2010/06/26 - 2010/07/04
75位(同エリア168件中)
jun2さん
チベット2日目は、高度順応をかねて拉薩市内の見学。
午前中に甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)に行き、その後市内に戻ってポタラ宮・大昭寺を見るという日程。
甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)は、ダライ・ラマの所属するゲルク派の創始者ツォンカバにより建設された寺院。
「どうしてこんなところに立てたんだろう?」というくらい高台に突如として現れた全景は見事でした。
ポタラ宮は、その外観が、威厳と壮大さを感じさせるとても圧倒される建物。
大昭寺はその建物自体は、それほど魅力的に感じるものはなかったけど、そこに居る人々の信仰心を最も感じることが出来る場所でした。
写真で見るのとその場に居るのとでは大違い。
生で見て感じることのすばらしさを体験できた1日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
-
ガイドと朝9時に待ち合わせて、まずは最初の目的地である甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)への移動。
市内からヤルツァンポ川沿いの道を空港とは逆方向(北東方面)に移動します。
国道から脇道にそれどんどん山を登っていくと甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)があるらしいが、下からはまったく見えない。
というか、「どうしてこんなところを選んで立てたんだろう?」と考えてしまうような場所にあるんですよね。
ツォンカパは、その当時の仏教界の腐敗を見直そうと戒律を厳しくしたゲルク派を立ち上げ、布教の拠点としてこの地に甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)を建設したとのことですが、こういった場所に設立することで、その教えを伝えようとしたのかもしれませんね。
この写真は山を登る途中から下を見たもの。
草木のない山々と緑の大地。
この景色が延々と続いている風景に圧倒されました。 -
ようやく姿を見せた甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)。
文化大革命で破壊されたと聞いていたけど、そんな面影は全く無い。
全体に統一感があり、白をベースに紅色、金色で作られた建物群は、とても存在感がありました。
でも、やっぱりこんな場所にこれほどの建物群を作る労力は、半端じゃなかったでしょうね。 -
建物群の中心にあるのが、ツォンカバ霊塔殿。
年1回、紅色の霊塔殿の壁沿いに大タンカ開帳が行われ、とても多くの人が来るらしいですが、今日は、平日ということもあり観光客も全く居ない。
でも壮大な景色と物静かな環境が心を落ち着かせてくれます。 -
入り口から離れた場所にあるツォクチェン(大集会場)の入り口に描かれた仏画。
色とりどりの色彩と圧倒される構成が壁一面に描かれています。
見ていると、どんどん引き付けられていくんですよね。 -
ここが中に入る入り口。
扉ではなく、毛布のような重さを持った布を掻き分けて中に入ります。
なんとなくこの”重さ”が、ずんと心に乗っかるような、そんな雰囲気がありますね。
中では、チベット語で書かれた経典が売られていました。
紙もインクもここで作られたものだそうです。(1つお買い上げ) -
最盛期には、ここには3000人とも言われる僧侶が修行していたそうですが、今では人影まばら。
階段の先はシャルツェ学堂。
なにか集まって勉強でもするのかな? -
人の流れについていきましたが、この先には観光客は入れないようですね。
後ろを振り向くと、先ほど見えたツォンカバ霊塔堂とツォクチュンが見える。
下からだとわからなかったけど、上の屋根は金色でとても豪華なんだ。
ここ甘丹寺は、4200mの高度に立てられているとのこと。
少し上るだけで息が上がってしまう。
それでも周りの壮大な景色と物静かな甘丹寺を見ながら呼吸を整えると、心が落ち着き、空の青さを見上げてチベットに居る自分を実感することが出来ました。 -
拉薩への帰り道。
川に架かった橋に無数のタルチョが掛けられていました。
近代的な橋ですが、こうやってタルチョが掛けられていると、チベットらしく思ってしまう。 -
イチオシ
拉薩市内に戻って、ポタラ宮へ。
まずは全体像を見るために、道向かいのポタラ宮広場に向かいます。
