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 車旅4日目の夕食時である・・。 <br /> 夕食の朧気な記憶が少しずつ鮮明になりかかった所で、この夜Sさんと口論した事が蘇ってきた。 <br /><br /> Sさんが旅の初日に買った2リットル・サイズのクランベリー・ジュースが、初日に飲んだだけで、その後車のトランクに放りっぱなしになっていたので、改めて「自分で食べきれない物、飲みきれない物は、買わないで下さい」と注意した。 <br /><br /> クーラーボックスに入れる物には、限りがある。 <br /> それ以前の問題として3人共用の金で買った物を無駄にするのはマナー違反だし、旅の始めに念を押した基本ルールを改めて告げる必要性を感じたからだ。 <br /><br /> しかし、残念ながらこちらの注意はSさんの耳に届かなかった。 <br /> それどころか、「言い方がきつい・」と、突然開き直って逆ギレしたあげく、一番見たくなかった女性がオバサン化した際に見せる言い訳を、興奮しながらまくし立て、捨て台詞と共に部屋に引き上げてしまった。 <br /><br /> その際、部屋に持ち帰った飲み残しのジュースは、それ以来Sさんが持ち歩く姿も、飲んでいる姿も見ていない。 <br /> 1リットル以上残っていたジュースを、その夜イッキ飲みしたとはとても考えられないのだが・・。 <br /><br /> しかも、その様子を静観していたTさんから、さらなる爆弾(?)発言が・・。 <br />「サンフランシスコに友達が数人集まっていて、皆から『おいでよ・』と誘われているので、明日昼前にこの旅から離脱します」 <br /> と言ってきた。 <br />  <br /> 明日の予定は、モーテル入り口付近に必ずあるチラシ置き場で拾った、『Jelly Belly』(ジェリー・ビーンズ)の工場見学と決まっている。 <br /> しかし、それが終わったらTさんをアムトラックの駅まで送り、彼は列車でサンフランシスコに向かう事になってしまった。 <br /><br /> つまり、気まずい雰囲気のまま2人旅をスタートしなければならないのだ。 <br /> なんというタイミングだろう・・と思っても、Tさんを引き留めるわけにゆかない。 <br /><br /> もしかして、この口論を見た事がサンフランシスコ行きを決断したのだろうか・。 <br /> それとも、明日泊まる予定の温泉町のモーテルが、1泊100ドル以上と高いので、セーブマネーの道を選んだのだろうか・・。 <br /><br /> 真相を聞かないまま眠ってしまったので、今も本当の理由は知らないままでいる。 <br /> いずれにしても、こんな口論をしただけに、明日の午後から先は2人旅になるのがなんとも気まずい。 <br /><br /> 昨夜泊まったバカヴィル(VACAVILLE)と、『Jelly Belly』の工場があるフェアフィールド(FAIRFIELD)は、ほとんど隣町のような近さにある。 <br /><br /> 工場見学の第1弾に加わるためには、30分前にモーテルを出発すれば充分間に合いそう。 <br /> 到着してみたら、広い駐車場はがら空きで、先客は3、4台ほど。ド派手な宣伝カーを写真に撮り、いざ会社入り口へ・・。 <br /><br /> 内部もやたらカラフルで、見学開始時間まで退屈しないように、ジェリービーンの試食ができるようになっていた。 <br /> しかも、「なんでわざわざそんな味を作ったの・・?」と聞きたくなるような、アメリカン・ジョークたっぷりの味もある。 <br /><br /> 例えば、カビ臭いチーズ味に、缶詰のドッグフード味、赤ちゃんのゲップ味に、削った鉛筆味。<br /> これくらいはまだ初級編で、腐った卵味に、吐き気味、鼻くそ味に、ムカデ(orゲジゲジ)味、果てはスカンク・スプレー(おなら)味まである。 <br /> どれか食べてみたい味はありますか・・。 <br /><br /> 仲間を驚かせて(騙して・?)やろうと、わざわざこの変味を土産に持ち帰り、皆の前で披露して盛り上がる絵柄が容易に想像できるが、10代20代ならまだしも、そんな仲間もいないし、同世代に食べさせたらきっと「悪ふざけが過ぎる・」と、顰蹙を買ってしまう事だろう。 <br /><br /> 工場見学スタート前に、『Jelly Belly』のマーク入りの紙製帽子を渡され、グループごとに記念撮影。<br /> 見学終了時に、パネル入りにした写真を「買いませんか」という、テーマパークによくあるアレである。 <br /><br /> オートメーションの工場を見下ろす感じで、全面ガラス張りの廊下を進みながら、要所要所で止まって係員の説明と、ビデオ上映がある。 <br /> 英語の説明を聞いても解らないし、工場内部を細かく観察していたら、休日のため作業員は居ないが、床に落ちているジェリービーンが気になった。 <br /><br /> そのままの形を留めた物だけで、軽く100粒以上。踏まれてペチャンコになった物を加えたら、どのくらいになるのだろうか・・。 <br /> 食品を扱う工場なのに、「コレは無いんじゃないの・」と気になって仕方がなかった。 <br /><br /> 工場見学後、見本の『Jelly Belly』をひと袋もらったが、各自土産品を物色し、格安の1着5ドルのTシャツと、ジェリービーンを数袋買い上げて、売り上げに貢献した。 <br /><br /> この後、アムトラックの駅を捜すのにひと苦労。 <br /> 何度も、何度も同じ道を行きつ戻りつし、土地の人にも5人以上尋ねたが、その内の2人(れっきとした大人なのに・・)は自分の住む町にある駅の存在すら知らず、車社会の徹底ぶりを痛感させられた。 <br /><br /> やっとの事で見つけた駅は、先ほど通った道を曲がってすぐの所にあり、拍子抜けしたものだ。 <br /> 駅捜しに1時間ほどかけ、Tさんと握手をして別れたら、気まずい2人旅の開始である。 <br /><br /> 駅捜しで道に迷っている時に見つけた『99¢ストア』に向けて、言葉少なく車をスタートさせた。

