【2010年ホーチミン＆クアラルンプール】4．ホーチミン⇒クアラルンプール1日目

2010/06/01 - 2010/06/06

楽しかったホーチミンを後にし一路クアラルンプールへ。
忙しいけど美味しいトコ取りの2国周遊旅行。
どちらも初めての国ということもあり、とても楽しみでワクワクしながら向かいました。
義母を伴って私たち夫婦と3人での旅、気ままな珍道中。
ホーチミンを出発し、クアラルンプール初日。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ベトナム航空

朝、お世話になったリバーサードホテルを出発。
ここは、シャワーやトイレの水圧が難点だったけど（ホーチミンの水道事情で、スタンダードクラスくらいではそういう所は多いらしい）フロントの方もベルボーイの方も本当に気持ちのよい方々でした。

懐かしいソビエト連邦国旗

日本企業ダイソー。
日本ではリーズナブルなダイソー商品も、ベトナム物価では、やはりお高めなんだそうです。

バイク天国＠ご出勤の巻

空港に到着

KLに向けて。

出国審査を受ける際に、私たちの数人前にロシア人青年2〜3人が並んでいた。
順番が近くなると、後ろを向いて手招きし、7〜8人の仲間がヘラヘラしながら割り込んで並んだ。
あまりの図々しさに正当に並んでいた人達、大ひんしゅく。
並んでいた人の1人が「後ろに並んで」と声を掛けると、大げさに肩をすくめて冷やかし笑いをして無視した。
あー、なんか中国人オバチャンに似てる…。
大国（←国土）って、どこもツラの皮が厚いのかな。

機内食。
ほんのりカレー風味（ココナッツミルクの香りも）のソースで煮込んだビーフシチューのようなやつと、白身魚にトマトソースがかかったもの。
日本路線じゃないので、完全なエスニックテイストを期待していたのだが、旨からず・不味からず（笑）

KLに到着。
空港、広い！やたら広い！

空港内にあった大きなボード。
世界中の高層建築物の大きさが対比してあり、その上にその国の現在時刻が表示されています。

空港内、電車に乗って入国カウンターまで移動。

それにしても広い。
入国審査が大行列だったせいもあるけど、到着から空港を出るまで1時間も掛かっちゃいました。

ホテルに到着。
ラディウス。
フロアは18階でした。
リーズナブルな割りにとても綺麗で、好立地！
申し分なしです。

義母のシングルルーム。

アメニティも充実しているし、バスタブ付きの浴室。
トイレもシャワーも水圧問題なし。
パリ市内だったら、スーペリアクラス扱いかもしれないのにスタンダードクラス。

窓からの眺め。
これから行こうとしているデパート「LOT 10」が見えます（緑色の建物）

なかなか怪しい雲行き。
スコールが来る前に、まずは両替してLOT10内にたどり着かなきゃ。

ホテルから歩いて1〜2分のところには、屋台街のジャラン・アロー通り。
夕方になると、中華やマレーシア料理（ニョニャ）などのフード屋台が賑やかに店開きを始めます。
屋台と行っても、ほとんどが目の前に店舗を構えていて、テーブルや椅子を通り沿いに出すタイプ。

ジャランアロー通りからLOT10までの3〜4分の道のりに両替所はたくさんあるのだけれど、ベトナムと同じくそれぞれの両替所によって微妙にレートが違う。
短い間隔にたくさんあるので、レートが表示されているボードを見比べて、レートの良い両替所で円をリンギットに替えてもらいました。
両替所を出ようとした時に、ついにスコール。
そのままLOT10まで走って行こうかと思ったんだけど、目の前に大きな交差点があり信号待ちになるので、急遽近くにあたA&Wで雨宿り。
近くて遠いLOT10（笑）

雨が少し落ち着いたところで信号を渡りLOT10へ。
交差点の上を走っているモノレール。
やっぱり都会なクアラルンプール。

さっきまで「LOT10」「LOT10」と言っていたわりに、LOT10内部の写真が一枚もないのですが（汗）
地下一階にスーパーがあって（伊勢丹です）日常の生鮮食材や調味料やお菓子や飲料などが売っています。

写真は買い物を終えてLOT10を出た時に見たKLタワー。

ジャランアロー通りはすっかり賑やかに

大量のドリアン。
どうしてもこの匂いはダメです…
昔、タイに行った時に市場へ遊びに行こうとして、この匂いが充満していて続行を断念したことがあった。
あの時はそれがドリアン臭だとは知らず、暑い国で数時間放置した生ゴミが発する匂いだと思い「なんて不衛生なんだろう。こんな中に入って行けない」と続行を断念したのだが、もしあれがフレッシュフルーツの匂いだと知っていたら、無理やりでも市場の奥まで探索してただろう。

