2010/08/14 - 2010/08/20
4149位(同エリア7013件中)
きっちーさん
準備中
よく考えたら、ローマをまる1日動けるのは、今日が最後なんじゃ?
明日は、秘密プランがありますので~。
マル秘プランは、『夏旅⑩』に申し送るとして。
午後も、トコトンまるっと歩き倒しましょう!
ういっす!!
-
カピトリーノ美術館の見学を終え、笑顔がベリイvカッチョいい、中央アジア系ウェイターさんにラブリーオーラを放射しつつ、カフェレストランで昼食を済ませます。←食事に集中せい
「カッコイイ!超好みv離れるのがつら〜い〜っ」
お馬鹿なツイッターをしながら、お店を後にし、一路テヴェレ川の河岸を歩き出します。
カラてぃん(注:カラヴァッジオ)を作品を求めて!
カラてぃんクエストじゃ♪ -
激しいスポーツは向いていませんが、ただ歩かせとけばせっせと歩く日常ウォーカーです。
中国は面積の規模が違って、歩きが『激しい』部類だけど(笑)、ローマは思ったより狭いので、徒歩で行くのもそんなにキツくありません。
夏旅の心強いお供、ビルケンシュトックのサンダルをつっかけて、川沿いの並木道をテケテケ突き進み、川を越えます。
ビルケンシュトック、さいこー。
イヤまじ、下手なスニーカーなんか足元にも及ばない性能です。
全然、足にこないもん。
さすが、ドイツ製品。
オイル・ヒーターとサンダルは、ドイツの専売特許だわ。 -
テヴェレ川の向こうは、ご存知の通り、ヴァチカンが大きく陣取っています。
ローマ帝国においてキリスト教は弾圧対象で、4世紀はじめのディオクレティアヌス帝時代、とくに熾烈を極めた迫害がおこなわれました。
キリスト教徒ペトロが殉教し、埋葬されたとされるヴァチカンの丘(正確にはズレているという)の共同墓地を、覆うように大聖堂が建立されます。
世界的に、川を死者の世界との境界線とする考え方は、ポピュラーです。
三途の川や、10円玉でお馴染みの平等院が、川向こうの極楽浄土として見立てた建築であったことは、現地を歩くとすごく生々しく理解できます。
エジプトの死者の旅、ギリシア神話やルネサンス文学にも、渡し守とセットで『川向こうの死者の国』というテーマが登場します。
ヴァチカンの前身である『墓所』も、川向こうの『死者の世界』―――。
生者と隔てられた、あの世のスペースされていたのかと思うと、お墓の上を歩いているというか(笑)。
なんか肝試しみたいだ。
つか、また道をロストしたぞ。
大丈夫か?!オレっ!!
そんなふうに少し迷いながら(少し違うネ)、目指すは国立コルシーニ宮美術館!
カラてぃんの《洗礼者ヨハネ》がおるのだvv -
あった・・ヨカッタ・・っ!
ようやくたどり着いた、国立コルシーニ宮美術館。
オラ〜!
やればできんのよ。
ただ、街歩きを楽しんでただけよ。
決して、いい年こいて迷子になっていたわけでは・・・!!
自分にウジウジ言い訳しつつ。 -
入口をくぐると、ヒマそうにパイプ椅子で憩っていたお爺ちゃんガードマンさんが、満面の笑みで出迎えてくれ、ゆっくり荷物をスキャンします。
国立と信じられない、駐車場として利用されているらしき、むき出しのコンクリートとガランとした内装。
壁際には紙ゴミとか落ちていたりして、間違った建物に入り込んでしまったのではないかと、不安になります。
「あってるよね??」
状況に戸惑っていると、「そこの階段をあがるんだよ」(たぶん)とお爺ちゃんが、左手奥の階段を指さして言います。
教えてもらった通り、2階へあがると売店のような部屋があり、そこがチケット・ボックス。
上は、ちゃんとミュージアムっぽい。
なんなの、このギャップは??
