2010/02/02 - 2012/01/16
142位(同エリア229件中)
まゆままさん
工場見学&社会見学は子供たちをダシにしてすっかり自分がはまってしまってる今日この頃。
(どこに連れて行っても子供の反応がいまいちなのは無念だけど;)
普段なじみのある商品が工場で生み出される工程は見ていてワクワクするし、
世界に誇る日本の最先端の技術に出会えたり、
未知の世界を知ることができたりと工場見学&社会見学には感動と興奮がいっぱい!
子供たちももう6年生になるので一緒に付き合ってくれなくなるのも時間の問題かも。
(もう既に無理やりではあるけど;)
ということで久々に「お金をかけずに子供と遊ぼう編Part⑤」をまとめてみた。
Part①~Part④↓も合わせてどうぞ!
お金をかけずに子どもと遊ぼう編Part①
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10148924/
お金をかけずに子どもと遊ぼう編Part②
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10178288/
お金をかけずに子どもと遊ぼう編Part③
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10219499/
夏休み直前特集☆お金をかけずに子どもと遊ぼう編Part④
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10350160/
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【国崎クリーンセンター】
http://www.kunisakicc.jp/
猪名川上流広域ごみ処理施設、国崎クリーンセンターは
平成21年にできた世界トップクラスのごみ処理技術を見学できる施設。
月曜を除く毎日見学ツアーが行われていて私たちもそれに参加した。
まずはビデオでこちらのごみ処理施設について簡単に学んだ後、係員の方に施設を案内してもらった。 -
最新式の施設だけれど、ペットボトルやトレーなど資源ごみの中から汚れたたものは手作業で選別されているのだそう。
これが結構大変な作業だそうで、汚れたままペットボトルやトレーを資源ごみとして出されるくらいなら
可燃ごみとして出してもらった方が助かるのだとか。 -
ペットボトルや衣類などは熱に溶かされ、このようなフレーク状になって業者へ売られるそう。
-
可燃ごみがためられている巨大なゴミピット。
ごみクレーンが一基24時間体制で動いていて、ごみが焼却炉へ投入されていく。
ごみもこんなに溜まると迫力があるなあ・・
ピットの底から15mくらい溜まっているごみ。
ごみクレーンが一度につかむ量はなんと2トン。
ごみの山だけに自然発火などを防ぐため、熱感知システムも設置されていて熱を感知すると
水がまかれて消火するしくみになっているのだとか。 -
焼却炉は二つあって一日に235トンのごみを燃やすことができる。
焼却炉で灰にしたものを溶融炉で更に高温で溶かしてできた「スラグ」と「メタル」は再資源化されている。
施設の中でも最も重要な設備は焼却炉から発生した排ガスに含まれる有害物質を除去して
きれいにする世界最先端の排ガス処理設備。
法規制基準値をはるかに下回る基準値が設けられて日々管理されているそう。 -
タービン発電機室はごみ焼却によるボイラから発生した蒸気を利用してごみのエネルギーを電力に変えている。
年間6000万円の電力を売っているそうだけど、余熱の利用は現在のところ13%だそうでまだまだ発展途上だとか。
施設では他にも雨水を集めて再利用したり、太陽光発電を行って施設で利用するなど資源が有効利用されている。 -
【亀岡盲導犬訓練センター】
http://www.kansai-guidedog.jp/order/observation/index.html
盲導犬はドイツで生まれ、日本に入って来たのは1957年と意外と新しい。
現在日本では1100人の視覚障害者の方々が盲導犬にお世話になってるそう。 -
盲導犬候補の子犬は生後2カ月頃にパピーウォーカーへ預けられる。
パピーウォーカーとは子犬を飼育をするボランティア。
約10カ月後、1歳になった犬はこの訓練施設へ戻ってきて半年から1年の訓練が始まるのだそう。 -
訓練といっても決して犬を叱ったりして厳しくしつけることではなく、犬にとっては訓練=楽しいこと、と理解させるべく
犬の好きな遊びを取り入れ、できたことに対してはほめて能力を引き出すという方法で訓練される。
これは子育てにも通じるような・・なかなかできないのだけど;
段差や障害物がある場合はその場で止まる、方向転換するというような訓練を繰り返し教え込むのだそう。
危険な場面では飼い主の言うことを聞かず、危険回避を第一として行動する訓練なども、
ほめるということだけで、こんな複雑なことをマスターできる犬ってすごい・・ -
