2009/09/04 - 2009/09/04
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こまちゃんさん
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たっぷり雲岡石窟・其の肆では、雲岡石窟で定番の座佛のある20窟がようやく登場します!(前置きが長くてゴメンなさい・・・!)
雲岡石窟は大きく3ブロックに分かれています。
今から訪問する石窟のウチ、16窟から20窟を「曇曜五窟」と称し、西暦460年に始まった、雲岡石窟千佛洞製作の指揮を執った当時の高僧「曇曜和尚」の名が付いています。
第14窟から第20窟、全て写真の納めてきましたので、その中から代表的なアングルを数点ずつ載せてみました。
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石窟の前には、ちょっとした緑のスペースがあります。
そうそう、この旅行記をアップ中にも、中国サイトを色々参考にしていますが、雲岡石窟研究院のサイトがあるのに気付きました。
http://www.yungang.org/
(日本語ページもあります)
このページでも、繁体字で「雲岡石窟」となっているので、ユニセフは間違って居る「崗」の文字を変更しろと言いたいですね。 -
では、14窟から。
雲岡石窟の、現在の番号付けは、16-20が創成期区域で、460年から465年。それ以外はそれより新しい時代、470年から493年となっています。
文成帝が統治していた平和な時代に、曇曜高僧の指揮によって造営され、35年間に亘って完成した巨大石窟。
北魏の孝文帝が都を洛陽に遷都するのをきっかけに、「雲岡皇家」により作業の停止が下され、造営終了となった。
そうなのです。
この雲岡石窟は、中国早期に存在した「雲岡皇家」により、民間によって造営された楽土なんですね。 -
並んだ4つの佛柱があったそうですが、今は朽ちて残っているのは僅か。
でも、肝心の石佛はほぼ残っていますね。 -
全景。
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脇にあった空の石窟。
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その、残っている佛柱。
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次へ行く前にちょっと振り返って楼閣をパチリ!
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で、次は15窟。
・・・っと、ここですね(隣やっちゅうねん!)。 -
第15窟。
ちょっと広めの長方形を呈した洞窟の四面には、数多くの千佛像の彫刻が施されています。「万佛洞」と言う美しい名誉ある名が与えられています。 -
こんな感じで。
徐々に近寄りつつ撮影して行きますね! -
おおお!
大きな手!!
洞窟の中に、更に洞窟がある上に、大佛が見えて居るではありませんか!
見えている大仏は、隣の16窟の釈迦観音像です。 -
アートですね。。。
良い意味で呆れちゃいます。 -
しかし、こんなグレイトなアートなのに、なんでぶっ壊すんでしょ。
こまなど、余りにも神々しいので、触るのも烏滸がましい存在だって感じがしますが。 -
第16窟。
散々説明してきました、「曇曜五窟」の解説がされています。 -
釈迦像のお顔。
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16窟洞窟正面の様子。
窓枠に当たる部分にも、びっしりと千佛像が。 -
16窟洞窟正面の様子。
真正面から大仏の背丈分の洞窟をパチリ! -
近付いて、高さ13.5mの中のお釈迦様をパチリ!
