2010/06/26 - 2010/07/04
80位(同エリア168件中)
jun2さん
世界一を実感したい!!
ということで、安易ですが世界一で思いついたのはチョモランマ(エベレスト)。
時期が雨季なので、見れる可能性のあるチベットからのアプローチで行ってみました。
初日は成都から拉薩へ飛行機でひとっ飛び。
高度順応のため、拉薩市内をぶらぶら。
ふと見上げると、なんと太陽の周りに虹が見える。
こんな自然現象は見たことがない!!
初日から感動でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
-
成都から拉薩への移動は飛行機でひとっ飛び。
青蔵鉄道も考えましたが、休みの日程からチョモランマまで行こうとすると、飛行機がベスト。
飛行機は左窓側を選択。
こちらからの眺めがいいということで、早めにチェックインしました。
途中雲が多く、山頂だけが見える景色なので少し飽きてきましたが、拉薩に近づくにつれ、視界がよくなってきました。
写真の通り山に草木はまったく見えないので、視覚的に少し寂しいのですが、この景色が延々と続くのはやっぱり壮観でした。 -
拉薩空港が見えてきました。
この空港は高度約3,500mとのこと。
どうりで着陸のアナウンスがあっても、下降しなかったわけだ。
以前に行った九寨溝の空港もそのままの高度でランディングでした。 -
見えてきたのは、ヤルチャンポ特大橋。
ちなみに空港と拉薩市内は100Kmほど離れている。
この橋とトンネルのおかげで、30分ほど短縮されたそうです。(今では1時間くらい) -
無事拉薩空港に到着。
滑走路横には、中国空軍の戦闘機がありました。
以前空軍専用飛行場だった面影がこんなところにも残ってるんだな。 -
空港から拉薩市内まではヤルツァンポ河沿いの快適な舗装路を移動します。
これは途中にあるニェタン大仏。
大きな岩の壁に彫られた石窟大仏です。
高さは、9.83mでその製作は11世紀までさかのぼるとのことですが、色は今年塗ったんではないかというくらい鮮明。
古さはまったく感じませんね。 -
ニェタン大仏の彫られている岩にかけられたタルチョ。
拉薩の青い空と清々しい空気を肌で感じ、ようやくチベットに来たんだなという実感を味わった瞬間。
ちなみにタルチョとは経文が印刷された祈祷旗のことで、タルチョが一度風になびけば一度読経したことになるとのこと。
これから先、このタルチョを目にしない日はありませんでした。 -
昼過ぎにはチェックイン。
今日は高度順応ということで、特に予定無し。
なので散歩がてら観光予定のないノルブリンカ(罗布林卡)宮殿へ。
ダライ・ラマ7世が1755年から建設をはじめ、完成後は、チベット暦4月から9月まで、ダライ・ラマの夏の離宮として利用されていたところです。
ちなみに入場は入り口(この写真)の右にあります。 -
ドアの取手部分は、いろいろな形がある。
架空の動物であったり、蓮の形であったり。
こんなところにもいろんな歴史が詰まっているんだろうなーと感じながら、今日との差がどれくらいあるんだろう? どれだけの人がこの取っ手を触っているんだろう? と時間の重さを感じていました。 -
最初に見たのは、ケルサン・ボタン。
入り口からここに来るまでの木陰には、たくさんの人がピクニックがてら来ていました。
チベットの人々は休みの日にこうやって家族で集まって外で食事をする習慣があると、後でガイドに聞きました。 -
イチオシ
いい天気♪
結構日差しが強いなー。
と感じながら建物の外に出ると、観光していた中国人が空を見上げて叫んでいる。
同じように空を見上げてみるとそこには、虹が。
しかも太陽の周りを囲むような虹が見える。
「なんなのこれ?」
思わず叫んでしまいました。 -
後で調べたら、日暈(ひがさ、にちうん)と言うそうです。
詳しくはここを→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%88
まぶしいけどサングラスを掛けてずーと見てました。
この現象は、1時間くらいは見れたんじゃないかな?
チベット初日から、今まで感じたことのない”感動”を味わいました。 -
ここは、チェンセル・ポタン。
ダライ・ラマ13世の離宮とのこと。
入り口から奥のほうにあることもあって、周りには誰もいない。
静かで日本のお寺を思い出すな。 -
中はこんな感じ。
日本とは異なり、ここチベットの内装飾は色がたくさん使われている。
中に入ると、バター油のにおいと日中でも暗いこともあり、威厳と静寂を感じるので、心が落ち着いていく。
時間の過ぎる感覚もなんとなくゆっくりしているのが、とっても心地よい。 -
軒下も細やかな装飾がなされている。
どれだけの人がこの建築に携わったんだろう。
なんとなく歴史の重みを感じてしまう。 -
屋根の上には金色の装飾が設置されている。
架空の動物なんだろうか?
アップで見るとその装飾の細やかさが良くわかる。
こんな事からも、ちょっとした感動がもらえるのは、今いるチベットの雰囲気で心が落ち着かせているからなんだろうな。
やっぱり心のリフレッシュは大切なんだな。 -
ノルブリンカ内のM4大門からM3大門に行く途中の1枚。
このように現地の人がマニ車片手にくるくる回しながら歩いています。
こうした光景が今日以降いろんなところで、日常的に見ることが出来ました。 -
ノルブリンカの中心にあるタクテン・ミギュ・ポタン。
ダライ・ラマ14世の離宮です。
ダライ・ラマ14世の複雑な人生とあまりにもきれいに整備が行き届いたこの宮殿のギャップが、少しばかりむなしさを感じるものとなりました。 -
クテン・ミギュ・ポタンの向かいに出されているお店。
よくある出店と違い、まったく商売する気がないのが逆にほのぼのとしていてる。
世間話している人、歩き疲れて休んでいる人、そんな人たちが集まっているのを見ていると、こっちも気持ちが穏やかになってくるんだよね。 -
ノルブリンカを出て、向かいの西蔵博物館へ。
2Fの入り口から入って左側のカウンターで日本語開設機が借りられます。(有料:20元)
展示物を見ながら、番号を入力すると日本語解説が聞くことが出来ます。
すべての展示物の説明を聞けるわけではないですが、ゾーンごとの説明・展示物の説明を日本語で聞けるのは、とても助かりますね。
展示物は全て興味深いものばかりだった。
特に感じたのがチベット仏教のチベット民族に対する影響の大きさ。
単なる宗教の枠組みではなく、間違いなく生活の一部になっている。
日本の寺子屋のような子供の教育だけでなく、学問としてのレベルの高さがとても印象的だった。
天文学から医学まで幅広い知識がこめられている展示物は、チベット仏教の深さを感じるとともに、チベット民族の中での地位の高さも感じられた。 -
夕食はバルコル近くのラサ・キッチンでチベット料理。
左上の団子みたいなの、とてもおいしかった。
ガイドは「絶対口に合わない」と言ってたけど、おいしく食べらました。
明日は、拉?市内を本格観光。
ポタラ宮、大昭寺(ジョカン)、甘丹寺(ガンデン・ゴンパ)など、楽しみです。
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