実際に盲導犬と一緒に暮らしておられる視覚障害者の方からお話も伺った。
こちらの方は今まで19年間で3頭目になる盲導犬と一緒に暮らしておられるという。
他人の介助なしに外出やいろいろなことができるということで盲導犬はやはり毎日の生活に欠かせないものとなってるそう。
今の犬は現在の自分のライフスタイルに合っていて外出が好きで元気だそうで
1週間に40kmは歩き、琵琶湖240kmを12,3回に分けて完歩、現在2週目にチャレンジ中だとか。
視覚障害というハンデを感じさせない前向きなチャレンジ精神と始終笑顔で話されていたその表情にこちらも元気をもらえた。
一緒に行った両親もいい話が聞けたと感動してた。 -
最後は自由に盲導犬と触れ合ったり、訓練士の方の話を伺ったり、視覚障害疑似体験なども。
視覚障害にもいろいろあって、全盲の方から光くらいは捉えられる、又視力はあるが視野だけが狭いという方まで。
これらの特殊メガネで体験させていただいたが、視野が狭いだけでかなり歩くことは困難になる。
こういう障害の方はなかなか周りには分かりにくく苦しい思いをしてる人も多数おられるのだとか。 -
視覚障害の方には黒字に白という文字が見えやすいそう。
ユニバーサルデザインのカレンダー。
20%の国や地方自治体からの補助金以外は80%の寄付金とボランティアでまかなわれているという盲導犬協会。
飼育ボランティアはパピーウォーカーからリタイア犬、盲導犬にならなかった犬(60〜70%にもなる)を飼うボランティアまで
犬好きの方々にはなかなかいいボランティアなのでは〜と。
この日は盲導犬について、障害についていろいろと知り、考えることができたいい機会だった。 -
【箕面ビジターセンター】
http://www.360navi.com/photo/25osaka/03mino/07visitor/10index.htm
箕面の滝や昆虫館、は知っていたけど、滝から更に先へ行ったところにある箕面ビジターセンターの存在は今まで知らなかった。
時々イベントをやってるようで
この度、自然の素材を使ってのリース作りというのがあると知り、申し込み娘と姪を連れて行って来た。
会費は一人300円!リースの土台となるつるはもう組んであって、材料も豊富に準備されていてよりどりみどり。
う〜ん、目移りするなあ。
材料のひとつひとつには名前が書かれていて、係の方々が素材についていろいろ詳しく説明してくれる。 -
私は蝋燭のろうの材料になるというナンキンハゼの白い実が気に入ったので
これをメインにしたリースを作ろうかと。
バラのような実はヒマラヤスギの実。
そのお隣にはこれまた魅力的な形をしたアメリカフウの実にメタセコイヤ。
ナンキンハゼの実をたっぷり使わせてもらって、シックにまとめたかったので赤味を押さえて
これまた好きな色の、渋い黄金色のヘクソカズラを部分的にあしらってなんとか完成。 -
自分のことに必死だったので子どもたちのことは放置状態だったが、
二人ともなかなかかわいいリースが出来上がっていた。 -
大きな松ぼっくりももらったので、教えてもらったミニツリーも作った。
白いナンキンハゼに黄金のヘクソカズラ、紫のトウネズミモチ。 -
【いましろ大王の社】
http://event.jr-odekake.net/spot/22477.html
平成23年4月にオープンしたばかりの高槻の「いましろ大王の社」
6世紀前半に築かれた淀川流域最大の前方後円墳、今城塚古墳が古墳公園として整備され、隣接する古代歴史館と共にオープン。
こちらの古墳は聖徳太子の直系の曽祖父、継体天皇の真の陵墓といわれいているそう。 -
圧巻なのはこの大王のハニワと言われる今城塚古墳の最大の特徴である埴輪祭祀場。
200点以上の埴輪が発見された場所にそのままの配置でレプリカで復元されている。 -
古墳の堀の周りには円筒埴輪のレプリカがびっしりと並べられている。
千個はあるというこの円筒埴輪にもびっくり・・ -
そして隣接する今城塚古代歴史館へ。
古墳造りについてや出土品の展示などが。 -
勾玉や管玉などのアクセサリー類。
-
復元された石棺は奈良や兵庫、遠くは熊本から手に入れた凝灰岩だそうで、当時の権力の大きさがうかがい知れる。
歴史館は特別展以外は無料、
他にも勾玉作りなどの体験コーナー(有料)もあった。 -
【パナソニックキッズスクール】
http://panasonic.co.jp/center/osaka/event/all/
パナソニックのキッズスクールのハイブリッドカー工作教室にめでたく当選したので行ってきた。
太陽電池と乾電池の良いところを組み合わせてハイブリッドカーを作ろうというもの。
車の中に重りを入れたシーソーを仕込み、平らな所や下り坂では太陽電池、
パワーのいる上り坂では乾電池に動力が切り替わるようにする。 -
ソーラーパネルを車のてっぺんに取り付け、
モーターを付け、配線をし、だんだんと出来上がっていく車。
そして完成〜!
