2010/08/06 - 2010/08/12
9位(同エリア56件中)
antabaさん
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出雲から始まった山陰周遊の旅。出雲大社、日御碕の定番観光コースに加え、奥出雲では鉄文化の歴史にちょっぴり触れることが出来た。有福温泉では石見神楽に心躍らせるも火災にあうアクシデント!益田では石州瓦と海の青さに感動~でもやっぱり食い気の勝る私は魚の美味さに大満足し島根再訪を誓った。山口では台風に祟られたものの角島大橋を臨むビーチを満喫、本来この足で東京に戻る予定でありました。が、ここで欲が出てしまったんですねぇ~もう1泊、瀬戸内海側で出来ないものかと。そして運命の出会い…最後に体重増加を決定づける美味い宿に巡り合ってしまった!
かくして振り返れば朝昼晩+間食、すべて食べつくし、飲みつくし、記録的な猛暑の中食欲だけは全く衰えなかった夏バテ知らずの完食の旅、最終章で~す♪
山陰周遊6日目
岩国~宮浜温泉泊。
山陰周遊7日目
JAL1606便で12時15分広島空港発 台風の影響により40分ほど遅れて羽田空港に到着。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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時折雨脚が強まる中、国道435号線をひた走り中国自動車道へと向かう。日本海側ではあまり見かけなかったこの手の巨大な工場をこの後、瀬戸内海側を走るとあちらこちらで目にすることとなる。
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最初の休憩ポイントは美東SA。地図を見ると秋芳洞とか瑠璃光寺とか結構近いけれど雨が降ってちゃ、身動き取れません。
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しばらくチャイルドシートに縛り付けられていた王子を玖珂PAで解き放つ。途端にあらぬ方向へ走りだしたりするから母は大汗、、、
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昼も1時近くなってしまったので急いで昼食をとりに岩国の山の中にある「いろり山賊」へと向かう。途中で見かけたいい雰囲気の校舎。
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もう1時半近いというのに店に着くと駐車場は車であふれていた!雨が降っていたので外観を撮り損ねたけれど、ここ「いろり山賊」はアミューズメントレストランですね。関東でいう「うかい鳥山」のカジュアル版といったところかな。山口、広島ナンバーの若人たちが集結してました〜
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王子連れでいろり端だと野口英世になる恐れがあるので心配していたけれど、幸い屋根裏の様な2階席へ案内された。
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お客にとっては楽しい空間だけれど、皿の上げ下ろしはひどく大変そうだった。若くないとこの店では働けないな。
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ここ玖珂店は趣の異なる3つの建物から構成されている。今回は直球で山賊エリアを選択。
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山賊と付ければ何でもありっぽいけれど、山賊そばと山賊むすび。このそば、そばだけどうどんのような太さ。もうこうなると伸びてんだか、元々なんだか判断が付かない。。。
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そして山賊山賊しつこいですがこれは山賊焼。これが一番美味かった。
小学生ぐらいの子供だとすごく喜ぶんじゃないかな、この店。 -
高校の修学旅行以来、2度目の錦帯橋。王子はもちろん橋よりも河原の石に興味津々。
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幸いこの時は雨は小降りになり写真を撮ることができた。
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広島県で見かけたこのファミレスは、このカラーリングといい、ロゴといいどっかのファミレスにそっくり!○くったのかと思ったら全国に700店舗も展開しているチェーンだったのだ!東京にも店があるとは知りませんでした。
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旅行最終日にお世話になるのは宮浜温泉「庭園の宿 石亭」。じゃ○んで広島の宿を検索中、お盆休み期間のこの日だけラスト1部屋空いていたのでこれは御縁だと思い急遽予約した宿。このエリアではとても人気があり評価も高い宿だったので楽しみにしていたけれど、期待を裏切らない拘りと遊び心にあふれた宿でした♪
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今回我々が泊まった居中庵はもともとはゲストが音楽を聴いたり、本を読んだりお酒を飲んだりする隠れ家だった場所。本来の客室に比べてかなりこじんまりとしていて初めはどーかと思ったけれど、これがなかなかよいスペースで、家を建てる際(狭小住宅)にとても参考になると思った。
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旅館到着時のもてなしはお酒のアイスクリーム最中。写真は王子用にオレンジジュース。添い寝扱いの王子は今回宿泊料はタダだったけれど、食事時 色々配慮してもらえました。
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この旅館に宿泊する際、一番楽しみにしていたのは瀬戸内と宮島の眺めだったけれど、居中庵はこの宿の中で一番低い位置に建っているのでその眺めだけは堪能出来なかった。
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もともとお茶室だったということでこのような風情が楽しめる。
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観音開きだと何となく仏壇を想起させるけれど…この空間にはマッチしたCDラック。
