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7月7日(水)の朝は3:30に目覚める、「モンテ小屋に泊まったこと」を実感しこの日の好天を祈願して1日が始まる。

スイス・ハイキングの旅 2010夏(5) ジナール(Zinal)5

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2010/07/07 - 2010/07/07

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ロク69

ロク69さん

7月7日(水)の朝は3:30に目覚める、「モンテ小屋に泊まったこと」を実感しこの日の好天を祈願して1日が始まる。

旅行の手配内容
個別手配
  • 夜明けまで2時間近くあるが、4時前に小屋の外へ出てみると無数の星が輝いている。オーバーガーベルホルンの左上にはひときは大きい星がある。

    夜明けまで2時間近くあるが、4時前に小屋の外へ出てみると無数の星が輝いている。オーバーガーベルホルンの左上にはひときは大きい星がある。

  • ダン・ブランシュもまだ眠りの中のようだ、静かな佇まいが大きな安心感を抱かせてくれる。

    ダン・ブランシュもまだ眠りの中のようだ、静かな佇まいが大きな安心感を抱かせてくれる。

  • 左のポアント・ド・ジナール、中央のダン・ブランシュ、右端のグラン・コルニエが薄っすらと色づく気配を見せている。特に一番高いダン・ブランシュの夜明けが早そうだ。

    左のポアント・ド・ジナール、中央のダン・ブランシュ、右端のグラン・コルニエが薄っすらと色づく気配を見せている。特に一番高いダン・ブランシュの夜明けが早そうだ。

  • 真っ先にダン・ブランシュの頂きが赤く染まり始める。他の山々はまだ青黒いままだ。

    真っ先にダン・ブランシュの頂きが赤く染まり始める。他の山々はまだ青黒いままだ。

  • オーバーガーベルホルンも色づき始める。左右均等の山容の左側のみに朝日が当たっている。

    オーバーガーベルホルンも色づき始める。左右均等の山容の左側のみに朝日が当たっている。

  • しばらくすると、今度はポアント・ド・ジナールの穂先も色づく。インペリアル・クラウンの頂部が次々と点灯していくようだ。

    しばらくすると、今度はポアント・ド・ジナールの穂先も色づく。インペリアル・クラウンの頂部が次々と点灯していくようだ。

  • 朝日が徐々に下の方まで伸びてくるに従って、色合いは赤い色から次第に明るい黄色に変化して行く。

    朝日が徐々に下の方まで伸びてくるに従って、色合いは赤い色から次第に明るい黄色に変化して行く。

  • 陽光はほとんどの山々にあたってきて、今日の始まりがスタートする。この三山に掛かる影はチナールロートホルンのものだ。

    陽光はほとんどの山々にあたってきて、今日の始まりがスタートする。この三山に掛かる影はチナールロートホルンのものだ。

  • 小屋の朝食は通常、6時過ぎから始まるようだ。パン、オートミール、コーヒー、ホットミルクの簡単なものだが、チーズ、バター、ジャムなどが豊富なのが嬉しい。すべてお替り自由なので飲み物は2杯ずついただいた。いつもはあまり食べないジャムがこの日はとても美味しかった。

    小屋の朝食は通常、6時過ぎから始まるようだ。パン、オートミール、コーヒー、ホットミルクの簡単なものだが、チーズ、バター、ジャムなどが豊富なのが嬉しい。すべてお替り自由なので飲み物は2杯ずついただいた。いつもはあまり食べないジャムがこの日はとても美味しかった。

  • 小屋の入り口では登山靴を脱いで上履きと履き替えるようになっている。小屋の上履きは写真のようなものが沢山用意されていて自分の足のサイズに合せて選ぶことが出来る。

    小屋の入り口では登山靴を脱いで上履きと履き替えるようになっている。小屋の上履きは写真のようなものが沢山用意されていて自分の足のサイズに合せて選ぶことが出来る。

  • 朝食後、支払を済ませてチェックアウトする。もう出かけたグループも結構いるようで7時には半分くらいの客しか残っていないようだった。玄関横においてあったザイル、ピッケル、ヘルメットなどが残り少ない。

    朝食後、支払を済ませてチェックアウトする。もう出かけたグループも結構いるようで7時には半分くらいの客しか残っていないようだった。玄関横においてあったザイル、ピッケル、ヘルメットなどが残り少ない。

