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 そもそもの旅のきっかけは、ネット限定で売り出された安いエアチケットを発見した事に始まる。<br /><br /> 毎回この方式で、チケットが見つかるとほぼ毎年のようにアメリカ車旅をしきた。<br /><br /> 今回もいつもと同じだと思っていたら、何の気なしにSNSで&quot;旅友探し&quot;の掲示板に書き込んだり、日記に「またまたアメリカへ行きます」などと、浮かれ&amp;自慢気味に書いてみたら、前後して「一緒に旅したい」という人が、2人も現れてしまった。<br /><br /> 1人目は、同じ港区に住むご婦人Sさん(68歳)で、事前にお会いして大まかな旅の内容を説明した。<br /><br /> もう1人は、ニューヨーク在住の社会人学生で、「西海岸は知らないので、良い機会だから混ぜて下さい」と言ってきた。<br /> 断る理由も見当たらないので、いつもの1人旅が3人旅になってしまったわけである。<br /><br /><br /> 前日(同日?)午後、成田を出発したDL634便は、ほぼ定刻通りサンフランシスコ空港に到着した。 <br /><br /> 両手10本の指の指紋と眼球を、カメラ&amp;スキャニングでチェックされ、しつこく質問されてようやくイミグレーション通過した。 <br /><br /> バッゲイジ・クライムで旅行鞄を引き上げたら、&quot;ゆりかもめ&quot;を進化させたような無人電動モノレールに乗り、レンタカー会社が集まった駅へと向かう。 <br /><br /> 今回予約したバジェット・レンタカー会社のカウンター前ソファーに、ニューヨークから到着して待ちくたびれた風のTさん発見した。 <br /><br /> 顔合わせの自己紹介をした後、Tさんと一緒にカウンターで予約表を提示して、車を決定。 <br /><br /> 敵(?)は売り上げを計ろうと、「プラス1日10ドルで、お洒落なスポーツセダンが借りらけど、どう・・?」とか、「カーナビは要らない・・?」とか色々言ってきたが、日本で予約した通りのミッドサイズの車を選んだら、KIA(韓国車)の4ドアセダンをあてがわれた。 <br /><br /> KIAは以前も乗ったことがあるが、エコノミー・サイズだったためか、窓はクランクを回して上げ下げするタイプで、70年代の日本車に乗っている気分にさせられた経験がある。 <br /><br /> 今回は排気量も大きいタイプのせいか、窓もバックミラーも電動だし、オートマのギアチェンジも直線ではなく、高級車にありがちな逆S字型を崩したタイプ。 <br /><br /> 車のトランクに3人の荷物を詰めたら、どうにか納まったもののほんと余裕がない。 <br />「これではあまり土産が買えない」と思ったが、カウンターに引き返して車をチェンジしてもらうのも面倒なので、このままスタートすることにした。 <br /><br /> 車を発進させてビルの出口に向かい、正規の客である事が解る書類を見せて、ゲートを出ればいよいよ車旅のスタートである。 <br /><br /> すぐ前を走るフリーウエイ101号線をサンフランシスコ市内方向に向けて北へ走り、間もなく80号線に別れてベイブリッジを渡り、湾対岸のオークランド(OAKLAND)へ。 <br /><br /> 話は少し横道にそれるが、138年前、この地を訪れた日本人が居る。 <br /> 岩倉具視を特命全権大使として、明治3年暮れに日本を出航。45日間かけて太平洋を船旅で渡り、サンフランシスコに到着した総勢48人の日本人の中には、伊藤博文や大久保利通、木戸孝允などが含まれている。 <br /><br /> サンフランシスコに滞在中のある日、彼らはフェリーで湾の対岸に向かいオークランドに到着した。 <br /> そこには陸地から延々2kmに及ぶ桟橋が海中に延びていて、桟橋の上には鉄道の線路が敷かれ、下船後すぐ鉄道に乗り込めるシステムになっていたという。 <br /><br /> 数日後、彼ら一行は鉄道で東海岸に向かい、大西洋を船で渡ってヨーロッパ諸国を訪ね、世界一周して帰国した。 <br /> その模様をまとめた本は、19世紀末の世界を記したルポルタージュとしても、紀行文としても、優れたリサーチ力を発揮していて、とても興味深いものがある。 <br /><br /> 本のタイトルは、『米欧回覧実記』(全5巻/慶應義塾大学出版会)。 <br /> その第1巻、第3章と第4章にあるを読みながら、この車旅を経験したので、思いは138年前と現在を行き来し、いつもと違った旅の楽しみを味わえたものだ。

