2010/01/27 - 2010/02/10
229位(同エリア820件中)
namiさん
2010年1−2月に世界遺産を中心にベトナムをビザなし限界の15日で縦断しました。4日目は、夜行列車で到着したフエを散策します。ガイドブックには乗っていないフエ宮廷古美術博物館にも行きます。ここはカイディン帝廟に眠るカイディン帝の別邸もあり、カイディン帝に興味がある方は必見です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車
- 航空会社
- アシアナ航空
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夜行列車は良いものです。
4人コンパートメントで皆海外からの旅行者。わたしは上寝台で、その下は年配の一人旅の女性。中国の広州で英語の教師をしているカナダ人です。いかにも良い先生という感じで話好き。ハノイからはサパに3日間のツアーで行ったそうで、いろいろと聞きました。良いところのようで機会があったら行っても良いなと思いました。
反対側の寝台はフランス人のカップルで、まあ、安心していられる移動です。 -
朝になったので、下に降ります。
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サトウキビを切ったものをお裾分けしてもらいました。
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初めて食べましたが、思いのほかジューシーで、80%ぐらいは水分で甘くて美味しいものです。繊維が残りますが、噛むと暫くうす甘です。
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いろいろと話しつかれて、日記がまだハノイを出発していないそうで、追いつこうとする英語教師です。小さな几帳面な字で厚い日記帳にびっしり書いています。
彼女はおそらく65才ぐらいではないかと思います。若い時なら別ですが、この年齢でカナダから中国にわたり英語を教えているというのは、なかなかドラマチックな人生です。休暇には、今回のように一人旅で各国を巡っているといいます。
パリから来たカップルも本を読み出し、私もフエの予習をします。
のんびりした旅です。 -
そのうちに街に近づいてきます。
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フエに到着。ほぼ予定通りです。
良い天気。ハノイとは空の色が違う感じです。ハノイにいた数日間のパターンは朝のうちは雨もよいで午後は晴れてくるのですが、暑いということは無く、こんな青空には出会えませんでした。
フエは半そでで行けそうです。 -
駅に降り立った瞬間から、いい感じです。
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英語教師は宿を予約していたようで迎えが来ていました。私はタクシーの運転手の誘いを避けながら先ずは駅前を離れます。
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街までは散歩にちょうど良いぐらいの筈です。
これは駅を振り返ったところで、旗の立っているピンクの建物がフエ駅です。 -
気持ちの良い道です。
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川沿いの公園の中を行くことにします。
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なにやら記念碑。前の広場で子供がサッカーしてます。
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河沿いのレストラン。
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あらかじめ目星をつけていた辺りに行ったら、少年がチェックしていたホテルの名を言うので、珍しく素直に付いていきます。ビンジュオン3ホテルです。見せてもらった部屋がこれです。エアコン、冷蔵庫、ホットシャワー、バルコニーまで付いています。天井のゆっくり廻る大きなファンも気に入りました。バルコニーを空けておくと風が通ります。ダブルルームのシングル使用で一泊20ドル。3泊するといったら、二泊目以降は19ドルにするというので、それ以上の交渉はせずに即決します。
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バスタブも着いてます。
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電話、テレビ、さらには驚いたことにインターネット無料PC付き。時々落ちますが、まあまあの速度のADSL接続です。
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窓も広く明るいし、バルコニーがまた気持ちが良い。
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まあ一言で言って素晴らしい部屋です。
それが3泊で58ドルです。 -
これがホテル入口。
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ホテル前の道を右に行ってフロントで教えてもらった昼食が取れる店を探します。日本人宿泊者が多いビンジュオン1の前を通ってさらに進みます。
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路地の曲がり角にメニューがありました。
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これがこれから3日間行くことになる、ニナカフェです。知らなかったのですがあとで検索したらこの店はバックパッカーの間ではなかなか有名なところです。たしかに不思議な魅力を感じます。
私も既に曲がり角のメニューの所で気に入ってます。 -
妙に風通しの良い店で、日には当たっていませんが、半分屋外にテーブルを並べているような感じです。
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Fuda ビールは8000ドンですから、40円ぐらいです。
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ミックスライスはいろいろ入って日本人好みの味と思います。25000ドン。
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コンデンスミルクをたっぷり入れたベトナムコーヒーもつけて全部で41000ドン。200円です。
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天気とかホテルとかこのナナカフェでフエの印象は決定し「好きな場所」になりました。いま思い出してみても、私にとってフエは世界でも有数の、気持ちの良いところです。
15日で縦断の予定が無かったら長居したかもしれません。 -
街を歩き始めます。日差しが強くて暑い。ミネラルウォーターを飲みながら歩きます。
妙に広い交差点。正面は文化センター。 -
フエの路上床屋は、ハノイの路上床屋より気持ちが良さそうな感じです。
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フエ大教会です。
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比較的新しい建物でアメリカの援助で建てられたものだそうです。欧米とベトナムの様式の混交が見られます。
時間が悪かったせいか教会の中には入れませんでした。 -
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教会の敷地内に大変面白いものを見つけました。