とにかくその壮大さ、スケールの大きさ、威圧感があるくらいの威厳。
今まで見た中でも一番圧倒される建物です。
まるで軍艦のようです。
真っ青な空の色と、白い壁。
その中心に存在感のある紅色の建物は、見ていても全くあきませんでした。
ポタラ宮は、白宮と紅宮に分かれている。
白宮は、ダライ・ラマの住居や政治を行う場所。
紅宮は、歴代ダライ・ラマの霊塔などがある宗教的な場所。
紅宮が中心にあるのが、なんとなくうれしい。 -
団体客は、ちょうど真ん中あたりから入場できるようなのですが、今回は右横の入場口から入るということなので、そこまで移動。
近づけば近づくほどポタラ宮の大きさに圧倒されてしまいます。
ちなみに正面から入場口に向かって歩くと、ポタラ宮の周りを逆時計回り(コルラとは逆)に歩くことになるので、少し申し訳ない気持ちになってしまう。 -
セキュリティチェックを受け、予約券確認をしてようやくポタラ宮の中へ。
飛行機のセキュリティチェックと同レベルのチェックです。
なので、お水は持ち込めないので気をつけて。 -
ポタラ宮は標高3700mに立てられた建造物。
建物の中に入るには、約3階分の高さを上らないといけない。
平地でも大変なのに、この高度では息がすぐに上がってしまう。
周りに居るのは中国国内の団体観光客。
ガイドが一生懸命大声で
「皆さんゆっくり登ってください。」
「無理をせず休んでください」
と叫んでました。
いつもは文句の多い人たちですが、あまりに大変なので文句を言う人も居ませんでしたね。 -
長い階段を上りようやく到着した入場券売り場。
入り口でセキュリティチャックを受け、階段の上り口前で予約券の確認。
ここがまた大混雑。
当然のごとく、時間に間に合わない団体客のガイドが交渉を始めるのでなかなかスムーズに入れない。
ちなみに予約時間までに”入場券を買わないといけない”ということらしく、時間に遅れたガイドは目が血走っている。
ここを突破しても上まで行くのには一苦労。
ようやく到着したこの入場券売り場では、時間に遅れたガイドがまた交渉開始。(ちなみに並んでいる順番も交渉を始める)
とにかくポタラ宮入場は時間に余裕を持ってください。 -
入場した後、ホンと真っ暗な建物内を歩き一度外に出たところが、デヤン・シャル(広場?)。
そこから見えるのがこれから入場する白宮です。
なんとなく心が騒いでくる。 -
ここが白宮の入り口。
左端が入り口、右端が降り口。
真ん中が、ダライ・ラマ専用の道だそうです。
建物の中は撮影禁止なので、これ以降画像なし。
とにかく入り組んだ中でいろんな物が次から次に出てくるので、圧倒されすぎて、どこに何があったのか記憶が定かでない...
白宮では、ダライ・ラマの過ごした部屋から会議室・瞑想室などを見た後、紅宮に入り、仏殿や各世代のダライ・ラマの霊塔、立体マンダラを見ることが出来る。
ガイド一押しは、ダライ・ラマ5世の霊塔。
5トンもの黄金を使っているということで、それを聞いただけで感心してしまう。(いくらなんだ? って考えてしまう)
見るもの全てが歴史あるものだけに、それが次々と出てくるので感覚が麻痺してしまった。
チベットの歴史を勉強してから、ポタラ宮内部を見ると、感動が倍増するんでしょうね。 -
ポタラ宮内部観光を終え、西門に降りるスロープから見た景色。
ちょうどポタラ宮の裏側になります。
圧倒された感動した後のこの風景は、清々しい気候とあわせ、気分爽快になりました。
なんとなく超大作の映画を見た後に映画館を出たときの感覚に似てましたね。(もしかして僕だけ?) -
そんな気持ちに、ほのぼのとした気持ちを付け加えてくれたのがこの写真。
ポタラ宮の観光は、体力的に結構大変。
高度であるだけでなく、階段なども多いので、ずっとサポートしていた親子(だと思う)が、外に出て塀越しにみている景色を見ている姿。
ずっとマニ車を回している姿が印象的でした。 -
ポタラ宮裏側の様子。
建物が断崖絶壁のよう。
なんとなく人を寄せつけない雰囲気も見られ、チベット仏教における地位の高さと威厳が感じられる。 -
夏の日差しを受けて、ポタラ宮を見上げた1枚。
これだけ見るとヨーロッパの町並みにも見える。
窓一つ一つに屋根が付き、白い壁がとても印象的です。 -
次に向かったのは、大昭寺(ジョカン)。
吐蕃時代のソンツェン・ガンポ王に中国より嫁いできた文成公主により、7世紀に建立された寺院。
文成公主が最初に立てたのは小昭寺(ラモチェ)。
その後ネパールから嫁いで来たティツン王女も寺院を建設したが、毎晩建物が壊されてしまうということで、文成公主に相談し、拉薩の地相が悪いということで、湖を埋め立てて立てられたのが大昭寺とのこと。
2人は仲がよかったのか? 悪かったのか?
