2010/06/05 - 2010/06/06
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korotamaさん
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午後はビジターセンターから明神池までのガイドウォークに参加し、高山植物や野鳥、上高地のことをたくさん教えていただきました。
ガイドさんは2年前に初めてこのガイドウォークに参加したときと同じ、緒方直人似の方(^・^)
いつもながら、スタッフさんの物知りには感服します。
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車
-
ビジターセンター前の「コナシ」です。
正式には「ズミ」という名前で、「コナシ」とはこの辺りの方言なんだそうです。
今年は開花が1週間ほど遅れているのだとか。
そう言えば、午前中、去年のウェストン祭はコナシの花が満開だった、と、来賓の方が言っていたっけ。
上のほうがちらほら咲いていました。
コナシ・ズミ
(小梨・酢実/バラ科リンゴ属/落葉小高木) -
ビジターセンターの裏手を流れる清流「清水川」には、水のきれいさの指標となる「バイカモ」と「クロカワゴケ」が水に揺らいでいます。
清水川は六百山の湧水で、梓川に合流するまでの僅か300mほどの短い川。
水温は6〜7℃で年中凍らないそうです。
上高地左岸、帝国ホテルまでの各施設の水源。
バイカモ(梅花藻/キンポウゲ科) -
清水川を泳ぐブラウントラウト
-
まだ花を咲かせていない「ヤチトリカブト」。
「ヤチ」とは上高地の地形:谷地のこと。
根っこだけでなく、全草猛毒だそうです。
こんなに大きくなる前は、食べられるニリンソウの葉に似ているとかで、間違えて採取してしまうことがあるのだとか。
花は ↓
http://4travel.jp/traveler/korotama/pict/14231652/src.html
ヤチトリカブト
(谷地鳥兜/キンポウゲ科トリカブト属/多年草) -
小梨平のキャンプ場を掠めて、梓川沿いに向かいます。
小梨平 自然・景勝地
-
橋のたもとに、「オオバヤナギ」のオスの花穂。
上高地のヤナギの中では、最後に花を咲かせるのだそうです。
オオバヤナギ
(大葉柳/ヤナギ科・ヤナギ属とポプラ属の中間/落葉高木) -
もう実になっていますが、黄緑色の花を咲かせる「ヒロハヘビノボラズ」。舌を噛みそうな名前です。
長い棘を持っています。
だから、蛇が上れない、のですね。
ただ、この棘は蛇にとってだけでなく人間にとっても厄介者で、キャンプ場ではテントに穴をあけるとか、肌を刺すとか…。
だから、どんどん伐採されてしまって、数をうんと減らしているのだそうです。
ところが、このヒロハヘビノボラズはミヤマシロチョウというチョウの食樹でもあり、お陰で、上高地では絶滅してしまったそうです。
ヒロハヘビノボラズ
(広葉蛇上らず/メギ科メギ属/落葉低木) -
雪をかぶった奥穂高岳(3,190m)
穂高岳 自然・景勝地
-
左のガレ場は岳沢。
右手、明神岳の下の方一部分、木がなくなっています。 -
今年に入って、崩落があったそうです。
-
上高地を代表する樹木「ケショウヤナギ」のメスです。
もう少ししたら柳絮(りゅうじょ:柳の種子)を飛ばします。
去年のウェストン祭のときは、この柳絮が舞っていたそうです。
ケショウヤナギ
(化粧柳/ヤナギ科ケショウヤナギ属/落葉高木) -
-
地面からヒョロヒョロっと茎を伸ばした「ハクサンハタザオ」。
ハクサンハタザオ
(白山旗竿/アブラナ科シロイヌナズナ属/多年草) -
まっ黄色の花を咲かせた「キジムシロ」。
キジムシロ
(雉筵/バラ科キジムシロ属/多年草) -
お馴染み、「マイヅルソウ」です。
葉の形が翼を広げた鶴に似ていることから名付けられました。
マイヅルソウ
(舞鶴草/ユリ科マイヅルソウ属/多年草) -
仲良く並んだ「ニリンソウ」。
若い葉が美味しい? のだそうです。
ニリンソウ
(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属/多年草) -
茎や葉にある棘に触れると、チクチクした痛みがしばらく続いてイライラしてしまう「イラクサ」です。
素人目には目立った特長がないので、うっかり触ってしまいそうです(~_~;)
イラクサ
(刺草・蕁麻/イラクサ科イラクサ属/多年草) -
「ラショウモンカズラ」の実だったかな?
