中国三大石窟コンプリート！山西省大同の旅①

2023/06/21 - 2023/06/23

高校生の時に世界史の資料集で見た中国の石窟寺院。いつか見てみたいなぁと思っていたら、中国在住となったので、コツコツと中国の三大石窟寺院を訪れてきました。
2020年は洛陽の龍門石窟、2021年は敦煌の莫高窟、そしてついに最後の雲崗石窟を見るために山西省にやってきました！

エリア 大同(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

連休前日に前乗りして大同に入りました。

安心の外資系と思って、今回初めてハワードジョンソンに宿泊。
部屋のドアロックが微妙に壊れていて残念。

ダートン ハワード ジョンソン ジンディー プラザ ホテル

水回りスペースも余裕の広さ。バスタブの手すりがグラグラしてた。
ドアロックと言い手すりと言い、ちょっとメンテの甘さを感じましたね。

前日深夜2時に就寝し、朝は6時起き。早朝部屋からの景色。城壁が見えます。

睡眠不足のまま、ガイドさんに連れられまずは懸空寺に向かいます。大同の中心部から60キロ。大同周辺には見所が多いですが、距離がそれぞれ離れているようなイメージです。
崖にへばりつくように建っているお寺です。北魏の時代に建てられたもので1500年以上の歴史があります。

懸空寺 山・渓谷

下に見えまする壮観の字、良ければ拡大して見てください。
かの有名な詩人李白がこちらのお寺の素晴らしさに感動して書いた字で、酔っ払って？壮観の壮の士の右側に点が足されているんだそうです。

端午節初日ということでここに到達するまでも少し並びましたが、他の有名な観光地に比べたら何のその。

こうやって見ると結構スリルがありますね。
ぱっと見はこの縦に刺さっている柱で支えているように見えますが、実際は崖の中に深く入り込んでいる横の柱によって支えられています。

崖に迫り出した細い廊下を渡るのは結構怖い。

三教殿。こちらのお寺の特筆すべきところは仏教と道教と儒教の融合型寺院であること。
この三教殿では三教の祖が一つの場所に祀られているんです。これは貴重。

こちら真ん中にいらっしゃるのがお釈迦さま。左右はお弟子さんかな。

お釈迦様の左側には儒教の孔子様。

右側には道教の老子様。

応身仏殿。応身とは、仏の三身（応身、法身、報身）の一つで、人々を苦悩から救うために娑婆に姿を現した仏様なんだとか。確かに仏様と言うより人間に近い姿をしていらっしゃいますね。

雷音殿。

炎天下の中、こういうところに入るとしばし癒されます。

観光客で混み合う寺内。

どことなくユーモアのある取手です。

懸空寺の観光を終えましたら、お昼ご飯タイムです。大同名物の一つ、涼粉と呼ばれる片栗粉でできた麺を頂くため【小媳婦凉粉店】というお店にやってきました。

これが涼粉と呼ばれる料理です。ピリ辛のスープに片栗粉でできた麺（というか結構塊状になっています）を入れていただく清涼感のある食べ物。揚げた空豆のトッピングが美味しい。

お焼きのような?もお試し！中にはミンチが入っております。

燻製おつまみ盛り合わせのようなものもいただきました。ビールに合う合う（笑）

最近、インフルエンサーがよく宣伝している健康ドリンク、サジー果汁にこんなところで出会ってしまった。酸っぱいけど美味しい。帰宅後に発注しちゃいました。

この日は見所がいっぱいなので、続きはまた別記事にて。