  • 出発直前に見たグラン・コルニエ、優雅な曲線が横のダン・ブランシュの荒々しさと対照的でとても美しい。

    出発直前に見たグラン・コルニエ、優雅な曲線が横のダン・ブランシュの荒々しさと対照的でとても美しい。

  • 時刻は7時ちょうど、このま下るのは少しもったいない気がして、小屋からしばらく上部へと続くルートを進んでみることにする。ジナールロートホルンの上部にはまだ日が登ってこない。残雪を超え狭い稜線を登っていく。

    時刻は7時ちょうど、このま下るのは少しもったいない気がして、小屋からしばらく上部へと続くルートを進んでみることにする。ジナールロートホルンの上部にはまだ日が登ってこない。残雪を超え狭い稜線を登っていく。

  • 約25分登った地点に小さなケルンがあり、そこからは勾配がきつくなり、難度も高そうなので引き返すことにする。小屋は下方に見えている。

    約25分登った地点に小さなケルンがあり、そこからは勾配がきつくなり、難度も高そうなので引き返すことにする。小屋は下方に見えている。

  • 完全に日が当たりだした山々、7時40分に小屋の戻る。そのままジナールへ向けて出発することにした。

    完全に日が当たりだした山々、7時40分に小屋の戻る。そのままジナールへ向けて出発することにした。

  • 小屋まで30分の標識まで下ってきた、振返って見る山々。左よりヴェーレンクッペ、オーバーガーベルホル、モン・デュラン、ポアント・ド・ジナール、青空の下美しい景観に感謝する。

    小屋まで30分の標識まで下ってきた、振返って見る山々。左よりヴェーレンクッペ、オーバーガーベルホル、モン・デュラン、ポアント・ド・ジナール、青空の下美しい景観に感謝する。

  • アニヴィエの谷とさらにその北方が見渡せる地点まで戻ってきた。正面の氷河を抱いているのは、ヴィルトシュトルーベル(Wildstrubel、3244m)、右はバルムホルン連山(Balmhorn、3698m)。

    アニヴィエの谷とさらにその北方が見渡せる地点まで戻ってきた。正面の氷河を抱いているのは、ヴィルトシュトルーベル(Wildstrubel、3244m)、右はバルムホルン連山(Balmhorn、3698m)。

  • 昨日とは反対に、ダン・ブランシュとグラン・コルニエがだんだんと重なってくる。まるで舞台の幕が徐々に閉じていくような雰囲気を感じる。

    昨日とは反対に、ダン・ブランシュとグラン・コルニエがだんだんと重なってくる。まるで舞台の幕が徐々に閉じていくような雰囲気を感じる。

  • 逆光の人、背後の明るい山の対比が印象的だった。

    逆光の人、背後の明るい山の対比が印象的だった。

  • グラン・コルニエ、ダン・ブランシュ、ポアント・ド・ジナール(右から)と歩く人。

    グラン・コルニエ、ダン・ブランシュ、ポアント・ド・ジナール(右から)と歩く人。

  • 途中、顔の真っ黒なひつじ達と出会う。急斜面、絶壁もものともしない健脚ぶりだ。

    途中、顔の真っ黒なひつじ達と出会う。急斜面、絶壁もものともしない健脚ぶりだ。

  • ヴィシエッソまで戻ってきて、またワイスホルンが迎えてくれる。このあたりからの下り道は結構脚と膝に堪える。

    ヴィシエッソまで戻ってきて、またワイスホルンが迎えてくれる。このあたりからの下り道は結構脚と膝に堪える。

  • 11:50にアパートの近くまで戻ってきました。小屋のスタートから4時間10分、歩いた時間は3時間50分だった。ちょうどお昼なのでアパートで昼食を食べることにする。

    11:50にアパートの近くまで戻ってきました。小屋のスタートから4時間10分、歩いた時間は3時間50分だった。ちょうどお昼なのでアパートで昼食を食べることにする。

  • お昼のメニューは簡単に、ラーメン、素麺、ワイン(Fendant)、ビールだ。しばらく休憩したあと、天気が良いのでロープウェイでソルボアまで昇ってみることにする。初日(7/3)、明確に見えなかった景色をもう一度見たくて出発する。

    お昼のメニューは簡単に、ラーメン、素麺、ワイン(Fendant)、ビールだ。しばらく休憩したあと、天気が良いのでロープウェイでソルボアまで昇ってみることにする。初日(7/3)、明確に見えなかった景色をもう一度見たくて出発する。