ラショウモンカズラ
(羅生門葛/シソ科ラショウモンカズラ属/多年草) -
水色の小さな花は「エゾムラサキ」。
でも、花の色は一色だけではないのですー。
エゾムラサキ
(蝦夷紫/ムラサキ科ワスレナグサ属/多年草) -
先端の花が紫色ですね。
他にもいろいろな色を付けるそうです。
とても小さく目立たないので、虫に見つけてもらうための工夫かも?とのこと。 -
コミヤマカタバミ
(小深山酢漿/カタバミ科カタバミ属/多年草) -
変わった形をしています。
ツルネコノメソウ
(蔓猫の目草/ユキノシタ科ネコノメソウ属/多年草) -
この模様は・・・。
マムシグサの出始めでしょうか? -
ガイドさんの手の上にある緑のは「ハルニレ」の種。
サルの好物なんだそうな。 -
頭上にはその主。
ハルニレ
(春楡/ニレ科ニレ属/落葉高木) -
上高地を歩いていると、頭上からは鳥のさえずりが降ってきます(^O^)/
一番良く聞こえたのはウグイス。
明神橋から河童橋へ戻る途中、姿を頻繁に見せてくれましたヽ(^o^)丿
次によく聞こえたのがオオルリ。
こちらは、残念ながら姿を拝見することはできませんでしたが…。
あとは、シジュウカラもよく鳴いていました〜(^○^)河童橋 名所・史跡
-
初めて見る「レンプクソウ」。
「福が連なる」と書きます。
たまたま根が福寿草につながっていたことからこの名が付いたそうです。
黄緑色の小さな花が茎の先端に5つ、まとまって咲いています。
レンプクソウ
(連福草/レンプクソウ科/多年草) -
これから咲かんとする「クルマバツクバネソウ」。
クルマバツクバネソウ
(車葉衝羽根草/ユリ科ツクバネソウ属/多年草) -
葉っぱがいっぱいの「ハシリドコロ」。
葉っぱだけかと思いきや、裏を覗くとー -
紫の花を付けています!
ひっそりと、可憐ですが、毒草でもあり、薬草でもあります。
ハシリドコロ
(走野老/ナス科ハシリドコロ属/多年草) -
ボケてしまいましたが、こちらもお馴染みになった「ズダヤクシュ」。
「ズダ」とはこの辺りの方言、喘息のことで、喘息に効くことから、喘息薬種。
ズダヤクシュ
(喘息薬種/ユキノシタ科ズダヤクシュ属/多年草) -
「オオタチツボスミレ」です。
似たもので「タチツボスミレ」があるのですが、花の後ろに飛び出ている「距(きょ)」で見分けるのだそうです。
距が白:オオタチツボスミレ
距が紫:タチツボスミレ
オオタチツボスミレ
(大立坪菫/スミレ科スミレ属/多年草) -
小さな蕾を付けている「クルマバソウ」。
葉の形が、子どもの頃に描いた花のような形ですー。
その葉をこすると、うっすらと桜餅の香りが・・・。
クルマバソウ
(車葉草/アカネ科クルマバソウ属/多年草) -
大きな葉っぱを見せているのは「ウスバサイシン」。
仲間に「フタバアオイ」というのがあり、それが三枚で、徳川家の「葵の御紋」となるそうです。
ウスバサイシン
(薄葉細辛/ウマノスズクサ科/多年草) -
地面すれすれに「ウスバサイシン」の花が咲いています。
地面を歩く蟻さんが立ち寄ります(^^) -
コミヤマカタバミ
(小深山酢漿/カタバミ科カタバミ属/多年草) -
初めて見るかな? 「イワセントウソウ」
イタリアンパセリみたいな葉に、線香花火のような小さな花を散りばめています。
イワセントウソウ
(岩仙洞草/セリ科イワセントウソウ属/多年草) -
オオカメノキ
(大亀の木/スイカズラ科ガマズミ属/落葉小高木) -
梓川左岸から眺める明神岳です〜。
左のツンと尖っているのが二二六三峰。
山の高さをそのまま名前にしているなんて、面白いです。
右のこんもりしているのが、明神岳第五峰。
明神岳には登山道がないそうで、「明神岳に登った!」という人がいたら、それはすごい人なんだそうです! -
西穂高岳の峰々、かな。
穂高岳 自然・景勝地
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明神岳山麓が、針葉樹の濃い緑と広葉樹の新緑とで賑わっています。
この時期ならではの光景だそうです! -
梓川にかかる明神橋が見えてきました〜。
河童橋も明神橋も吊り橋。
暴れ川とも呼ばれる梓川に、暴れても壊されない橋を架けています。河童橋 名所・史跡
-
そんな暴れ川の川岸や中洲に根付くケショウヤナギ。
根張りがよく、短期間でググンっと根を地中深くに伸ばすそうです。
根張り・・・
説明を受けたときは「粘り」だと思って、なんで粘っているんだろうな〜〜〜、と、(・・?(・・?でした・・・(^_^;) -
