大同旅行記(ブログ) 一覧に戻る
たっぷり雲岡石窟・其の肆では、雲岡石窟で定番の座佛のある20窟がようやく登場します!(前置きが長くてゴメンなさい・・・!)<br /><br />雲岡石窟は大きく3ブロックに分かれています。<br />今から訪問する石窟のウチ、16窟から20窟を「曇曜五窟」と称し、西暦460年に始まった、雲岡石窟千佛洞製作の指揮を執った当時の高僧「曇曜和尚」の名が付いています。<br /><br />第14窟から第20窟、全て写真の納めてきましたので、その中から代表的なアングルを数点ずつ載せてみました。

北京滞在記134~次男坊北紀行29・たっぷり雲岡石窟・其の肆(14窟~20窟)

4いいね!

2009/09/04 - 2009/09/04

72位(同エリア136件中)

0

67

こまちゃん

こまちゃんさん

たっぷり雲岡石窟・其の肆では、雲岡石窟で定番の座佛のある20窟がようやく登場します!(前置きが長くてゴメンなさい・・・!)

雲岡石窟は大きく3ブロックに分かれています。
今から訪問する石窟のウチ、16窟から20窟を「曇曜五窟」と称し、西暦460年に始まった、雲岡石窟千佛洞製作の指揮を執った当時の高僧「曇曜和尚」の名が付いています。

第14窟から第20窟、全て写真の納めてきましたので、その中から代表的なアングルを数点ずつ載せてみました。

PR

  • 石窟の前には、ちょっとした緑のスペースがあります。<br /><br />そうそう、この旅行記をアップ中にも、中国サイトを色々参考にしていますが、雲岡石窟研究院のサイトがあるのに気付きました。<br />http://www.yungang.org/<br />(日本語ページもあります)<br /><br />このページでも、繁体字で「雲岡石窟」となっているので、ユニセフは間違って居る「崗」の文字を変更しろと言いたいですね。

    石窟の前には、ちょっとした緑のスペースがあります。

    そうそう、この旅行記をアップ中にも、中国サイトを色々参考にしていますが、雲岡石窟研究院のサイトがあるのに気付きました。
    http://www.yungang.org/
    (日本語ページもあります)

    このページでも、繁体字で「雲岡石窟」となっているので、ユニセフは間違って居る「崗」の文字を変更しろと言いたいですね。

  • では、14窟から。<br /><br />雲岡石窟の、現在の番号付けは、16-20が創成期区域で、460年から465年。それ以外はそれより新しい時代、470年から493年となっています。<br /><br />文成帝が統治していた平和な時代に、曇曜高僧の指揮によって造営され、35年間に亘って完成した巨大石窟。<br />北魏の孝文帝が都を洛陽に遷都するのをきっかけに、「雲岡皇家」により作業の停止が下され、造営終了となった。<br /><br />そうなのです。<br />この雲岡石窟は、中国早期に存在した「雲岡皇家」により、民間によって造営された楽土なんですね。<br />

    では、14窟から。

    雲岡石窟の、現在の番号付けは、16-20が創成期区域で、460年から465年。それ以外はそれより新しい時代、470年から493年となっています。

    文成帝が統治していた平和な時代に、曇曜高僧の指揮によって造営され、35年間に亘って完成した巨大石窟。
    北魏の孝文帝が都を洛陽に遷都するのをきっかけに、「雲岡皇家」により作業の停止が下され、造営終了となった。

    そうなのです。
    この雲岡石窟は、中国早期に存在した「雲岡皇家」により、民間によって造営された楽土なんですね。

  • 並んだ4つの佛柱があったそうですが、今は朽ちて残っているのは僅か。<br /><br />でも、肝心の石佛はほぼ残っていますね。

    並んだ4つの佛柱があったそうですが、今は朽ちて残っているのは僅か。

    でも、肝心の石佛はほぼ残っていますね。

  • 全景。

    全景。

  • 脇にあった空の石窟。

    脇にあった空の石窟。

  • その、残っている佛柱。

    その、残っている佛柱。

  • 次へ行く前にちょっと振り返って楼閣をパチリ!

    次へ行く前にちょっと振り返って楼閣をパチリ!

