![安曇野で昼食をとったあとは、まっすぐ乗鞍高原へ。<br />宿の夕食時間までは間があったので、乗鞍高原を軽く散策しました。<br /><br />宿に「女将おすすめ のりくら散策ガイド」なるものがあり、6コースが紹介されていました。その中から、一つチョイス。<br />乗鞍高原に入って鈴蘭地区へ向かう途中、いつもは車の窓から眺めるだけの御池からスタートする「神社と池めぐりコース」です。<br />所要時間1.5時間、と、夕食前には手頃な距離です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/47/07/650x_10470761.jpg?updated_at=1276669337)
2010/06/05 - 2010/06/06
354位(同エリア444件中)
korotamaさん
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安曇野で昼食をとったあとは、まっすぐ乗鞍高原へ。
宿の夕食時間までは間があったので、乗鞍高原を軽く散策しました。
宿に「女将おすすめ のりくら散策ガイド」なるものがあり、6コースが紹介されていました。その中から、一つチョイス。
乗鞍高原に入って鈴蘭地区へ向かう途中、いつもは車の窓から眺めるだけの御池からスタートする「神社と池めぐりコース」です。
所要時間1.5時間、と、夕食前には手頃な距離です。
- 交通手段
- 自家用車
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-
これが「神社と池めぐりコース」です。
スタートは地図真ん中の「ふれあいパーク乗鞍」。
8の字型コース全部を歩くと約1.5時間。
夕食前にお風呂にも入りたかったので、今回は左側半分だけを歩くこととなりました。 -
スタート地点の「ふれあいパーク乗鞍」です。
車の中から見るたびに、「これは何だろう?」と首を傾げていました。
たまたまなのでしょうが、いつ見てもひと気がなく、寂しげなのですー。
このイベント会場のようです。
入り口に使用スケジュール表があり、平日は結構使われているようでした。 -
16:57、軽く準備体操をして、スタートです。
-
ととと、、、
いきなり、白い小さな花に引っかかりました(^^ゞ -
「御池(おいけ)」です。
松本から乗鞍高原へやってくると、坂のカーブ手前右手に突如出現します。
神秘的な雰囲気を醸し出しているので興味はあったのですが、カーブなので、じっくり眺めることができませんでした。 -
この池には竜が住んでいるという「竜神伝説」があるそうです。
頭・・・乗鞍岳の権現池
胴・・・御池
尾・・・諏訪湖
直線距離にして約47km、道路を辿れば約80km。
大きな竜です。 -
水面に木々が映りこんでいます。
-
暗いけれど、澄んでいます。
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ミツガシワが群生していました。
花はそろそろ終わる頃のようでした。
ミツガシワ
(三槲/ミツガシワ科ミツガシワ属/多年草) -
花は下から徐々に咲いていきますので、上のほうはまだ白い花を咲かせていました。
花びらの内側に、白いふにゃふにゃした毛が生えているのが面白いです。 -
池の端のヤナギが柳絮(りゅうじょ)をつけていました。
風に乗って綿毛が舞い、種を遠くまで運びます〜。 -
池の中洲? ではレンゲツツジも咲いていました。
レンゲツツジ(蓮華躑躅)
(ツツジ科ツツジ属/落葉低木:1〜2m) -
御池を後にし、先へ進みます。
途中、フジが咲いていました。
山に咲いているのでヤマフジだと思っていたのですが、この房が長いのはフジのようです。
ツルの巻き方も、ヤマフジとフジとでは反対だとか。
次に見るときは、そんなところにも注意してみよっと。
フジ
(山藤/マメ科フジ属/蔓性落葉樹) -
これぞ、藤色!
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「日陰の小道」に入っていきます。
どんな出会いがあるのでしょうかー。 -
午後の陽射しを浴びて、水面が輝いています。
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この辺り、湿地帯なのですね。
いい雰囲気の小川が流れています。 -
珍しい植物を発見。
写真ではちょっと分かりづらいのですが、笹から穂のようなものが伸びています。 -
クマザサの花です。
初めて見ました!
