2010/08/08 - 2010/08/10
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nasundenさん
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東京から車で9時間。
白神山地の白神岳に登ることを最大の目的とした旅でした。
そして2カ月ぶりの青森県。
25年の人生で2度目の青森県訪問がこれほど早く実現するとは、自分でもびつくりです。
そんなハイペースがいけなかったのか、登山当日は激しい雷雨。
登山道が川と化し、やむなく登山開始20分で終了。
全身びしょ濡れになることができました。
自然の怖さ、、、勉強になります。
というわけで、最大の目的は達成できませんでしたが、
無い知恵を絞って軌道修正してきましたよ。
【1日目】
東京→十二湖(9時間)→ガンガラ穴(欠航)→不老不死温泉(最高)→能代泊
【2日目】
能代→白神岳(中止)→大潟村(穴場)→寒風山(圧巻)→秋田ポートタワー・セリオン(バブル)→横手泊
【3日目】
横手→東京(9時間)
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東京から車で9時間。
やっと海まで辿り着きました。
八森のドライブインにて休憩。 -
日曜日の午前10時前。
観光客も少なくまだ閑散としてます。
ただ、午後4時に通り過ぎた時も空き具合は変わりませんでした。
月曜に通った時はシャッターが閉まっていました。 -
ババヘラアイスのおばさまも絶賛営業中です。
微動だにしません。
勤務態度を見習いたいと思いました。 -
ドライブインの駐車場にあった看板です。
既にここは世界遺産区域内のようです。
明日の登山に胸が高鳴ります。
この時は、明日の晴天を信じて疑いませんでした。 -
午前10時ですが、昼も兼ねて遅い朝食です。
ボリュームこそありませんが、800円の価値は十分ありました。 -
十二湖を目指しますが、その前にネットで発見した日本キャニオンを発見。
最初はこんなアングルでしか見えないため、苦笑いもいいとこでしたが、車で登るとさらに、日本キャニオン専用の駐車場を発見。
どうやら近づくための散策路があるようです。 -
駐車場から歩いて15分。
目の前に広がるビックスケールはまさに日本キャニオーーン!
グランドキャニオンをこの目で見たことはありませんが、きっとこちらを先に見た方が感動は大きいに違いありません。 -
さらに車で3分ほど行くと、十二湖に到着。
初めて来たので勝手が分からず、取りあえず一番最初に見つけた駐車場に駐車。
後で気付きましたが、もっと奥にも駐車場がいくつかあるようでした。
十二湖ではやはり青池が最大の楽しみです。 -
青池に近い駐車場ではないため、そこから2キロ弱のトレッキングです。
山の中に入ると太陽の光が木に遮られひんやりします。 -
匂いや音を満喫したいところですが、
ヘビが出るんじゃないかという恐怖心で頭はいっぱいです。
自然と歩くペースも速くなります。 -
歩みを進めると、神秘の色をした湖が現れました。
もう青池に着いたのでしょうか。
あと1キロの看板を見たばかりです。
確認すると、これは沸壺の池だそうです。
これでも相当感動ですが、青池はこれ以上なのでしょうか。 -
さらに歩いて10分。
ついに青池到着です。 -
ネットで見た青池の感動がハードルを上げ過ぎたのでしょうか、それとも沸壺
の池を先に見たからなのでしょうか。
正直、日本キャニオンの方が感動ですよ。
落ち葉が非常に残念でしたね。
だけど、それでも青さはすごいです。謎です。 -
気を取り直して、再度沸壺の池へ来ました。
こちらの方が観光客も少なくシャッターチャンスは多いです。
落ち葉もそこまで水面に浮いていません。
是非こっちを青池と紹介してあげようと思いました。 -
駐車場に戻る途中の沢で水をいただきました。
-
十二湖を後にして、次はガンガラ穴へ。
海上の洞窟にコウモリが生息していて、船でその洞窟の中に入れるという観光スポットです。
小さな看板を頼りにようやく出航ポイントまで着きました。
