2010/06/24 - 2010/07/02
118位(同エリア920件中)
クッキーさん
ツアー3日目の今日はバンベルグを経て、ドレスデンに寄り、ベルリンまで行くという、かなり強行軍の一日です。という訳で、朝食は6時30分から、出発は7時40分。
今回のツアーは総勢36名ですが、旅慣れた人達ばかりで、集合時間に遅れることもなく予定をこなしていきます。驚いたのは、添乗員さんの点呼の早さです。フランクフルト空港に着いた時からそうなのですから、さすがプロだなと感心しきりです。
バンベルクは、「世界街歩き」を観て以来、ドレスデンは、以前にスイスを旅行した折に道連れになった方から、お勧めの観光地だと聞いて以来ずっと行きたかった場所ですので、わくわくの一日の始まりです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ついにやって来ました、バンベルク。このツアー2つ目の世界遺産「バンベルク旧市街」です。
バスを降りて、街を少しそぞろ歩きをしたら、すぐそこに、レグニッツ川が見えてきました。
緑と水というのは本当に心が安らぐものですね。 -
橋の上から見た小ヴェネツィア地区。いつまでも眺めていたい風景でしたが、添乗員さんはどんどん前へ進んで行きます。
そんなに急いでどこへ行く・・・ -
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街の守り神とされるクニグンデの像。
見るべきものや、カメラに収めたいものがたくさんありすぎて、しかも、前に進まなくてはいけないし、ちょっとパニック状態でした。 -
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レグニッツ川の中の島に建つ旧市庁舎。
「世界街歩き」で観ていて、すぐそれとわかるはずだったのに、実を言うと最初は壁面がきれいだな、としか思わなかったんです。 -
じっくりと眺める暇もなく、ただカメラに収めるだけ。前に進まなくては。
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橋を渡った側からの写真。やっぱり旧市庁舎ですよね。
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「歩き方」の写真と同じ構図です。歴史を感じる街並。
添乗員さんが教えてくれた豆知識によると、バンベルクは17世紀、魔女狩りの中心地の一つだったそうです。その前の16世紀、司教の力が強かったというのでそのせいかもしれません。と同時に、ドイツのあちらこちらに点在する小さな村々を見ていると、外界から隔離された世界の悲劇なのかなと思ってみたりもします。 -
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そんな過去の悲劇は微塵も感じさせない、青空の下に映えるかわいらしい家。
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大聖堂へと続く坂道の途中の家々。
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ドーム広場に面した旧宮殿。かつての司教領主の宮殿だそうです。16世紀後半の建物。ルネサンススタイル。
今は歴史博物館になっています。 -
旧宮殿の反対側に立つ新宮殿。やはり司教領主の宮殿として18世紀初めに建てられたもの。
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新宮殿。ルネサンスとバロックの建物群。
ドーム広場は石畳になっています。 -
旧宮殿の隣にある大聖堂。見る角度によって、尖塔が2つになったり、3つになったりします。13世紀に完成し、建築的にも、中世彫刻の宝庫としてもドイツで指折りの文化遺産だそうです。
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ちょうどこの日は日曜日で、ミサがあったらしく、観光客はお断りというようなことで、中には入れませんでした。信者ですよ、という風で中に入って行った人達もいましたが。
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新宮殿の中に入ると左手に、案内所のような場所があり、絵葉書などが売られています。さらに進むと中庭があり、広大なバラ園になっています。
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きれいに手入れされたバラ園。
木立の方角が東です。あれ?ということは、このバラ園は案外日当たりが悪いのかも。 -
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バラ園から見えるのは、聖ミヒャエル教会。
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バンベルクの家を見下ろします。
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何か手違いがあったようで、この広場でしばらく待機です。
駐車場になっているので雰囲気を壊していますね。 -