大テーマは49ersだけど、「初めまして」の挨拶後、3人車旅スタート・・。 Vol.1

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2010/03/17 - 2010/03/25

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miyabi-do

miyabi-doさん

 そもそもの旅のきっかけは、ネット限定で売り出された安いエアチケットを発見した事に始まる。

 毎回この方式で、チケットが見つかるとほぼ毎年のようにアメリカ車旅をしきた。

 今回もいつもと同じだと思っていたら、何の気なしにSNSで"旅友探し"の掲示板に書き込んだり、日記に「またまたアメリカへ行きます」などと、浮かれ&自慢気味に書いてみたら、前後して「一緒に旅したい」という人が、2人も現れてしまった。

 1人目は、同じ港区に住むご婦人Sさん(68歳)で、事前にお会いして大まかな旅の内容を説明した。

 もう1人は、ニューヨーク在住の社会人学生で、「西海岸は知らないので、良い機会だから混ぜて下さい」と言ってきた。
 断る理由も見当たらないので、いつもの1人旅が3人旅になってしまったわけである。


 前日(同日?)午後、成田を出発したDL634便は、ほぼ定刻通りサンフランシスコ空港に到着した。

 両手10本の指の指紋と眼球を、カメラ&スキャニングでチェックされ、しつこく質問されてようやくイミグレーション通過した。

 バッゲイジ・クライムで旅行鞄を引き上げたら、"ゆりかもめ"を進化させたような無人電動モノレールに乗り、レンタカー会社が集まった駅へと向かう。

 今回予約したバジェット・レンタカー会社のカウンター前ソファーに、ニューヨークから到着して待ちくたびれた風のTさん発見した。

 顔合わせの自己紹介をした後、Tさんと一緒にカウンターで予約表を提示して、車を決定。

 敵(?)は売り上げを計ろうと、「プラス1日10ドルで、お洒落なスポーツセダンが借りらけど、どう・・?」とか、「カーナビは要らない・・?」とか色々言ってきたが、日本で予約した通りのミッドサイズの車を選んだら、KIA(韓国車)の4ドアセダンをあてがわれた。

 KIAは以前も乗ったことがあるが、エコノミー・サイズだったためか、窓はクランクを回して上げ下げするタイプで、70年代の日本車に乗っている気分にさせられた経験がある。

 今回は排気量も大きいタイプのせいか、窓もバックミラーも電動だし、オートマのギアチェンジも直線ではなく、高級車にありがちな逆S字型を崩したタイプ。

 車のトランクに3人の荷物を詰めたら、どうにか納まったもののほんと余裕がない。
「これではあまり土産が買えない」と思ったが、カウンターに引き返して車をチェンジしてもらうのも面倒なので、このままスタートすることにした。

 車を発進させてビルの出口に向かい、正規の客である事が解る書類を見せて、ゲートを出ればいよいよ車旅のスタートである。

 すぐ前を走るフリーウエイ101号線をサンフランシスコ市内方向に向けて北へ走り、間もなく80号線に別れてベイブリッジを渡り、湾対岸のオークランド(OAKLAND)へ。

 話は少し横道にそれるが、138年前、この地を訪れた日本人が居る。
 岩倉具視を特命全権大使として、明治3年暮れに日本を出航。45日間かけて太平洋を船旅で渡り、サンフランシスコに到着した総勢48人の日本人の中には、伊藤博文や大久保利通、木戸孝允などが含まれている。

 サンフランシスコに滞在中のある日、彼らはフェリーで湾の対岸に向かいオークランドに到着した。
 そこには陸地から延々2kmに及ぶ桟橋が海中に延びていて、桟橋の上には鉄道の線路が敷かれ、下船後すぐ鉄道に乗り込めるシステムになっていたという。

 数日後、彼ら一行は鉄道で東海岸に向かい、大西洋を船で渡ってヨーロッパ諸国を訪ね、世界一周して帰国した。
 その模様をまとめた本は、19世紀末の世界を記したルポルタージュとしても、紀行文としても、優れたリサーチ力を発揮していて、とても興味深いものがある。

 本のタイトルは、『米欧回覧実記』(全5巻/慶應義塾大学出版会)。
 その第1巻、第3章と第4章にあるを読みながら、この車旅を経験したので、思いは138年前と現在を行き来し、いつもと違った旅の楽しみを味わえたものだ。

同行者
その他
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
航空会社
デルタ航空

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