「ウノ、ペルファヴォーレ」
深く考えるのは、よそう。
レジで発券してもらい、さっそく見学開始!! -
繰り返しになりますが、国立博物館にしては随分と寂びれた印象があります。
敷地面積は相当あるのに、展示作品の数が少ないので、隅っこしか使っていないようす。
スペースを広々利用するなら分かりますが、小さな部屋に固まって展示されてます。
お客さんも少ないし、セキュリティーの人も所在なさげ。
「なんか、もったいないなー」
あまり探さないうちに、カラてぃんの《洗礼者ヨハネ》と遭遇v
ぅおう♪ -
カラてぃん、もとい巨匠カラヴァッジオは、イエスよりもヨハネに筆が冴えるようで。
こうやって歩いただけでも、かなりの良質ヨハネ量。
インパクトが強いのは、やはりボルゲーゼ美術館所蔵の《洗礼者ヨハネ》ですけど、国立コルシーニ宮美術館のヨハネは、思春期の青年の面差しが心をとらえます。
ヨハネは、何かに気づいて身を浮かせ、あらぬ方向を見つめています。
鑑賞者と視線が合わないせいか、どこかお伽話の森の精のように浮世離れした距離が生まれ、表情の読めないヨハネの内面に惹き込まれます。
最近、カラヴァッジオの半生を描いた映画を観たんですけど、カラてぃんはモデルさんを結構つかってたようで。
「ヨハネのモデルって、どんな人だったんだろうなあ〜」
バッカスにしても、同じようなタイプを起用しています。
好みな顔だったんですかね? -
むふっv
しっかし、今回はバッチシ計画通りだのう。
やっほー。
カラてぃん、来たよー。
前は、ろくすっぽまわれなかったから、すっげ幸せです。
まあ、こんくらい時間かけて美術館を歩けなきゃ、わざわざ現地まで来た意味ないもん。
えへへ。
もう来れないかもしんないし。
堪能しなきゃ♪
「オルセーのときのように、ノーマークだけど惚れる作家の作品に出会えるといいな!」 -
調子に乗って、3階へあがると・・・。
「え・・・」
夜逃げあとの振り込み詐欺オフィスのように、ホコリ以外なーんもありません。
片隅に、木のベンチがあるだけ。
おーいぃーっ!! -
ワンフロアだけなのか!!
国立美術館っ!!
なんだか、個人コレクションに完敗しちょって、可哀想になってしまいますが。
人生厳しいな。
がんばれよ。 -
飲み屋の酔っ払いみたいな感慨を胸に抱きつつ、切り替えて次なる美術館へ〜。
-
カラてぃん所蔵は良いとしても、国立でアレじゃあのう。
つぎも、大丈夫か不安になってきちった・・・。
テヴェレ川にかかる橋をもどり、ふたたび市街地へ。 -
ハイ!
コチラ、スパーダ宮でございます。
小さな路地に囲まれ、地元向けの商店や教会がちらほらしています。
ちょっとした下町の風情を感じる広場に面した、シンプルな外装。
カラてぃん作品はありませんけど、絵画館ということで楽しみにしてきました☆ -
門をくぐって、石畳をずんずん奥へと進みます。
「アレ?チケット売り場はどこ??」
駐車場の先のアーチをくぐると、もう出口!
「あれれ〜?」
見逃したか、と戻りますが、やはり駐車場しかありません。
出口そばの建物の角に、ポストカードがならぶ小さな売店が見えます。
おし。あすこで、聞いてみよ。
「ぼんじょるの〜」
ガラスのショーケースの前で、やわらかく微笑んでいる女性店員さんに、挨拶します。
えーと、ウェアリズ、チケットヴァックス?
「ビエ、ビエ」と、指で長方形を作って見せると、「ここがそうですよ」と教えてくれます。
いやん。
恥ずいじゃん(汗)。
売店でチケットを購入し、小さな階段を上がろうとすると、売店のお姉さんに呼び止められます。
「まずは、そこの中庭を見ていって」
とのコト。
ホワ〜イ?? -
お店の隅の扉の向こうには、建物に囲まれた誰もいない庭。
と、思ったら学芸員ふうのお兄さんが、声をかけてきます。
イタリア語がまったく通じないと分かると、英語に切り替えてくれます。
・・・それでも分からないけど・・★
お兄さんが解説してくれたのは、庭を囲む壁の一角。
遠近法で、不自然なほど奥行きのあるアーチが、トンネルのように延びています。
「おお〜っ!これガイドブックで見たことある!ある!」
カラてぃん以外、ディテールはノーマークなため、うっかりしておりましたが。
こちらスパーダ宮には、ボッロミーニ作《遠近法の間》がございます。
つか、『間』とか言うから室内にあんのかと思ってた。
おもっきし、外なんですね。
お兄さんが色々説明してくれているのは分るのですが、英語は「アイキャノット、イングリッシュ〜」なもんですから(汗)。
途中で諦められて、お兄さんはつぎのお客さんトコへ行ってしまいました。
すんません。
出来ない人間で・・。 -
まあ、言葉は分らずとも、美術は好きなのだ。
開き直って見学再開☆
小ぶりなミュージアムですが、落ち着いて鑑賞できるので、結構ヨカッタです。 -
さあて、そろそろ帰ろっかな。
-
時間的には、すでに5時近くなのですが、まだ日が暮れる様子もないほど明るいので、徒歩でブラブラ街を見ながら行きましょう。
-
ふと見つけた教会に立ち寄ってみたり、お店を冷やかしながら、ゆっくりと進みます。
こーいう気まぐれなコトが出来るのが、ひとり旅の醍醐味。
ああ!
