2010/04/26 - 2010/05/03
475位(同エリア989件中)
ニッキーさん
バスツアー最後の訪問地はブロードウェイです。
16世紀17世紀の昔から羊毛の運搬の拠点として栄えた宿場街で、並木道には商人が馬をつないだ杭が残っています。
大通りに沿って建つ家並みは、他の街と比べてさらに古いように感じます。
バイブリー、ボートン・オン・ザ・ウォーターという特徴のある街を訪れたあとでは、ブロードウェイはあまり特徴のない街に感じられました。
かつて宿場町として栄えた商業の街ブロードウェイは、街はずれに行くと空き家も目立ち、少々寂しい気がしました。
~*~*~*~*~*~
今回の旅行の主な訪問地。
( )内はニッキーのロンドン旅行記の通し番号です。
一日目(①) カナリーワーフ
(②) テームズ川ナイトクルーズ
二日目(③) ウェストミンスター大聖堂、バッキンガム宮殿
(④) ホースガーズ、ビッグベン、ウェストミンスター寺院
(⑤) ロンドン塔、ロンドン・アイ
三日目(⑥) セントポール大聖堂、シティ
(⑦) コートールド協会美術館、ナショナルギャラリー、ハイドパーク
四日目(⑧) ケンジントン・パレス、ヴィクトリア&アルバート博物館
(⑨) 大英博物館
五日目(⑩) コッツウォルズ地方バーフォード
(⑪) コッツウォルズ地方バイブリー
(⑫) コッツウォルズ地方ボートン・オン・ザ・ウォーター
(★⑬)コッツウォルズ地方ブロードウェイ
六日目(⑭) ウィンザー城
(⑮) ロングウォーク、イートン
最終日(⑯) ホランドパーク
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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-
ボートン・オン・ザ・ウォーターを出て最後の街、ブロードウェイへ向かいます。
-
きれいに刈られた牧草
-
イチオシ
バスはコッツウォルズ丘陵のだんだん高いところへ上がって行きます。
眼下に見下ろす景色が美しいです。
ブロードウェイの街に入る手前のひときわ高い丘の上にブロードウェイタワーが見えましたが、街からはかなり離れており、今日は立ち寄る時間がありません。 -
イチオシ
ブロードウェイの街に入ります。
今まで見て来た街より一層古い家並みです。 -
パブ ホース&ハウンド
見学後、このお店の前に集合することになりました。 -
これはレストランです。営業しているのでしょうか?
天窓は開いていますが、人気がないようにも見えます。 -
イチオシ
少し離れたところに小ぎれいな家があります。
-
街の真ん中にあった藤のつたがからまったお店、ブロードウェイ・クック・ショップ
この特徴ですからとても目立っていました。
イギリスでは藤の花を時々見かけました。
日本のように藤棚にするのではなく、建物に這わせていることが多かったと思います。 -
街の中ほどにかわいいお店が何軒か入っている建物がありました。
写真はその建物のかわいらしい中庭です。
その中にハミルトンズというひと際目立つディスプレイのお店がありました。
外から見える窓一面に、キャンディー、チョコ、ゼリーなどのお菓子を種類ごとに瓶に入れてきれいに並べ、量り売りで売っていて、辺りには何やら甘い匂いも漂っています。
色とりどりのお菓子が美しくて、お店に入ってみました。
希望を言えば量って詰めてくれるようでしたが、重さの単位も見当もつかないものですから、結局すでに量って袋詰めにして売っているものを買いました。
とにかくどのお菓子もカラフルでかわいいのです。 -
外国へ行ったらその国のお菓子を食べてみるのはとてもおもしろい体験になります。
日本と違う珍しいものを売っているからです。
余談ですが、息子がロンドンの仲間に日本のハイチューを買って行ったら、すごく受けたそうです。
もう一つ余談ですが、息子はイギリス人の同僚から日本のお土産として「サランラップ」と「キューピー和風ドレッシング」を頼まれたそうです。
日本に住んだこともあるその同僚によると、日本の「サランラップ」は最高の品質だとか。 -
ハミルトンズで買ったスイーツの詰め合わせ。
袋の中にはチョコレート、ゼリー、グミなどが入っています。
