2010　ドイツ・ベルギー・オランダ旅行　初日：ケルン・大聖堂と演奏会

2010/09/18 - 2010/09/24

機長の都合で10分早めの離陸ということで、関空を離れほぼ定刻通りにフランクフルト空港に到着。イミグレーション、税関など6年前に比べるとやけにスムーズに電車まで行くことが出来た気がします。一方で前回は押してもらえなかったはずのスタンプを押してもらい、税関を通りぬけドイツに入国。

初めて海外に行った日から6年ぶりにドイツ旅行をすることになりました。きっかけは些細なことでとりあえず一度旅行してみようと思っただけ。SWという便利な時期も出来たため旅行がしやすくなったのも理由の一つです。日程的にドイツが一番都合がつきやすかっただけ。目的はサッカー観戦だけれどもそれ以外に何か付随したものがないとドイツを選ぶ理由はなく、今回は文句なしに音楽です。プラハという選択肢もありましたが、前回の旅行ではドイツでほとんど音楽に触れていなかったためドイツを選択です。
後ほどアップする準備編も一緒にご覧いただけたらわかりますが、今回の旅行最後まですったもんだがありました。その分楽しめましたし今後の教訓になりました。


初日、直行便でドイツ入国後ICE特急の高速線でケルンに入り予め予約しておいた宿にチェックイン。夜は大聖堂近くにあるフィルハーモニーでWDRオケ、つまりはケルン放送交響楽団の演奏会から今回は始まります。
これまで海外に行ったことは何度かありますが、ほとんどが晩秋から現地が真冬で、夏の終わりから初秋の過ごしやすい頃に訪れるのはこれが初めて。前回に比べて日が長いことをありがたく感じました。

エリア ケルン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空発ということで早朝から移動。今回はバス（国際線ターミナルの4階に到着するため登り降りすることなくチェックインカウンターに行けるため）で移動です。大阪の中心部を車で移動することなど滅多になく新鮮な感じがしました。

バスは南へと走り、関空連絡橋が見えてきます。

関空での待ち時間。SW初日ということで大勢の人が関空に来ていました。がらがらの時に来れたので、早めのチェックイン、早めの保安検査を行えたので巻き込まれずにすみましたが、8時半過ぎには出国のところにひとだかりができていました。

昨年期限切れのパスポートを更新。今回の旅行からはICチップ入りの新しいパスポートです。どれだけのスタンプがつくか楽しみです。

いざ、機内へ。家畜クラス（苦笑？）という俗称がつけられているとかいないとかわからんエコノミークラスですが、パーソナルモニターがあるではないですか〜〜！やったー。
これ使うの初めてなんですよ。機内ではアリスインワンダーランドを見た後は音楽聴いていました。

機内食１。頂く以前にどうも前のシートがすこし不具合を起こしており、倒されてせまい中での食事に。味はまあまあ。

機内食２。米食ってどうすんだっていう思いがありここはご飯ものを選ばず。しかしここで名残のご飯を食べておけばよかったと後悔。

空港に到着です。冒頭で書きましたが今回は何度か海外に行ったせいかスムーズにイミグレーションまでたどり着けました。ただ荷物引取所に行くまでに、どうみても到着フロアの様な場所にに出てしまったので一瞬不安になりました。
ちなみにエコノミーなのに荷物もすぐ出てきてラッキー。16時空港駅発の電車を目指して長距離駅に向かいます（画像は長距離駅へ向かう連絡通路です）

フランクフルト空港駅はいろいろと拡張工事中でした。日が高くて日本より少し涼しい程度。ここでコーヒーを一杯頂きます。
ちなみに海外に来ると、一気に「周りは盗人だらけ」という意識が働きパスポートは下着の中、財布は極力出さない、荷物からは離れない、バッグのチャックを抱えるというスタイルに様変わり。イタリアじゃあるまいしそこまでやらんでもいいんですけどね(￣〜￣；)。やられたでは済まないので。

前回の旅行はフランクフルト空港駅のこのケルン方面のホームで電車を降りたところで終了しそこから空港に向かいました。今回はまさにその降りたホームから始まります。逆方面には別のICEが停車中。どこ行きだろうか。早くこーい。

電車到着。やってきたのはケルン経由、ドルトムント行き。一番新しいICE3ってやつです。ドルトムントは最終日に行くところ。どんな感じなんだろうと想いを馳せていざ乗車。

シートはこんな感じ。中はきれいですが、がらがら。まあ、レイルパスをもっている自分ならともかくレイルパスを持てないドイツ人は基本実費を払うしかない。1時間の乗車に60EUROはさすがに高いよね。