左手の輪を作る指はこうなんですね。 -
お釈迦様の左壁面。
周囲には、仏壇に鎮座する千佛像が! -
お釈迦様の右壁面。
露出している岩盤を見ると、良くも彫ったものだと感心する事仕切りです。 -
ここには、近代物ですが、その「曇曜五窟」の文字が彫られた石碑もあります。
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第17窟。
現在,過去,未来を司る三世佛。
中央には、高さ15.6mの弥勒佛の交脚座佛が納められています。
座っててこの高さですので、結構大きな石仏です。 -
お顔は、何かの原因で崩れていました。
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離れて、石仏の背丈で洞窟をパチリ。
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近付いて、中の弥勒様を拝見。
足を入れようと頑張ってみましたが、実質27mmではこれが限界! -
実際、窟内写真は横の方がワイド感が出ますので、そちらも残しておきました。
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第18窟。
こちらも三世佛ですが、15.5mの立像。
左肩にかけられた佛袈裟が特徴。 -
毎度お馴染みの洞窟全体図。
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周辺の景色も入れてみました。
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主像の他、大きめの弟子像が施されています。
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右側にも。
大きめの2体が左右に1つずつ。
その他のも、他では見かけなかった大きさです。 -
上層に施された仏像の殆どが立像。
皆、微笑みの表情で慈愛に満ちています。 -
主像。
袈裟の模様まで仏像です。
右腕は盗られたのでしょうか・・・? -
佛頭も。
目には玉(ぎょく)などが埋められていたとか。
いの一番に盗まれるんでしょうね・・・ -
第19窟。
更に大きな、高さ16.8mの三世座佛で、雲岡石窟内で二番目に大きい石佛が収まっているそうです。 -
またまたお馴染みのアングル。
この窟には、両側に別室(耳洞)があるようです。 -
主像の釈迦座像。
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仏像が大きいので、ホント大きな手です。
生で見ていた時の実感です。 -
窓枠部分の彫刻も凄い!
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逆サイドから。
左手の指が崩れています。 -
佛頭も。
耳たぶの長さも結構なものですね。 -
左の耳洞の、高さ8mの座佛像。
右のは撮って居ませんでした。
その後、四虎メンバーさんのノスタルジアさんがアップされていますので(http://4travel.jp/traveler/nostalgia/album)、こちらでご確認下さい♪↓↓
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=41171957 -
第20窟。
雲岡石窟の代表的な石佛です。
洞窟は早い内に崩れ落ちたそうなので、ここだけ石佛が露出してしまったんですね。 -
でも、綺麗な表情のまま残ってて良かったです。
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代表格なので色んな写真を撮りました!
ちょっと引いてみます。 -
石佛全景です。
高さ13.7mの座佛像。 -
足部分の完成を待たずに撤収したようです。
東西にも立像が控えています。
西側のは、洞窟崩壊が原因で、早期に崩れたそうです。 -
東側のもの、背丈の比率が変わってますね。
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さすがに代表格、真正面には鼎の香炉が置かれていました。
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参拝客もかなり居ます。
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大きくて立派な鼎越しに。
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隣の19窟をバックに。
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20窟から更に西にも石窟が見えているので、スロープを上って行きます。
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登っている途中で振り返ると、雲岡石窟の全景が見られます。
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あ!
次男坊です。
こんな所で漸く再会しました! -
もう行ってきたって言いますが、もう一度、佛頭の見られるテラスへ向かわせて記念撮影をしました。
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こっちの方が良かったかな?
(・・・と良いながら、2枚とも載せていますが・・・) -
佛頭メインでパチリ!
また、例によって例の如く、ここで両手を掲げて「佛頭を手に載せた写真」を撮って居ましたので、「哈!対佛侮辱而己!」と言ったら、こまたちが居る間、誰もしなくなりました。
言われてみればそうや!と思ったのかも。
言われないと判らんと言うのも情けない話しですが・・・ -
途中の石窟のあった座佛像。
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急に人が居なくなったので、二体の石佛をバックに、記念写真をもう一枚!
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では、そろそろホテルへ戻りましょうか。
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お、何かの祈念碑が。
雲岡石窟の略歴が書かれていますが、既に本文で書いているので省略します。 -
あ!
東隣の佛像、ソロで撮ってなかったので、ハイぱちり! -
西端の小さな石窟に、1つずつ座佛が。
説明などはありません。 -
ホームページにつかえそうな画像になっちゃいました・・・(^灬^
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そうそう、隣の弟子像も一緒じゃないと!
しかし、ホントに見れば観るほどすごい!
文字通り「間近か」で、しかも明るい環境で見られる佛像なので、莫高窟とは別の感動や憂いが感じられます。 -
では、出口へ向かうとします。
次の旅行記では、余韻を楽しみながら出口へ向かう様子から、バスで町へ戻って夕飯へ行く様子などをお届けします!
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