これを2袋買いました。
その他にヌガー・バーも買いました。
こちらは食べてしまって写真はありませんが、白いヌガー・バーの中にフルーツの砂糖漬けが入っていました。
柔らかくておいしいヌガーでした。 -
木と土壁とレンガの家
中世風です。 -
大通りからそれて脇道に入ってみました。
大通りから少し入った所に観光客用のパーキングエリアがあり、ツーリスト・インフォメーションと博物館がありました。
こちらはかなり新しい建物です。
博物館はゴードン・ラッセル博物館という名前です。
中に入って見ている時間はないので先へ行きます。 -
いろいろな家を見て回ります。
古い塀に古いドア -
オーチャード・コテッジ(果樹園荘)と書いてあります。
庭に白いチューリップがさりげなく咲いているのが見えます。 -
オーチャード・コテッジの母屋です。
よく手入れされた屋根に、煙突も壁も独特な造りです。
石塀を見ると、石をただ積んだ上に、一番上の石だけ縦に並べてセメントでくっつけてあります。
こんな造りで大丈夫なのかと、地震国日本から来た私は心配になります。 -
よく手入れされたきれいな庭
花いっぱいというわけではないけれど、計算された庭です。
花をつける木がさり気なく配置されています。
気になるあの木もクリーム色の花を咲かせています。 -
狂い咲きということばがぴったりなぐらい、びっしり花をつけた木
-
いったい何の木なのでしょう?
-
細い路地に心引かれて通ってみます。
-
-
路地を抜けてまた表通りにでます。
芝桜、おもしろく刈り込んだ庭木、ツタのすてきな家です。
普通の家ではなさそうです。 -
家具のお店のようです。
家の前に昔の道具が飾ってあります。 -
イチオシ
特筆ものの教会があったバーフォード、
ぜひとも訪れたかったバイブリー、
せせらぎの風景が涼しいボートン・オン・ザ・ウォーター。
それらの街に比べてブロードウェイはこれといった特徴がないような・・・
と思っていると、これを見つけました。
昔、馬をつないだ杭の跡です。
そう、ここは羊毛取引の宿場町として栄えたところなのです。
さっき見かけた博物館を見る時間があったなら、もっと何か充実した見ごたえを感じられたのかもしれません。
気を取り直して見物を続けます。
街の端の方へ行ってみましょう。 -
ミステリーに出て来そうな館
ツタがからまる壁、古いドア、雰囲気があります。 -
街の端の方まで歩いて来て気づきました。
これっていったい・・・
何ということでしょう。
この家もあの家も空き家なのです。 -
カーテンがかかっているので、ここには人が住んでいるようですが・・・
-
ここも
-
ここも空き家です。
-
最後に見た荒れ果てた空き家の風景はこの街を特徴づける印象として心に残りました。
もしかしたら町並保存のための補修計画など、目的があるのかもしれません。
あるいは、古くなって端の方からさびれつつあるのかもしれません。
最後に見たブロードウェイは古きものの哀愁を感じさせる街でした。
バスはブロードウェイの街をあとにし、一路ロンドンへ帰ります。 -
ひとたび街の外へ出ると眼下にコッツウォルズ丘陵が広がります。
馬が草をはんでいます。
今日は一日バスツアーということで、楽をしてコッツウォルズ地方のいろいろな村を回ることができました。
大都会ロンドンとはまったく違うゆったりした時が流れるコッツウォルズ。
イギリスの魅力をまた一つ見ることができました。
中でも私は一度見てみたかったバイブリーへ行けてうれしかったです。
ボートン・オン・ザ・ウォーターも良かったです。
観光するとショッピングする時間がない、ショッピングをすると観光する時間がない、という状態だったので、訪れる村を一ヶ所減らしてでももっとゆっくり見られれば良かったなと思いました。 -
みゅうのバスツアーは良かったです。
ガイドさんの同行も、つかず離れずぐらいでちょうど良かったです。
ただ一つ、訪れる村の地図を用意して欲しかったです。
手書きの簡単な地図でも構いません。
小さな村とはいえ、右も左もわからない所です。
地図一つ用意してくだされば、もっと順序よく回ることができただろうにと思いました。
帰りのバスはブレナム宮殿のそばを通りました。
バスの窓から一瞬だけ宮殿の建物と池も見えました。 -
-
