2009/10/06 - 2009/10/14
165位(同エリア360件中)
おなつさん
6日目、ヒワへ。 9時、ゴルゴのえんじ色の車へ乗り込む。
今日は、地図で見る限りロングドライブになりそうだ。ゴルゴに聞いてみる
「どのくらいかかるの?4時間?5時間?」少し考えて彼が示した指は―「7時間」
ひょえーーー! なら、なら、もっと早く出発しようよ~~~
↑アルク城の中庭 ほぼ工事中の所に土産が並ぶ
簡易舗装のような郊外の道を車は80㎞前後で行く。
突然、穴の開いた道もあり、急にスローペースになったりする。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
時々警察の検問がある。
外人の私が乗ってるせいか、何度も停められトランクを開けられたりする。
ゴルゴの極秘任務(?)を知られてはいけない。 スムーズに目的地に着くまでは私も協力するわ!
と検問が見えたら、姿勢を低くして隠れる作戦だ!
が、とある検問で一人の警官が車に乗り込んできた!!な、何!?どこかへ連行されるの??
20分ほど走ったところで、停車。警官はサラッと降りていった。
あービビッたぁ…ただの警官のヒッチハイクだったらしい。
↑緊迫の隠し撮り -
↑お待たせしました(?)ゴルゴ…の輪郭
午後になったが昼休憩の気配は無い。
言えば停まってくれるのだろうがゴルゴは相変わらずストイックだ。
ほぼ砂漠が続く中、時折ドカーンと川が現れることがある。
不毛のこの辺りに、アラル海(といっても湖)から水を引いて綿花を栽培している
その造った川なのだろう(水を大量に使い、アラル湖は年々小さくなっているそうだ) -
↑綿花の収穫
小さいダムが見え「おっ?!」と窓に寄ったら
ゴルゴは黙って車を停め「見な」と、自分も降りて伸びをした。
良かった〜丁度オシッコしたかったところだよぉ。しかし、もちろんトイレなど、無い。
どこからでも見られそうな場所だが砂丘のくぼみに、えーい!としゃがむ。
乾いた大地にシッコは瞬時に吸い込まれていった。
14時過ぎ。ひときわ大きな川が現れた。 ゴルゴ一言「アムダリヤ川だ」
川にかかる鉄道の橋があり、我々の車は…なんと、その橋の上を通る!
線路の上を、だ。車用の橋は無いのかい??(無いから通るんだべな…) -
15時ちょっと。城壁に四角く囲まれた街が見えてきた。ヒワだ。
城壁の目の前のホテルへは、車止めから少し歩く。
ゴルゴは律儀にも私のカバンを持ち上げて運んでいる。
「キャリー付いてるから転がしていいよ」と手振りで教えると、バツ悪そうに転がし始めた。
…殺し屋のプライドを傷つけてしまったか…??
チェックイン後、すぐ去ろうとするゴルゴに
明日は何時に来るのか聞くと初めての分からないそぶり。
フロントのイケメンが、私の英語をウズ語に訳して言ってくれたが、答えは無く。
ゴルゴ、電話で現地オフィスに聞いたところ後で連絡が来る、とのこと。
どうしたゴルゴ?! らしくないじゃないか。
↑いい味出てる車 -
今までの宿と違い、フロントマンは上品な愛想、スマートで仕事をビシッとやってる感がある。
ロシア系美青年と、もう一人韓流スター風。目の保養だね〜男気はゴルゴに負けるけど。
地図を見るとスーパーがあるようだ。この旅初のスーパー!