Sさんと冷戦、Tさん離脱、工場見学後2人旅に・・。 Vol.7

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2010/03/17 - 2010/03/25

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miyabi-do

miyabi-doさん

 車旅4日目の夕食時である・・。
 夕食の朧気な記憶が少しずつ鮮明になりかかった所で、この夜Sさんと口論した事が蘇ってきた。

 Sさんが旅の初日に買った2リットル・サイズのクランベリー・ジュースが、初日に飲んだだけで、その後車のトランクに放りっぱなしになっていたので、改めて「自分で食べきれない物、飲みきれない物は、買わないで下さい」と注意した。

 クーラーボックスに入れる物には、限りがある。
 それ以前の問題として3人共用の金で買った物を無駄にするのはマナー違反だし、旅の始めに念を押した基本ルールを改めて告げる必要性を感じたからだ。

 しかし、残念ながらこちらの注意はSさんの耳に届かなかった。
 それどころか、「言い方がきつい・」と、突然開き直って逆ギレしたあげく、一番見たくなかった女性がオバサン化した際に見せる言い訳を、興奮しながらまくし立て、捨て台詞と共に部屋に引き上げてしまった。

 その際、部屋に持ち帰った飲み残しのジュースは、それ以来Sさんが持ち歩く姿も、飲んでいる姿も見ていない。
 1リットル以上残っていたジュースを、その夜イッキ飲みしたとはとても考えられないのだが・・。

 しかも、その様子を静観していたTさんから、さらなる爆弾(?)発言が・・。
「サンフランシスコに友達が数人集まっていて、皆から『おいでよ・』と誘われているので、明日昼前にこの旅から離脱します」
 と言ってきた。
 
 明日の予定は、モーテル入り口付近に必ずあるチラシ置き場で拾った、『Jelly Belly』(ジェリー・ビーンズ)の工場見学と決まっている。
 しかし、それが終わったらTさんをアムトラックの駅まで送り、彼は列車でサンフランシスコに向かう事になってしまった。