  • 14:00のロープウェイでソルボア駅に昇る。先日とは打って変っての快晴だ、名峰群が手に触れることが出来るような位置に見える。

    14:00のロープウェイでソルボア駅に昇る。先日とは打って変っての快晴だ、名峰群が手に触れることが出来るような位置に見える。

  • ソルボア駅から少し離れて周りを散策する。快晴のなか、山々の素晴しい眺望に心身ともに癒されていくのが分る。左より、白いビスホルン(Bishorn、4135m、ひときは高いワイスホルン(Weisshorn4350m)、やや黒いシャリホルン(Schalihorn、3797m)、ジナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)、真っ黒いベッソ(Besso、3658m)、白い尖鋒オーバーガーベルホルン(OberGabelhorn、4063m)、モン・デュラン(Mont Durand、3669m)、頭が見えている右端のマッターホルン(Matterhorn、4478m)と続く。

    ソルボア駅から少し離れて周りを散策する。快晴のなか、山々の素晴しい眺望に心身ともに癒されていくのが分る。左より、白いビスホルン(Bishorn、4135m、ひときは高いワイスホルン(Weisshorn4350m)、やや黒いシャリホルン(Schalihorn、3797m)、ジナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)、真っ黒いベッソ(Besso、3658m)、白い尖鋒オーバーガーベルホルン(OberGabelhorn、4063m)、モン・デュラン(Mont Durand、3669m)、頭が見えている右端のマッターホルン(Matterhorn、4478m)と続く。

  • ワイスホルンの雄姿とたおやかさが美しいビスホルン(右)。

    ワイスホルンの雄姿とたおやかさが美しいビスホルン(右)。

  • ジナールロートホルンとベッソ、前者の切り立ったナイフリッジがすごい。

    ジナールロートホルンとベッソ、前者の切り立ったナイフリッジがすごい。

  • 右端にはマッターホルンの頭が見える、左はモン・デュラン(アルベンホルン)。

    右端にはマッターホルンの頭が見える、左はモン・デュラン(アルベンホルン)。

  • ベッソとオーバーガーベルホルン、数時間前までベソの裏側、ガーベルホルンのすぐ足元にいたのが信じられないくらいだ。

    ベッソとオーバーガーベルホルン、数時間前までベソの裏側、ガーベルホルンのすぐ足元にいたのが信じられないくらいだ。

  • 中央はジナールの村を見降ろすレ・ディアブロン(Les Diablons、3609m)、右はワイスホルン。

    中央はジナールの村を見降ろすレ・ディアブロン(Les Diablons、3609m)、右はワイスホルン。

  • 北方向の望遠、右下にはホテル・ワイスホルンが見えている。背後の高峰はバルムホルン連山の最西に位置するリンデルホルン(Rinderhorn、3448m)と思われる。望遠レンズのためか、はるかに遠い山が思ったより近くに見える。

    北方向の望遠、右下にはホテル・ワイスホルンが見えている。背後の高峰はバルムホルン連山の最西に位置するリンデルホルン(Rinderhorn、3448m)と思われる。望遠レンズのためか、はるかに遠い山が思ったより近くに見える。

  • ワイスホルンに続く南側の山々、左からシャリホルン、モマン北峰(Pointe Nord de Moming、3863m)、モマン南峰(Pointe Sud de Moming、3963m)。手前のモマン氷河のはすごい迫力を持っている。

    ワイスホルンに続く南側の山々、左からシャリホルン、モマン北峰(Pointe Nord de Moming、3863m)、モマン南峰(Pointe Sud de Moming、3963m)。手前のモマン氷河のはすごい迫力を持っている。

  • ひと通り周辺の散策を終えてソルボアのレストランで休憩をすることにした。室内外に席が設けられて多くの人々がゆっくりと歓談している。室内の窓から見えるジナール東側の山々、とても絵になる光景だと思った。

    ひと通り周辺の散策を終えてソルボアのレストランで休憩をすることにした。室内外に席が設けられて多くの人々がゆっくりと歓談している。室内の窓から見えるジナール東側の山々、とても絵になる光景だと思った。

  • ロープウェイでジナールへ降りることにして、最後に山々を見るとマッターホルンに雲が掛かりはじめていた。朝からの快晴の好天に感謝しつつ村に戻る。

    ロープウェイでジナールへ降りることにして、最後に山々を見るとマッターホルンに雲が掛かりはじめていた。朝からの快晴の好天に感謝しつつ村に戻る。

  • 今日の夕食は、野菜サラダ(ハム、ソーセージ、チーズ付き)、高野豆腐の玉子とじ、パンにワイン、ビールだった。1泊2日の小屋泊まりを無事終わって風呂に入って早めに就寝した。

    今日の夕食は、野菜サラダ(ハム、ソーセージ、チーズ付き)、高野豆腐の玉子とじ、パンにワイン、ビールだった。1泊2日の小屋泊まりを無事終わって風呂に入って早めに就寝した。

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