エジプト　カイロその１

2006/03/02 - 2006/03/17

エジプトの首都カイロ。

やはりこれまでの都市とは違い、交通が激しい。大渋滞、そして信号の無い交通ルール。道路を渡るのも命がけ。タクシー乗ると映画のようなカーチェイスもどきが常に味わえる。ＷＲＣドライバーだらけのカイロ。

エリア カイロ(エジプト)

首都です。

宿泊したのは、かなりお世話になったＩｓｍａｉｌｉａ　Ｈｏｕｓｅ　Ｈｏｔｅｌ。
考古学博物館の近くにあって、マクドナルドやＫＦＣも近くにあったような気がする。
エレベータが２０世紀初頭レベルで驚いた。鉄格子の箱に手動扉で、乗ってていつ落ちてしまうかハラハラした。

部屋は結構きれいだし、日本人客も結構いた。ネットも使えた。

ホテルのおっさんにピラミッドツアーについて聞いてみると、なにやら電話し始めて、知り合いが今から来るからそいつと行って来いという。

しばらくすると、禿げ上がったおっさんがやってきた。そいつは自分はハマダだ！とへらへら言った。浜ちゃんのつもりらしかった。

ハマダはまずメンフィスの謎の博物館に立ち寄り、ラムセス二世像を見て来いと。

よくわからない像を見て、やっとダフシュールのピラミッドへ。
スネフェル王(クフ王の父親)のピラミッドで結構でかい！！これぞエジプトだ！

ピラミッド中腹にある入口まで登って内部へ突入。すごい狭い通路にちまちまと階段があり、しゃがみながら進んだ。正直かなりつらくて、においも臭かった。

結局、なんにも見るべきものは中に無かった。ただ、よくもまぁピラミッド内部にこんなの作ったものですなぁという感心はした。

ぐったりしてピラミッドから這い出してきて、遠くに見える屈折ピラミッド。ハマダ曰く、あそこはヘリじゃないと行けないらしい。

んなアホな！！？？

お次はサッカラの階段ピラミッド。なんか作りかけっぽい。

このピラミッドの周りには他にも遺跡があって、じっくり見ると時間かかりそう。われわれは結構早足でまわるが、どうやら周りの観光客の流れとは逆行していた。

最後に気づいたのは、出口から入って入口から出てきていたということ！！入場券必要なかった！！！

ハマダはギザのピラミッドでラクダ乗るか？みたいなことを聞いてきた。よくわからんから、保留的態度をとった。

そしたらハマダはどう理解したのか、ラクダツアーに勝手にねじ込んだ。なんと一人１５ドルらしい。おそろしい金額だ。５泊はできるが、なぜか払ってしまった。ギザは広いからラクダは楽だ！？という。一応入場料込みの値段。

楽ちんなラクダと思ってたら、乗ってて振り落とされそうになるので、意外に疲れる。

突然天候が悪くなってきて、風が出てきた。砂漠で風が吹くということは砂が舞い上がって大変なことになります。正直目も開けられないし、息も出来ない状態。なんでエジプトまで来てこんな辛い思いしてるんだ！！と必死にラクダにしがみつく。

せっかく来たのにピラミッドは良く見えず。一応内部に入ったが、何もなかった。強風吹き荒れ、ピラミッド内部に舞い上がったゴミなどが入ってきて最低だった。外では色んなものが飛び交ってて危険極まりない。スフィンクスのとこまではとてもじゃないがいけなかった。しょうがなく砂嵐の中、ラクダのアジトまで戻ると、今度はラクダ乗りがバクシーシを要求！！

そんなの聞いてなかった。ツアー前には代金はこれだけ！ってのを何回も確認したし、断固としてバクシーシは無視。険悪なムードを作ってホテルへ戻った。

ヘンナ。

考古学博物館。展示物多すぎて、まともに見てたら１日以上かかりそう。ツタンカーメン見た。

イスラーム大学

戦争博物館みたいなのがたくさん集まってる一帯があったのでとりあえず。タクシーのおっさんが遠回りしまくり、よく道がわかっていなかった。それだけで疲れた。。エジプトは人で疲れる。
戦争博物館らしきところには大砲とかがm9( ﾟДﾟ) ﾄﾞｰﾝと展示されていた。
戦車とか鉄砲とか。よくわからんかったが、行く必要はなかったかも

カイロ汚すぎたが西欧資本のホテルも存在した。そういう世界が恋しかったため、ヒルトン的なホテルにハードロックカフェがあることを突き止め、突入。キレイな世界だった。値段も世界基準でした。