ドーム広場から下りてくる途中。
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バラ園を出た後、添乗員さんの提案あり。ここで、散策をするか、ビール醸造所で地元のビールを楽しむか、と。1時間くらいゆとりがあれば絶対、街歩きを選んだのだけど、中途半端な時間しかなかったので、地元のビールを選択。
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バンベルクはフランケン地方にあり、フランケンビールというのが有名で、なかでも、バンベルクにはラオホビールというのがあるのだそうです。9つものビール醸造所と2つの麦芽製造所があると聞けば、試してみたくなりますよね。
というわけで、醸造所が営業しているレストランへ。みなさん、ラオホビールを注文。朝早いせいか、店の人は全くやる気なし。しばらく待たされた後、ラオホビールが運ばれてきました。
ラオホとは焙煎という意味で、モルト(麦芽)を焙煎することによって独特なスモーキーフレイバーのビールになるのだとか。色は黒に近い褐色。
なかなか乙な味。ビールの国で地元のビールを飲んだという思い出だけが残ります。 -
このレストランはたぶんシュレンケルラだと思います。で、この写真はレストランの奥まった通路の上を見上げた所。中庭のような感じ。
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記念のコースター。
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レグニッツ川を渡り、バスに戻ります。途中の街並。
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この辺りでバスが待っていました。
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一路、ドレスデンへ向かいます。
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平地に残る林や森。ジュリアス・シーザーがライン川に防衛線を築き始めたころのドイツは、辺り一面このような森に覆われていたのでしょうか。歴史に思いを馳せながら、北上していきます。
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17世紀初め、30年戦争の折、スウェーデン軍がこのバイエルン地方を攻撃してきたそうです。バルト海の向こうのスウェーデンですよ。ヨーロッパの歴史は奥が深いですね。
遮る険しい山脈もないこのような平原では、その時々の権力によって、国の境が決められるのものなのでしょう。 -
はるか遠くに小さな村が点在します。
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高速道路をひた走ります。
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小さな村につながる一車線の道路もそのまま高速道路に沿う形で合流します。日本で見られる料金所はありません。驚きです。でも、この広大な土地を見ていると、トンネルを掘る必要も、橋を築く必要もなさそうなので、当然かもしれません。
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車窓から。エルベ川沿いのドレスデン。
昼食は、バスを降りて少し歩いたところで、中華料理です。
1206年にマイセン辺境伯の支配下で「ドレスデン」という名が始まったそうです。その後、中世にはエルベ川の水路を利用した商業都市として発展を遂げ、16世紀以降はザクセン王国の首都として繁栄。ドレスデンは宮廷都市として整備され、18世紀には、華やかなバロックの都に発展。
しかし第二次世界大戦の末期、連合軍の無差別絨毯空爆により都市は壊滅的な被害を受けます。 -
フラウエン教会は、18世紀に建設された、バロック様式のプロテスタント教会。支柱を使用しない巨大な丸天井を持つ建物は、強固な造りで、「破壊不可能な教会」といわれていたそう。
しかし空爆による直接的な破壊は免れたものの、割れた窓ガラスから炎が流れ込み、空爆の翌日には、建物全体が崩れ落ちてしまいます。瓦礫の山は、「戦争の傷跡」として長年残されてきましたが、東西ドイツが統一された1990年、再建運動が始まり、世界中から寄付を募り1994年に再建が始まります。
瓦礫の山の中から破片を一つ一つ鑑定して元の場所へ復元するという作業は「世界最大のパズル」といわれるほど気の遠くなるようなものでした。
再建に要した1億3200万ユーロのうち1億ユーロが寄付によるもの。
2005年 再建事業は、完了します。この再建活動をとりあげたテレビ番組は私の記憶の片隅に残っています。 -
フラウエン教会の前に建つマルティン・ルター像。
教会の壁面は白い部分と黒い部分がつなぎ合わせられています。黒い部分は、オリジナル資材が使われているのです。
内部を見ること、また、かなわず。
教会の見学の後、またまたショッピングタイム。添乗員さんに集合時間を確認してからほんの少しでもと、広場歩き。
土産物店でトイレ休憩をとらなかったので、とあるパン屋さんでトイレを借りることに。