  • で、次は15窟。<br /><br />・・・っと、ここですね(隣やっちゅうねん!)。

    で、次は15窟。

    ・・・っと、ここですね(隣やっちゅうねん!)。

  • 第15窟。<br /><br />ちょっと広めの長方形を呈した洞窟の四面には、数多くの千佛像の彫刻が施されています。「万佛洞」と言う美しい名誉ある名が与えられています。

    第15窟。

    ちょっと広めの長方形を呈した洞窟の四面には、数多くの千佛像の彫刻が施されています。「万佛洞」と言う美しい名誉ある名が与えられています。

  • こんな感じで。<br /><br />徐々に近寄りつつ撮影して行きますね!

    こんな感じで。

    徐々に近寄りつつ撮影して行きますね!

  • おおお!<br />大きな手!!<br /><br />洞窟の中に、更に洞窟がある上に、大佛が見えて居るではありませんか!<br />見えている大仏は、隣の16窟の釈迦観音像です。

    おおお!
    大きな手!!

    洞窟の中に、更に洞窟がある上に、大佛が見えて居るではありませんか!
    見えている大仏は、隣の16窟の釈迦観音像です。

  • アートですね。。。<br /><br />良い意味で呆れちゃいます。

    アートですね。。。

    良い意味で呆れちゃいます。

  • しかし、こんなグレイトなアートなのに、なんでぶっ壊すんでしょ。<br /><br />こまなど、余りにも神々しいので、触るのも烏滸がましい存在だって感じがしますが。

    しかし、こんなグレイトなアートなのに、なんでぶっ壊すんでしょ。

    こまなど、余りにも神々しいので、触るのも烏滸がましい存在だって感じがしますが。

  • 第16窟。<br /><br />散々説明してきました、「曇曜五窟」の解説がされています。

    第16窟。

    散々説明してきました、「曇曜五窟」の解説がされています。

  • 釈迦像のお顔。

    釈迦像のお顔。

  • 16窟洞窟正面の様子。<br /><br />窓枠に当たる部分にも、びっしりと千佛像が。

    16窟洞窟正面の様子。

    窓枠に当たる部分にも、びっしりと千佛像が。

  • 16窟洞窟正面の様子。<br /><br />真正面から大仏の背丈分の洞窟をパチリ!

    16窟洞窟正面の様子。

    真正面から大仏の背丈分の洞窟をパチリ!

  • 近付いて、高さ13.5mの中のお釈迦様をパチリ!<br /><br />左手の輪を作る指はこうなんですね。

    近付いて、高さ13.5mの中のお釈迦様をパチリ!

    左手の輪を作る指はこうなんですね。

  • お釈迦様の左壁面。<br /><br />周囲には、仏壇に鎮座する千佛像が!

    お釈迦様の左壁面。

    周囲には、仏壇に鎮座する千佛像が!

  • お釈迦様の右壁面。<br /><br />露出している岩盤を見ると、良くも彫ったものだと感心する事仕切りです。

    お釈迦様の右壁面。

    露出している岩盤を見ると、良くも彫ったものだと感心する事仕切りです。

  • ここには、近代物ですが、その「曇曜五窟」の文字が彫られた石碑もあります。

    ここには、近代物ですが、その「曇曜五窟」の文字が彫られた石碑もあります。

  • 第17窟。<br /><br />現在,過去,未来を司る三世佛。<br />中央には、高さ15.6mの弥勒佛の交脚座佛が納められています。<br />座っててこの高さですので、結構大きな石仏です。

    第17窟。

    現在,過去,未来を司る三世佛。
    中央には、高さ15.6mの弥勒佛の交脚座佛が納められています。
    座っててこの高さですので、結構大きな石仏です。

  • お顔は、何かの原因で崩れていました。

    お顔は、何かの原因で崩れていました。

  • 離れて、石仏の背丈で洞窟をパチリ。

    離れて、石仏の背丈で洞窟をパチリ。

  • 近付いて、中の弥勒様を拝見。<br /><br />足を入れようと頑張ってみましたが、実質27mmではこれが限界!

    近付いて、中の弥勒様を拝見。

    足を入れようと頑張ってみましたが、実質27mmではこれが限界!

