このシリーズ−その１にて、ポン吉が通った寺子屋の北側に位置する「兵庫県公館」をご案内いたします。<br />　この建物は、明治35年に建てられた庁舎建築。当初の用途は兵庫県庁本庁舎。<br />　中庭を中心とする回廊式のフランス・ルネッサンス様式の壮麗な建築で、設計は文部技官山口半六。竣工時は日本最大級の庁舎建築であった。<br />　1983年に県庁庁舎としての役割を終えたのを期に外装および内装が細部に至るまで竣工時の姿へと復元され、1985年に「兵庫県公館」と名前を変えて県の迎賓館および県政資料館として活用されている。<br />　第二次世界大戦の神戸大空襲で外壁以外の全てを焼失するなどしたため、これまで二度の大改修工事が行われてきた。建設当初から残るものは建物外壁のみであるがその歴史的文化的価値の高さから国の登録有形文化財に登録されている。<br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　wikipediaより抜粋　<br />（開館日）入館は無料<br />迎賓館 - 土曜日のみ（年末年始除く）　　10:00〜16:00 <br />県政資料館 - 月〜土曜日（年末年始除く）　<br />　　　10:00〜16:00 (平日)　　 9:00〜17:00 (土曜日)<br />　　<br />

神戸を一人さまよう−おまけ編(兵庫県公館)

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2010/04/10 - 2010/04/10

2424位(同エリア5538件中)

#歴史・芸術

またぬきさん

　このシリーズ−その１にて、ポン吉が通った寺子屋の北側に位置する「兵庫県公館」をご案内いたします。
　この建物は、明治35年に建てられた庁舎建築。当初の用途は兵庫県庁本庁舎。
　中庭を中心とする回廊式のフランス・ルネッサンス様式の壮麗な建築で、設計は文部技官山口半六。竣工時は日本最大級の庁舎建築であった。
　1983年に県庁庁舎としての役割を終えたのを期に外装および内装が細部に至るまで竣工時の姿へと復元され、1985年に「兵庫県公館」と名前を変えて県の迎賓館および県政資料館として活用されている。
　第二次世界大戦の神戸大空襲で外壁以外の全てを焼失するなどしたため、これまで二度の大改修工事が行われてきた。建設当初から残るものは建物外壁のみであるがその歴史的文化的価値の高さから国の登録有形文化財に登録されている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　wikipediaより抜粋　
（開館日）入館は無料
迎賓館 - 土曜日のみ（年末年始除く）　　10:00〜16:00
県政資料館 - 月〜土曜日（年末年始除く）　
　　　10:00〜16:00 (平日)　　 9:00〜17:00 (土曜日)
　　

エリア

神戸(兵庫)

交通手段: 徒歩

　兵庫県公館の南門です。
　門柱には｢兵庫県公館｣のプレートが。
　門の脇には門衛所があります。
　案内図です。
　門の中へと入り、門衛所を振り返ります。

　正面には迎賓館が見えます。庭園の桜と花壇のパンジーが美しいですね。
　玄関へのスロープを歩いて行きます。
　玄関前の車寄せです。
　玄関アーチの上部には、こんなレリーフが。
　玄関前から南門の方を眺める。

　玄関ホールです。
　天井にはシックなシャンデリアが一つ。
　ステンドグラスもオシャレです。
　玄関ホールから南門を。
　玄関を入った所の１階ロビー。
　歴代県知事の胸像とその向こうはエレベータ。

　エレベータで３階に上がってきました。
　３階ロビーです。
　このロビーに展示されている、タペストリー。
　小磯良平画伯が開館を記念して描いて下さった原画を元に、西陣織で２５倍に拡大して織った物です。
　原画はこちら、知事室に展示されています。
　知事室です。
　暖炉があります。

　大会議室。
　小会議室。
　このような会議室がたくさんあります。
　これらの会議室の壁には、
　｢元グラッシャニー邸」小松益喜画伯。
　｢聖堂の見える川｣　伊藤慶之助画伯。
　「ROGER AND ANGELICA 19」　横尾忠則画伯。
　などの絵画や。
　｢湖愁｣　永澤永信氏の陶芸作品他多数の絵画等が展示してありました。
　興味のある方は、一度ご覧になってください。
　３階回廊です。
　天井にはシャンデリアが連なっています。
　シャンデリアのアップ。
　つりがね草をデザインしているそうです。
　同じく３階の回廊。
　会議室へのドアも重厚です。
　２階へと降りていきます。

　２階の北玄関ホールに模型が展示してありました。
　門衛所も当時から有ったのですね。
　北側からです。
　建築当初には、建物に囲まれるようにして中庭があったようですが。
　１・２階の中庭部分に大ホールを作り、その屋上を庭園にしています。
　中央に噴水を造っております。
　南側と、
　北側では、屋根の通風孔のデザインが異なります。
　その１階の大ホールです。
　大ホール前のロビー。
　シャンデリアが美しいです。
　この建物の中のシャンデリアは室内も、廊下もすべてこのデザインで統一されています。

　壁にも付いています。
　アップです。
　ところが、１階大ホールのシャンデリアだけが他のと違うんです。
　兵庫県の県花｢のじ菊」をイメージしているそうです。
　１階まで降りてきましたので、外へ出てみます。
　建物の東側へ廻ります。
　建物東側です。
　向こうに県民会館(右側)と神戸栄光教会(正面)が見えます。
　この外壁は戦災に遭っても焼失しないで残っております。
　この庭園にはいくつかのオブジェがあります。
　ドーナツ？

　｢アダム｣　アントワーヌ･プールデル作
　ブールデルは、フランスのタルヌ＝エ＝ガロンヌ県モントーバンで生まれた。
　モントーバンでアングル美術館の創設者に絵画を学び、トゥールーズの美術学校で彫刻を学んだ。
　24歳の時に彼はパリのエコール・デ・ボザールの奨学生となり、1888年に彼は最初のベートーベン像を作成した。
　彼は20世紀の彫刻のパイオニアの一人となった。オーギュスト・ロダンは彼の仕事の賛美者になった。そして、1893年にブールデルはロダンのアシスタントとなる。また、1924年には、レジオンドヌール勲章も受けている。
1929年に。パリ近郊のル・ヴェジネで死亡。パリのモンパルナス墓地に埋葬されている。

　　　　　　　　　　　　　　wikipediaより抜粋
　おまけ(今日のワンコ)。
　周りに圧倒されて固まっています。
　迎賓館を北側から眺めます。
　迎賓館の北側には、神戸栄光教会があります。
　この教会も、以前はレンガ造りの荘厳な建物でしたが、震災で倒壊し建て直されました。
　搭屋は復旧したのかな？
　迎賓館の北西側には現在の兵庫県庁舎。
　迎賓館の西側。
　迎賓館の西側には、兵庫県警本部の建物が。