-
去年、栂池自然園を訪れたときにたくさん見た「サンカヨウ」。
葉の存在感に比べて花のこじんまりとしたまとまり方が不釣合いのような気がして、印象に残った花でした。
サンカヨウ
(山荷葉/メギ科サンカヨウ属/多年草) -
上高地では一番最後に花を咲かせる「シウリザクラ」の木。
今月末ぐらいだそうで、去年、6月中旬に訪れたときには咲いた姿を見ることができました。
http://4travel.jp/traveler/korotama/pict/16308003/src.html
シウリザクラ
(朱利桜/バラ科サクラ属/落葉高木) -
シウリザクラの葉にズ〜ムっ。
柔らかそうです〜(^・^)
葉の付け根に、蜜を出すイボのようなものが2つあります。
どんな味がするのかな? -
ちょっと離れた崖に「イワカガミ」が群生していました。
間近で見たかったな。
イワカガミ
(岩鏡/イワウメ科イワカガミ属/多年草) -
やはり離れた崖で「ホンシャクヤク」がまばゆく咲いていました。
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散策路を横切る「下白沢(しもしらさわ)」。
まるで海岸に出たみたいに白くまばゆいです。
花崗岩の砂礫地帯です。
年々量が増えているのだとか。 -
これはまた可愛らしい花です。
針葉樹林の日陰を好む「ツバメオモト」。
藍色に熟す実がツバメを連想されることから、この名前が付けられたそうです。
ツバメオモト
(燕万年青/ユリ科ツバメオモト属/多年草) -
何度も登場してすみません・・・(^^ゞ
コミヤマカタバミ -
ニリンソウ群生
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マムシグサかな〜
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明神間手前の、神秘的な池。
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折り返し地点の明神間に到着しました。
明神岳って、以前は「穂高岳」と呼ばれていたんですね。
途中、散策路から見上げた時に見えた 二二六三峰はここからは見えません。穂高岳 自然・景勝地
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第五峰がそびえています。
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ず〜むっ
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アオチドリ
(青千鳥/ラン科アオチドリ属/多年草) -
白く小さな花を咲かせた「ミヤマザクラ」。
シロザクラとも呼ばれています。
ミヤマザクラ
(深山桜/バラ科サクラ属/落葉高木) -
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ダイコンソウ
(大根草/バラ科ダイコンソウ属/多年草) -
「オオバヤナギ」のメス株です。
オスはガイドウォークが始まってすぐに見ましたね。
花穂はオスに比べると長いです。
オオバヤナギ
(大葉柳/ヤナギ科・ヤナギ属とポプラ属の中間/落葉高木) -
「シラカンバ(シラカバ)」です。
似たものに「ダケカンバ」がありますが、葉の側脈の数で見分けられるそうです。
7本前後:シラカンバ
11本超:ダケカンバ
シラカンバ
(白樺/カバノキ科カバノキ属/落葉高木) -
くびれているところが「徳本峠(とくごうとうげ)」。
明治の頃、上高地へ入るにはこの峠を越えるしか道はありませんでした。
前日、徳本峠越え山行というイベントがあり、大勢の方が参加したそうです。徳本峠 自然・景勝地
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隣の方の山の斜面には、まだまだ雪がたくさん残っていました。
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明神橋を渡り、明神池手前でガイドウォークは解散となりました。
今日もたくさんのことを教えていただきました。
ガイドさん、どうもありがとうございました(^−^)明神池(長野県松本市) 自然・景勝地
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