夏休みだわvv
ナハナハ。 -
あれ?
遺構だ。 -
広場のど真ん中に、柱が地中からぬっと突き出しています。
地図で確認すると、これもローマ時代の神殿跡なんだそうで。 -
ホンット遺跡だらけの街じゃのう〜。
-
「夕飯、どうすっかなあ〜」
まだ、5時前だというのに、食べることばっか心配してますが。
そんな時に、例の才能が・・・!
theスーパー発見!! -
アジア圏と異なり、EUあたりはあんま派手な看板ださないので、「そういえば、スーパー見なかったな・・」という、観光客ズも多いはず!
スーパーとか、お総菜売場大好きですから(笑)。
見つけるの得意なのだ。 -
レジ袋さげて、ご近所ルックないでたちに変身。←あほ
お次に立ち寄ったのは、ジェズ教会☆ -
ベルニーニの作品があるということで、覗いたのですが。
・・・・どこにあるのか、調べてくんの忘れた・・・っ! -
うっかり、ガイドブックを宿に置いてきてシマダ。
-
主祭壇の、向かって左手だったのですが、完全スルー。
-
「どこじゃー!どこじゃー!」
自分のドジを呪いながら、あさっての方向を探しちょります。
おしいな。
もうチョイ、左を撮っとけば写真には残せたのに(笑)。 -
目的は達せませんでしたが。
ローマの教会ってヤツは、ちょっとした美術館なので、いつの間にかあっちゃこっちゃ撮っております。 -
フレスコ画だったと思いますが、幻想的な色彩の聖母子がキレイで、一生懸命撮ったんですが照明が強くて。
肉眼で見たときの、印象がなかなか伝わらないですよね〜(汗)。 -
『歩き方』では、触れられていないので、有名な作家の手によるものではないと思うのですが・・。
ジェズ教会で、もっとも強い印象を受けた、磔刑像。 -
コワイっつーか。
生々しいっつーか・・。 -
背景のビロードのエグさも加わって、鳥肌が立ちました。
-
たとえばお葬式写真を選ぶとき、フツーは死者の幸福そうな笑顔がチョイスされると思うんですけど。
拷問を受け血を流し、もっとも苦痛に満ちた死を迎えようとするその瞬間を、幾多も繰り返して造り、掲げる心理に、いささか倒錯したものを感じました。 -
「なにも、いっちゃん苦しがってるトコばかりを描かなくても・・」
『その説教が大成功で達成した像♪』みたいなのも、アリなんじゃないかと〜。 -
まあ、インパクトはある造けいですが。
なんか作り手のSっ気を感じちゃうのは、思い過ごしかなあ〜。 -
ハイ!
そんな感じで。
一番、強烈だった磔刑像でございました。 -
一番はソレだったのですが、ベルニーニの作品がどれだか分らなかったオイラは、懸命にそれらしいのを撮っております。
だって、見つからないと悔しくないですか〜っ?! -
「これ?これ?」
壁際に、ゴソッとそびえる彫刻に注目。 -
なんか・・・エクソシストのようじゃのう・・。
-
ベルニーニか?
そう問われれば、「あんまソレっぽくないよねえ」と答えざる得ないのですが(笑)。 -
スペースとりまくっててスゴかったので、いっぱい撮ってきちゃいました!
-
どこぞのシスターの威光をあらわす作品なんでしょうが。
弱いものイジメしているようにも・・。 -
鞭とロウソクに持ち替えたら、それはそれで構図的にイケちゃいそうな?