  • 実際、窟内写真は横の方がワイド感が出ますので、そちらも残しておきました。

    実際、窟内写真は横の方がワイド感が出ますので、そちらも残しておきました。

  • 第18窟。<br /><br />こちらも三世佛ですが、15.5mの立像。<br />左肩にかけられた佛袈裟が特徴。

    第18窟。

    こちらも三世佛ですが、15.5mの立像。
    左肩にかけられた佛袈裟が特徴。

  • 毎度お馴染みの洞窟全体図。

    毎度お馴染みの洞窟全体図。

  • 周辺の景色も入れてみました。

    周辺の景色も入れてみました。

  • 主像の他、大きめの弟子像が施されています。

    主像の他、大きめの弟子像が施されています。

  • 右側にも。<br /><br />大きめの2体が左右に1つずつ。<br />その他のも、他では見かけなかった大きさです。

    右側にも。

    大きめの2体が左右に1つずつ。
    その他のも、他では見かけなかった大きさです。

  • 上層に施された仏像の殆どが立像。<br /><br />皆、微笑みの表情で慈愛に満ちています。

    上層に施された仏像の殆どが立像。

    皆、微笑みの表情で慈愛に満ちています。

  • 主像。<br /><br />袈裟の模様まで仏像です。<br />右腕は盗られたのでしょうか・・・?

    主像。

    袈裟の模様まで仏像です。
    右腕は盗られたのでしょうか・・・?

  • 佛頭も。<br /><br />目には玉(ぎょく)などが埋められていたとか。<br />いの一番に盗まれるんでしょうね・・・

    佛頭も。

    目には玉(ぎょく)などが埋められていたとか。
    いの一番に盗まれるんでしょうね・・・

  • 第19窟。<br /><br />更に大きな、高さ16.8mの三世座佛で、雲岡石窟内で二番目に大きい石佛が収まっているそうです。

    第19窟。

    更に大きな、高さ16.8mの三世座佛で、雲岡石窟内で二番目に大きい石佛が収まっているそうです。

  • またまたお馴染みのアングル。<br /><br />この窟には、両側に別室(耳洞)があるようです。

    またまたお馴染みのアングル。

    この窟には、両側に別室(耳洞)があるようです。

  • 主像の釈迦座像。

    主像の釈迦座像。

  • 仏像が大きいので、ホント大きな手です。<br /><br />生で見ていた時の実感です。

    仏像が大きいので、ホント大きな手です。

    生で見ていた時の実感です。

  • 窓枠部分の彫刻も凄い!

    窓枠部分の彫刻も凄い!

  • 逆サイドから。<br /><br />左手の指が崩れています。

    逆サイドから。

    左手の指が崩れています。

  • 佛頭も。<br /><br />耳たぶの長さも結構なものですね。

    佛頭も。

    耳たぶの長さも結構なものですね。

  • 左の耳洞の、高さ8mの座佛像。<br /><br />右のは撮って居ませんでした。<br />その後、四虎メンバーさんのノスタルジアさんがアップされていますので(http://4travel.jp/traveler/nostalgia/album)、こちらでご確認下さい♪↓↓<br />http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=41171957

    左の耳洞の、高さ8mの座佛像。

    右のは撮って居ませんでした。
    その後、四虎メンバーさんのノスタルジアさんがアップされていますので(http://4travel.jp/traveler/nostalgia/album)、こちらでご確認下さい♪↓↓
    http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=41171957

  • 第20窟。<br /><br />雲岡石窟の代表的な石佛です。<br />洞窟は早い内に崩れ落ちたそうなので、ここだけ石佛が露出してしまったんですね。

    第20窟。

    雲岡石窟の代表的な石佛です。
    洞窟は早い内に崩れ落ちたそうなので、ここだけ石佛が露出してしまったんですね。

  • でも、綺麗な表情のまま残ってて良かったです。

    でも、綺麗な表情のまま残ってて良かったです。

  • 代表格なので色んな写真を撮りました!<br /><br />ちょっと引いてみます。

    代表格なので色んな写真を撮りました!

