2010/02/10 - 2010/02/18
1714位(同エリア8911件中)
namiさん
2010年1−2月に世界遺産を中心にベトナム、カンボジアをバックパック一人旅しました。最終日であるカンボジア8日目は、シェムリアップから国道6号線を東に14キロ程行ったロリュオス遺跡のプリア・コー、バコン、ロレイに行きます。大伽藍という感じのアンコールワットやバイヨンはそれぞれ12世紀前半、12世紀末と後期の遺跡ですがロリュオスはそれよりずっと古く9世紀末のものです。ここから始まる文明の初々しさを感じます。
帰りは市場などに寄り道しながら戻り、ツゥクツゥクで空港に。
ベトナムもカンボジアも今回が初めてでしたが、帰ってからも不思議と懐かしく思い出します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
タケオゲストハウスの入口付近です。小学校を建てに来たボランティア、休暇をとってきたお姉さん、一人旅の学生、謎のさすらい世界旅行者などが不思議な空間を創っています。
長かった旅も今日が最終日。宿に荷物を預けて出発です。タケオGHでは、洗濯もしてもらい、毎日朝食を食べていましたがどちらも無料だったので5泊して50ドルポッキリ。欧州のちょっと良いホテルで数時間インターネット接続したらそれ以上の金額を請求されます。お金って何なんだろうと考えちゃう衝撃のチェックアウトでした。
帰国便は夜なので、今日は一日フルに使えます。 -
いつも借りていた前かごの付いた変速機つき自転車を誰かに借りられてしまい、今日はこの自転車にしました。変速機は付いていて、ポンプを借りて空気圧を高めにしてまあまあ走るようになります。そうそう、私は自転車乗りなのでマイチェーンオイルを持ち歩いています。この効果も絶大なものがあります。
貸自転車で遠くに行くときは、出発時点でちゃんとチェックしておかないと泣きを見ることになります。 -
国道6号の道端に張ってあった求人案内。
キャッシャーが90−120ドル、ハウスキーピングで50−60ドル、コック100−300ドルなどなどと解読できます。
週給でしょうか月給でしょうか?
カンボジアの平均年収は400ドルと聞いたことがありますから、これはやはり月給でしょう。 -
帰宅途中の小学生。
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彼女たちもわたしが気になるようでこっちを見ています。
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プノンペンでも制服姿の小学生がたくさん歩いていました。しっかり勉強してねー。
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雲がきれい。
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イチオシ
プリア・コーに到着。
さっそく絵葉書の売込みを受けます。
「こんなにきれいで10枚も付いてて、なんと全部で1ドルだよー」と(たぶん)言われて、買ってしまいました。 -
プリア・コーは6つの祠堂をもつ小さな遺跡です。
アンコール遺跡中最古の寺院ということで外せません。
まあ違う言い方をすれば、短い日程でインパクトのある遺跡を廻ろうと思っているなら行くべき遺跡は他にたくさんあるとも言えます。地味な遺跡です。 -
人影はありません。
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いつもの店で買ってきたいつもの昼食をとります。
世界遺産独り占めランチです。
ありがたやありがたや、なんという豊かさ! -
食べていたら、絵葉書の女の子から聞いたらしく男の子がやってきましたが、お菓子をすこし分けてあげたら帰っていきました。
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祠堂に入ることは出来ません。
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かなり痛んでいて修復中です。
ただ、修復がどの程度オリジナルを再現しているかについてはちょっと心配です。修復してどれも同じようなデパターになってしまうのは按配悪いと思います。要らぬ心配だと良いのですが、、 -
彫りの深いレリーフが素晴らしい。
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屋根に草が生えています。これ好みのパターンなんです。
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開かずの扉。
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聖牛ナンディンの像。なんでもシヴァ神の乗り物だそうです。
つまりプリア・コーはヒンドゥー教の遺跡なんですね。 -
プリア・コー奥のバコンに移動します。
数百メートル木々の間の道を行くとすぐです。 -
バコンはロリュオス遺跡の中では規模がおおきく、立派な参道も付いています。
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花あり、
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池ありで
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なかなか良い参道です。
歩いていくと遠くに見えていた中央祠堂がだんだん大きくなってどきどきします。 -
立派。初期の遺跡だという予備知識のせいか、初々しさまで感じます。
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来た方を振り返るの図。
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上って下を見るの図。
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頂上の祠堂の中です。
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右のレリーフが奇跡的に良い状態で残っていて必見です。
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これです。ほんとに1000年以上経っているのでしょうか。驚くべきことです。
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中央階段を上っていくときの中央祠堂の見え方検証
歩き方にも載っていますが、この門の上の四角い窓は、明らかにそこから額縁状に中央祠堂を臨ませようという意図で造られている感じです。
一方、門の上の横げたの破壊を防ぐために横げた石の上に三角形の空間をいれ加重モーメントを軽減するという工夫はアンコール遺跡のあちこちでありました。この純粋に力学的な技術ノウハウと、ドラマチックな参拝経験を狙った美的宗教的要請をエイヤと合体したものがこの窓とも思われます。一挙両得です。 -