60年に1度しか咲かないそうで、
え? ものすごくラッキーだったの?\(◎o◎)/!
麦の花に似ていることから、「野麦」とも呼ばれるそうです。
あの野麦峠にはいっぱい咲いていたのでしょうか。
クマザサ
(隈笹/イネ科ササ属の/多年草) -
野麦、咲く。
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足元にベニバナイチヤクソウを見つけました(^・^)
ピンクに咲かせる小さな花が可愛らしく、お気に入りの花です。
切り傷や虫刺されに大変よく効くのだそうです。
ベニバナイチヤクソウ
(紅花一薬草/イチヤクソウ科/多年草) -
ベニバナイチヤクソウ
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ベニバナイチヤクソウ
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マイヅルソウも咲いていました(^・^)
葉の形が翼を広げた鶴に似ていることからこの名前が付けられました。
この花も小さく、可憐です。
マイヅルソウ
(舞鶴草/ユリ科/多年草) -
マイヅルソウ
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なんだか、秋みたい・・・
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もしょもしょと、お習字の筆のような花ですね。
ミヤマアオダモ
(深山青だも/モクセイ科トネリコ属/落葉小高木) -
小さな白い花をたくさん咲かせたミヤマガマズミ。
秋には真っ赤な実をつけます。
ミヤマガマズミ
(深山莢迷/スイカズラ科ガマズミ属/落葉低木) -
ミヤマガマズミ
-
うぉ〜〜〜〜。
巨大化した水芭蕉です〜(^_^;)
ミズバショウ
(水芭蕉/サトイモ科/多年草) -
花びらの先っちょから虫さんも覗いています。
ミヤマキンポウゲ
(深山金鳳花/キンポウゲ科キンポウゲ属/多年草) -
「日陰の小道」
まだ6月だけど、緑が鬱蒼としています〜。 -
大きいシダの、オシダさん。
オシダ
(雄羊歯/オシダ科オシダ属/シダ植物) -
小道の下を伏流水が流れています。
耳を澄ますと、水の流れる音が聞こえてきます(^・^)
ところで、このトレイル。
要所要所にこのような案内板が付けられているので、人っ気がなくても道に迷うことなく歩くことができます。
道に迷うと言っても、まぁ、すぐ近くには人家や車道があるエリアではありますが(^_^;) -
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日陰で白っぽく見えていますが、オオタチツボスミレかな。
オオタチツボスミレ
(大立坪菫/スミレ科スミレ属 /多年草) -
モミジイチゴの花が終わるところだろうか?
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korotamaには珍しい花を発見。
乗鞍高原にはたくさんあるそうです。
オオツリバナ
(大吊花/ニシキギ科ニシキギ属/落葉低木) -
小さく可愛らしい花がゆらゆらしています。
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「日陰の小道」の終点にあづま屋があります。
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そして、「ちどり池」。
すぐ近くには車道が走っていますが、静かで神秘的です。 -
水面に草木が映りこんでいます。
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水面に浮かんでいるのはコナシの花びら
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あづま屋の脇ではコナシが満開でした。
コナシ・ズミ
(小梨・酢実/バラ科リンゴ属/落葉小高木) -
コナシ
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ちどり池にも涼しげにミヤマアオダモが咲いていました。
ミヤマアオダモ
(深山青だも/モクセイ科トネリコ属/落葉小高木) -
鮮やかに、ツツジも咲いていました。
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ちどり池が折り返し地点。
車道脇のそば処「御池」をぐるりと回りこんで、緩やかな下りの「自然の道」を少しだけ歩くと、集落に出ました。 -
この辺りもミズバショウ群生地なんですねー。
先月来ていたら、あの、白い花を見ることができたんだなぁ。 -
おぉ!
フキも巨大化しています\(◎o◎)/! -
平和な時間が流れています〜
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最後は夕飯の時間を気にしながらの、早足になってしまったけれど、
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花もたくさん咲いていて、楽しい散策路でした。
また、違う季節に歩いてみたいです。
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