ブレナム宮殿があるウッドストックの街
-
-
写真はブレナム宮殿の門です。
高速道路で少し渋滞し、私たちは予定より30分遅れの午後6時ごろ、ヴィクトリアに戻って来ました。
まだ日が高いのでこれから他の観光にも十分行けるのですが、今日はこのままホテルへ帰ることにします。
実はバスツアーの途中から携帯電話がバッテリー切れを起こしていました。
息子から電話が入るかもしれないので、ひとまずホテルへ帰ってバッテリーの充電をすることにしました。 -
ホテルの部屋へ戻って携帯電話の充電をしていると息子から電話が入りました。
グッドタイミングです。
仕事の流れで近くのボンドストリートに来ているから今から私たちのホテルへ来るというのです。
息子が東京にいる時はなかなか会えなかった私たち。ロンドンではしょっちゅう会っています。
やはり距離が近いからでしょう。
東京で言えば、お互い山手線の内側に住んでいるようなもの。
こんな外国の町で家族に会うとは不思議な感覚です。 -
まだ明るい午後7時半、ホテルの部屋に来て窓からの景色を見た息子は、初日に私たちがしたと同じように感嘆の声を上げました。
「すばらしい眺めだねえ」
そうなのです。日本を離れ、毎日窓からケンジントンガーデンズを眺める贅沢。浮世の生活を忘れる夢のような毎日でした。
(写真は窓から見える景色。別の日に撮ったものを載せています)
その後、2日前に行った駅近くの中華料理カム・トンへまた行きました。
一度行った店なので間違いがないからです。この日も満員のお客さんでした。
2日前は春コースにしたので、今度は夏コースにしました。
卵スープに代わり、夏コースではサンラータン・スープが出て来ます。
これがとってもおいしかったです。
写真はありません。撮るのを忘れていました。
明日は土曜日。
息子の仕事が休みなので、3人で一緒に郊外のウィンザー城へ行きます。日本から来ている息子の友人は今朝から2泊3日で湖水地方へ行っています。
ウィンザーを見た後は、息子のフラットへ行き本棚の組み立てを手伝う予定です。
息子が、組み立てに使うハンマーとスクリュードライバーをスーパーで探したけれど売っていないと言うので、クイーンズウェイ近くの99ペンスショップ(呼び方が違っているかもしれません)で聞いたら、売っていました。
もっともハンマーもドライバーも99ペンスではありませんでしたけれども。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まほうのべるさん 2013/08/07 12:45:13
- 行ってみたいなみゅうの現地ツアーで
- こんにちは、ニッキーさん。
旅行記に訪問・投票有難うございました。
べるはイギリスへは1度行っているのですが、コッツウォルズには行って
いないので楽しく羨ましく見せていただきました。
コッツウォルズに行くとしたらやはり現地ツアーが良いかなと思っていま
した。いつか同じコースで行けたら良いな。
お花の柄のティーポット本当に素敵ですね。
べるも欲しいな。
byまほうのべる
- ニッキーさん からの返信 2013/08/08 13:44:09
- RE: コッツウォルズ、いいですよ。
- まほうのべるさん、こんにちは。
こちらこそ、いつもご訪問と投票ありがとうございます。
コッツウォルズはしっとりとした素敵な所でした。
ただ、どこへ行っても車が多いことにはうんざりしました。
通り抜けの車が多いみたいです。
個人で行くのは交通が不便みたいだったので、みゅうのツアーは便利でした。
日本人だけというのも気楽です。
訪れる村を一つ減らして各村での滞在時間を長くしてくれたらなと思いました。
今はまた別のコースが出ているかもしれませんね。
花柄のポット、今もよく使っています。
お店で売ってるのは大きく派手な柄のばかりだったので、あれでも一番おとなしい柄のにしたんですよ。
日本では売ってないような柄のが多くて、外国で陶磁器を買うのは楽しいですね。
普段使いにぴったりのお値段だったと思います。
持って帰るのはかさ張りますけど、いい記念になりました。
コッツウォルズへ行かれた際はぜひ。
ニッキー
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