さらに言えばこのバコン遺跡は、この地域の初期文明遺跡だから、こんな仮説もありかな。
まず中央祠堂を見せるための窓を造ったのが先で、やってみたらその副次的効果により、これまでよく折れていた横げた石が100年200年経っても折れなくなった。
あっそうか、上に空間を造っておけば折れないんだーと気づいた設計者が窓が必要なくても力学的配慮で横げた上に空間を入れるようになった。
、、というのも考えられるかも。
これ自然淘汰により賢い設計者がいなくても進化がすすむストーリーになってるから、こっちのほうが格段に面白いなー。 -
などなど妄想を広げながら参道を戻ります。
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見返りバコンです。
バコンは古代ロマンの遺跡かな。 -
自転車に乗って国道6号線を南から北に横断して、こんな道を少しいくと次のサイト、ロレイ遺跡です。
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ロレイ遺跡はほんとに小さい。4つの祠堂が残っているが大きく崩れていて、この写真が全景という感じです。
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文明初期のデパター。
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ロレイには新しい小さな僧院があって、救民施設なども併設されています。
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お坊さんとそこここですれ違います。
このお坊さん、今回の旅で会ったお坊さんの中で一番印象に残りました。別に弟子を連れていたというわけではありませんが、立ち振舞いと言うか存在自体になにか感じさせるものがありました。
実際にけっこう高位の方かもしれませんし、そうではないかもしれません。まあ、ちょっとそう感じたということです。 -
孤児院の人たちがいたので募金に応じたら、子供に拝まれてしまいました。最終日だったこともありすこし多めにあげたんですが、そのときはカンボジア的金銭感覚だったので実はたいした金額ではないんです。
今あらためて思うと、もっとたくさんあげておけば良かったなと思います。 -
ロレイの前の店で休憩。
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風が通り、とても居心地が良い。
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イチオシ
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広場を牛がぶらついていました。
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ロリュオス遺跡群はこののんびりさを味わうところなんだと思います。
観光しようとするとプリア・コーとロレイは数分、ロリュオスの中では大きなバコン遺跡でも数十分で見終わっちゃう。ペンメリアの帰りについでに寄る人も多いと思います。
私は旅の最終日に自転車で半日、というかほとんど一日かけて来たわけですが、よくぞ、ここロリュオスに最後にやって来たと思いました。 -
帰り道に市場によります。
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イチオシ
オートバイどこまで積めるかコンテストお買い物部門で上位入賞できるこの思い切った積みっぷり。
このお姉さんたぶん遠くまで帰るんですよ、きっと。4人乗りのオートバイも始めてみたときは驚いたけど、これはそれ以上だと思います。人間は落ちないように自分でしがみつくけど、荷物は落ちよう落ちようとしてますからね。視界をふさぎかけてるビニール袋なんかもう落ちかかっているもの。
これで一時間ぐらいかけて家に帰ろうというんでしょうから、もうこのお姉さん、スーパーお姉さんです。 -
イチオシ
こちらには、これから店を広げるんだけどちょっとアンニュイな気分になっているお姉ちゃん。がんばってね。
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夕暮れの母と子。
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このくらいの年だと、大人になってもうっすら記憶が残ってるね。
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調理コンロ用のブタンガスですね。奥のは新品。真ん中はお買い得品。手前のさびさびのものは激安ボンベ返品不可といった感じでしょうか。目の前で見ると結構驚きます。
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たまご屋さん。問屋かもしれません。
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最近なんだかちょっと悲しいキャラクターになったクレヨン新ちゃんが市場の片隅にいました。
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イチオシ
八百屋。
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夕暮れの市場。
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市場の食堂。
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イチオシ
この一画なんだか不思議な世界でした。
ここだけ人影がないんです。 -
果物屋の子供店長とその父。
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だんだん日が暮れてきました。
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カンボジア最後の夕日です。
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シェムリアップの中央を流れる川の岸辺。
左端の一人が具合が悪いのか吐いていて、もう一人が背中をさすっていました。姉妹と思います。 -
食事をして、タケオGHで預けていた荷物を受け取り、ツゥクツゥクで空港に向かいます。
もともとベトナムにもカンボジアにもそれほどの思い入れは無く、どんなところかなーと来て見たわけなんだけど、ほんとに来て良かったというのが旅の終わりに思うことです。危うく来ないところだった!という感じ。
ほんの数週間いただけですが、ベトナムもカンボジアももう懐かしい場所です。ほんとに世界は不思議で謎だらけ。なんだか旅はそれを解くための鍵のひとつのような気もします。
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