よくみると、なんと、ドレスデン名物のシュトーレンがあるではありませんか。これまで何度もシュトーレンを作りながら、一度も本場の物を食べたことがない。( 考えたら当然のことですが ) 早速マジパン入りのシュトーレンを3つ買い求めます。1つはパン教室の先生をしている友達に。
シュトーレンもクリスマスのパンですが、帰国後1週間でなくなりました。
本場の物を味わったのですから、今年はシュトーレンを作らなくては・・・ -
この日6月27日はワールドカップ、ドイツーイングランド戦の日。
エルベ川沿いに設けられたパブリック・ビューの会場では、暑い中、大勢のサポーターが集まっていました。 -
プリュールのテラス。日射しが痛いくらいです。
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ドレスデン城の中庭にあり、欧州最古の武芸競技場だったシュタールホーフの外壁にある、マイセン磁器のタイルに描かれた、長さ101mの「君主の行列」という壮大な壁画。
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絵の下には、ドレスデンの歴史的人物の名前と年代が記されています。
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ドレスデン城の表側。
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ドレスデンの建築物は、鉄分を含む砂岩でできており、さらに酸性雨の影響などによって、すぐに黒ずんでくるのだとか。
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ゼンパーオペラハウス( ザクセン州立歌劇場 )。
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ツヴィンガー宮殿側から見たドレスデン城。
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ドレスデン城。
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ザクセン王国の栄華をつたえるツヴィンガー宮殿。
中庭から見たツヴィンガー城の一角。 -
ツヴィンガー宮殿の中庭にある噴水。
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二階の回廊から見える噴水。
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宮殿の裏手にある王冠の門。
これからベルリンに向かいます。
本日の走行距離、約530km。
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この旅行記へのコメント (9)
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- パンジーさん 2014/02/07 16:34:07
- バンベルクのバラ
- クッキーさん
はじめまして。
とりとめのないドレスデン旅行記に投票いただきましてありがとうございました。
どんな方かなとおじゃましたら、クッキーさんはいろいろなところに行かれているのですね。
まずはバンベルクとドレスデン旅行記におじゃましました。
バンベルクは新宮殿の薔薇園が満開できれいですね。
私が行った時は冬だったので、バラが咲く時期はきれいだろうな〜と思いましたが、クッキーさんの旅行記でバラの時期に訪れることができた気分になりました。
またおじゃまさせていただきますね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
パンジー
- クッキーさん からの返信 2014/02/14 13:55:21
- RE: バンベルクのバラ
- パンジー、こんにちは
新宮殿の薔薇園は、やっと開いた、という状態でしたが、それなりに見られるものでした。
バンベルクの訪問では、ツアーだったので、ゆっくりと街を散策する時間がなくて、それだけが残念でした。
街の散策の代わりに、ビール工房でビールを一杯、というのはツアーならではの楽しみでしたね。
クッキー
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- falanさん 2013/03/26 21:37:01
- フラウエン教会がまぶしいですね
- フラウエン教会がまだがれきの山だったころ、何度かドレスデンを訪れました。まだ壁があったころ2年間東ドイツで暮らしていたことがあります。ゼンパーオペラが再建されたのは、そのころでした。
ドレスデンから川を下るとザクセンスイスというハイキングに格好の地域があります。上るとマイセンです(もしかすると反対だったかも)。
古い蒸気船の川旅も楽しいです。
機会があったらぜひ訪れてみてください。
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- ちょんたさん 2011/12/02 10:38:21
- フラウエン教会見られなかったのですね!
- クッキー様、初めまして!