行ってみるとデカい車庫で埃をかぶったフリーマーケットをやってるような感じ。
近くにもう一軒あり、そこは昭和の田舎町の、駄菓子屋もやってます的店。
懐かしさに、着色料?こってりのジュースなんか買っちゃう(商品名FANTAならぬFUNGO)
↑いい味出てる車その2 -
ガイド本に、この宿には展望台があると書いてある。
ロシア系イケメンに、登りたいと言うと従業員詰所を通った裏に案内してくれた。
外にウズパンを焼く土で作られた釜がある。
民家にもよく庭先にこれがあったなぁ、ってことはホテルのパンはここで焼いてるのか〜
↑いい味出てる車その3 -
釜の側の吹きっさらしの細いらせん階段、従業員の休憩用のお茶カップと急須が置いてあり
私が通るために除けてくれた。すまんのう。
その階段、ちょっと繋ぎ目がふわふわした鉄の足場に
たまにしか固定されてない手すり、実に、実に、危なっかしい。
高所恐怖症じゃない私も、内臓がヒューヒューする。
↑子供と猛犬 -
てっぺんからはヒワ旧市街も反対側の民家もよーく見えた。
洗濯物を干す人、コンクリートを練る人…夕日をここで見ようと思ったがまだ早い。
でも後で来るとまたイケメン君の手をわずらわせてしまうので、しばしここで待っていよう。
「ハロー!ハロー」どこからか声が聞こえる。
下を探すと、子供が数人こっちに手を振っている。よく私を見つけたなぁ。
手を振り返すと、更にブンブン手を振る。きりがないので一旦死角に隠れよう。
やがて平らな大地に夕日が沈み、平屋の家の影が城壁まで長く伸びた。
↑ホテル玄関前からの城壁 -
さて城壁の中へ行って夕食にするか。
ホテルを出ると、男の人が立っていて「おなつ(仮名)さん?」と聞いてくる。
明日は夕方6時に迎えが来る、と旅行会社の人がそれだけ言いに来たようだ。
電話でフロントにことづかってもいいのに??
↑鍵がかかって入れないモスクの前で祈る家族
城壁内には民家もあるから、観光所が閉まっても人通りがあり、食べるところも多い。
古いメドレセ(イスラム神学校)を改装したレストラン、う〜ん、雰囲気イイねぇ。
でもまだ早いのか、客が一人も居ない。 -
ウェイトレス達が5人、真剣にテレビを見ている。
ん、これはっ?チェ・ジウ!韓国ドラマ“天国の階段”じゃねーか!
うーむ、日本のみならずウズの婦女子の心をもつかむ韓流ドラマ…あなどりがたし。
ドラマが終わると彼女らは「はぁ〜」…とため息をついた。一人が私に聞く「日本のドラマでしょ?」
「二エット(NO)これは韓国だよ」日本と韓国の違いなんて判らんべなぁ。
↑肉の串焼き(昨夜も食べる)レストランは雰囲気ありすぎて灯りが暗く、よく見えない
日本人女姓客2人が来た。なんか久しぶりの日本女性(若い)。
日本女子観光客って、料理が来ると
一「うわぁ〜〜」と手を叩き(ただし音は出さない)
二「おいしそ〜」などと感嘆の声をあげ(高音で)
三「いただきま〜す」の声の後
四「あ、写真、写真」とカメラを出す(私もそうなんだが)
これ、基本。 観察してると日本人以外はやらない。 -
↑昔のウズの人達の帽子をかぶってみる(土産物)博物館で見た写真を再現して白黒にしてみた
夜のヒワの遺跡はライトアップされ、とても素敵。
食後の夜の散歩としゃれ込んでいると、若いウズ男が「一緒に散歩しよう」と来た。
出たっ!日本女は軽いと思ってるナンパ野郎。
断ると「自分は日本観光客のバスの運転手だ、安心して」
彼は携帯でどこかにかけて、私に「ほら」とよこした。
電話の向こうで現地ガイドらしい人が「コノ人は本当に運転手デスヨ。」と言っている。
「怪しい人かと思った(まだ思ってる)」と言うと「ハハハ、大丈夫です」と。 -
彼はモスクの塔に登ろうと言う。え、もう閉まってるんじゃないの?
でも夜の搭も魅力的…地元人のコネでなんとかなるのか?
だが、やはりもう閉館だった。なんだこいつ、使えねーな。
面倒な事になるから帰ろうとすると「飲みに行こう」と誘う。
「二エット帰る!」ずんずん歩き、ホテルに入った。
…と見せかけて、そ〜っとまた出てきたら、こいつ待ち伏せしてやがった。
見破られたか…一人散歩したかったけど部屋に戻った。
部屋で考える――一緒に飲むくらい良いんじゃないか?でも飲むだけでは済むまい…
でもHの一つや二ついいんじゃないか?何を私は嫌がってるんだろ…でもやっぱりイヤ。
否、日本の女は軽いと思われたくない…お前は日本代表か?もっと軽いノリでいいんじゃね?
