雲南四川06★ミンガラパ！大好きになっちゃった瑞麗ミャンマー人街

2010/05/02 - 2010/05/03

初めて雲南省と四川省に行ってきました。今回の旅は雲南省がメインです！

以前、紹興旅行に行った時、紹興へ向かう列車の中のテレビで見た「ミャンマー国境の村」に行ってみたい！と思い、雲南省西部を旅してきました。

3日目、3つのミャンマー国境「畹町橋」、「一寨両国」、「姐告辺境貿易経済区」を見に行き、再び瑞麗市の中心に戻りました。

そして夕方向かったのはミャンマー人街！行きかう人々のほとんどがロンジーを着たミャンマー人で驚きです。ここで入ったミャンマー珈琲店で、素敵な出会いがありました。

東南アジア風の町並みとゆったりした時
間の流れ、そして優しいミャンマーの人々…全てに感動して、ここになら住んでもいい！と思えるほど、瑞麗が気に入ってしまいました。


★★★　雲南省徳宏ダイ族ジンポー族自治州瑞麗市　★★★

雲南省西部の、ミャンマーの国境に近い小都市。ミャンマーやその他東南アジアから輸入される宝石の集散地で、中国4大宝石市場のひとつ。


【旅の日程】
おおまかなルート（⇒飛行機で移動、→バス移動）
上海⇒昆明⇒芒市→瑞麗→騰衝→大理→香格里拉→麗江⇒成都⇒上海

1日目：MU5816便で上海虹橋2100→昆明0000。（昆明泊）
2日目：MU5973便で昆明1040→芒市1135。芒市内散歩。（芒市泊）
3日目：バスで芒市→ミャンマー国境めぐり「畹町」、「一寨両国」、「姐告」。（瑞麗泊）
4日目：バスで瑞麗→古鎮「騰衝」。（騰衝泊）
5日目：バスで騰衝→大理。（大理泊）
6日目：車をチャーターしてペー族の村めぐり。（大理泊）
7日目：バスで大理→麗江→香格里拉。（香格里拉泊）
8日目：（香格里拉泊）
9日目：バスで香格里拉→麗江。MU5855で麗江1640→成都1800。（成都泊）
10日目：世界遺産の青城山、都江堰へ。MU5406で成都2135→上海浦東2355。

【雲南四川旅行記4/30〜5/9　前半】
01　中国じゃないみたい？東南アジア風情ただよう「芒市」へ！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10463702/
02　実は悲しい歴史が…激戦地「芒市」散歩
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10464087/
03　ﾐｬﾝﾏｰ国境探訪★国境にかかる橋「畹町橋」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10465643/
04　ﾐｬﾝﾏｰ国境探訪★一歩先はﾐｬﾝﾏｰ！ブランコで国境越え？「一寨両国」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10466148/
05　ﾐｬﾝﾏｰ国境探訪★立派な国境ゲートと320国道線の終点「姐告」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10466477/
06　ミンガラパ！大好きになっちゃった瑞麗ミャンマー人街
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10466837/
07　中国の熱海温泉で温泉タマゴ？！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468002/
08　のんびり夕暮れ散歩「騰衝」県中心＆古鎮「和順郷」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468328/
09　古鎮「和順郷」の朝市へ行こう♪
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468622/
10　晴天白日旗と共に眠る国民政府兵士〜騰衝「国殤墓園」
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10468825/
11　大理古城に到着！賑やかな三月街の屋台をブラブラ
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10470124/
12　ペー族の村「喜洲」で三道茶ショー
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10470447/

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: 中国東方航空

道を整備中でミニバスが必ずしも近くを通らないということで、瑞麗からタクシーをチャーターして姐勒金塔へ。

最初は行きだけで帰りはバスでどうにか帰ろうと思いましたが、道が悪いのと、バスが見当たらないので、タクシーをチャーターしちゃいました。往復40元。

◎　姐勒金塔

突然、僧侶とともに沢山の人が入ってきました。熱心に拝む人々。

パゴダを1周しつつ、周囲の景色も眺めてみました。周囲は特になにもなく畑が広がります。

帰ってきてから知ったのですが、雲南のこのあたりは、「孔雀の里」と形容されるらしいです。通りで芒市の空港が孔雀の形をしていたわけです。

ジャックフルーツの木がありました。南国だな〜

パゴダの前のちょっとした空間には、屋台が出ていました。村の中にあるパゴダなので、周囲の環境もかなりのんびりしてます。

再びタクシーに乗って瑞麗市内へ。

道がガタガタだったので、タクシーに乗ってきて正解でした。ここで別の交通手段を見つけるのは難しいです。

タクシーから外の景色を眺めていると、お寺のような建物がありました。

瑞麗市内まで結構距離があります。多分40分くらいの道のり。

瑞麗市内に戻ってから、今度は歩いてミャンマー人街に行きました。ミャンマー人街のすぐ近く（というか一部一体化してる？？？）には、ミャンマーから輸入された宝石や日常用品を売るお店がずらーっと並ぶ「瑞麗歩行旅遊歩行街」があります。

ここらへんはミャンマー人がわんさかいます。ロンジーを着ているおじさま方。ミャンマー人ばかりで私が写真を撮っているとかなり目立つので、後ろから望遠でこっそり撮影。

一番ミャンマー人が多いのが、辺貿街という通り。夕方になって、食べ物を売る屋台が出始めました。

非常にアウェーな雰囲気です…笑

揚げ物を売っていたので気になって買おうとしたら、屋台のお姉さんはビルマ語しか話せず、最後には面倒臭そうに追い払われました。感じ悪っ！！！

悲しみに浸っているとき、何だか東南アジアな雰囲気の珈琲店を発見。

ミャンマーの食堂にそっくり。

しかも、柱にかかっている時計の時間はミャンマー時間…笑

もちろん壁のビールの広告もミャンマービール。

中国語が話せるおばさんが「何が飲みたいの？」と声をかけてきてくれました。すごく優しいおばさんで、あとで知ったのですがこのお店のオーナーの奥様でした。

まずはミルクティーを頼みました。ミャンマー旅行に行った時に飲んだミルクティーを思い出しました。あの時も人に助けられて、ミャンマー人のおじさんにミルクティーおごってもらったんだよな〜懐かしいです。もうかなり昔の思い出…笑

千層餅というものを頼みました。シンガポールでいうロティプラタみたいなもんです。

奥（店先）でお兄ちゃんが油を沢山使って（！）焼いてくれています。お客さんも店員さんもロンジー姿♪

手前の黄色い服の女性がオーナーの奥様。すごく優しいミャンマー人のおばさんで、旦那さまは中国の方。少し中国の血が入っているといっていました。私の大学院時代の親友も中国の血が入ったミャンマー人だったので親近感がわきました。

千層餅がやってきました。

甘いジャガイモペーストのようなものをつけていただきます。千層餅自体はすっごく油っぽかったですが、ジャガイモペーストはやさしい味ですごくおいしかったです。

このお店、すごく居心地が良くて、おばさんとおしゃべりしたり外の人の流れをぼーっと眺めながら、2時間位居座ってしまいました…

おばさんと話をしている時、ミャンマーの話になって、「ミャンマーで食べた、モヒンガーおいしかった。でもこのお店にはモヒンガーないみたいだね」と話したら、「明日の朝ならあるわよ」と。

「でも明日は早朝に出発しなきゃいけないから無理だ…残念」と答えたら、なんとおばさん、「じゃあ今作ってあげる！」といって、モヒンガーをわざわざ作ってくれました★

ここまで来てモヒンガーが食べられるとは思いませんでした。感激！！！！

一番左は店員さん。右から2番目がオーナーの奥様。そのほかは彼女の兄弟。

皆さん、とっても気さくで良い人たちでした。この出会いで、瑞麗が大好きになりました。また絶対遊びに行きたいです。

懐かしのビルマ語、「チェーズテマレー（ありがとう、の意味）」と皆さんにご挨拶して、お店を後にします。

この日の食事はしめて6元でした。

このお店です♪帰る時にはもう外は真っ暗になっていたので、ちょっと見にくいですが。

ここで爪切り買いました。

辺貿街に隣接している広場に、屋台がいくつか出ていました。お腹はいっぱいですが、のどが渇いたので、このお店でライムジュースを飲みました。

ライムジュース3元。瑞麗のライムジュースの相場は3元なのだろうか？？？どこに行っても3元。

珈琲店を出てからミャンマー人街周辺をずっと歩いていたので疲れました。やたら低い椅子に腰かけてしばし休憩。

もうそろそろ10時。ホテルに戻る前に、スーパーで明日のバス移動のお供をお買い物。

スーパーで買い物中に、雲南名物「過橋米線」のインスタントヌードルを発見。しかし、どれも雲南産ではなかったです。上海のスーパーにも売ってます、この類の物。

そういえば、名物の「過橋米線」、私の旅行したエリアではあまり見かけませんでした。なので旅行中1回も食べてません…

夜遅いのに、人が結構歩いてました。お店も夜遅くまで開いています。昼間より夜の方が賑やかかもしれません。昼間は暑いからかな？

一旦部屋に戻ったのですが、蚊がいるのを発見したので、蚊取マットを買いに行きました。14元なり。旅行中、結構役に立ちました★

次の旅行記に続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• ハイペリオンさん 2011/03/09 09:19:13