簡単なようで実は1時間半くらいはかかってた・・ -
作った車を皆で順番に動かせてみることに。
太陽光の代わりにソーラーパネルにライトを当てて走らせる。
平坦な道はソーラーパネルの力で走る車。
坂道に差し掛かると中に仕掛けていた重りがガタンと下がって
スイッチが切り替わり、乾電池の力で走り出した。
下りも上りも何とか走った〜大成功。
なかなか楽しい工作教室だった。。 -
【箕面リサイクルセンター・市民工房】
http://www.city.minoh.lg.jp/seibi/09_special_note/siminn.html
この度今までのバイク通勤から電車通勤に変えた旦那。
最寄駅から会社まで通勤に使う自転車が必要になった。
友人から箕面リサイクルセンターへ行けば無料でもらえるとの情報を聞きつけ、一度行ってみることに。
リサイクルセンターの自転車コーナーへ行くと古びた自転車がずらり。
ここでは半分壊れかけてるような自転車を備え付けのメンテナンス道具を使って自分たちで整備して使えるように指導してくれるNPO団体が運営する市民工房があるのだ。
無料だが、そのまま持ち帰るのはご法度。
ちゃんと安全に乗れるように整備しなければならない。
タイヤは皆ペチャンコ、あちこちが錆びつき、ほんとに乗れるようになるのか?と思うようなものばかり。
安い自転車を買った方が早いかも??
と少々不安に思ったが、市民工房を覗くと、熱心に整備し、ピカピカに磨き上げてる人の姿が。 -
よし、我々もやってみようじゃないか〜と、
自転車を自分たちの目で厳選し、これと思ったものを持ってきて、整備を開始した。
自転車の虫ゴムを変え、空気を入れるとペシャンコだったタイヤはよみがえり、どうやら空気も漏れてないよう。
係の方が親切にも、他の自転車からのリサイクル品を使い、鍵を変えてくれて、ベルもつけてくれた。
ブレーキも効くようだし、後はひたすら磨くのみ。 -
娘は欲しかった一輪車を見つけたので自分でメンテナンス。
これも虫ゴムを変え、空気を入れた。
錆ついてる部分はブラシで落とした後、ワックスで磨くと驚くほどきれいに!
