2008/12/27 - 2009/01/05
6294位(同エリア8871件中)
瑞樹さん
観光初日、いよいよアンコール・ワットに行きます!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
美味しい昼食の後、休憩と称し現地旅行会社の経営する土産物店へ連れて行かれて、いよいよ!
アンコール・ワットへ来ました!遺跡は入口前は、土産物屋があったり客街のトゥクトゥクなどが沢山停車しています。少し離れたところに駐車場があり、そこでバスを降ります。
写真のだだっ広いスペースは車も通るので注意。 -
再びチケットを提示して、いよいよ西参道から入場。
頭部が見事に半分失われたシンハ(獅子)が迎えてくれます。 -
クメール建築では、神の為の宮殿は耐久性のある砂岩や煉瓦で、人間の王の為の宮殿は自然の恵みを象徴する木造というように使い分けられていたそうです。
アンコール・ワットは、スールヤヴァルマン二世の墳墓ですが、同時にヒンドゥー教三大神のヴィシュヌ神に捧げられた寺院でもありました。人間の王を神聖視させ、民の忠信を集めていたのでしょう。 -
西参道は560mもあります。参道を通り、一番奥に重要な空間を持つのは日本の神社と同じですね。
アンコール・ワットは南北約1300m、東西約1500mの環濠で囲まれています。
その脇を、お坊さんが通っていきました。 -
爪だけ残ったシンハ像。柱のようなものは…なんだろう。
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この西塔門をから中に入ります。
クメール建築は東が正面になるのが基本ですが、アンコール・ワットは墳墓として建てられた為、西向きに建てられていると云われています。
だからツアーだと午後からの観光になることが多いのです。 -
早速ヴィシュヌ神がお目見え!
以前は中央祠堂に祀られていたそうです。 -
指先までふっくらと良く残っています。
とても綺麗で神々しいお顔です。 -
近くには、見事に顔の無いマネキン状態の像もありました。
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早速アプサラたちも歓迎してくれています♪
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アンコール・ワットは12世紀前半に建造されました。
それでもこんなに綺麗な浮き彫りが沢山残されています。
これは、西塔門の出口付近にあったもの。ここに歯を見せて笑うデバダーがあります。
カンボジアでは、歯を見せて笑うのは下品だとされているそうですが、昔もそうだったのでしょうか。 -
通ってきた西塔門を振り返ってみたところ。そしてこの先には、
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まだまだ長い道が続いています。両脇には、ナーガの欄干があります。
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ここを歩いて行くと、いよいよ中央祠堂のある中心部が!
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その手前には両脇に経蔵があります。
向かって左側の経蔵は日本の協力で修復されたものです。
ここにもナーガがあります。 -
そして、左側に下りて行くと乾季の今も水を湛えた聖池があります。右側にもありますが、乾季は殆ど干上がってしまいます。
先ほど遠くに馬を見付けたのですが、こちらの馬は観光用に居るみたいですね。地元の観光客に人気のようです。そして! -
この池を挟むと、有名なこの風景が目の前に!
この構図を目にすると、おお〜っと感動もひとしお。 -
この聖池の左には、土産物屋や屋台が並び、更に向こう側に寺院があります。
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池の周りで遊ぶ子供たち。
地元の人にとっては、アンコール・ワットは誇るべき地であり、身近なデート・スポットでもあり、遊び場でもあるんですね。
子供たち、元気でかわいい! -
池の近くに生えている木。
どこまでも天に伸びていきそうで、生命力を感じます。向こうには小さく、アンコール・バルーンが見えます。 -
有名な風景を見た後は、いよいよ回廊へ行きます。
バイヨンでも回廊は様々な浮き彫りがありましたが、アンコール・ワットにも沢山の浮き彫りがあります。 -
第一回廊は幅が250mほどありますが、その壁に一面にレリーフが彫られています。
私たちのほかにも、観光客がいっぱい。 -
先ずは西面南側にある、紀元前10世紀頃にインドで生まれた叙事詩、「マハーバーラタ」をモチーフにしたレリーフ。
パーンタヴァ軍とカウラヴァ軍の18日間に及ぶ戦闘の場面。両軍入り乱れています。 -
こちらは西面北側、ヒンドゥー教の聖典「ラーマーヤナ」から。英雄ラーマ王子が魔王ラーヴァナにさらわれたシーター姫を猿軍の大将・ハヌマーンと共に助け出す物語。
左側から進軍しているのがカウラヴァ軍、右側から来るのがパーンダヴァ軍。 -
中央の赤くなっているところが、二十本の腕と10の頭を持つ魔王ラーヴァナ。
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これも「ラーマーヤナ」。右上に、弓を引くラーマ王子が見えます。
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こちらは回廊の間にある柱に描かれているアプサラ。
どうして女性の像や壁画って、胸を触られてしまうのでしょう。人間の本能か。 -
第一回廊南側の天井には、花紋が刻まれています。これは復元されたもののようです。
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南面西側、こちらはアンコール・ワットを造ったスールヤヴァルマン2世軍の行進を描いたもの。
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戦いに赴くスールヤヴァルマン2世。
象の上に玉座があり、立ち上がり大きく描かれています。 -
第一回廊南面西側、行軍の中にはシャムの傭兵の姿も見られます。整然と進むクメール兵士とは違い、右下にはふざけているのかニヤニヤして振り返っている傭兵が。
続いて南面東側、こちらには「天国と地獄」が描かれています。
これが描かれていることが、アンコール・ワットが墳墓寺院であるという根拠になっているそうです。
三段に分けられた壁画は上から極楽界、裁定を受ける場、地獄となっています。 -
王権簒奪の為、敵に対してはかなり残忍な行為をしたというスールヤヴァルマン二世。自らの死を恐れ、これを描かせたのではないかと云われています。
こちらには、閻魔大王である冥界の王ヤマが見えます。18本の手に剣が握られ水牛に乗っている様子。 -
これは、ヤマが人々を裁いている様子。中央の大きいのがヤマ。
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地獄へと落とされる人々。地獄は整然の行いに因り32段に分かれているとされ、ここには逆さ吊りにされた人が棍棒で打ちつけられている姿が見えます。
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地獄で責め苦を受ける人たち。こちらは全身に釘を打たれています。
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こちらは火炙りの刑。
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こちらは串刺しの刑。頭からお尻にグサッ。
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東面南側、こちらはヒンドゥー教の天地創世神話「乳海攪拌」が50mに渡って描かれています。一部修復中でした。左が阿修羅軍、右が神々。
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その中心場面。
ヴィシュヌ神の化身・大亀クールマの上に大マンダラ山を乗せ、その上で指揮を取るヴィシュヌ神。不老不死の薬を手に入れたい神々は、阿修羅と話し合い策を講じて薬が出現したら、その場で薬は一方のものになるという取り決めをする。
薬は阿修羅のほうに出現し、ひとりの阿修羅が飲み込んだそうです。
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