沢山の投票をありがとうございました。
フラウエン教会、見られなかったのですね!それは残念でした。
と行っても、中に入っても、ものの2分ぐらいで出るはめになった私と言うような者もありますので・・・。(笑)
きれいな絵葉書で慰めております・・・ぐすん。
でも、またいらっしゃいという神様のありがたい思し召しかもしれないし・・・。
いろいろな写真がとてもきれいで、またドイツに行きたくなってしまいました。
どこを切り取っても絵になるんですね。
またゆっくりお邪魔致しますね。
ちょんた
- クッキーさん からの返信 2011/12/11 01:09:38
- RE: フラウエン教会見られなかったのですね!
- ちょんたさん こんばんは
音楽を通して、ご主人と一緒に、というご旅行、とても素敵ですね。うらやましい限りです。
ツアーでの旅行は、とても楽ですが、入場観光って、とても少ないんですね。その点は残念でした。
どこも素晴らしいドイツには、また行きたいのですが、まだ他にも心惹かれる場所がたくさんありますので、ドイツの旅行は、ちょんたさんのような、他の方の旅行記で楽しませていただきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
クッキー
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- 近鉄バッファローズさん 2011/02/05 23:21:18
- 「ツヴィンガー宮殿(たぶん)。 」
- クッキーさん、こんばんは。
近鉄バッファローズと申します。
ドレスデンの旅行記で、「ツヴィンガー宮殿(たぶん)。」
とあるのは、ドレスデン城だと思います。
すぐ上の写真の少し右側を撮ったものですから。
余計なお節介だとは存じますが、何かの御参考になれば幸甚です。
- クッキーさん からの返信 2011/02/06 01:41:37
- RE: 「ツヴィンガー宮殿(たぶん)。 」
近鉄バッファローズさん、こんばんは
ご指摘どうもありがとうございました。ドレスデンの訪問は、ツアーの最後のほうだったことと、ここでは似たような建造物をたくさん見学したせいか、旅行記をまとめるのに、記憶が定かでなくて、苦労しました。
私のつたない旅行記を、こんなに丁寧に見てくださって感激です。
近鉄バファローズさんは、ドイツをよく旅行されているのですね。「教えて、」で、よくお名前を見かけます。
私が訪問できなかったドイツの各地の旅行記を、これから楽しませていただきたく思っています。
by クッキー
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- norinoriさん 2010/08/28 11:41:36
- 中世の街並み、、?
- クッキーさん、はじめまして&こんにちは。
中世の街並みがそのままそこに佇んでいるドイツの町々。
まるでタイムスリップしているみたいですねー!
ヨーロッパはイギリス、フランス、イタリア、スペインと周ったので次は是非、ドイツに行ってみたいと思っています。
ダイビングで知り合った友達にも会えたらいいな〜と。
クッキーさんの旅行記読んでると、とても歴史にお詳しいので驚いています。
それだけ詳しければ個人旅行でも充分だったことでしょう。
訪れる国のお勉強を多少なりともして行かねばと、反省です。(>_<)
相手国に対する礼儀もありますね。
続きの旅行記、楽しみに待ってま〜す!
では、また。
- クッキーさん からの返信 2010/08/28 14:01:50
- RE: 中世の街並み、、?
- norinoriさん、はじめまして。
読んでくださってとてもうれしいです。私の家族は、私が旅行してきてもたいして興味をしめしてくれないものですから、こんな風にコメントを書いてくださる方がいると最高に幸せです。
ドイツの小さな街々はとてもすてきでしたよ。残念だったのは、時間があまりにも少なかったことです。それぞれの街の石畳を歩いて、小さな小路をぶらつきながら、過去の生活に思いを馳せることができたら・・・。ドイツでは普通に英語も通じるようなので、がんばって一人旅をしてもよかったなあと少し後悔しています。
歴史は好きな方ですが、旅行から帰って旅行記を書き始めてから勉強したことの方が多いんですよ。なんとなく知っていても、それを文章にしてみると、いいかげんにしか知らなかったことを思い知らされます。
添乗員さんが歴史に興味があるようで、それぞれの都市の豆知識のプリントを配ってくれましたので、それも参考にしたんですよ。
あと3冊仕上げようと思っています。よろしかったら読んでくださいね。
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