すると店の前には、荒波のため欠航と書いた看板が下げてありました。
なんでも今シーズンは未だ一度も出航できていないそうです。
日本海にある前線が停滞し、荒波を作り続けているそうな。
ちなみに料金は、
1〜4人までは1艘3,000円。
5人からは1人700円だそうです。
ここへ来るのがあと何年後になるのか、今から楽しみです。 -
ここは海水浴場にもなっているのですが、
水がとにかく透き通っています。
混雑具合も関東に比べれば雲泥の差です。
こんな場所が国道101号線沿いにはたくさんあります。
まるでカルフォルニアのようです。
行ったことがないのでイメージにしか過ぎませんけど。 -
今日の疲れはここで解消します。
不老不死温泉。
露天風呂までは内湯で汗を流してから、服を着て向かわないといけません。
入湯料600円。
赤茶色のお湯は、海に面しているからか塩辛かったです。
けれどもそんな面倒さは浸かれば吹き飛びます。
まるで海に入っているかのような錯覚です。
アイスランドに次ぐ、露天風呂体験の貴重さでした。
ちなみに、立ち入り湯は午後4時までのため、一番の醍醐味である夕日を眺めながらの入浴は、宿泊者のみの特権です。 -
宿泊はルートイン能代で1泊4,200円。
ここにも人工温泉があります。コストパフォーマンスは満点です。
翌日、白神岳登山。
運転中から雨が降り始め、悪くなるばかりの天候。
気合いを入れて登山を開始するも、雷の光と音の間隔が短すぎて、生命の危険を感じました。
こんな思いをするとは思わなかったので、これまでの自分の行いを見つめ直し、反省しました。
この後、冷え切った体を癒してくれたのは大潟村でした。
ポルターの湯は400円。道の駅も大満足。
そして干拓地を眺望すべく、寒風山へやってきました。 -
天気も急回復。どんどん、青空の面積も広がってきました。
八郎潟の干拓地をはじめ、男鹿半島や海岸線も一望です。
期待していなかっただけに嬉しい大誤算でした。 -
八郎潟の干拓地方面。
-
秋田市方面へ延びる海岸線。
遠方には風力発電用の風車も見えます。
といっても海沿いには、ここだけでなくちらほら見つけられました。 -
次は大潟村に戻り、大潟富士へ。
この山、日本一低い山なんだそうな。
それにかけて、高さは日本一の山、富士山の1000分の1とし、
3.776メートルなんですね。
このスケールの大きな山のために、2つの階段や駐車場、記念碑が整備されています。 -
頂上からの眺めは一面の田園風景。
見晴らしは3.776メートルでも十分良いです。
そもそも干拓地のため、周りは海抜0メートル。
この山も人工物のため、標高をコントロールできるのです。 -
大潟村の由来や、八郎潟の歴史も簡単に学ぶことができます。
干拓地になる前は琵琶湖に次ぐ日本第2位の面積があったのには驚きました。
学生時代に地図帳で見た不思議な地形を気にかけ続けてきましたが、ようやく今日、体感することができました。
白神岳に登れなかったおかげです。ありがとう雷雨。 -
最後に秋田セリオンへ。
全く予定には無かったコースです。
全面ガラス張り、143メートルのタワーは、
1992年着工ということで、景気のいい時代の匂いがしました。
ただし、入場は無料です。
にぎわいこそ感じられませんでしたが、秋田県太っ腹ですね。 -
地上100メートルからの眺望。
秋田市街を望む。 -
不思議な雲も見つけられました。
-
日本海。
男鹿半島も確認できます。
夕日までは時間があるので諦めましたが、
ここから見たらたまらないでしょうね。 -
この後、横手市まで移動。
横手プラザホテル泊。1泊4,000円でこちらも満足。
別館の温泉も無料で使うことができ、この日3度目の入浴。
夕食はB級グルメで有名になった横手やきそばを頂きました。
すごくうまいです!予想以上でした。
市内にはたくさんお店があるので、あたりはずれもあると思いますが、
今回は大正解ですね!
最終日は帰路のみです。
以上おしまい。
白神岳に登れなかったのは残念ですが、次回リベンジということで、これはこれで満足の旅でした。
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