 つまり、気まずい雰囲気のまま2人旅をスタートしなければならないのだ。
 なんというタイミングだろう・・と思っても、Tさんを引き留めるわけにゆかない。

 もしかして、この口論を見た事がサンフランシスコ行きを決断したのだろうか・。
 それとも、明日泊まる予定の温泉町のモーテルが、1泊100ドル以上と高いので、セーブマネーの道を選んだのだろうか・・。

 真相を聞かないまま眠ってしまったので、今も本当の理由は知らないままでいる。
 いずれにしても、こんな口論をしただけに、明日の午後から先は2人旅になるのがなんとも気まずい。

 昨夜泊まったバカヴィル(VACAVILLE)と、『Jelly Belly』の工場があるフェアフィールド(FAIRFIELD)は、ほとんど隣町のような近さにある。

 工場見学の第1弾に加わるためには、30分前にモーテルを出発すれば充分間に合いそう。
 到着してみたら、広い駐車場はがら空きで、先客は3、4台ほど。ド派手な宣伝カーを写真に撮り、いざ会社入り口へ・・。

 内部もやたらカラフルで、見学開始時間まで退屈しないように、ジェリービーンの試食ができるようになっていた。
 しかも、「なんでわざわざそんな味を作ったの・・?」と聞きたくなるような、アメリカン・ジョークたっぷりの味もある。

 例えば、カビ臭いチーズ味に、缶詰のドッグフード味、赤ちゃんのゲップ味に、削った鉛筆味。
 これくらいはまだ初級編で、腐った卵味に、吐き気味、鼻くそ味に、ムカデ(orゲジゲジ)味、果てはスカンク・スプレー(おなら)味まである。
 どれか食べてみたい味はありますか・・。

 仲間を驚かせて(騙して・?)やろうと、わざわざこの変味を土産に持ち帰り、皆の前で披露して盛り上がる絵柄が容易に想像できるが、10代20代ならまだしも、そんな仲間もいないし、同世代に食べさせたらきっと「悪ふざけが過ぎる・」と、顰蹙を買ってしまう事だろう。

 工場見学スタート前に、『Jelly Belly』のマーク入りの紙製帽子を渡され、グループごとに記念撮影。
 見学終了時に、パネル入りにした写真を「買いませんか」という、テーマパークによくあるアレである。

 オートメーションの工場を見下ろす感じで、全面ガラス張りの廊下を進みながら、要所要所で止まって係員の説明と、ビデオ上映がある。
 英語の説明を聞いても解らないし、工場内部を細かく観察していたら、休日のため作業員は居ないが、床に落ちているジェリービーンが気になった。

 そのままの形を留めた物だけで、軽く100粒以上。踏まれてペチャンコになった物を加えたら、どのくらいになるのだろうか・・。
 食品を扱う工場なのに、「コレは無いんじゃないの・」と気になって仕方がなかった。

 工場見学後、見本の『Jelly Belly』をひと袋もらったが、各自土産品を物色し、格安の1着5ドルのTシャツと、ジェリービーンを数袋買い上げて、売り上げに貢献した。

 この後、アムトラックの駅を捜すのにひと苦労。
 何度も、何度も同じ道を行きつ戻りつし、土地の人にも5人以上尋ねたが、その内の2人(れっきとした大人なのに・・)は自分の住む町にある駅の存在すら知らず、車社会の徹底ぶりを痛感させられた。

 やっとの事で見つけた駅は、先ほど通った道を曲がってすぐの所にあり、拍子抜けしたものだ。
 駅捜しに1時間ほどかけ、Tさんと握手をして別れたら、気まずい2人旅の開始である。

 駅捜しで道に迷っている時に見つけた『99¢ストア』に向けて、言葉少なく車をスタートさせた。

同行者
その他
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
航空会社
デルタ航空

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