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オーナーの趣味なのか居間には写真集なんかも置いてあるのが面白い。掃除大変そう〜〜
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もともと茶室なので建具の高さが低いのと、段差を多用しているのが面白い反面、何度か頭を強打する羽目に。突き当り右手に手洗い。有福温泉と同じく勝手に開閉全自動トイレ。手洗いの床に使われていたタイルにオーナーの拘りを強く感じた。あれは絶対特注品だな。
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洗面はシンプルで使い勝手は良い。
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居間から一段低くなっている寝室は狭いけれど、そもそもそんなに大きい家に住んでいる訳ではないのでこれが結構落ち着く。
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寝室の奥にある扉を開けると、
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2階へ上がる階段があり、
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これまたこじんまりとしたお風呂登場!しかしこのお風呂家族3人で入っても十分な広さ。レインシャワーまでついているんだから恐れ入る。あ、あとCDも設置してあるから好きな音楽を聴きながらゆっくり温泉を楽しめるのだ。
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桜の木が目の前に。そして無理して見れば宮島も臨むことが出来る。
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階段を下りると、
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突き当りにシャワールームが。なかなかカラクリ屋敷のような作り。
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庭園自慢の宿のようだけれど、この広さでは向かいにある部屋から丸見えでしょう。あと3倍ぐらいの広さがあればプライバシーが保たれるのでは。きれいに手入れされてるけれどね。
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この宿にはこの手の隠れ家が随所に配されていて面白い。
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中で好きな音楽を聞くもよし、静かにお酒を飲むもよし。
ただ、建築基準法的にはどーなんだろ、こんな心配するのは野暮ってもんか。 -
雨が降っていなければ王子をお庭散策させたのだが…残念。
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パパの盗撮風撮影に王子気付いてビックリ顔。
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盗撮はあまりいい趣味じゃないと思うぞ、パパ!
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我々が泊まった居中庵意外の部屋からは概ねこの様な景色が見られると思われ、次回は是非ちゃんとした部屋に泊まりたいなぁ。
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お風呂の脱衣所は他の場所に比べると至って普通。
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脱衣所からすぐの半露天風呂。
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隣に露天と一番奥に内湯が。内湯の奥にも扉に隠れて洗い場や手洗いが存在する。兎に角遊び心満載。
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風呂上がりにラウンジで一杯。この宿は残念ながら子連れでは100%楽しめないでしょう。子供にも色々もてなしてくれるけれど、大人同士で来るべき。
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HPで照明にも気を使っている由書いているだけあって、器具選びも使い方も上手い。
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傾斜地に建っているので館内段差が多い。1週間分の荷物が詰まったスーツケースをこの狭い通路を使って一番遠い部屋まで運んでもらったのには大変恐縮…
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そして、台風が一番接近している嵐の中、夕食がスタート。
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ここの宿のすごいところは塗りものを惜しげもなく使っているところ。実はプラスチックだったらどーしよー(汗)んなことないか。
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女はこういう仕事にグッとくるもんです。きゅうりの千切りの細かいことよ。
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味わいはイマイチだけど目葱の細さといい、イワシの小ささといい、家じゃまず作れないしろもの。
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高々お猪口2人に2杯分ぐらいの量しか入ってないのにこの演出。宿から振舞われた地酒。ワインクーラーにはお手頃ワインが冷えていたはずだけど、料理が良かったのでワインの味は全く覚えてないなぁ。
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初めて食べた焼胡麻豆腐。
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鱧より今年初の松茸にニンマリ。
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そしてまた具は↑の量なのに、この設備。あの坂を運んでくるかと思うと頭下がります。だしが美味しかった。
