2017/07/13 - 2017/07/13
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ぱっしょんKさん
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2017年2度目の一時帰国休暇を迎えました。1回目は1月で、中国の世界遺産紅河ハニ棚田と澄江の化石産地に行き中国世界遺産制覇大作戦を継続しました。
7月の休暇も大作戦を続行することにしました。
そして中国世界遺産制覇の最大の難関となると思われるチベット、拉薩のポタラ宮の歴史的遺跡群をこの機会に片付けておくことにしました。中国赴任時2009年の国慶節の休みに行こうとしたのですが、中華人民共和国建国60周年にあたりパーミットが降りなかったため断念したことがありました。
ちなみに日本人がチベットに行くには
1.行くのは中国国内なので15日以内の滞在ならビザはいりませんが、外国人がチベットに行くのにチベット自治区入境パーミットが必要です。
2.一人で行くにしてもチベット自治区内はガイド帯同が必須。
1、2は中国国内の旅行会社に依頼する必要があります。
そこでアラチャイナさんにエクセルで日程を作って送付し、パーミットとガイドの手配、拉薩のホテルの予約、西蔵鉄道のチケット予約をお願いすることにしました。
支払いはクレジットカードを使ったネット決済でした。
日本から中国の飛行機と中国国内の飛行機。そして西寧のホテルは自分で手配し金額をできるだけ抑えることにしました。
さてパーミットの発行はお願いして約1ヶ月かかりました。
アラチャイナさんに西寧のホテルの住所を連絡しそちらに送付してもらいました。パーミットがなければ列車に乗ることすらできません。
一応6月末には全て完了しいよいよ出発となります。
この旅の予定です。
7/11 http://4travel.jp/travelogue/11261438
CA160 名古屋9:00→北京11:35
時間を見ていけるようなら2015年の大同旅行の時にあった顔さんのやっているお茶屋さんに行ってみる
(出会いの旅行記↓)
http://4travel.jp/travelogue/11041801
CA1261 北京17:00→西寧19:45
和頤酒店(西寧西大街王府井店)泊
7/12 http://4travel.jp/travelogue/11261447
Z917次特急列車 西寧14:01→
西蔵鉄道の旅
★7/13★←この旅行記
→拉薩11:10
ガイドさんと合流し、西蔵クールヤク酒店にチェックイン
世界遺産ノルブリンカ見学
7/14
世界遺産ポタラ宮殿
ポタラ宮広場
世界遺産ジョカン
八角街
を見学
7/15
ナムツォ日帰り旅行
7/16
CA4126 拉薩9:30→北京13:25
CA159 北京17:00→名古屋21:00
7月13日
目をさますとナクチュ駅に到着ちょっと前でした。
すでに標高最高点は過ぎていましたが、ナクチュ駅でも海抜4,482m。久しぶりにこの高さに来たけど、ひとまず頭痛なんかもなくほっと一息。
ナクチュから約5時間チベット高原の景色を楽しみながらラサ到着。
ラサでは入境検査を受けてガイド、ニジェンさんと合流!
安くするために中国語ガイドさんを頼んだのに日本語普通に喋れる女性ガイドさんが待っていてびっくり。
合流後にまずはホテルにチェックイン。昼食を食べて、世界遺産ノルブリンカを見にいきます。
運転手のゴンジョさんは翌日のポタラ宮殿見学の予約券を取りに行ってくれることになり、僕とガイドのニマジェンさんはバスでノルブリンカへ。
ゆっくりと見てこの日は早めにホテルで休憩しました。
ラサ観光1日目スタート。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー 徒歩
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朝起きたらナクチュ(那曲)駅到着前。
時間は6時半前。 -
列車は高原を走り抜けていました。空が近い。
夜一度トイレに起きましたが、廊下で空気吸入している人がいました。あの頃が多分標高が一番高かった頃だったんでしょうね。 -
民家がちらほら
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見えてきました。
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遊牧民の街だから街と言ってもそんなに住宅ぎっしりという感じではありません。
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列車は30分くらい遅れて7時30分に到着。
ゴルムドからラサは単線区間になるから時間通りの運行はやっぱり難しいようです。 -
さすがはナクチュ地区の中心駅。かなりの降客がありました。
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ホームから見える景色。
ここは標高4,482m。 -
停車時間は予定通り5分停車で列車は発車です。
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ナクチュ駅を出発してすぐにヤクの放牧が見れました。
この旅初めてのヤクとの出会い。 -
広い高原。空が青い。朝飯食べに行こう!
