリアは野菜料理が多く、オリーブオイルもたっぷり使っています。そしてボリュームもたっぷり。
初日にノックアウトされたので、翌日からは量を減らしてもらいました。
前菜盛り合わせから、左の手前にあるのはナスのミントマリネ。爽やかです。 -
別の日の夕食には、プーリアに来たらはずせないチーズ、ブッラータが登場。
ブッラータではなく、ブッラータの中に入っているストラチャテッラ(乳酸発酵体の入った生クリーム)の部分だけを取り出したものだったかもしれません。
とにかく濃厚でまろやかでおいしすぎ!!この旅でいちばん感動した食べ物でした。 -
プリモ・ピアットも日替わり。
この日は細くねじったパスタ。カチョリコッタというチーズをふりかけるのがプーリア流。 -
セコンド・ピアットは週に2回が魚料理、残りが肉料理のようです。
この日はインボルティーニという、オリーブを豚肉で巻いたもの、と思ったら、こちらでは肉とオリーブが別々でした。付け合わせのトマトは別皿で。 -
ワインはNotarpanaro。
初日に飲みきれなかった分を翌日に置いておいてもらいました。ボトルキープ(?)ができるのは連泊ならでは。
ガツンと重たいワインで、これはこれで好きですが、後日買った同じコジモ・タウリーノ社のPatriglioneを飲んでしまうと、価格差以上の違いがあるように思いました。 -
夜は建物がライトアップされて風格があります。
星もたくさん見えました。 -
玄関前のスペース。
こうやって見ると落ち着いた雰囲気ですが、実はベビーカーとかおもちゃとかが置かれていたりして、家族経営ならではです。 -
部屋の入口には、タイル貼りのテーブルとイスが置かれています。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ももであさん 2011/01/23 10:29:43
- イトリアの街
- かいさん
はじめまして。
マッセリアに宿泊してプーリアを旅されたんですね。
スローライフを満喫されたようで、いいですね〜♪
実は、ぼくも「旅」2008年9月号のコピーを持って、イトリア谷の街を
巡ってきました。ぼくの場合は、ロコロトンドやチステルニーノです。
先進性ではミラノやローマに大きく差を付けられた感のある南部ですが、
人間らしい生き方では、完全に逆転している印象を受けました。
オストゥーニやカロヴィーニョ。時間がなくて行けなかったので
かいさんのブログで、雰囲気がよく分かりました。
さすがは白き美食の街。ありがとうございます。
ももであ
- かいさん からの返信 2011/01/25 23:48:31
- RE: イトリアの街
- ももであさん
はじめまして。かいです。
書き込みどうもありがとうございます。
プーリア情報は少ないので、「旅」は貴重な情報源でしたよね。
私はロコロトンドやチステルニーノには行けなかったので、ももであさんの旅行記を見て、行った気分を味わいました〜。
イタリアは好きで、ローマ、ミラノなどの大都市だけでなく、カンパーニャ(ラヴェッロはいいですよね)、トスカーナ、サルデーニャ島、北のほう(トレント、バッサーノ・デル・グラッパ、ガルダ湖など)なども旅行しました。
たしかに南部のほうが人もあたたかいし、食べ物もおいしい!(南部に限らず田舎に行くと親切な人が多いですが・・・)
ところでフランスもドライブの旅をされたんですね。
サルラ、コンク、サン・シル・ラポピーなどは行ってみたいと思っていたのですが、他にも素敵そうな町がたくさんあって、ますますミディ・ピレネーあたりに行きたくなりました。
今度じっくり読ませていただきます。
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