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椅子も上手に貼りなおしてます。
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白身好きにはたまりません。オコゼは肝も皮も美味しゅうございました。
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数ある中で銀杏が美味いとのたまったパパ。確かに不思議な食感だったけど。
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器も料理の一部だと思う。
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貧乏性なので何もアワビをフライにしなくても、って思っちゃうんですよね〜美味しかったけど。
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穴子飯で有名な店の直営だけあって〆の穴子ご飯はとても美味しかった。釜炊きなのでおかわりもいっぱい♪当然お土産に「穴子の切り落とし」買って帰りました。
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料理の割にはデザートは凡庸。でも旅館でここまで手間暇かかった美味しく素敵な演出の料理は初体験だったので大満足でした。
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夜の11時過ぎには嵐も通り過ぎ、ムシッとした静寂が訪れました。
(あまりの湿気にカメラのレンズが曇る曇る。) -
旅行最終日。朝のお目覚はこだわりのリンゴジュース。
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朝も塗りものオンパレードです。
あ〜我が家の食卓でも塗りもの使いたいなぁ〜 -
小さな椀には小豆粥が。確か旅の無事を祈ってとかなんとか言ってたような。王子用の朝ご飯。
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朝からこんなに食べられないよ〜ってぐらい色々出てきますが、実際は食べちゃったもんね。朝ご飯に出てきた四万十の青のりを片側に吹きつけた味海苔はめちゃくちゃ風味が良くって美味しかったので仲居さんに聞いてみたらちゃっかり売店で売ってました。(笑)購入して家で食べたら宿で食べたほどの感動はなくてガックシ。火であぶるひと手間を惜しんでるからかいな。
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お漬物だけでもこの種類。
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蒸し野菜も塗りの器で。
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おひたしの小鉢にはかえるちゃん。
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朝からこんな立派なデザートです。グラスは胡麻やヨーグルト等色んなものが入った飲み物。健康まで考えてもらっちゃってホント恐れ入ります。
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和室にこの円卓が適度な大きさでとても使い勝手が良かった。
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この花器が居中庵のシンボルだそう。
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11時には空港でレンタカーを返さなければならなかったので、9時過ぎには宿を発つことに。いや〜それにしても自腹で一人3万円近い宿に泊まるのは多分初めてだったけれど、これは病みつきになりますなぁ。良さを知ってしまうとランクを下げられなくなる。。。これは今後の旅行に悪影響を及ぼさなきゃ良いが。
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昔(ナタリーがまだある頃^^)私は広島に仕事で1年近く住んでいて宮島には何度も行ったことがあるので、今回全くの素通りだったけれど、あとで聞いたらパパは宮島に一度も行って無いことが判明!早く言ってくれよ。
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1週間世話になった白デミオ。ミドリ色じゃないデミオなんて好き好んで乗るもんじゃないです。イロイロ不便な車だった…
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王子ラウンジでおっさんの様にのどを潤すの図。
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40分遅れの羽田行きの飛行機では離陸と同時にこの有様。
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飛行機は厚い雲の上を飛んでいきます。
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どの到着便も遅れていたようです。
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そして王子は旅行中に出会ったどんなものよりも、馴染みのJRに目を輝かせるのでした。。。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 前日光さん 2010/09/29 00:04:18
- 素晴らしい食事だったようですね!
- こんばんは〜
最終章、宮浜温泉?
ナタリーは知ってたけど、この温泉は知らなかったな。
でもまぁ、食事の中身も器もその他もろもろ、ゴージャスだったようですね。
お値段をチラっと見て、おお!そうだったのか(@_@)と納得。
なにしろオコゼとあったので、高級だな?とは思ったのですが。
広島は、宮島に近い所に私の義理の姉(今は亡き兄の奥さんだった人)が住んでいるので、けっこう詳しいんです。
でももうしばらく行ってないなぁ。
広島の反対側に心を奪われてしまったので。
姉上様、ゴメン!と島根に居るときには時々南の方に向かってわびています。
いやぁ、しかし最後の最後で、巡り会ってしまいましたね!