↑
言いたい放題 -
女王様シスターと、対の作品でしょうか。
似たような像が、もう一体ありました。 -
こちらは、自由の女神っぽいスタイルです。
-
なかには、コケるくらい引いている人もいますけど〜。
-
服の襞とかはすごい。
いまだったら、デザインをインプットすれば、機械が彫ってしまいそうですけど。
むかしの人は、時間をかけてせっせと彫ってたんだろうなあ。 -
やわらかそうに見えるけど、そこは石だし。
パキッてやっちゃった時はどうしたんでしょうね(笑)。
「やばっ」となっても、そこは焦らず、うまく誤魔化したりしたのかも♪ -
北京の故宮にも、九龍壁というのがございまして。
知っている方も多いかと思いますが、宝珠と戯れる9匹の龍のうち、白龍の腹部に彫った木片がはめ込まれています。
龍は瑠璃で作られているのですが、おそらく腹部を割ってしまったため、処罰を恐れた職人達が彫刻した木片に、うまく塗装して乾隆帝の眼をごまかしたものと伝えられます。
大作ほど、そういったハプニングが隠れていそうで、あれこれ想像するのは楽しいです。 -
さて、いつまで経ってもベルニーニが見つからないので、ガックリきてます。
(あさっての方向を探してたのでしゃーないですが) -
「ひょっとしたら、かすってたかも知れない・・!」
という、希望を胸に。 -
ごってり装飾された聖堂をあとにして、ふたたび街なかへ。
-
トコトコ歩いていると、少し先を歩く人たちが路面をよけています。
「なんか汚いモンでも落ちてるのか?」
ヒョイとのぞくと・・。←のぞくな
「うわっ!」 -
カウボーイっぽいスタイルのおじさんが、無言で路上にパステル画を描いています。
「す、ストリート・ペインターだ・・っ!!」
初めてみた!
やった! -
とくに営業トークするわけでもなく。
おじさんは手持ちの資料を確認しながら、ヴァイオリンを丁寧にアスファルトに描き込んでいきます。
立ち止まって眺めるのは、観光客のみのようですが・・。
これは踏めない。
すっげ、キレイ! -
商店街のシャッターに落書きするのじゃなくて、ストリート・ペインターの存在を知ったのは、『rover』(BELNE 著)というマンガです。
マンガの方は、路上にかかれていたのは絵じゃなくて、詩だったんですけど。
印象に残っているのは、刺青のようにアスファルトに書かれた詩が、翌朝には踏み消されている。
本当に一瞬のアートなんだけど、「切なくてきれいだなあ」と。 -
すごく好きなマンガなので、実際にやっている人を目にして、感激です。
「ホンモノだ〜っvv」
うれしい。
旅しててヨカッタ。 -
アーティストなら、作品を永遠に残したいっていうエゴが、普通はあると思うんですけど。
どうして、つかの間にしか存在しないアートを選んだんでしょうか?
不思議です。
言葉ができたら、ぜひ質問してみたかったな。 -
表現には様々なカタチがあります。
この世界に少しのあいだ留まり、たまたま居合わせた人の記憶にだけ残っていく芸術、っていうのもカッコイイ。
黙々と路面を埋めていくおじさんに、敬意を表しつつ☆ -
目の保養はバッチリしたので、つぎはお腹の〜。
安易な流れですみません。
バルベリーニ広場のトリトーネの噴水まで、やってきました。
歩いた!
チョー頑張った!! -
『ピザ・ケバブ・寿司』・・。
相変わらず、あやしげなキャッチ―フレーズですが、味は確かなお店。
『Saby‘s Express』v
夕飯は、ここで! -
1F店舗でピザを買い込み、「いーと、ひあ」と言って2Fへあがります。
最初に来たときは、外で食べてしまいましたが、なかに食べるスペースがあるようなので、今回はそちらを利用してみます。
やや天井の低い2Fには、時間が少し早いのかお客さんの姿はなく。
写真が撮りやすい(笑)。 -
買い物袋をテーブルにおろして、真ん中の席を陣取ります。
基本的に、マックの2Fと変わらないかな。
さて!
前回食べたのは、きのこ系ピッツァでしたが!
今回は〜♪
海老マヨ!!
なんかシーフードが、食べたかったv
ただ、量はハンパないですよ?
ペットボトルと比較しても、どっちゃりあるのが、お分かりになるかと。
これでも、1人分だぜベイベ。 -
お味は、きのこもイケたが、こっちも美味しいっ。
ホテル近くの、テイクアウトのピッツァのお店よか、全然うまいス。
なので、ローマで買い食いを楽しみたい方は、絶対いくつかお店をまわった方がイイと思います。
「こんなもんか〜」
と思う店は、おそらくハズレです。
おいしいトコ探してくださいね☆ -
結局、量が多くて食べきれず(泣)。
すみませぬ!
お店から出てすぐの、メトロへ続く道をスタスタ歩いて行きます。 -
ああ、今日は朝から頑張っちゃったなあ〜。
足、イテ。
ま!
でもねv
明日は、いよいよ××ですなっ!
Theシークレット・プラン発動。
ふふふのふっ。 -
なにをもったいぶってやがんだっ。
答えは、『夏旅イタリア☆⑩』で!!
引っ張るわよ、チャオ。
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