世界遺産　熊野古道

2010/05/03 - 2010/05/03

家の近くを熊野古道が通ってながら
歩いたことがなかった熊野古道。
はじめてのトライです。

エリア 紀伊田辺(和歌山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急

白浜駅から熊野古道散策に特急ﾊﾞｽが出てます。

近露で降ります、
道の駅が新しくて便利になっています。

なかへち美術館の横を通っていきます。
こんな山里にこんなﾓﾀﾞﾝな建物が！

日置川をこえて近露から滝尻まで約５時間、
今日の行程のｽﾀｰﾄです。
近露の名は、昔の武将が鎧についた水を
”血か露か”とたずねたところからだそうですが
そんな勇ましい話とは別に
朝霧の多いとても和やかなところです。
こんなところに神がいるのかなと思わせてくれます。

ｱﾌﾟﾛｰﾁは整備されてて歩きやすく
観光客もたくさん歩いてます。
今日の行程は本宮大社からは逆の行程です。

歩き始めてしばらくいくと
牛馬童子の像です。
頭の部分が何者かにいたずらされて
修復されてました、こんなのを見ると
悲しくなります。

最初はひたすらのぼりです。

杉の根っこがむき出しです、
なるべく踏まないように気をつけて歩きます。
屋久島の杉とは規模が違いますが、
ﾏｲﾅｽｲｵﾝが出てそうな空気です。

一つ目の王子
大阪本王子です。
ここで地元の中学生に出会いました、
元気がいいです。

悪四郎山までこんな木々の間をひたすら上ります。
約４００ｍの登りですが、これを過ぎると
あとは緩やかにくだりです。

昔の旅人がこの辺で月が三体みえたとの伝説。
こんな坂を上ったら、息が切れて目もかすむわな！

もう少しで最高地点、悪四郎山です。
自然の木々のあいだを行きます、
植林された杉とは感じるものが違います。
熊野と屋久島を比べるのもどうかとは思いますが、
人の手が入ってるのとないのでは
こんなに違うのでしょうか。

この辺が最高地点です。
昔は茶屋があったそうです、誰がここまで
来て商売すんねん？
ｽﾀﾊﾞがあったらいいのに。。。

十丈王子跡
江戸時代まで数軒の家があったそうです。
視界が開けてﾄｲﾚもあるので休憩です。
ここで約半分来ました、
行程には数字の案内板があるのでわかりやすいです。

太陽の光を浴びて休憩、昼食。
ｺﾝﾋﾞﾆご飯ですがｻﾌﾟﾘﾒﾝﾄでﾊﾟﾜｰ復活！
服の汗も乾いていざ出発。

しばらく行くと視界が開けて
山々が見渡せます。
でも何でこんな山の上を行くのだろうか、
ふと疑問が湧きます。
下には川沿いにもっと歩きやすい道があるのに
距離を稼ぐために上り下りするの？
きっとこれを超えていくと
熊野の神が見えるのかも！

また山の中にもどって下ります。

大門王子跡
ここにも神社があります。

シダが見えます。
ｼﾞｭﾗｼｯｸﾊﾟｰｸみたい。

高原池が見えてきました。

高原へ入りました。
最初の民家です。

この辺は旅籠もあったそうです。

ここを降りると高原熊野神社です。

高原熊野神社横の休憩場所です。
見晴らしがよいです。

田植えが始まってました。

水車小屋もあります。

屋久杉ほどではないですが
切り株から新しい生命が！

約４分の３来ました、
ここからひたすら下りです。

時々現れる草木の色に
和まされます。

乳岩です。

胎内くぐりです。
安産の言い伝えがあるそうです。
ここまで来るともう１０分程度で終点です。

木々の間から川が見えてきました。

滝尻王子に到着です、
５時間かかりました。

世界遺産のモニュメント
ここに熊野古道館があります、
休憩もできて、受け付けのお姉さんが親切です。
でも暇そうでした、事業仕分けの対象にならねばいいですが（笑）
屋久島のすぐ後だったので、特にですが
熊野の方が人に近い感じがします。
屋久島は自然の中に神が宿ってるように思います。