香港旅行記(ブログ) 一覧に戻る
香港エレクトロニクスフェア2010から始まった香港&中国旅行。<br />ほとんどいつも一人旅だが、今回は日本人3人。お二人は仕事、ワタシは物見遊山。<br />取引先の取締役で、あごヒゲがトレードマークの「ナンチャン」さん。<br />ナンチャンの取引先で、地元香港で商社を起業・経営している「リュウ」さん。<br />いずれも(仮名)、そりゃわかるか・・・<br /><br />朝、ホテルで集合し、タクシーをつかまえて展示会に行く。<br />途中、雑談をしていると、ほどなくしてリュウさんが言った。<br /><br />「この運転手は怒ってますね。マジで怒ってます」<br />リュウさんは中国語をしゃべるのだが、確かに運転手はリュウさんの言葉にも、ケータイに書いた「展示場」の漢字にも応答しなかった。<br />2人「へぇ、そうなんですか」「なんで怒ってるんだか・・・」<br />リュウさん<br />「わたし分かりますよ。<br /> まず、この渋滞でしょ。いつもならもう3人くらいは客つかまえて稼げてるのに、目的地に着いてない。あるいはもう会社に帰る時刻なのに、逆方向に走らされてるかも・・・ほら、ハンドル叩いてるでしょ。<br />あのね、これ広東人の性格、もうね直りませんね。。感情を抑えるということしないから。北京語が通じるなら説教してやるところですけど、彼には通じませんね。気にしていたらやってけません」<br /><br /><br />いま思えば、リュウさんは場の雰囲気をよく読んでいらっしゃる、だてに十年もこちらで仕事してない人だった。<br /><br />展示会を見終わったあと、リュウさんに案内していただいて大きなショッピングモールへ。BROADWAYと FORTRESSという、日本でいえばヨドバシカメラとビックカメラ、みたいな量販店で、香港で売れているケータイを見させてもらう。今回、欲しい携帯があった。この日は買わず。<br /><br />夕食はまた、案内されるがままにタクシーで。それがご当地の高級海鮮料理が集まる地区「西貢」だった。<br />西貢は九龍や香港などの中心部から離れた「新界」(ニューテリトリー)にある。香港のタクシーは、市内をまわる赤いタクシーと、新界へは行けるが市内で営業はできない緑のタクシーの二種類があるそうで、緑のタクシーに乗らねばならない。西貢へは40分くらいのドライブだったろうか。<br /><br />日本でも CMで流された、ジャッキー・チェンが香港観光の誘致をするのに使った、それがこの店だそうで。<br /><br /><br /><br />店のわきには豊かな海の幸がある!客は欲しいものを指さして、とってもらうシステム。エビもシャコも、なんて立派なんだ!<br /><br /><br /><br />こちらもオススメですか。<br /><br /><br /><br />大きな水槽には、巨大なのもいる。これは3人じゃムリ。<br /><br /><br /><br />魚介を選んでテーブルにつくと、ウェイターが調理法を聞いてくる。<br />リュウさんが中国語をしゃべってくれるので本当に助かる。1人ではそうはいきませんな。そもそもこんなに選べないし食べられない。。<br />青島ビールを飲んでほどなく、料理が運ばれてくる。<br />貝料理。ねぎとにんにくタップリ、春雨といっしょに蒸した貝をいただく。<br /><br /><br /><br /><br />この日のいちおしメイン、いつでもイチオシらしいのはシャコ!<br />シャコって形がかなりグロテスクで、実はあまり食べたいと思わなかった類なんですが、食べてみればやはりガーリックたっぷり、カリカリに揚がった皮をバリバリと剥きながら、中はプリプリの絶品ではないか!!<br />日本の寿司で食べるシャコとは、スケール違いすぎ。<br /><br /><br /><br /><br /><br />さらに。。こちらは魚。<br />ねぎと香菜に隠れてますが・・・<br /><br /><br /><br />「うーむ!」と言いながら食べていたら、ウェイトレスの女性それが気になったのか、ニコニコしながら「ウーン」とマネをしながらお茶や紹興酒を注いでくれる。<br /><br />食事をしながら伺った話は、ご当地の人ならではの実にディーーープな(?)香港中国ネタ。ご本人の許可を得ないとちょっと書けないような。<br />許可を得なくても書けそうなのは、彼が中国のタクシーでニセ札をつかまされてしまったことくらいですか・・・「実物」を見せられると、笑っちゃうくらい「形の悪い」偽札で、これ普通に見たら気づくでしょ・・なのだ。<br /><br />翌日、陸路「国境」を越えて行く予定の「中国本土」を前に、とりあえず「恐るべし中共」のイメージをかき立てるに十分な中国談義でした。。<br />そう、香港は世界一治安が良い大都会、それが深センに入れば中国でももっとも治安の悪い地域に入るそうですから。<br /><br />満腹のナンチャンとわたしは香港市内へ向かうタクシー。<br />リュウさんは香港人の奥さんが待つマンションへお一人で向かった。<br /><br />さぁいよいよ香港から中国本土へ。<br />つづきます。<br />