どっちだったんだろうと勝手に悩んでいます。 -
大昭寺の2階に上がると、屋根に設置された法輪と2頭の鹿。
チベット仏教におけるシンボルが、法輪と鹿で、このシンボルが中心に設置されている。 -
大昭寺の屋上から見た大昭寺広場。
ここから拉薩市内が一望できる。
中心に立つ塔にはタルチョが巻かれ、広場の両サイドにはたくさんの出店が出ている。
右奥にはポタラ宮も見え、奥に見える山々と青い空、清々しい気候と重なってとても気持ちがいい。 -
塔の先端には、タルチョとヤクの黒毛が見える。
この塔はいつから立っているんだろう?
壮大な背景と重なって長い年月をしみじみと感じてしまう。 -
こちらはバックをポタラ宮にしてみた。
拉薩市内で一番目立つのがポタラ宮。
どこからでもその姿が見れる。
拉薩の中心なんだなと、つくづく感じてしまった。 -
大昭寺の周りは八角街(バルコル)
手にマニ車を持った人々が、時計回りでコルラしています。
1周約30分から40分。
道の両側にあるお店の品物を見ているだけでも楽しい。 -
置いてある物は、仏教に関連するものが多い。
マニ車や装飾品(首飾り)、お面なんかもたくさんある。
当然値札は無いので、料金は全て交渉。
歩いていると、「社長さん、ちょっと見てってよ」って中国語で声を掛けられます。
こんなところに中国らしさが見える部分は、少し寂しさも感じられました。
ちなみに観光客のそのほとんどが中国の人々。
値切り方はさすがの一言でした。 -
夕食はバルコル近くのスノーランド(雪域餐庁)へ。
今日から解禁♪ 食事時のビール。
やはり現地ということで、ラサビールを注文。
ちゃんと冷えたビールでとてもおいしかったな。
やっぱりビールを飲むと食事もおいしい。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ムロろ~んさん 2012/06/10 14:31:40
- ガンダン寺って中に入れなかったのですか?
- ムロろ〜んです。
この度はチベット旅行記を拝見して下さいましてありがとうございます。
jun2さんのチベット旅行記を拝見させて頂いています。
チベット料理で思い出したのですが、ガイドさんってひょっとして漢民族の方ですか?漢民族の方ですと、案外日本人には合わないだろうと気を遣っているようで(!?)中国料理を勧めません?私の時は、ツェタンでは四川料理が多かったです。
ガンダン寺では大集会堂や霊廟に入れなかったのですか?遠くまで来たのにその記事を読んで本当に驚きました。写真撮影は禁止でしたが、お参りすることができました。何か法事でもされていたのでしょうか?
私は優秀なガイドのおかげでポタラ宮殿を無事に入ることができましたが、団体ツアーのガイドさんって結構時間にもめるのですよ。担当して下さったガイドさんがどこで混雑するのか分かっていたらしくて(特に安全検査前の記念碑)、とっとと前へ行くことができました(笑)。不思議でした。
色んな所の記載が本当に詳細でしたので、本当に驚きました。
ムロろ〜ん(-人-)
- jun2さん からの返信 2012/06/10 22:53:09
- RE: ガンダン寺って中に入れなかったのですか?
- ムロろ〜んさん。
チベット旅行記見て頂きありがとうございます。
改めて自分でも読み返してみたのですが、やっぱりもう一度行きたいところですよね。チベットって。
ガイドの件ですが、その通り漢民族でした。
でも食事の注文はほとんど自分でしました。
私自身も中国に住んでいた時期なのと、個人的にチベット料理やネパール料理も多かったので好きなように注文しました。
こういった所が個人旅行のいい所なんだとも思います。
ムロろ〜んさんの行かれたツェタンには日程が合わず行かなかったんですよね。
次回行く機会の際はぜひ訪れてみたいと思います。
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