2008/12/27 - 2009/01/05
6152位(同エリア8707件中)
瑞樹さん
さてさて、バイヨンを満喫しておりますが、これから第二回廊を見て行きたいと思います。
素晴らしいレリーフが一杯です!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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舟から落ちて、鰐に足を食われる兵士。
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海中の様子。亀や魚たちが泳いでいます。
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日常の生活も描かれています。
こちらは出産シーン。 -
闘鶏の場面。
左に居るのがクメール人、右に居るのが中国人。両方に金壷を持った胴元のような人も。 -
闘犬のシーン。
現在では行われていない、失われた文化。
クメール人というのは、とてもセンスがいいですね!(闘犬のことではなく、レリーフのことです。) -
第一回廊の中に入ると、第二回廊があります。第二回廊の中には更に多くの建造物が建っています。
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第二回廊は南北70m、東西80mありますが、浮き彫りは殆どがヒンドゥ神話や伝説などを描いたもの。
一見するとよく修復されているようですが -
もとの場所を探せずにいる石が沢山転がっています。
全てが当時のままになったら、もっと壮大だろうなぁ。 -
観世音菩薩の四面塔は、照らすの49もあり、それに五つの塔門を加えると全部で54もあるそうです。
まるで、岩から浮き出たかのようなお顔。 -
塔の中に入って、天井を見たところ。天から降る光が、神秘的です。
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遺跡内には、何箇所か急な階段があります。まるで日本の城内みたいに急です。
こうした梯子がある遺跡は殆どありません。ここはまだ階段の幅があるから良いけれど、もっと狭い階段もありました。
観世音菩薩の顔は小さなもので1m75cm、大きいものでは2m40cmもあるそうです。 -
中央祠堂の側に上ると、こういう風に菩薩様の顔が三つ並んで見えるところがあります。
皆が順番待ちをしているので直ぐ分かります。 -
高さ45m、クメール遺跡群の中でも他に例を見ない円形をした基部を持つ中央祠堂。
この中に私が居ます(すぐ分かっちゃいますね)。額縁みたいな窓。 -
各国の観光客が沢山…とは言っても、白人系はやはりフランス人ばかりでした。
フランス人って、自らが殖民地にしていたところに良く行きますね。 -
祠堂の中には今も信仰を集める仏像が安置されているところがあります。
そして、傍にはお線香を手渡してくれる方が必ず居ます(占い師さんかも)。
お線香は、中華圏でよく見かける花火みたいな形のお線香で、3本でした。 -
200R札に描かれている、「クメールの微笑み」と称される一番有名な観世音菩薩像。ここで記念撮影する人もいっぱい居ました。
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遺跡の中には、入るのが禁止されている場所もありました。
祠堂の中には特別に何があるという訳ではないのですが、こんな額縁もあります。 -
足と腕だけの仏像が無造作に置かれたところもありました。
寂しいというか、ちょっと怖い様な。 -
地下へと下りる階段。
写真に写っているのはガイドのタリーさん。 -
雨風にさらされていない分、エッジも効いたままの綺麗な壁画。
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バイヨン寺院の西側には、このヨニ(リンガ台)があります。
ヒンドゥー教では、男性器の象徴をリンガ、女性器の象徴をヨニとして信仰して来ました。
ずっと前、一番最初にこういうのを見たときはちょっとビックリしましたが、そういえばこうした信仰は日本にもありますよね。 -
綺麗な大仏様。後から持ち込まれたものでしょうか。
ヒンドゥと仏教が同居しているのね。 -
何が素晴らしいって、私たちが「遺跡」とまるで過去のもののように呼んでいる場所が、現地の人には「日常」であり、今も親しまれていることです。
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フランス人が仏像を正面から写真に撮ろうとなかなか動かなかったところ。
さっさと撮ってくれ〜と思うことが、旅の間に何度もありました(私は一眼レフですがオートで撮っているので早い)。 -
そろそろバイヨン寺院の見学も終わりです。
回廊を外から見たところですが、周りにも沢山の石が転がっています。 -
森の中の寺院。
砂漠の中の遺跡とは違って、これはまたこれで良いものです。 -
バイヨン寺院の直ぐ隣にある大仏殿。
屋根の天辺にも顔があります。 -
こちらにも石がごろごろ。
遺跡の修復用の石かも。バイヨンから北西に行くと、バプーオン、「隠し子」という名を持つ遺跡があります。 -
バイヨン寺院北の道を挟んだ向こうにある、プラサット・スゥル・プラット。
「綱渡りの塔」という意味で、王宮前に集まった人々に綱渡りを見せたから、という説、ほかに裁判に使われていた、王に誓いを立てるための場所だったから、の諸説あり。こうした塔が12もあります。 -
側面に象が沢山浮き彫りにされているから。王族たちが閲兵を行った王宮前にあるテラスです。
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バイヨンから続いて来たのは、象のテラス。何故象のテラスかと言うと
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象のテラスは、ジャヤヴァルマン7世が12世紀末に王宮を整備する際、一番最初に造ったと云われています。
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砂岩製の象を正面から見たところ。蓮の花を摘む鼻が並んで可愛い。
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一番手前は鼻が失くなっていますが、斜めから見ても可愛い〜。
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高さ3.5mから4mの高さの壁一杯に、象に乗った象使いの姿が一杯。クメール時代には、象を使った狩が行われていたようです。
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象のテラスは凡そ350m。かつてはテラスの上に木造の建物があったとか。
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象のテラス中央部分は、象ではなくガルーダ(ヴィシュヌ神の乗り物。
インド神話に登場する神鳥で、金色の羽を持ち体は人間、頭と嘴、翼と爪は鷲)とガジャシンハ(ライオンとガルーダが一体化したもの)のレリーフが交互に続いています。 -
象のテラスは、是非上に上ってみましょう。
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中の方に、綺麗なガルーダの像が見えます。右下にはナーガ。
ナーガはインドの先住民に広く崇拝され、それが東南アジアに広まったと云われています。毎年脱皮することから「不死の象徴」となりました。 -
こちらはガジャシンハ。こういうものが800年も残っているって、凄い。
こういうのを見る度、日本は紙と木の文化だから後世に余り残らず勿体無いなぁと思ってしまう…。
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