【旅行記2010】まるで出張のような香港&中国で食い倒れ(2)西貢(サイクン)でサイコーな魚介を食す巻。

3いいね!

2010/04/14 - 2010/04/19

15533位(同エリア19728件中)

0

7

okura

okuraさん

香港エレクトロニクスフェア2010から始まった香港&中国旅行。
ほとんどいつも一人旅だが、今回は日本人3人。お二人は仕事、ワタシは物見遊山。
取引先の取締役で、あごヒゲがトレードマークの「ナンチャン」さん。
ナンチャンの取引先で、地元香港で商社を起業・経営している「リュウ」さん。
いずれも(仮名)、そりゃわかるか・・・

朝、ホテルで集合し、タクシーをつかまえて展示会に行く。
途中、雑談をしていると、ほどなくしてリュウさんが言った。

「この運転手は怒ってますね。マジで怒ってます」
リュウさんは中国語をしゃべるのだが、確かに運転手はリュウさんの言葉にも、ケータイに書いた「展示場」の漢字にも応答しなかった。
2人「へぇ、そうなんですか」「なんで怒ってるんだか・・・」
リュウさん
「わたし分かりますよ。
 まず、この渋滞でしょ。いつもならもう3人くらいは客つかまえて稼げてるのに、目的地に着いてない。あるいはもう会社に帰る時刻なのに、逆方向に走らされてるかも・・・ほら、ハンドル叩いてるでしょ。
あのね、これ広東人の性格、もうね直りませんね。。感情を抑えるということしないから。北京語が通じるなら説教してやるところですけど、彼には通じませんね。気にしていたらやってけません」


いま思えば、リュウさんは場の雰囲気をよく読んでいらっしゃる、だてに十年もこちらで仕事してない人だった。

展示会を見終わったあと、リュウさんに案内していただいて大きなショッピングモールへ。BROADWAYと FORTRESSという、日本でいえばヨドバシカメラとビックカメラ、みたいな量販店で、香港で売れているケータイを見させてもらう。今回、欲しい携帯があった。この日は買わず。

夕食はまた、案内されるがままにタクシーで。それがご当地の高級海鮮料理が集まる地区「西貢」だった。
西貢は九龍や香港などの中心部から離れた「新界」(ニューテリトリー)にある。香港のタクシーは、市内をまわる赤いタクシーと、新界へは行けるが市内で営業はできない緑のタクシーの二種類があるそうで、緑のタクシーに乗らねばならない。西貢へは40分くらいのドライブだったろうか。

日本でも CMで流された、ジャッキー・チェンが香港観光の誘致をするのに使った、それがこの店だそうで。



店のわきには豊かな海の幸がある!客は欲しいものを指さして、とってもらうシステム。エビもシャコも、なんて立派なんだ!



こちらもオススメですか。



大きな水槽には、巨大なのもいる。これは3人じゃムリ。



魚介を選んでテーブルにつくと、ウェイターが調理法を聞いてくる。
リュウさんが中国語をしゃべってくれるので本当に助かる。1人ではそうはいきませんな。そもそもこんなに選べないし食べられない。。
青島ビールを飲んでほどなく、料理が運ばれてくる。
貝料理。ねぎとにんにくタップリ、春雨といっしょに蒸した貝をいただく。




この日のいちおしメイン、いつでもイチオシらしいのはシャコ!
シャコって形がかなりグロテスクで、実はあまり食べたいと思わなかった類なんですが、食べてみればやはりガーリックたっぷり、カリカリに揚がった皮をバリバリと剥きながら、中はプリプリの絶品ではないか!!
日本の寿司で食べるシャコとは、スケール違いすぎ。





