2010/05/28 - 2010/05/28
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ソフィさん
2010年5月28日(金)
高雄のほぼ中心、美麗島駅で私を迎えてくれたのは、驚くべき光景だった。
改札を出た大きな地下空間をすっぽりと覆っている、ステンドガラスのドームである。
世界中で出会った初めてのものに、驚き感動する。
地下道を歩くと、所々オブジェがたくさん飾られていて、とても楽しい。
本来地下鉄という公共空間は、町の玄関口として、飾ってほしいと考える。
しかしそのような例は、非常に少ない。
この駅は例外的存在として、大いに注目されるべき貴重なものである。
出入り口をカバーする鉄骨とガラスのドームも、人の心に訴える力を持っている。
近くのローカル色のある商店街を訪ねたかったが、雨の心配もあり、体力の温存も考えて次の機会に譲る。
そんな機会がある可能性は、間もなく80歳の私にとってあまりあるとは考え難いが、ともかく近くなので来ようと思えば直ぐにやってくることが出来る。
再び地下鉄に乗って、ひとつ戻り台湾鉄道の高雄駅を見る。
高雄駅は、100万都市の玄関口としてひなびた感じだった。
恐らく新幹線の建設途上でもあり、どこかほかに大きな新駅プロジェクトがあるのだろう。
左営に戻り、食事の場所を探した。
開店して間もなさそうな三越に行ってみるが、上階のレストラン街は趣味にいまいち合わず、一階のカフェのシナモンロールで簡単に腹を満たす。
何しろ朝ご飯を質量ともに十分取っているので、昼ご飯を一人前にとれば、栄養過剰になること間違いない。
ここで面白かったのは、ハエがいることだった。
久々のハエとの出会いは、懐かしさを感じたが、百万都市の玄関デパートでの出会いは珍しく、いろいろ考える。
高鉄(新幹線)駅への戻りに、大規模な地下食堂街を発見する。
先に見つければよかったのにと後悔するが、後の祭り。
このような食堂は、味との出会いもさることながら、地元の人たちの空気を感じることが出来るので、とても興味がある。
僅か二時間強の高雄との交わりだったが、予報されていた豪雨との出会いがなく、幸運だった。
写真は、「ソフィーさんのブログ」(写真6,600枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい、「片瀬貴文さんのブログ」(写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
文字が大きくて読みやすい、「片瀬貴文の記録」
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
などもご覧ください。
(片瀬貴文 79歳)
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