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マリア様を祀る塚です。小高くなっていて、日本の関東地方の神社に見られる富士塚にも似ています。富士塚は富士山山岳信仰に結びついていますが、こちらはキリスト教のマリアさま。アベマリアのネオンサインまで付いていて、なかなか南国の文化です。そして、孔子廟とかで見たのと同じお線香が供えられているところも興味深いものがあります。
もちろん観光目的などではなく、供えられた花といい、お参りの様子といい、人々の中で生きている現役の宗教設備です。 -
熱帯の日を受けた植物との対比も、わたしの持っていたキリスト教イメージからは新鮮で、インパクトがありました。
−この項続く -
フエ大教会から暫く歩くと、この看板に行き当たります。フエロイヤルアンティックミュージアムです。
フエ宮廷古美術博物館。良さそうな名前ですが地球の歩き方には記載がありません。大教会の前の道を東、正確には東北東に0.5キロ程行った所です。フンブオン通りの手前だったと思います。
2008年に展示室がリストアされたとかあるので、新しいのかもしれません。その割りに看板は苔むして、あまり流行っている博物館とは見えません。 -
入っていくと、ちょっと離れた所から人が走ってきます。正規な入口はもう少し東側だったようで、こっちこっちと促され、入場料2万2000ドンを支払います。庭の向こうに建物が見えるので、そちらに向かいます。
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日差しは強く、汗ばむ天気です。
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建物はそう古くはないのですが、外壁はけっこう傷んでいます。湿度が高く湿気で痛んでいる感じです。
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展示物は多くはありませんが、興味深いものもあります。
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パーテーションのある大皿。
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金塗りの渋い陶器。
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金と輝石の細工。
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欧米人夫婦の先客と一緒に別室に案内されて、ビデオを見せられます。これはちょっと冗長で5分ほどで余り興味のなさそうだった夫婦は途中退室。私も見切りをつけて外に出ます。
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夫婦は見るものは見たということで帰って行ってしまい庭の向こうに小さくなってます。
私は、これで終わりかなとも思いましたが、中央にある洋館が気になったので入ってみます。入ってみたらビックリ。 -
外観のうらぶれた様子からは想像もできない内装です。
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けっして広くはありませんがなかなかの邸宅なのです。
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階段の手すりも素晴らしい。
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壊れてはいないのだけれど、その気配が建物全体に漂っています。主のいない古い館。
これ私の好みです。 -
無人の館をホテルカリフォルニアを頭の中で再生しながら歩きます。と、前触れもなく照明が付きます。
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突如きれいなお姉さん登場。
ボランティアで案内してるそうです。 -
いろいろ案内してくれます。学生さんで英語もそこそこ通じます。
20世紀初頭に作られた建物で、短期間カイディン皇帝の私邸として使われたようです。 -
端の部屋はまだ内装が途中の部分があります。
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よく見ると、内装が途中なのではなく、上塗りされてしまったものを修復している最中のようにも見えてきます。
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彼女の説明もリペアーという単語と、ドロウという単語が混ざっていてどちらか判然としません。修復している部分と新たに描いている部分があるのかもしれません。
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これなどは、型紙から点々で輪郭を写しこれから色を乗せようとしている部分に見えます。こうやって描いてたんだ、という驚きがありました。これなら、芸術家でなくても職人技で壁画を描けそうです。
ところが右のほうの四角いところは修復的雰囲気です。
謎です。 -
皇帝の私邸と聞くと、それにしては質素な館と見えてきます。
趣味は悪くないのですが、一国の皇帝、仮にもダイナスティの支配者の別邸にしては迫力がいまひとつです。カイディン帝はたいして力がなかったのかなと、このときは思いました。 -
ところがそれは大間違い。
後日、フエ郊外のカイディン帝廟に行って、そのパワーを思い知らされます。仮にもなどとダイナスティを軽く見た不明を恥じます。カイディン帝さんスミマセン。あなたのダイナスティは実は凄いダイナスティだったんですね。 -
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黄色と金色でまとめてみました。
半分ぐらいしか判りませんでしたが、熱心に説明してくれて、彼女はとても良いガイドでした。
彼女にお礼をあげたかよく覚えていないのですが、あげていたらよかったなあと思います。 -
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いったんホテルに帰ることにします。
これは帰り道に見えた建替え中のカオダイ教寺院。
おかしなというか魔術的な一つ目マークの混合宗教で、入れなかったのは残念です。人口の数パーセントの信者を持つという話もあります。 -
少し休んで、夕方の街に出ます。
チャンティエン橋がライトアップされるというので、北岸に渡り、公園の横を歩いていると日も沈み、ライトアップ。
ベトナムはこの手の色の電球が出回っているようで、ハロン湾の洞窟といいなかなか不思議な色彩です。
色は次々に変わり、まあきれいと言えばきれいです。 -
橋はほどほどにして、王宮のライトアップを見に行くことにします。地球の歩き方によると土曜と日曜、19:00から22:00「ライトアップを見逃すな」となっています。
途中の街並みを撮りながら移動します。 -
なかなか良い夜の街並みです。
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王宮前の広場で少し待ちましたが、結局この日、2010年1月31日は日曜日でありながらライトアップはありませんでした。広場には数軒夜店が出ていましたが、客もほとんどいません。季節があるのかもしれません。
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ホテルに戻り夕食を食べる段になって疲れてしまい、最も近くメニューも確認済みのニーナカフェに行くことにします。
揚げ春巻きは定番ですが、ビールのつまみとしてもおかずとしても絶品です。 -
フライドライス。
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このアスパラガススープも絶妙でした。
昨夜は夜行列車移動で睡眠不足です。この朝フエについてから、暑い中をずっと歩きまわっていて疲れました。
あすは今日ホテルのフロントで予約したフエ近郊の一日ツアーです。またたくさん歩くことになりそうです。
この日は10時前に早寝をしました。
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