あれから10年以上経って、クアラルンプールの路上のドリアン屋さんでこの匂いに出会い、10年以上前にバンコクの市場での異臭と同じものだと、鮮明に記憶が蘇った。

ドリアン話しはさておき（また後で出すのだが）
LOT10で買った荷物をホテルに置き、ふたたびジャランアロー通りまで来て楽しい夕食タイム。
客引きもすごいのだが、一つのお店で注文して席についてから、他の色々なお店のメニューから好きなものを注文し、テーブルまで持ってきてもらうことも出来るので、見て回るのも楽しい。

写真は左上がロジャック（マレーシア料理で、サクサクしたフルーツに甘辛いタレをかけてピーナッツクランチを振りかけたフルーツサラダ）
左下が、はちみつスペアリブ。
右側が揚げナスの海老ソース。

海南チキンライス。
鶏がらスープ（丸鶏の場合もある）で炊いたご飯に、ほんのり漢方のスパイスの香りがするブツ切りの蒸し鶏。

華僑系フードだが、主にシンガポールやマレーシアで有名。

上がイカと空心菜の炒め物。
下がミーゴレン。

みんなでお腹いっぱい頂きました。
台湾屋台ほどのレベルではなく、日本の縁日などの屋台グレード（より少し上）ではありますが、美味しかったです。
こちらもビールなどを飲む方にはたまらないかと。
3人でこれだけ飲食して（そのほかに地元のフレッシュフルーツジュースを1人2杯ずつ）合計で1800円くらい。
1人あたり600円。
つまり日本でマックのバリューセットを食べるくらいの価格かと。

食事が済んだらペトロナスツインタワーを観に行きました。
KLのタクシーは7〜8割がメーター制ではなく交渉制。
初めにホテルのコンシェルジュに頼んでメーター制のを呼んでもらって一回乗っておくと相場が分かるのだけど、交渉制のほうが安いことが多い。
市内なら、だいたい運転手は「10RM」と、キリの良い数字ということで10RMを提示してくる。
7〜8RMくらいでお願いできれば上々！
何故、結果的に交渉制のほうが得かというと、あらかじめ値段が決まっていれば絶対に遠回りをされないから。
運転手だって、多く客を乗せて回転させたほうが利益になるので、余計な遠回りなど一切しないので、土地勘なしでも遠回りされる心配せずに乗っていられます。

ペトロナスツインタワーは本当に大きくて高くて、そして綺麗。
ライトアップされた姿を遠くから見ていると、まるでガラス細工のように見え、近くで見るとまた一味違った美しさ。
いずれにしても幻想的。
タクシーに乗り、移動中もずっとこのタワーを目で追い、近づくごとに昂揚感。
タワー前の広場には小さな噴水もあり、地元の若い子のデート姿や観光客の姿。
あまりの大きさになかなかカメラでも全貌を収めきれない。
みんな、広場の地面に寝転んでカメラを構えていました。
ゴミ一つない清掃の行き届いた広場。
和んだ観光客たちの雰囲気。
治安の良さは抜群です。

正面アングルで。
一般観光客は、この真ん中にある橋でしか展望できないんだとのこと。
けれど、この観覧チケットを求めて連日朝から大行列ができるんだとか。
ちなみに私は高所恐怖症なので、遠慮です（笑）

ツインタワー4連発。最後はwithフラン坊。
ペトロナスはマレーシアの国営石油会社。

翌日マラッカに連れていってもらったタクシーの運転手さんから聞いた話なのですが、マレーシアではガソリンに税金が掛かっておらずとても安いのだそうです。日本のガソリン値段を聞いてとても驚いていました。
タクシーの燃料は主に天然ガスで、マレーシアでは「ペトロ･ガス」と呼んでいます。
ちなみにリッターあたりのお値段は約18円程度だとのこと。

またそこからタクシーで移動し、今度はKL駅へ。
白亜なモスク風の造りがとても綺麗なのだけど、夜はイマイチ…。

直結したホテルになっています。
東京ステーションホテルと同じですね。

ホテルに戻ってきて…、エレベーターの前には「ドリアン禁止」の張り紙（笑）

ジャラン・アロー通りのフルーツスタンドで買ったライチとマンゴスチン。
大きい、そして美味しい！！
量り売りです（安いです）
部屋の冷蔵庫で冷やして、翌朝のデザートにも。
ボケボケ写真ですみません。

部屋の中にもツインタワーもどき（そんな訳ない）

こうしてKL一日目は終了。