1時間、高速で走りきったらケルンに到着。ケルンは初めて訪れる場所。大聖堂がすごいと言いますが、本当にすごかった、そしてでかかった。中央駅の真ん前にあるってのがまた…。Σ(ﾟдﾟ;)

一旦ホテルに行き荷物を置いて、再度ケルンの駅付近に出て大聖堂の中を探索。中は追悼式中でさすがにそこにカメラを向けるのは控えてステンドグラスを撮影。きれいでした。

もう一枚です。

大聖堂はとてもでかく、自分のデジカメでは少し離れた程度では全体が写らず、通りを渡ってようやく全体像が入りきるくらいでした。
空は7時前だというのにこんなに明るい。前回来たのが2月だっただけに、これには感慨深いものが…。

土曜日だからかわかりませんが、道端でミニ演奏をやっておりました。賑わっていて楽しそうです。

なんとなくこちらも腹が減ってきました。そこらへんのカフェは人でいっぱいで、しかも客席は常に二人以上。こちとら一人でどうするかわからず、そこらへんのピザ屋で軽食。せっかくだしケルシュも頼んで（結構苦い）いい気分になってしまいました。
それはそうとこの時7時20分を回っており、演奏会は8時。間に合うのか！

結果的にはちゃんと演奏会に間に合いました。ちなみにホールの中の様子は、万一写真がダメでトラぶった場合を考え一切撮影せずです。すみません。ホールの入口にあった内田光子の宣伝ポスターで勘弁してください。
で、以前質問させていただいた服装ですが、ジャケットは着ていきました。周囲の人もそれなりの服装をしていましたが、中にはジーンズの人もちらほらいました。
無難な場合はジャケット着用、しかしジーンズも中にはいらっしゃるという感じですね。ちなみに私は自分の出る演奏会では、服装なんか気にせず来て楽しんでくれたらいい、というスタンスでして、服装に気を使うことで演奏会の敷居を上げたくないのが本音です。夏場の演奏会ならサンダルでどうぞが持論です。

肝心の演奏会は。少し疲れて寝たところもありますが、火の鳥お見事でしたし、シューマンのバイオリン協奏曲も難しいのによくやるなあって見てました（演奏会は見て楽しむもの）。
休憩時間もシャンパンやビールからコーヒーまで飲み物も様々だったり、昔の楽譜がロビーに飾られていたり、もう一度聞きに行きたいと思わせてくれました。

演奏会終了後、ライトアップされていた大聖堂です。8時前でも明るかったケルンもさすがに10時は暗い。総じてヨーロッパの街中は日本の田舎より暗く怖さを感じさせました。
少々おなかがすいたのでホテル近くのタイ飯やに行きトムヤムクンを頼む。トムヤムクン自体はあまりおいしくなかったどタイ米がついてきたのは嬉かった。食事を取り11時過ぎには寝る。
翌日はブリュッセルからロッテルダムに行きいよいよ欧州一危険と言われる試合観戦です。

この旅行記へのコメント （3）

• （●・o・）ノ さん 2010/10/21 13:18:29

  ドイツですな〜♪

  ensemble殿
  おじゃま致します。
  私、（●・o・）ノ　と申します。
  
  ドイツですな〜、懐かしいですな〜。
  あたしゃ、約７年前までは、けっこう行ってましたぞ！
  ビールばっかり飲んでましたな。
  日本では飲料水容量を、ml（ミリリットル）又はCCで表示しますが、ドイツはcl（センチリットル）で表示してましたな。フランスに行ってもそうでしたな。
  毎日、毎日ビールを飲み続けるとドイツ人になるから気をつけましょう！
  
  では、ほかの旅行記楽しく拝見させて頂きます。
  

  ensembleさん からの返信 2010/10/21 23:32:55

  RE: ドイツですな〜♪

  （●・o・）ノさん　初めまして
  
  確かに購入したお酒をよく見るとmlではなくcl表記になっているものがありました。最初なんだろうと思っていましたがまさかセンチ表記だったとは。
  
  日本のビールも美味しいんですが、向こうのビールも美味しくてしかも安いのがなんとも。最終日は生中4杯飲んで4ユーロでしたから、余計に飲んでしまいます。
  
  またの訪問お待ちしております。

  （●・o・）ノ さん からの返信 2010/10/28 14:52:13

  RE: RE: ドイツですな〜♪

  あら♪
  お返事頂いてましたな〜♪
  
  私のときは、まだ通貨がマルクでしたな〜♪。
  また、お邪魔致します。またね〜（＾。＾●）ノ