2010/03/20 - 2010/03/22
226位(同エリア323件中)
まゆままさん
梵寿綱の向台老人ホームから戻って来た私は次なる目的地、代田橋にある同じく梵寿綱の作品
ラ・ポルタ和泉の門とマインド和亜へ向かった。
マインド和亜は見どころである中庭も拝見することができて感激!
その後赤坂東急プラザにある梵寿綱が手掛けたという店舗、「咲福里本舗」へ。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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向台老人ホームから戻り、次にやってきたのは代田橋にある梵寿綱の「ラ・ポルタ和泉」
賃貸集合住宅となっている建物。 -
敷地の浄化と建築の活性化を祈願した
自由の象徴、「天空に駆けるペガサス」の彫刻が最上階の外壁を飾る。 -
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マンション入り口には健康と繁栄を表わすという「樹下美人図」が彫刻されている。
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顔付きのモザイク柱に誘われて中へ。
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マンション入り口の扉はゾウリムシのような模様のステンドグラスが。
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上を見上げると高い吹き抜けの天井。
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吹き抜けの天窓のステンドグラス。
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内側から見た樹下美人図はステンドグラスに彩られてすごい迫力。
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オリエンタルな雰囲気のステンドグラス
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この建物の中で一番気に入ったのはこのタコの足の階段・・
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色鮮やかなモザイクタイルに彩られた扉。
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人面柱がここにも。
これは首が途中で切れてる・・ -
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玄関脇の草木に隠れていたのは恐い顔の噴水。
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ラ・ポルタ和泉から少し歩いてやってきたのはおなじく梵寿綱の「マインド和亜」
「健全な身体に健全な精神が宿らんことを」から、「身体的な空間と人間の心が響き会う建築」という主題を持って建てられたという。
こちらの建物もRC造形、美術左官、石材造形、鍛造、ステンドグラス、鋳造、木工と、
さまざまなジャンルの第一線で活躍している芸術家たちのすばらしいコラボレーションを見ることができた。 -
一階はコンビニなどの店舗が入ったマンションとなっている。
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外壁にはさまざまなコンクリート彫刻が施されている。
マンションの裏側の通用口の造形もとても力強いもの。 -
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外壁に使われているこの立体感のあるタイルもよく見るとすごく細かい造りになってる。
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バルコニーの彫刻もすごい。
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換気口も外壁を飾るオブジェと化してる。
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ゴミ収集場も色鮮やかなモザイクタイルで彩られていた。
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マンションのエントランス
コンクリート彫刻と鍛鉄、ガラスが美しく組み合わさった入り口。 -
ヒュージングといわれるガラスを溶け合わせる技法で造り出されたもの。
宝石のような自然なガラスの濃淡が美しい〜 -
階段の端っこには巻貝のような装飾が。
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マンションのエレベーターホールへの階段はやはり優雅な曲線を描いている。
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玄関を入ったところにはこんなモダンな雰囲気のステンドグラスも。
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正面のエレベーターホールへの扉
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エレベーター前の床は大きな手の平のモザイクが。
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郵便受けのコーナー
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こちらは中庭への通路。
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天井はあっと驚くようなやわらかな羽衣を思わせる左官アートが。
これは「カリスマ左官」と呼ばれる左官を芸術にまで高めたといわれる久住章氏の作品。 -
中庭への門から中を眺める。
中へは入れないだろうなあと思いつつ門を押してみるとそのまま開いたので、少し中庭も見学させてもらった。 -
中庭の床の大理石のモザイクは、エントランスからの通路をクジラの胴体に見立ててデザインされたものだそうで、40種類ほどの石が使われているとか。
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テーブルや椅子が置かれた中庭には地上五階の吹き抜けの天窓から光が注がれ、周りはさまざまな職人のアートが繰り広げられている。
腰壁部分はコンクリート彫刻に、その上の紫の花の部分はアート左官仕上げになっている。 -
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上を見上げるとコンクリート彫刻の女神像と縦長の大きなステンドグラス
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光を取り込む天窓
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そしてこちらは中庭に面した住居の扉。
鋳造の扉に木、コンクリート彫刻、モザイクタイルとさまざまな異素材が組み合わされている。 -
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こちらは中庭へ通じるもう一つの出入り口。
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この象の鼻のような?モザイクもインパクト大。
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この細い通路にも大理石の波のようなモザイクが入れられていた。
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裏口や地下への通路もぬかりのない装飾が施され、こちらの天井は幻想的な左官仕上げに
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地下へ降りて行く途中にあったステンドグラスの天窓
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建築は楽しくなければいけない、心の底から喜びがわきあがる建築を目指したという梵寿綱
の作品はほんとに見るたびにワクワクさせられ、巡るうちに不思議と元気がわいてくる。
ここマインド和亜でも芸術家たちのすばらしい競演をみることができた。 -
代田橋を後にして、訪れたのは赤坂東急プラザ二階にあるオーダーサプリメントのお店、「咲福里本舗」
この店舗も梵寿綱氏がプロデュースしたものだそう。
お店の方に梵寿綱の建築作品を見て回っていて、こちらにたどり着いた旨を話すと、
中へ招き入れていただけ、いろいろとお話を聞かせていただけた。 -
お店に入ってすぐ目に留まるステンドグラスは梵寿綱自らが造ったというステンドグラスで、
向台老人ホームの玄関用に造られたものと対になる作品だそう。 -
この看板も梵寿綱氏の作品。
梵寿綱は建築家であるだけでなく、画家でもあり、彫刻、木工、ステンドグラス工芸・・などなども手掛けるマルチアーティストでもあるのだ。 -
ステンドグラスの照明。
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この天井の壁紙も梵寿綱自らが版木から作ったものだそうで、全てオリジナルなのだ。
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これらの家具は梵寿綱氏のお見立てにより外国から取り寄せたもの。
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微妙な曲線を描く家具。
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この後、もう一軒、中目黒にある「カーサ中目黒」というマンションを巡れる予定だったが、又迷いそうな場所にある上、やや疲れ気味の私にこちらのご主人が「得に見に行かなくていいかも?」と言ってくださったので、そこはパスすることにした;
梵寿綱の建築巡りは後、最終日に行った「秘羅禧・鎮守の杜」を残すのみ。
この後は銀座方面へ行ってあこがれの銀座ビアホールで遅い昼食をとることに。
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