2010/08/06 - 2010/08/14
124位(同エリア514件中)
ムー造さん
以前からエリカ街道やメルヘン街道に関心があったのですが、なかなかその方面のツアーがありません。昨年、ツアーでドイツを旅行した時に、「ドイツは治安が良いな」という印象を受けました。ヨーロッパの中では時間に正確だ、と聞きますし、ジャーマンレイルパスは座席予約をしなくてもICEなどに乗せてくれます。一人でも行けるかもしれない、と思い、この夏は北ドイツの街を鉄道で観光することにしました。
一人旅でネックになるのはスーツケース。今回はハンブルグとハノーファーのホテルを拠点にして、スーツケースはホテルに置き、日帰りで周辺の街を見ました。
まずはセントレアを出てからハンブルグまでの移動の様子を中心に書きたいと思います。
表紙の写真はシュベリーンの駅で撮りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8/6(金)セントレアの出国エリアはまあまあの混雑。地元の駅も空港行きの電車はスーツケースを引っ張る人で賑わっていました。少しは景気も回復してきているのでしょうか。
いつものようにカード会社のラウンジでビールを飲んでから出国審査へ。 -
今年もこうしてまた遊びに行けるのはありがたいことです。
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初めはゼクト(ドイツのスパークリングワイン)
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昼食はカツ丼かハンガリー風ビーフシチューからの選択
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途中でおにぎりかアーモンドケーキのサービス
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夕食は鰻丼かペンネのカルボナーラからの選択
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さて、フランクフルトに着いたらまずは入国審査と荷物の受け取り。
エコノミー席としては前のほうに座っていたので、素早く行動できます。
名古屋からフランクフルトへの便は乗り継ぎの人がほとんどのようで、預けた荷物の受取場では2〜3個のスーツケースがターンテーブルをまわっているだけでした。 -
外に出たら、次はジャーマンレイルパスのバリデーション。
ドイツ鉄道の窓口に向かいます。 -
結構な行列ができていますが、私が行った時はそうでもありませんでした。バリデーションは、ジャーマンレイルパスとパスポートを見せるだけでいたって簡単に済みました。
ハンブルグまでは3時間半ほど。座席の予約をしたかったのですが、もう一杯だと言われてしまいました。
う〜む、計算違い...でもないものはないのですから、さっさと諦めます。
まぁ、何とかなるでしょう。 -
ドイツ鉄道の窓口がある階にはちょっとしたフードコートやお店(服や靴などを売っている)がありました。お水を買いたかったのですが、キオスクなどのようなタイプのお店はありませんでした。
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ICEは長距離列車駅からでますから、この表示に従って進みます。フランクフルトの空港は大きいのですが、表示などはしっかりしています。空港のどこを歩いているのか、まったく全体像は分からないのですが、
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こうしてちゃんと着けるのです。心配はいりません。
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時刻はこのように表示され、何番線なのかもここで確認します。
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確認はしたものの、ちょっと不安。ハンブルグは遠いので、乗り間違えたりしたら大変です。インフォメーションがありますから、駅員さんにも聞いてから、6番線へ降りました。
写真の左下にご注目ください。ホームのB、Cは一等車、CとDの間ぐらいに食堂車、D以降Gまでが2等車、ということが分かります。駅で並ぶ時の参考になさってください。 -
「空港長距離列車駅」のドイツ語表記です。
飛行機は定刻の15:35着。16:42に乗れました。初めてにしては「よくできました」かな、と自分で大満足。 -
来た!
この時は初めてだったので特に感動しました。 -
さて、乗り込んだのは良いのですが、本当に混んでいます。
写真は空港駅の次のフランクフルト中央駅。 -
空席はなさそう。
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ではコンパートメントの方へ
空席はありそうですが、なかなかドアを開けて声をかけるのは勇気が要ります。でもここでひるんだら、ハンブルグまでずっと立つはめになるかもしれません。
大柄な(ドイツ人は大柄な人が多いのですが、それにしても背の高人たちでした。)男性が2人座っているコンパートメントに恐る恐る声をかけます。
「空いているよ。」
良かった...座れました。 -
ハンブルグに向けて出発。列車はカッセルまでしばらく停まりません。
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車窓は美しく、見飽きることがありません。
私はコンパートメント6席の通路側に座ったのですが、通路側の窓の景色が楽しめます。 -
コンパートメントのドアはこのような全面ガラス張り。私はこの通路にスーツケースを置いていたのですが、自分の目の届くところに荷物があるのは安心です。
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2等のコンパートメントはこんな感じです。皆が降りてしまった後、写真を撮りました。
何度が列車に乗って分かったのですが、ICEやICの2等車は大きなカバンを持ったドイツ人旅行者で結構混んでいます。でも相席になるコンパートメントはオープンサロンの座席より空いている確率が高いのです。 -
2等の荷物置き場は狭く、列車が込んでいるのですから、当然荷物置き場も一杯です。
ガラスドア越しの通路にスーツケースが置けるコンパートメントは良いかもと思いました。 -
さて、ハンブルグまでは列車で3時間半。飛行機で移動してもよい距離です。どうして列車にしたのか...
そう食堂車を利用したかったのです。 -
まずはビールを。グリーンレモン風味です。
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それほどお腹がすいていたわけではないので、今月のおすすめスープを。パンがついてきました。
しめて8.2ユーロ -
日本では食堂車は廃止されてしまいましたから、こうして車窓を眺めながらの食事は本当に楽しかったです。
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食堂車は中央の調理場をはさんで、レストラン部分とバー部分から構成されています。写真の左側に通路があってレストランへ通り抜けられるようになっています。レストランの向こう側は1等車、バーのこちら側は2等車ですが、どちらでも利用可能です。
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列車内のトイレ
清潔で安心して使用できます。食堂車やトイレに行くときに荷物はどうしたか?私は貴重品の入っているカバンだけ持って行きました。同じコンパートメントのドイツ人もトイレに行く時は、貴重品が入っていると思われるカバンだけ持ち、上着やその他のカバンは座席に置いたままでした。そのあたりは日本と同じような感覚で利用できるのではないかと思います。 -
20:37 無事ハンブルグにつきました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- つるさん 2014/10/30 08:42:48
- はじめまして
- 今晩日本を出て、はじめてのドイツ一人旅をしてきます。
朝、ムーさんの旅行記を拝見して、とっても助かっています。
列車にうまく乗れるのか、とても心配でしたが、何とかなりそうな気になってきました^^;
いつもは3人の娘の誰かと行くのですが、今回は初めての一人旅。
楽しくてためになる旅行記をありがとうございましたm(__)m
- ムー造さん からの返信 2014/11/03 23:52:05
- 良い旅行になりますように。
- つるさん
旅行記に投票いただきありがとうございます。今頃はドイツにご滞在ですね。どちらにお出かけになったのでしょうか。
誰かと出掛ける旅行は感動などが分かち合えて楽しいですが、一人の気楽さもまた良いものですよね。私の旅行記が少しでもお役に立ったのならば嬉しいです。私は次は古城街道に出かけたいと思っています。 ムー造
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- つるさん 2014/10/30 08:42:36
- はじめまして
- 今晩日本を出て、はじめてのドイツ一人旅をしてきます。
朝、ムーさんの旅行記を拝見して、とっても助かっています。
列車にうまく乗れるのか、とても心配でしたが、何とかなりそうな気になってきました^^;
いつもは3人の娘の誰かと行くのですが、今回は初めての一人旅。
楽しくてためになる旅行記をありがとうございましたm(__)m
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