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朝食はセットメニュー。
マントウ、ゆで卵、漬物、白菜の炒め物そしておかゆ。 -
標高が高いから、
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雲の流れが早くどんどん表情が変わります。
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コンパートメントをでて前日同様廊下で景色を楽しむことにします。
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進行方向左側に万年雪を被った高山群が見えてきました。
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高い山がありました。
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調べたけど山の名前は分からないですね。
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7000メートル級かな?
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麓に目をやると
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放牧された動物がいっぱい。
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ここはヤクと牛
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チベットカモシカとかキャンとか野生動物を見れることもあると聞いていますが、出てきてくれないかなぁ。
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ダムションの街の南西を狙ったんだけど、雲が多くて何も見えない!!
この方向に7162mの高さを誇るネェンチェンタンラ峰が見えるはずなんだけど。。。 -
お!菜の花畑。高度が高くなっても菜の花は育つんだね!
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放牧された動物が見えなくなってきました。
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ラサ川が見えてきました。
もう少しでラサ駅です。 -
あら!お嬢様おはようございます。
最後のリクエストに答えて写真を撮ります。
元気でね~! -
ラサ駅に到着です。
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出口に向かいます。
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出口はここ。改札で係員が来るまで待たされ、その後入境検査があって駅を出ます。
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ラサ駅の駅舎です。ポタラ宮殿をイメージした建物だそうです。
駅の外に出るとぱっしょんの名前を持ったガイド、ニジェンさんが待っていてくれました。 -
3日間足として活躍してくれるヴュイックのミニバン。
まずはホテルに向かいます。 -
車は途中、ポタラ宮殿の前を通過します。
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ラサで宿泊するホテルはクールヤクホテルです。
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お部屋はツインルーム
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レストルーム。奥にトイレ、右手にシャワーがあります。
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ニジョンさんが紹介してくれたのは、有名な雪城餐庁。ここで昼食を取ります。
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まずはドリンク。
僕はジャスミンティー。 -
左:土豆包子(じゃがいもコロッケ)
右:レタスの炒め物。 -
真ん中:ヤクステーキ
一番奥:野菜チャーハン
おなかいっぱい食べました。
ここでドライバーのゴンジョさんはタージマハルに翌日の入場予約券を取りに行ってもらうことになります。 -
ってことは車がないから、僕とニジェンさんは路線バスでノルブリンカに向かいます。
丹傑林路を歩いて北京東路に出たT字路にあるバス停でバスを待ちます。 -
8路のバスに乗ります。
エアコンこそついていませんが、 -
なかなか綺麗なバスでした。
乗ること約15分 沖賽康で下車します。 -
民族路を渡ると長い石畳の道があります。
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ここを歩くと世界遺産ノルブリンカの東門に到着します。
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せっかくだから記念撮影しよ~!
ニジェンさんと記念撮影です。
あ!そうそう!!
