2005/08/07 - 2005/08/08
13361位(同エリア24215件中)
とんぼちゃんさん
- とんぼちゃんさんTOP
- 旅行記37冊
- クチコミ3件
- Q&A回答65件
- 179,514アクセス
- フォロワー20人
初めて一人旅をした時の旅行記です。
旅のルート
関空→ シンガポール→ クアラルンプール →クラビ →ピピ島 →バンコク →関空
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- シンガポール航空
-
フェーリーでピピ島を発つ。もっと長く居たかったが10日間だから仕方がない、これもサラリーマンの宿命さ。。。
そういえばポールは高校が休みだから40日間の旅だとかぬかしていた。この後チェンマイ、フィリピン、香港、中国と周るらしい。正直うらやましい。 -
プーケットの港に着きバイクタクシーを拾ってプーケットタウンまで来た。雨季もあるだろうが夏真っ盛りなのに閑散としている。夕方の便でバンコクへ向かう予定だがまだ時間があるので、ネットカフェで時間を潰す。
当初はバスの予定であったが、ここへきて移動にあまり時間をかけたくなかったし、AirAsiaたるものの安さを目の当たりにして、ピピ島からネットであっさりと飛行機へ乗り換えていたのでした。 -
バンコクへはAirasiaで3000円程だった。私は特に飛行機に贅沢や快適さを求めていないので、この手のLLCが日本でももっと普及して、気軽に旅に出れるようになって欲しいと思う。
-
バンコクに着き、空港のサービスカウンターでホテルを探す。一応聞いてはみたが空港でカオサンの安宿などあるわけもない。
-
お金が意外と余っているし、やや高いが1000B/日朝食つきでルムチットプラザホテルに決めた(紹介された中では最安ホテル)。
とにかく温かいシャワーを浴びたかったのだ。空港からはタクシーが一般的だが500B(1500円)と聞いて反射的に断ってしまった。30待ちで100Bのバスに乗る。移動には時間をかけないといいながらも500Bはちょいと高いぜ。
←ルムチットプラザホテル入口 -
バンコクのモノレール通称BTSは、日本とは逆で先に行き先ボタンを押してから金を入れる。前のカップルがわからない様子なので教えてあげる。今日も一日一善、いい事をしたと自己満足に浸ってみる。
ホームにくると先ほどのカップルがどっちの電車かわからず困っている。
方向も同じだし一緒に乗っていった。ネパールから来ているらしい。奥さんの方は英語は全くダメなようで下を向いていたが「ナマステ〜」と声をかけると顔がパァっと明るくなった。
世界中どこへ行っても「こんにちは」の一言は偉大だ。 -
そんなことより、今日は嫁さんの土産探しだ、これを忘れたら生きて日本には帰れない。
タイで陶器といえば、ベンジャロンかセラドンだが、色々と周っているうちに目が肥えてくる。結論としていいものは高いということだ。結局、セラドンも含めて雑貨をちょこちょこと買いあさった。 -
ちなみに昼飯はフードコートで適当に麺。漢方味でまずい・・・
-
特によかったのはムエタイのルンピニースタジアム横のナイトマーケット。比較的新しい市場で、通りがわかりやすく整然と並んでいて欲しいものが手に入りやすかった。マジックショーなんかもやっていた。
-
ひと通り観光もしてみた。「ワットポー」や「スネークファーム」などをまわった。
-
夜飯は決まって、ホテル近くの路地にでている屋台で食べた。
麺類とビールにデザートのマンゴーで300円くらい。この頃になると最初は気にしていたが、屋台の氷入りコーヒーとかも飲んでいた。特に腹をこわす様子もない。自分もそうだが胃腸も適応が割りと早いようだ。
←屋台で買った鳥皮。まあ普通・・・ -
泣いても笑っても最終日だ。自称アジア最大のウィークエンドマーケットに行ってみることにした。
念のためフロントで何時くらいからやっているのかと聞くと、いろいろと考えたあげく「夕方からで5時くらいだ」という。
タイ人は親切だが、その反面、わかっていないにも関わらず教える傾向があることに、この旅でイヤというほど学んだ。なので「コープンカップ(ありがとう)」とは言いながらも、あまり信用せずに行くだけ行ってみた。案の定昼間からやっていた。 -
マーケットは凄い人込みで前に進むのにも苦労する。好きな人には一日中いても飽きないだろう、実際私も今日の一日の殆どをここで過ごしてしまった。
ところで今日も詐欺師と出会った。
驚くことにクアラルンプール(KL)で出会った詐欺師と同様の手口だ。この手の詐欺は東南アジア全般で流行っているのか?
しかしながらKLの詐欺師とは比べものにならないほどヘタクソだ、だいいち英語も日本語もままならないのに、どうしたいんだという感じ。
「もっと勉強しなきゃだめだよ」とアドバイスをしてあげる。 -
夕方になり最後の晩餐を何にするかが今日のメインテーマだった。
手元には空港税や空港でのお茶代を残しても500B(1500円)近くもある。残してもしかたないし、タイ名物「タイスキ」を食べに行くことにした。
主に観光客を相手にしている有名店で中に入ると日本人だらけだった。この旅で日本人にはなかなか会えずじまいであったがこんな所に生息していたとはな。。。 -
味について感想は特にない。金を出しても必ずしも美味しい物を食べれないと知った。
屋台にしとけばよかったとどうでもよいことで落ち込んだりしてみながら、チェックアウトをすませ空港へ向かった。
←フロントの兄ちゃんと。(蛍光灯を換えてもらったり、シャワーをなおしてもらったりと、仲良くなった) -
時計の針は23時を指し示し、いよいよこの旅も終わりが近いことを教えてくれる。
と、ここで大変な事に気づく。会社にお土産を買っていない!!慌てて免税店で象さんのチョコレートを購入、現金などもうないから仕方なくカードでお買い上げ1200B也(約3600円)。チーン。
チョコレートが3600円なんていったい今までの貧乏生活はなんだったんだろうと虚しくなる。
日本だと特に感じないが、アジアを旅しているとケチになるというか、正常な金銭感覚になるのかな?と思う。 -
朝方、シンガポール航空SQ974便は静かに関空へと着陸した。日本は相変わらず良い所で何も変わっていない、自分も特に変わっていない。
たかだか10日間で変わるものといえば髭が伸びたことくらいだろうか。。。それもほんの1cm程度だ。この旅にでる前は、何か新しい自分を発見できるような気がしてならなかった。
しかし実際に旅を終えてみてやっぱり何もない事に気が付いた。旅に出たくらいで何かが変わるわけがないのだ。
何かに一生懸命努力でもしない限り、簡単に自分を変えられるほど人生は甘くない。元々心のどこかでそんな事は分かっていたのかも知れない。
しかしながら異国の地は楽しい、初めて見るもの、知らない土地や文化、何よりも違う人種同士がコミュニケーションをとろうとする事は、何事にも代えがたいほど素晴らしい。
そのうち、またひとり旅に出ようと誓いながら帰路に着いた(嫁が許してくれればだけど・・・)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ マレー半島縦断
0
17