'09 剱・立山連峰　2日目/4日間

2009/09/23 - 2009/09/24

2日目は、剱岳登山に挑戦です。

エリア 立山黒部(富山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急

昨日とはうってかわっていい天気です。天気よし、体調問題なしなので、アタック決定です。4時過ぎに起床し、準備しましたが結局出発は6時前。登山者の中では遅い方の出発です。
それにしても昨日の登山情報では、この直前の連休に死者が何名かでているので緊張します。緊張しすぎてはもともこもないので、精神安定剤で落ち着かせるという情けなさや･･･。

登山開始後、1時間ほどで一服剱へ。眺めのよい場所で、ここから剱岳の山頂が見えてきます。かなり急なのぼりに見えます。こんなところ登っていくのかー･･･。

かなり高くまで来ました。ガラ場の下のほうに人が見えます。

前剱の近くまで来ると、一度は姿を消した剱岳山頂が再び顔をだします。岩場だらけです。

前剱から先は、このようなクサリ場がいくつかあります。不思議と、それほど恐怖感はありません。

登りの最難関箇所、カニのたてばいです。通常は大混雑して1時間待ちもザラではないという場所ですが、自分の前には１パーティーだけだったので、5分ほど待っただけです。
到着時、先に到着していた人たちに「お先にどうぞ」と言われたが、他の人の登り方をみてから自分も登りたかったので遠慮しました。
岩にくいが打ち込んであるので、これを伝って慎重に登ればそれほど危険は感じませんでした。（おばちゃんたちも登っています。）

カニのたてばいを過ぎると、あとはガレ場です。踏み外さないようにゆっくり登って行きます。

登山開始から3時間後、剱岳の山頂に。遠く槍・穂高まで見渡せます。ここで30分ほど休憩。

下山路で最大の難所はカニのよこばい。この下から始まります。

カニのよこばいを下からみたところ。後ろに登山者がいなかったので人を写しこむことができず、怖さが表現できていません。
ここは、腕の力だけで全身の体重を支えるような場所もあり、慎重に通過します。

下山路にあるトイレ。緊張が続いた後にはいい用足しの場所かもしれません。

平蔵の頭。下山路ですが、岩肌をクサリにつかまりながら登って行きます。高度感があり、ちょっとこわいところです。「早く通り過ぎたい」そんな気持ちになります。

前剱まで降りてきました。ここまでくればかなり安心できます。でも油断は禁物･･･。

後立山連峰です。

今登ってきた道を振り返ります。やっぱり急だ。

剣山荘までおりてきました。ここで昼食です。

中華丼1,000円です。

外で食べれば絶景ランチです。

剱沢野営場へ続く道。

この付近は紅葉がきれいです。

ガスが出て、きれいな景色でした。