首にかけているのはチベット族の人が歓迎するときに首に巻いてくれるカダと言うものです。 -
では、東門をくぐって中に入ります。
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門をくぐると
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緑いっぱいの光景が目の前に広がります。
ノルブリンカは歴代ダライ・ラマの夏の離宮だったところ。 -
歩いて5分
最初の見どころケルサン・ポタンに到着です。
ノルブリンカには写真の電動カートも走っています。時間がなかったり歩くのがいやなら利用も可能です。 -
ケルサン・ポタンはダライ・ラマ7世の離宮だったところで、ノルブリンカの中で一番古い離宮です。
チベット様式の外観です。 -
ケルサン・ポタンの軒下。
でもこの辺は中国風の装飾に感じます。
ノルブリンカの建物の中は撮影禁止です。 -
ケルサン・ポタンを後にしてさらに西へ歩きます。
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ケルサン・ポタンから長く続く壁。
上が赤、下が黄色。チベットに来たな~と本当に感じた瞬間です。 -
壁沿いに歩くと閉まった門がありました。
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外馬厩と書かれていました。
この門の中には厩戸があるんでしょう -
さらに歩いて西に進むます。
左手にノルブリンカ動物園がありましたが、ここは通過。 -
動物園を過ぎて右側に次の離宮、チェンセル・ポタンがあります。
ここはダライ・ラマ13世の離宮。 -
中に入ると文字のない石碑が。無字牌ですね。
西安の乾陵に行ったときにもあったなぁ。たしか。 -
上に卍のマークが入ってますね。
ニジェンさんが説明してくれたけど全く覚えてないわ! -
この建物がダライ・ラマ13世の離宮 チェンセル・ポタン。
ここも中は撮影禁止。
中にはダライ・ラマ13世の玉座と長寿三尊像が設置されています。 -
中を見てから庭を歩いてチェンセル・ポタンの裏側に進みます。
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仏様がいらっしゃいます。
もともとここはダライ・ラマ13世の犬小屋だったところ(ってニジョンさんが言ってたような気がする。。。) -
チェンセル・ポタンを裏側から見るとこんな感じ。
チベット様式の建物ですね。
この対面に -
ケルサン・ディキュル・ポタン。
1階はダライ・ラマ13世の金銀の金庫だったところ。
2階は貴賓と面談する部屋だったそうです。 -
ダライ・ラマ13世の離宮を後にします。再び壁沿いに歩くと
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タクテン・ミギュ・ポタンの入り口にやって来ました。
中に入ります。 -
チベットは今、雨季。紫陽花が咲いていました。
もともとチベットにある植物ではないようです。 -
広い敷地です。建物まで歩いていきます。
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紫陽花もどき発見!(笑)
なんて植物だ?これ??? -
門からゆっくり歩いて約5分ようやくタクテン・ミギュ・ポタンが見えて来ました。
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ダライ・ラマ14世が夏を過ごした離宮です。
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外観はものすごくチベットぽいですけど中にはトイレ付きのシャワールームがあったり、ロシアから贈られたラジオ、インドから贈られたレコードプレイヤーなんかがあってダライ・ラマ14世が新し物好きだった一面が見て取れます。
ここも中は撮影禁止。 -
世界遺産で1枚だけ自分を入れて必ず撮る記念撮影。
ノルブリンカに来た記念写真はタクテン・ミギュ・ポタンの前で。
今回はニギョンさんに撮ってもらいました。
外に出ずにまっすぐ行きます。 -
ツォキル・ポタン(湖中楼)という建物。
湖中楼の名前ですので本来なら水が満たされ浮いているように見えるんでしょうけど、残念ながら訪問時は枯れ池になっていました。 -
手前 ラカン・ラブ(西龍王殿)
奥 ツォキル・ポタン(湖中楼) -
この建物はツジン・ポタン。ダライ・ラマ8世の離宮。
中には十一面千手観音菩薩像が収められていました。 -
最後に来たのはこの建物。
Khamsum Zilnon カンソン・ジルノンとでも読むのかなぁ?
観劇楼です。 -
正面に広がるこの石畳の広場が舞台だったところ。
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ダライ・ラマ14世はここの2階の窓からオペラを観劇するのが好きだったそうです。
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テント張ってました!
許されているのか?? -
東門から出てホテルに帰ります。
東門を出たところに世界遺産の石碑がありました。 -
8路バスで15分。ホテルの最寄り策門林停留所に戻って来ました。
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北京東路を少し歩いて右に曲がり
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丹傑林路に入ってさらに少し歩くと
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クールヤクホテルに戻って来ました。
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ついた初日からあんまり動くのは危ない危ない!!
高山病が怖いからね。
昼寝をちょっとします。 -
ホテルのフロントを上から見下ろして部屋に戻ります。
ベッドで横になって夕飯何食べようなんて考えていたら、いつの間にか眠りについて目を覚ましたら深夜1時。
夕飯食べ損なっちゃいました(苦)
翌日はポタラ宮殿とバルコル2つの世界遺産を見に行きます。
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