2010 ドイツ・ベルギー・オランダ旅行 3日目前半：ブリュッセル・カンティヨン醸造所

2010/09/18 - 2010/09/24

前日9時ごろ寝たのはいいものの当然3時ごろに目が覚めてしまう。お腹も空いて寝つけずにだらだらと6時過ぎまでしていました。体調はそれなりに戻りはしましたが本調子とは行かず。一応持ってきた風邪薬も服用はしたので持ちこたえましたが。
さて3日目。もうドイツに行きます。もったいない！というのは百も承知なのですが、もともとここには少しビールを楽しみに来たようなもので、後は市内ブラブラで良しとします。ただし去る前にどうしても行きたい場所がありました。それは醸造所。ベルギーにはそれこそたくさんありますが、この時点で行けるのはブリュッセル南駅近くのカンティヨン醸造所。発酵ビールを作っているところです。そこへ行こう。朝食を頂いた後、グランプラス周辺を散歩していざ南駅周辺へ。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

7時に朝食を取った後は時間があるためグランプラス周辺を散歩。さすがに静かです。これは聖カトリーヌ教会です。入り口から取りたかったのですが、寝床にしていらっしゃる方がいたのでさすがにできませんでした。

カトリーヌ教会から池のあるところに出てその周辺を散歩。やはり人がいない。レストランが周辺にいくつかあります。

こちらは聖ジャン・バプティスト・オ・ベキナージュ教会。

証券取引所です。周辺は繁華街で昨晩はすごく賑わっていたのですが一夜明けると本当に静か。

グランプラスです。昨日のお祭りのテントが残っています。で、ゴミ収集車がやってきてゴミを引き取っていました。

彼は本日はこんな姿でした。いろいろコスチュームがあって、桃太郎ありましたよ。ヾ(;´▽｀A``

さて、この日グランプラス周辺を歩きましたが、気になったのはタバコのポイ捨てがひどいこと。石畳の隙間に結構ありました。旅行していて思うのがヨーロッパは喫煙に対してかなり寛大のよう。街中じゃあ平気で歩きタバコやりますし、吸い殻は投げ放題。日本じゃやった瞬間白い目で見られるような行動彼ら平気で取っていました。
タバコだけでなくこの日歩いていたら、ビールを叩きつけて割ったような状態がそのままにしてあったり。きれいにしようって気は無いのかい？
旅行中ずっと思ったこと。日本の方がはるかに清潔で、明るく、それを維持しようっていう心があるような気がします。今一度言いますがヨーロッパ＝きれいというのは成り立たない。

今一度グランプラスに別れを告げてと。次回は体調を整えてルイーズ広場とかいろんなところ行きたいですね。
で、何を血迷ったのかこの日私はここから荷物フル装備で南駅近くまで歩いてしまいました。(^▽^;)
途中寄ってはいけないと言われるアンデルレヒト地区も通ってしまいよく無事でいれたなあと。アンデルレヒト地区は完全なダウンタウン臭がしていましたねえ。もちろん汚くて怖かったです。

一旦駅に着いて荷物を置くといざカンティヨン醸造所へ。
カンティヨン醸造所はベルギーのアンデルレヒト地区でビール作りをしていて（つまりはまたあの地区を歩くことになるのですが）、発酵ビールを製造しています。またしても道に迷いましたが何とか到着これが正面玄関。ちょっとわかりにくい。

中はとても小さい醸造所兼博物館。日本語の案内がありました。これは麦を砕く機械だとか(違っていたらすみません)

こうやってビールを寝かして発酵させていくんですね。この中はやはりひんやりとしていました。ウイスキーの醸造所に似た環境です。
それとどうやらここには蜘蛛がいるのですが、この蜘蛛が大事な役割をしているようです。発酵した香りに魅かれて他の虫たちが来るのですがそれを蜘蛛が捕まえるのだとか。共生しているんですね。

入り口の案内所。いろいろ売っていました。ビールだけでなくジャムやコースター、もちろんグラスも。また醸造所内では試飲もできました。ランビックビールはどちらも甘酸っぱく自分には少し合わなさそう。日本でも購入可能だそうです。
小さな醸造所で作っている現場にほんの少し触れただけですが、作っている人の顔を生で見れるのはいいものです。来てよかったです。
場所は南駅から歩いて10分程で、平日の9時から見学可能です。ブリュッセルから移動する日でも行けるので一度立ち寄ってみてはどうでしょうか。なお道を間違えるとアンデルレヒト地区に行くことができます。ご注意を

この後は何もやる気が起きず駅で一休み。昨日だったら南駅周辺も市が立っていて賑わっていたのですが歩く気力もなし。ケルン行きのICEでケルン、そしてボンへ向かいます。