    ちょっと引いてみます。

  • 石佛全景です。<br /><br />高さ13.7mの座佛像。

    石佛全景です。

    高さ13.7mの座佛像。

  • 足部分の完成を待たずに撤収したようです。<br /><br />東西にも立像が控えています。<br />西側のは、洞窟崩壊が原因で、早期に崩れたそうです。

    足部分の完成を待たずに撤収したようです。

    東西にも立像が控えています。
    西側のは、洞窟崩壊が原因で、早期に崩れたそうです。

  • 東側のもの、背丈の比率が変わってますね。

    東側のもの、背丈の比率が変わってますね。

  • さすがに代表格、真正面には鼎の香炉が置かれていました。

    さすがに代表格、真正面には鼎の香炉が置かれていました。

  • 参拝客もかなり居ます。

    参拝客もかなり居ます。

  • 大きくて立派な鼎越しに。<br /><br />

    大きくて立派な鼎越しに。

  • 隣の19窟をバックに。

    隣の19窟をバックに。

  • 20窟から更に西にも石窟が見えているので、スロープを上って行きます。

    20窟から更に西にも石窟が見えているので、スロープを上って行きます。

  • 登っている途中で振り返ると、雲岡石窟の全景が見られます。

    登っている途中で振り返ると、雲岡石窟の全景が見られます。

  • あ!<br />次男坊です。<br /><br />こんな所で漸く再会しました!

    あ!
    次男坊です。

    こんな所で漸く再会しました!

  • もう行ってきたって言いますが、もう一度、佛頭の見られるテラスへ向かわせて記念撮影をしました。

    もう行ってきたって言いますが、もう一度、佛頭の見られるテラスへ向かわせて記念撮影をしました。

  • こっちの方が良かったかな?<br />(・・・と良いながら、2枚とも載せていますが・・・)

    こっちの方が良かったかな?
    (・・・と良いながら、2枚とも載せていますが・・・)

  • 佛頭メインでパチリ!<br /><br />また、例によって例の如く、ここで両手を掲げて「佛頭を手に載せた写真」を撮って居ましたので、「哈!対佛侮辱而己!」と言ったら、こまたちが居る間、誰もしなくなりました。<br /><br />言われてみればそうや!と思ったのかも。<br />言われないと判らんと言うのも情けない話しですが・・・

    佛頭メインでパチリ!

    また、例によって例の如く、ここで両手を掲げて「佛頭を手に載せた写真」を撮って居ましたので、「哈!対佛侮辱而己!」と言ったら、こまたちが居る間、誰もしなくなりました。

    言われてみればそうや!と思ったのかも。
    言われないと判らんと言うのも情けない話しですが・・・

  • 途中の石窟のあった座佛像。

    途中の石窟のあった座佛像。

  • 急に人が居なくなったので、二体の石佛をバックに、記念写真をもう一枚!

    急に人が居なくなったので、二体の石佛をバックに、記念写真をもう一枚!

  • では、そろそろホテルへ戻りましょうか。

    では、そろそろホテルへ戻りましょうか。

  • お、何かの祈念碑が。<br /><br />雲岡石窟の略歴が書かれていますが、既に本文で書いているので省略します。

    お、何かの祈念碑が。

    雲岡石窟の略歴が書かれていますが、既に本文で書いているので省略します。

  • あ!<br /><br />東隣の佛像、ソロで撮ってなかったので、ハイぱちり!

    あ!

    東隣の佛像、ソロで撮ってなかったので、ハイぱちり!

  • 西端の小さな石窟に、1つずつ座佛が。<br /><br />説明などはありません。

    西端の小さな石窟に、1つずつ座佛が。

    説明などはありません。

  • ホームページにつかえそうな画像になっちゃいました・・・(^&#28780;^

    ホームページにつかえそうな画像になっちゃいました・・・(^灬^

  • そうそう、隣の弟子像も一緒じゃないと!<br /><br />しかし、ホントに見れば観るほどすごい!<br />文字通り「間近か」で、しかも明るい環境で見られる佛像なので、莫高窟とは別の感動や憂いが感じられます。

    そうそう、隣の弟子像も一緒じゃないと!

    しかし、ホントに見れば観るほどすごい!
    文字通り「間近か」で、しかも明るい環境で見られる佛像なので、莫高窟とは別の感動や憂いが感じられます。

  • では、出口へ向かうとします。<br /><br />次の旅行記では、余韻を楽しみながら出口へ向かう様子から、バスで町へ戻って夕飯へ行く様子などをお届けします!

    では、出口へ向かうとします。

    次の旅行記では、余韻を楽しみながら出口へ向かう様子から、バスで町へ戻って夕飯へ行く様子などをお届けします!

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

中国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
中国最安 161円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

中国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP