ベルリンからICE(Inter City Express：ドイツ国鉄の特急)でフランクフルトへ。準々決勝を観戦。<br />この試合は、E組2位とF組1位の勝者vsG組2位とH組1位の勝者　という組み合わせ。Ｆ組とＨ組からそれぞれブラジル、スペインの勝ち上がりを期待したが、まさかのジャイアントキリング、フランスが躍進しました。<br /><br />初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ<br />http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10464359/<br /><br />

2006夏ドイツ FIFAワールドカップ2006観戦旅行 3：準々決勝＠フランクフルトブラジル対フランス

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2006/07/01 - 2006/07/01

454位(同エリア2802件中)

#サッカー

エリア

フランクフルト(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

朝のベルリン中央駅、ここからICE(Inter City Express)で、フランクフルトへわずか４時間で移動です。
イチオシ

このコカコーラの広告はインパクト大。
過去にドイツ(当時西ドイツ)は、ワールドカップ制覇３度。1954スイス大会、1974西ドイツ大会、1990イタリア大会。それぞれの決勝の地(ベルン、ミュンヘン、ローマ)が書かれ、その下に2006HIER(2006年はここ(ベルリン))と。
下馬評悪かった地元ドイツ、何とか準決勝へ。この後どうなるのやら？
8:34のICE875に乗ります
途中ヴォルフスブルクに停車。ここはドイツが世界に誇るフォルクスワーゲンの本社所在地。駅前にもでっかい工場あり。
ブラジルサポータとともに、フランクフルト中央駅に到着。

ここも、欧州の古くからのターミナル駅。この旅情感たっぷりの駅の雰囲気は大好きです。
駅前通りもブラジルサポータで黄色一色。
隣国フランスサポータはどこに？？
イチオシ

フランクフルトはユーロ経済圏の中心地
マイン川を越えて、
居酒屋街、ザクセンハウゼンへ。
昼食はこの店に決めた。
ビールの国ドイツで、このザクセンハウゼンだけはリンゴ酒です。グラスも2006の文字が入り大会仕様です。
ここでも、典型的なドイツ食。パンと豚肉とキャベツの酢漬け。10ユーロ。
金融街のビルの壁もワールドカップ仕様
フランクフルトのＰＶ会場は、マイン川河畔。モニターは川の上に。
大聖堂

イチオシ

レーマー広場
お土産屋もこの時期は、ワールドカップ仕様
バスにはドイツ代表メンバーが描かれ、
街の本屋(？)では、ワールドカップ過去の名シーンの写真が売られています。これを観るだけでも楽しい。
ホテルの部屋で、17時開始の準々決勝イングランド対ポルトガルを観戦。ホテル下のカフェでは、ブラジル・フランス両サポータが、呉越同舟でこの試合を観戦。
我々の観戦予定の試合は、21時から。イングランド対ポルトガル戦は、延長・ＰＫとなり、やや焦るものの途中でこの試合を見捨てるわけにもいかず、最後までホテルの部屋で観戦。その時点で試合開始まであと１時間、ホテルからスタジアムまでは約30分なので問題無いとは思ったが、皆さん我々と行動パターンが同じだったようで、スタジアムまでの駅と電車内はものすごい混雑でした。
スタジアム前にはやはり騎馬警官
スタジアム
イチオシ

選手入場
国歌斉唱
1回戦のフランス対スペインの試合前に、フランスの黒人選手を罵る差別行為がおきました。このため、準々決勝の試合前には、人種差別に反対する声明を両キャプテンが読み上げることになりました。
両軍入り混じっての記念撮影
キックオフ。
今回のＷ杯の観戦チケットには、OV(Obstructed View)席ってのがあり、それは「障害物によりピッチの一部が隠れてしまうので、60%(つまり４割引)価格になる」という席。
この日は、そのOV席。通常、「あぁ屋根を支える柱が邪魔になるのね？」と思うのだが、以前に、テレビでみたフランクフルトのスタジアムは、最近の建築技術の発展か、屋根を支える柱などない。
では何が？？？？と思っていたが、邪魔なのは、この手すり、、、、。
え？この程度やったらサンフランシスコのパシフィックベルパーク(野球場)でフツーにあった(しかも定価)でー。なので、４割引はラッキー、むしろこっちの席を積極的に欲しい！って感じでした。
ブラジル応援団
ジダンのフリーキック
この写真の真ん中が貴賓席。この写真からは分かりませんが、前の席に座っていたドイツ人の女性が、私の双眼鏡を使い「ベッケンバウアー(大会委員長)とペレとプラティニのスリーショットよ」と興奮していた。この女性、私がクリンスマンの現役時代のユニフォームを着て観戦しているのに感動し、ドイツ国旗をプレゼントしてくれました。
試合終了。優勝候補筆頭のブラジル敗れる。地に伏せるブラジル選手と万歳のフランス選手。天国と地獄の瞬間。
こんなにいたんだっけ？喜ぶフランスサポータ。
喜ぶフランス選手
試合後、準決勝チケット現地調達にチャレンジ。ブラジルサポータが、準決勝のチケットを安く手放さないかな？ともくろみ、試合後スタジアム出口で紙を持って立っていたのだが、、、、。
一番多かったリアクションは、笑顔で通り過ぎる。＋頑張れよ！と声援。
次に多かったリアクションは、"me too"(俺も欲しいぜ！)→そら、そうや。
で、10人程が交渉に来た。「定価の2,3倍なら考えてもいいな」と思っていたが、全然甘かった。
彼らは、「日本人は、金持ち。アホの様に高くても買うはず。」という良識(？)を持っており、こちらの言い値を全く相手にせず、1,500から2,000ユーロ(22から30万円)を要求。潔く諦めました。
あるブラジル人は、笑顔で我々の姿をデジカメで撮影してました。ブラジル版フォートラベルに私の写真が載っているかも？！
なお、写真にあるドイツ国旗が上記ドイツ人女性からプレゼントされたものです。

明日は試合が無いので観光に徹します。
ドイツ　FIFAワールドカップ2006観戦旅行　４：アーヘン、ケルン、ブリュール
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10464965/