エジプト　アスワンその１

2006/03/02 - 2006/03/17

アスワンはルクソールほどスラムではなくて、人々もまだましな部類だと感じた。アブシンベルは見事。

エリア アスワン(エジプト)

アスワンの駅で、カイロ行きの豪華寝台列車をとりあえず予約。超高い贅沢。

ＮＵＢＩＡＮ　ＯＡＳＩＳ　ＨＯＴＥＬ（ヌビア人のオアシス？）

部屋はアリのホテルより清潔感に溢れ、フロント横でダイヤルアップでネットもできた。遅すぎて使えなかったが・・・

アスワンはエジプトの最南部の町で、着いた瞬間、日差しが超強烈だった。私は帽子なかったのでこりゃやべーーってことでナイキの偽物帽子を購入。もちろん店員とは銭戦しました。買い物するのも一苦労。

フルーカという船で優雅な時間を過ごすため、ヌビアン達と価格交渉。（私はハッサン船で満足した人ヽ(´ー｀)ノ）

この人が船長。子供です。彼を私たちは曙と呼んでいました。

兄弟でちゃんと船を操る。

曙は川の中州まで小型ボートで行き、そこからぼろいフルーカに乗り換えた。曙の弟も一緒で、兄にこき使われていた。

帽子をかぶせてあげると喜び照れる弟

対岸には一応観光スポットと思われる墓があったが、そこは結構な高台まで登っていかなくてはならなかった。なにしろ日中はあまりに暑すぎてとてもじゃないがそこまでして墓を見る気力はなく、華麗にスルーを決めた。

あけぼのです

キャプテン置き去りにして、もう一つの目的のヘンナを探すことに。
ヘンナというのはヌビア人のタトゥー的なもの。
アルキカタに地図とかなんにも載ってないし、とりあえずその辺にとまってた乗り合いトラックにとびのった。

一体全体どこにヘンナがあるのかわからずひたすらトラックは突き進んでいく。
あまりに不安なったので途中の駄菓子屋みたいなとこで下車。お決まりの運賃を巡るバトルに疲れてスプライトを買った。

とりあえずちょっと進みすぎだろうという話になり、ちょっと戻ることに。またトラックに乗って、今度はヘンナ連発して運転手に言い聞かす。すると途中の辺鄙なところで放り出された。

なんかよくわからんが、集落っぽかった。建物の壁がカラフルで見ていて楽しかったが人の気配が全くなかった

うろうろしていると子供を発見。とりあえずヘンナ連発してみる。子供はそんなのないというような仕草をして、にやけ顔。ぶん殴ってやろうかと思った。

子供は信用ならぬ、ということでもう少しうろうろ。すると若めの女性発見！！
ヘンナを尋ねると、着いて来てと合図。

やっとのことでヘンナ屋にたどり着けた。民家と大き目の駄菓子屋がくっついたようなとこで、ばぁさんが色々なデザインを見せてきた。結構デザイン性があって、値段もまぁ高くなかった。
おまけにアクセサリーのような土産物も販売していて、これもなかなか安くていい買い物できたと思った。

ヘンナは刺青みたいに痛くなく、天然染料でデザイン画を肌に書く感じ。１週間ほどで自然に消えてしまうもの。

ヘンナにまぁまぁ満足したわけですが、どうやってキャプテンのとこまで戻ろうかという問題が。とりあえずとぼとぼ歩いてみたら、意外と近くに出発地があった。こんなことならわざわざトラックに乗らなくてもよかったなぁ。。。

キャプテン曙は待ちくたびれた様子。曙とは、ナイルメーターとかいう水位計の遺跡をチラッと見てから(-` )ノ＜ｻｲﾅﾗ　楽しい旅をありがとう、曙☆