さらに。。こちらは魚。
ねぎと香菜に隠れてますが・・・



「うーむ!」と言いながら食べていたら、ウェイトレスの女性それが気になったのか、ニコニコしながら「ウーン」とマネをしながらお茶や紹興酒を注いでくれる。

食事をしながら伺った話は、ご当地の人ならではの実にディーーープな(?)香港中国ネタ。ご本人の許可を得ないとちょっと書けないような。
許可を得なくても書けそうなのは、彼が中国のタクシーでニセ札をつかまされてしまったことくらいですか・・・「実物」を見せられると、笑っちゃうくらい「形の悪い」偽札で、これ普通に見たら気づくでしょ・・なのだ。

翌日、陸路「国境」を越えて行く予定の「中国本土」を前に、とりあえず「恐るべし中共」のイメージをかき立てるに十分な中国談義でした。。
そう、香港は世界一治安が良い大都会、それが深センに入れば中国でももっとも治安の悪い地域に入るそうですから。

満腹のナンチャンとわたしは香港市内へ向かうタクシー。
リュウさんは香港人の奥さんが待つマンションへお一人で向かった。

さぁいよいよ香港から中国本土へ。
つづきます。

航空会社
デルタ航空

PR

  • 西貢は九龍や香港などの中心部から離れた「新界」(ニューテリトリー)にある。香港のタクシーは、市内をまわる赤いタクシーと、新界へは行けるが市内で営業はできない緑のタクシーの二種類があるそうで、緑のタクシーに乗らねばならない。西貢へは40分くらいのドライブだったろうか。<br /><br />日本でも CMで流された、ジャッキー・チェンが香港観光の誘致をするのに使った、それがこの店だそうで。<br />

    西貢は九龍や香港などの中心部から離れた「新界」(ニューテリトリー)にある。香港のタクシーは、市内をまわる赤いタクシーと、新界へは行けるが市内で営業はできない緑のタクシーの二種類があるそうで、緑のタクシーに乗らねばならない。西貢へは40分くらいのドライブだったろうか。

    日本でも CMで流された、ジャッキー・チェンが香港観光の誘致をするのに使った、それがこの店だそうで。

  • 店のわきには豊かな海の幸がある!客は欲しいものを指さして、とってもらうシステム。エビもシャコも、なんて立派なんだ!<br />

    店のわきには豊かな海の幸がある!客は欲しいものを指さして、とってもらうシステム。エビもシャコも、なんて立派なんだ!

  • こちらもオススメですか。<br />

    こちらもオススメですか。

  • 大きな水槽には、巨大なのもいる。これは3人じゃムリ。<br />

    大きな水槽には、巨大なのもいる。これは3人じゃムリ。

  • 青島ビールを飲んでほどなく、料理が運ばれてくる。<br />貝料理。ねぎとにんにくタップリ、春雨といっしょに蒸した貝をいただく。<br />

    青島ビールを飲んでほどなく、料理が運ばれてくる。
    貝料理。ねぎとにんにくタップリ、春雨といっしょに蒸した貝をいただく。

  • この日のいちおしメイン、いつでもイチオシらしいのはシャコ!<br />シャコって形がかなりグロテスクで、実はあまり食べたいと思わなかった類なんですが、食べてみればやはりガーリックたっぷり、カリカリに揚がった皮をバリバリと剥きながら、中はプリプリの絶品ではないか!!<br />日本の寿司で食べるシャコとは、スケール違いすぎ。<br /><br />

    この日のいちおしメイン、いつでもイチオシらしいのはシャコ!
    シャコって形がかなりグロテスクで、実はあまり食べたいと思わなかった類なんですが、食べてみればやはりガーリックたっぷり、カリカリに揚がった皮をバリバリと剥きながら、中はプリプリの絶品ではないか!!
    日本の寿司で食べるシャコとは、スケール違いすぎ。

  • さらに。。こちらは魚。<br />ねぎと香菜に隠れてますが・・・<br /><br />〜<br /><br />さぁいよいよ香港から中国本土へ。<br />つづきます。

    さらに。。こちらは魚。
    ねぎと香菜に隠れてますが・・・



    さぁいよいよ香港から中国本土へ。
    つづきます。

この旅行記のタグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

香港で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
香港最安 206円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

香港の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP