2010/04/14 - 2010/04/19
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okuraさん
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前日と合わせ、2日間で3つの工場を見て回った。
それぞれ「香港系(香港人)」「日系(日本人)」「中国系(中国人)」の人々が対応してくれたので、それぞれのカラー、違いがあって、正直飽きずに楽しめた。
言うまでも無い(?)のかもしれないが、日本企業の工場=若干分野も異なる製造工場=が群を抜いてキレイ&最先端で、規律も厳しそう。その分お高い雰囲気も。日本人にはお馴染み製品のロゴ入り部品まで見つけて「こんな所で出会うとは!」。
中国は、今や「世界の工場」となりつつある。そこで働く日本人。そこで作られる日本製品の部品。
ハッキリ言えば、中共政府はロシア並みに嫌い!な自分ではあるが、経済的に膨張を続けている中国が、日本にとっての生産拠点ともなっているこの現実を無視した安易な「中国脅威論」もまたナンセンスだと考える。
おっと脱線。
同時に、「ここにこういう工場があって、こんなモノがいくらで作れる」という情報は、実に重要で。香港からこの地域へすぐに来られるリュウさんの商社などは、日本企業にとってまさに目となり耳となり手足となる貴重な存在ということもよく分かった。。目利きが出来る、というのは当然の要件なのだが。
夕方、工場見学を終えて深センへ。
リュウさんに深センのホテルまで送っていただいた後、そこでお別れとなった。彼は香港の自宅へ戻り、翌朝から日本へ「出張」が入っていた。
その後、電子メールでやりとりさせていただいた。
彼から届いたメール、
「
ブログ読みました!
(中略)
やっぱり、現地に対応しちゃったフツーの日本人じゃない感じになってて笑いました。
」
えぇ、リュウさん、あなたがフツーの日本人なんて、そんなウソは書けないですって(笑笑)
でも香港、中国では本当にお世話になりました。
リュウさんの場合、長い香港・中国での生活の中で、ある時急に中国語がしゃべれるようになり、彼の表現を借りると「開いている」状態になったらしい。
「開いている」というのは、聞こえる言葉が入ってくることと、思ったことが中国語でも日本語でも口をついて出る、ということのようだ。
英語学習でも、ある日突然、言っていることがわかるようになる、とか言われる、その感覚に近いのだろうとは思う。
私は得意な英語も含めて残念ながらそのような意識になったことが無く、中国語という言語そのものが中国人のイメージともども「恐怖」の対象でしかなかったのだが、今回の旅行では、「そうコワイものでもない」というあまり合理的根拠はない印象を得ることに成功した。とは思う(笑)
ただし、10日間くらいは、中国語を使わざるを得ない状況に追い込まれないと上達が難しい気はする。
一番上達が早いのは、日本語のまるでデキない中国人のカラオケ嬢に10日間連続で中国語を教えて貰うことかもしれない・・・(笑2)
日本人だと漢字の「筆談」による意思疎通が可能かもしれないが、一層の中国語上達のカギは中国語の発音と、中国語の文法(=英語に近い)をマスターすることであって、言い換えれば漢字は補足情報でしかなさそうだ、と。それが私の理解である。
ナンチャンと2人、深センに泊まることになった今日の宿はナンチャンのチョイスで、エコノミーな「ハンリンホテル(翰林酒店)」。日本人も使うらしいよ、現地の会社経由のビジネスレートで予約できたというここの宿泊費は220元弱、日本円だと3000円そこそこと、昨日の半額以下の格安だった。夜まで飲んで寝るだけだからホテル代は安くて良いです、ハイ。
荷物を置いて街をぶ〜らぶら。
ついつい電器店に行って、相変わらず趣味の携帯ウォッチングに付き合わせて申し訳なかったデス。
長らく欲しかったノキアの愛機N95用バッテリーパックを探すと、「純正品」が450元以上=7000円くらいと高価なのに、同じタイプの「互換品」をわずか90元で発見、実際に電池を入れて動くのを確認して購入。携帯は意外と高く、機種の豊富さからしても香港で買うのが正解と判断。