窮極の食欲を満たしてくれるところに。
ここのところ、宿にはあまりお金を使わなくなっていますが、antabaさんの旅行記を見ていたら、たまにはゴーカなのもいいかなぁと思ってしまいました。
(ただ、もっかドクターによりカロリーを制限されているという事情もありまして、お酒も飲んでるように見えるでしょうが、量的にはそんなに多くはないんです。ああ、何もかも忘れて無視して、思いっきり飲んだり食べたりしてみたい!)
美味しそうな食事のブログを見ると正直恨めしくもなります。
でも器がいいのはいいですよね。
最後に東京に辿り着いた王子が、なによりもJRに関心を示したというところに笑えました。
子どもは正直だよね(^-^)
完食の旅、おもしろかったです!
これを機会に、島根ネタで盛り上がりましょう!
お互いに、どちらが先にミステリーツァーをするか、楽しみですね。
前日光
- antabaさん からの返信 2010/09/30 17:34:30
- RE: 素晴らしい食事だったようですね!
- お約束通りこちらへも御訪問下さりありがとうございま〜す!
急に雨が多くなって嫌ですね。来週も雨マークばっかり…
(今 嫌と変換しようとしたら揖屋と出てきたので笑えました。^^)
> 最終章、宮浜温泉?
> ナタリーは知ってたけど、この温泉は知らなかったな。
私もこの宿を○休とかで見るまでは宮浜温泉、知りませんでした〜
正直、温泉の質は大したことなかったです。
お風呂の設えは素敵だったけれど。そう、食事は◎でした!!
> 広島は、宮島に近い所に私の義理の姉(今は亡き兄の奥さんだった人)が住んでいるので、けっこう詳しいんです。
> でももうしばらく行ってないなぁ。
> 広島の反対側に心を奪われてしまったので。
> 姉上様、ゴメン!と島根に居るときには時々南の方に向かってわびています。
いろんな意味でそうでしたか〜(まずはお兄様に合掌。)
どおりでナタリーも御存じのはず。
不義理をしているお姉さまのために、
今度は島根から南下、または広島から北上の旅は如何ですか?
車移動だと東西へ動くよりも大変だそうですが…
(旦那がよく岡山から島根、鳥取へ移動することがあるので、そう聞いてます。)
> ここのところ、宿にはあまりお金を使わなくなっていますが、antabaさんの旅行記を見ていたら、たまにはゴーカなのもいいかなぁと思ってしまいました。
あれ〜確か前日光さんは宍道湖の皆美館に泊まってましたよね〜?
島根を代表する高級旅館じゃないですか〜憧れですよ〜鯛めし!
ま、うちは残念ながら資金切れで当分高級系には泊まれそうもないですけど…
> 子どもは正直だよね(^-^)
ホント、あからさまです。。。
> これを機会に、島根ネタで盛り上がりましょう!
>
> お互いに、どちらが先にミステリーツァーをするか、楽しみですね。
そうですね〜旦那から色々情報仕入れておきます。
ミステリーツアーは、王子がもう少し大きくなってもらわないと。
でも、個人的には栃木の方が馴染み深いのですよ。
旅行記はぶっとびマイナー観光ポイントしか載せてませんが。(゚_゚i)アセ
学生時代にゴルフをしていたので、益子や茂木町は毎週のように通って、
キャディのバイトをしてましたし、東武ワールドスクエアは私の聖地です!!
栃木ネタでも今度盛り上がってください!
年末、旦那の休みが取れれば来年の大河の舞台へちょこっと行ってくる予定です。
(基本、食がメインですが…)
それまで旅行はお預けかなぁ。
完食旅行記にお付き合いくださいましてありがとうございました!!
antaba
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