  驚きました

  熱帯魚さん、はじめまして。
  
  ときどき読ませていただいています。
  
  中国にミャンマー人街があるなんて
  びっくりです。
  
  ミャンマー人っていろんなところに
  住んでいるんですね。
  
  台北にもミャンマー人街があるし、
  シンガポールで働くミャンマー人も
  多いそうですから、そのうちできるかも
  しれません。
  
  食堂の感じの悪いおばちゃん、
  いやですねえ。
  
  私も中華圏へ行くと、たまにああいう
  おばちゃんに出くわします。
  
  彼女もやっぱりミャンマー人
  なんでしょうか。
  
  また読ませていただきます。
  
  ちなみに熱帯魚さんは現在、
  中国在住ですか？
  
  

  熱帯魚さん からの返信 2011/03/09 10:40:00

  RE: 驚きました

  ハイペリオンさん
  
  初めまして。
  
  中国はミャンマーとも国境を接していますので、
  ミャンマー人街がありました。
  このときの旅はちょうどそのミャンマー国境めぐりの
  旅だったんですが、優しいミャンマー人のおばちゃんに
  助けられ、思い出深い旅となりました。
  
  そうですね。
  台北というか以前の台北県、今の新北市にある
  ミャンマー人街は私も行ったことがあります。
  メニューも読めなくて焦りました…笑
  
  シンガポールにもありますよ、
  ミャンマー人が集っている場所が。
  ペニンシュラプラザというビルに沢山集っています。
  おいしいミャンマー料理屋さんがあるので、
  良く行きました。
  
  ミャンマーというと、シンガポールで院に通っていた時
  仲が良かった友人がミャンマー人で、
  ミャンマーに遊びに行ったことがあります。
  
  私はシンガポール永住者なんですが、
  なぜか上海に駐在しています…
  
  それでは〜

• Tomさん 2010/06/04 12:44:16

  素晴らしい人との出会い･･･

  旅に出て、知らない場所をおとづれ、その地の美味しいものを食べ･･･その空気を体で感じ、そこでの生活を身にしみる様に感じ取る･･。
  
  きっと・・その中でも一番のものは･･･予期せぬ、素晴らしい人達との出会いではないでしょうか。
  
  偶然ではなく、きっと会うべくして・・・・その地をおとづれた貴女。そして・・貴女の姿が相手の視野にスローモションの様に入って行く。･･そして会話が始まる･･。なんともいえなく、わずかな時間だけれども、すぎていくそんな時間が持てたことが、その言葉･･そして写真の一葉一葉から伝わって･･こちらまで貴女の感動が伝わってきました･･･。　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう・・。
  
  
  あなたの鳳凰を探し回るようなたび･･何時になるか分かりませんが、きっと見つかるような気がします！
  　　　
  いつも見せていただいていますが、久しぶりに興奮してしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう一度ありがとう！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｔｏｍ

  熱帯魚さん からの返信 2010/06/04 13:50:55

  RE: 素晴らしい人との出会い･･･

  TOMさん
  
  素敵なコメント有難うございます。
  瑞麗での人との出会いをまた思い出してジンと来ました。
  
  雲南旅行中、他にも色々な方に出会いました。
  今回の旅はお天気も良かったですし、
  何よりも素晴らしい人々に出会えました。
  ある人は出会えたことを「カルマだ」と表現していたのですが、
  まさに出会うべくして出会ったのかもしれない、と
  思わずにはいられない出会いばかりでした。
  
  確かに鳳凰探しのような旅かもしれませんね。
  鳳凰とまではいかなくとも青い鳥位の。
  将来の安息の地を求めて、といったらいいのか、
  自分の居場所探しみたいなものです、私の旅は。
  Tomさんにそのことが伝わったのが嬉しいです。