楽器店を見つけて飛び込めば、そこには中国名物「二胡」が。
若い女性店員「私は弾けないのよ、私ができるのはコレ」と(たぶんそういう意味で)、琴を演奏してくれた。。。うおぉ〜 スバラシイ音色で、ぐっときた。
脱線続きながら、二胡、日本じゃずいぶん高いですね。
こちらではトンデモナイ安さで買えます。質はよくわかりませんが、1/10どころじゃありません。
やっぱり商売できそうなんだけど・・・
前置きがずいぶん長くなりましたが、夕食はナンチャンおすすめ中国東北料理の店「東北一家」。(←店名はそうだったと思う)
やっぱり2人じゃさびしいので、ナンチャンの日本語ガイド中国人(女性)が、友達と一緒に参加し、4人の夕食会に。
東北料理といえば羊肉がメインですわな。
彼は日本の中では最も「ジンギスカン」をよく食べる地域から来ているので、ってバレバレですが・・・今日は羊肉のオンパレード。
まずは骨付き羊肉。スペアリブの羊肉バージョンとでもいいますか。これを手でかぶりつく。ウマい!
皮で包んで食べるネギと肉の・・・なんて言うのか、羊肉の味噌炒めか・・・美味。
さらに来ました羊肉の串焼き。七味唐辛子のようなものをつけていただくとすこしピリ辛になる。
かつて北京の屋台などで食べたのより、こっちの方が断然おいしい。
続いて餃子。
焼き餃子。羽根つきでおいしそうです。。
水餃子もいただきました。写真撮り忘れたけど・・・中国はやっぱり水餃子の方がいいかも。皮が厚いからなのかもしれない。
焼き餃子は日本の実家で食べる餃子に優るもの無し。
さらに、巨大な中国版茶碗蒸し。
最後にとっておき「デザート」(?)が出てきた。
なんと呼ぶのか知らないが、小麦粉を使って作った皮であずき餡を包んで焼いた、素朴なおやきの甘いバージョン。
この味には懐かしさを覚えた・・・というのも、子供の頃、父がよく作ってくれたおやつが、これに実に良く似ていた。
ただし中身はあずき餡ではなくて黒蜜。
父はいまの北朝鮮〜中国国境地帯の生まれ。
祖父は佐賀県から朝鮮に渡った大日本帝国の官吏であり、父の兄弟たちは満州からの引き揚げ者であるから、間違いなくこの味に覚えがあるハズである。
こんな所で、こんな思い出の味に出会うとは!!と感慨に浸る。
ちなみに、これだけ食べて、4人で合計1600円ほどって・・・
中国最後の夕食を摂り終えたナンチャンと私。。引き続き深センの「日式カラオケ」で、夜更けまで歌いまくり、そして私は昨日に引き続き、日本語のできない湖南省出身チャイナドレスのカラオケ嬢と、一生懸命「筆談」で勉強するのでした。。。
明日は中国から香港へ、戻ります。
続く。
2010-04-25
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荷物を置いて街をぶ〜らぶら。
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夕食はナンチャンおすすめ中国東北料理の店「東北一家」。(←店名はそうだったと思う)
まずは骨付き羊肉。スペアリブの羊肉バージョンとでもいいますか。これを手でかぶりつく。ウマい! -
皮で包んで食べるネギと肉の・・・なんて言うのか、羊肉の味噌炒めか・・・美味。
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さらに来ました羊肉の串焼き。七味唐辛子のようなものをつけていただくとすこしピリ辛になる。
かつて北京の屋台などで食べたのより、こっちの方が断然おいしい。 -
焼き餃子。羽根つきでおいしそうです。。
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巨大な中国版茶碗蒸し。
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最後にとっておき「デザート」(?)が出てきた。
なんと呼ぶのか知らないが、小麦粉を使って作った皮であずき餡を包んで焼いた、素朴なおやきの甘いバージョン。
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