あ、でもやっぱりイヤっ!(思想には個人差があります)
↑ホテルの部屋 窓の外はフツーの民家の庭 -
翌日。朝日のさんさんと射しこむホテルのレストランで朝食。
ビュッフェだが、スタッフに取ってもらう方式。
そこに立っていたのは、昨日の韓流イケメン!きゃ〜トキメクぅ〜♪
いつもは何度もしつこくおかわりする私だが彼の手前、2回にとどめておいた(何を期待してる??)
↑民家前の一コマ -
城壁内、ヒワ旧市街の共通チケットを買ってまずは17世紀の宮殿の見張り台へ登る。
↑城壁がうねうねしてるのがよく分かる
(フィルム写真を更にデジカメで写したので少々もやっとしてます) -
未完成の搭“カルタ・ミナル”など見所がぎゅっと集まってる。
切符のチェックをするのはどこも、おばちゃんだ。
ついでに「ブレスレットどう?」なんて商売もする。
ターコイズの石のブレスレットを当然ニセモノだろう、という顔をしたら
「本物だよ、ほら」と、なんと自分の前歯でカンカンカン!と叩いて見せる。
そ、そこまでしなくても…(でもニセだよね) その心意気に免じて購入。
更に「両替しない?」闇両替もやってるぅ〜 さすがシルクロードの商人の末裔(なのか?)
↑結婚写真を撮っていた -
歴史的建物を生かして普通に動植物の博物館もある。
“タバコは体に毒”キャンペーンみたいなのをやっていて
奇形胎児の…ホルマリン漬けが展示されて…ちょい、テンションが下がった…。
ガイド本に“バザール”と書かれてる城壁東側の外へ行ってみる。
店も無く、荒れた住宅街。
↑男衆の集まっている一角があり、よーく見ると…魚市場だった。
でも、洗面器一杯分の魚に、これだけの男…これがバザールなのか?? -
いったん旧市街を出て、半屋外のレストランで昼食。これで確か\300くらいだったか?
ウズ食器はこの柄が多い。綿花をモチーフにしているとか。どんぶりご飯が日本人心になじむ。 -
旧市街に戻る。
↑博物館などの切符もぎりのおばちゃんたちも昼食時
目が合うと「一緒に食べない?」と誘ってくれた。
日本人的に遠慮する(っつーか今食べたから)と、パンを一切れちぎってくれた。
かじると、カンパンのように堅い。これが日持ちさせる秘訣か〜
そういえばサマルカンドから持ってきたパン、まだ無事だなー本当に日本に持って帰れるかも?? -
↑昼食の半屋外レストランのオープンな厨房
18時の迎えが来る前に一旦おやつ代わりに軽食。
珍しく単独旅の日本人夫婦も食べていた。またまたラグマンと羊串焼き、だってうまいんだもん。
ホテルに帰ると、韓流イケメンが今着いたばかりの欧人客に
ウェルカムウズ茶をふるまっている。もうお別れね… -
迎えが遅くなると伝言があった。じゃ、ホテル裏手の住宅街探訪だ。
昨日展望台から手を振った子供に会えるかな。
遠くの夕暮れの赤茶色の道に子供がキャッキャと遊んでる。
カメラを出すと「ハァロォ〜〜〜〜!」と、こちらに全速力で走ってくる。お前ら、目ぇ良すぎ…
迎えをロビーでしばらく待っていたがなかなか来ない。ゴルゴじゃない人が来るのか?
まさかあの人…とロビーに座っていた人に「ドライバー?」と聞いてみたが、違った。
やがて来たのは…やっぱりゴルゴじゃなーーーい!! なんだぁ昨日で最後だったんだ。
ニヒルな彼は自分の仕事をキッチリこなし、何も言わずに去ったのだ…
今日のドライバーは他のウズ男と同じくにこやかに話してくるが
私は、ゴルゴとの別れを噛みしめていた…
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