2010/03/17 - 2010/03/25
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miyabi-doさん
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『99¢ストア』の店内でも別々に買い物を済ませたが、帰国後写真を焼いたDVDを交換した際、Sさんが思わず漏らした感想が、「もっと色々『99¢ストア』で買い物したかった」と聞いて驚いた。
ただこの時は、冷戦(?)の真っ直中のため、ほとんど会話なし。
それどころか車をスタートさせた直後、「食事はどうしますか・・」と聞くと、「お任せします」という返事。
「決めて下さい」と言い返しても、「そちらで決めて下さい」と頑なに譲らない。
押し問答の末、何を食べるか決まらないので、そのままフリーウエイに乗ってしまったが、「こちらとしては、夕食まで何も食べなくても大丈夫なので、決めて下さいと言ったのに・・」と告げた所、それでは困ると思ったのか、しばらくの沈黙の後、頑なな態度が少し軟化した。
80号線から、ブルーハイウエイ(ローカル道)12号線から29号線に乗り換え、ナパへと向かった。
その途中ようやく「何か食べたい」と言ってきたので、フリーウエイ沿いにレストランらしき建物が見えたので、市街地に入って捜してみた。
選んだ店は、かなり賑わっているイタリアン・レストラン。
よほどお腹が減っていたのか、Sさんはサラダとメイン料理にワインも注文。
ハンドルを握るこちらは、ワインも飲まずスープだけ。
何せスパークリングのミネラル・ウォーターがボトルで7ドルする店なので、こんなに軽い食事だけで41ドルオーバー。
チップ込み45ドルという、こちらとしては記録破りの高額ランチとなってしまった。
チープ&快適をモットーにする車旅としては、分不相応の贅沢なのだが、Sさんにはこれくらい当たり前らしく、「せっかく海外旅行に来ているのだから、たまにはこのくらい贅沢してもよいでしょ・」と悪びれる様子もなく、反省の色も微塵もない。
この時の2人の気持ちの落差を埋める言葉をひと言で表現すると、「元々持っている財布の大きさが違うのだ」と、納得した。
道の両側に葡萄畑が広がり、ワイナリー地帯に入ってきた。
ナパのワインを世界に知らしめた、ロバート・モンタヴィ・ワイナリーでSさんだけトイレ休憩。
向かいにある『オーパス・ワン』入り口で記念写真を撮り、近くにある『ニーバーム・コッポラ・ワイナリー』を捜したが、既に3回もココに来た事があるのに、その前を2往復してやっと見つかった。
見つからなかった原因は、倒産したのか、買収されたのか、エントランスの様子は一変し、ワイナリーの名前『Rubicon Estate』に変わってしまっていたせいである。
ここの目玉だった、映画『タッカー』の車をはじめ、オスカー像が飾ってある2階のギャラリーは安泰だったので、少し安堵した。
ナパ(NAPA)を経てセント・ヘレナ(St.Helena)を過ぎれば、いよいよ温泉町・カリストーガ(Calistoga)である。
多分、アメリカでロングセラーになっている唯一の温泉本、『Hot Springs & Hot Pools』(2冊組み)を見つけてから、この本がボロボロになるくらい、温泉巡りをしていた時期がある(現在は3冊目を使用)。
温泉の大半は水着着用が義務づけられているが、なかにはすっぽんぽん(全裸)で入れる所もある。
最も強烈な印象として残っているのは、コロラド州にある山中にある温泉(一般客の利用は平日のみ)で、全裸の男女が林の中を歩き周り、広大なエリアに点在する温泉(と言っても、単なる地面を掘っただけの水溜まりの池)巡りする、とても日本では考えられない野趣溢れるものだった・・。
大自然の中から、突然全裸の男や女が現れ、「ハーィ!」と挨拶する光景を想像してみて下さい。
それが美男美女ならまだしも、XXXLサイズの黒人や、メタボのオバサンだっりしたら、どうしますか・・・。
逆に、お気に入り温泉町ベスト3の中に、このカリストーガが入っている。
純粋な温泉としての第1位は、パゴサ・スプリングス(Pgosa Springs/コロラド州/湯の花たっぷりの硫黄泉)に譲るものの、総合的な設備も含めれば、誰に奨めても2位か3位に入いると確信している。
因みにもう一つの候補は、デザート・ホット・スプリングス(Desart Hot Springs/カリフォルニア州)で、沙漠に湧く全米一の温泉町である。
いずれにしても、カリストーガに来るのはこれで何度目だろうか・・。
今日これから予約する予定のスパ・ホテルを定宿にするまで、指折り数えたら5軒のスパ付きホテル&モーテルに泊まった記憶が蘇った。
さらに記憶の糸を辿ってゆくと、両手の指を全て折ってもまだ足りなかったから、通算10回以上。
日本の箱根や熱海、草津や伊香保より多く訪ねている事になる・・。
一度泊まってすっかり気に入り、「ココを定宿にしよう」と決めたのは、『Calistorg Spa Hot Springs』である。
部屋には備え付けのキッチンがあり、皿やグラス、ナイフやフォークなどの食器はもちろん、電磁調理器に冷蔵庫、電子レンジにコーヒーメーカー、など調理器具もそろっている。
近くのスーパーマーケットで食料を買ってくれば、日本の湯治宿感覚で長逗留ができる優れもの。
店名の中に『Spa』とあるように、ミネラル分を含んだ泥のパック&エステや、トレーニング・マシーンがそろったジムも備え付けられていて、マシーンは無料で使えるのも気に入っている。
20年前に来たときは、健康志向の人たちの間で人気はあったものの、今ほどの温泉ブームはなく、宿泊料金も一般のモーテルとそれほどの差はなく、70ー80ドル程度だった。それが今やほぼ倍の値段である。
それでも「安い」と思う人は多いだろうが、“チープ&快適”をモットーとするアメリカ車旅では、「高くても、1泊80ドル以下」と決めているので、カリストーガに来なくなってから久しい。
今回は、49ersの後に向かう候補地として、Sさんに「同じ道を戻って温泉町へ行くコースと、南に下がってJ.スタインベックが暮らした映画『エデンの東』のモデルになった町と、ニンニクの町を通ってシリコン・ヴァレーに向かうコースがありますが、どちらにしますか・・」と、選択権を任せた所、温泉町になったため、高くて不本意ながら、"相部屋"(割り勘)を条件に承諾したもの・・。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- デルタ航空
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