そして見事よみがえった自転車と一輪車。
ゴミとして捨てられていたものを自分たちで手入れし、よみがえらせる。
これこそまさにエコ体験。
エコな自分にちょっと酔いしれてしまった?が、
子どもにとってもいい経験になったのでは。 -
自転車以外にもここでは大型ゴミで捨てられたがまだ使えそうなものが多数展示されている。
欲しいものがあればこちらも即持ち帰りOKなのだ。
自分にとってはゴミでも他の人にとっては宝、というものもあるはず。
こんなすばらしい施設なのに、係の方が言うにはやってくるのは市外の人ばかりで箕面市の市民はほとんど来ないという。
でも私も知らなかったくらいだからアピールが少ないんじゃないかなあ。
私も又利用しに来ようと思う。
今日は親子共々なかなかいいエコ体験ができた。 -
【日本アニマルトラスト・ハッピーハウス】
http://www.happyhouse.or.jp/
日本アニマルトラストというNPO法人がされている能勢の山中にある動物たちの孤児院「ハッピーハウス」へ子どもたちと見学へ訪れた。
飼い主に捨てられたり、保健所で預けられたりと行き場のなくなった動物のケアや治療などを行い、
新しい飼い主の募集に呼び掛けているという団体だそう。
毎日14時からスタッフによる施設の案内があり、私たちも参加した。
敷地内に入るとかわいくて人懐っこい犬たちがしっぽを振りながらじゃれついてきた。
最初に説明があったのだが、こちらの施設は他の施設と違って、
攻撃的だったり手に負えない状態で貰い手は見つかることがないだろうというような動物たちでも
決して殺処分するようなことはしないとのこと。
病気であっても安楽死させることはせず、最後まで面倒を看て天寿を全うさせるという。 -
広い広場を囲むようにずらりと犬舎が並ぶ。
それぞれの檻には犬が数匹ずつ入れられている。
私たちが前を通ると何かを訴えかけるように鳴き、吠える犬たち。
犬たちにはそれぞれに悲しい過去があるという。
飼い主に捨てられた犬たちがこんなにもいるとは・・
現在600頭ほどがこの施設で飼われているのだとか。 -
こちらの施設はこれほどの動物たちを抱えてどうやって運営されているのだろう?
お聞きすると、全て個人の方からの寄付によりまかなわれているという。
寄付は動物たちのエサであったり、ワクチンや手術に必要なお金であったり。
こちらの煉瓦塀には犬舎を作るに当たって募金をされた方々の名前が刻まれたブロックが積まれていた。 -
こちらは老犬の部屋。
この中にはもう手の施しようのない病気の犬もいるのだそうだが、決して安楽死させることなく最後まで大切にケアされる。
その中で思いもよらない動物たちの生命力を感じることもあるのだそう。
又あえて先の短い犬の飼い主になってくださる方もいるという。
一度は捨てられた犬たちもそうやって最後は飼い主に大切にされて天寿を全うできるのは幸せなことだろう。 -
アライグマなどの外来種の部屋も。
他にも縁日で買ったひよこが大きくなって飼えなくなったというにわとりなども飼われていた。 -
最後には私たちも一緒に遊べる猫部屋へやってきた。
あっちもこっちも猫だらけ!
猫カフェも真っ青?な猫パラダイスだ〜 -
お気に入りの動物がいれば飼い主になることはできるのだが、
誰でもがすぐ飼い主になれることはない。
スタッフとの面談があってちゃんと責任をもって飼えると判断されてからなのだ。
中には三味線の皮目的で猫を貰いに来るという人もいるというのだから・・
ここへ来ると決して安易な気持ちで動物を飼うことはできないと思わされる。
ペットを飼おうと思ったら一度ここへ来てみてよく考えてからにした方がいいかも。 -
【グリコピア神戸】
http://www.glico.co.jp/glicopia_kobe/
グリコのお菓子工場、グリコピア神戸の見学。
ポッキーやプリッツの製造工程の見学をはじめ、グリコの歴史、ビスケットやチョコレートの作り方、
3Dシアターでは立体アニメーションなどなど
人気の工場見学というだけあって小さな子どもたちも楽しめるような設備が充実していた。 -
見学はビデオを見た後、ホールに移動して簡単なグリコの歴史について学んだ。
グリコのキャラメルは大正11年発売当初から現在のようなハート型をしていたのだとか。
(途中、大量生産に不向きな為立方体に変わり、現在は再びハート型に)
小さな子どもたちにとって角のない口当たりのやさしいキャラメルを目指したのだそう。
写真左は大正11年創業当時のグリコのマーク。
胴長で貧弱な体つきのおじさんのマークが徐々に肉付きよく変遷していく様子が分かる。 -
こちらは昭和6年製の自動販売機。
10銭入れると発声映写装置が作動して、音楽と共に活動写真が見れて、グリコのキャラメルとお釣りの2銭が出てくる。
グリコを3個買えば話が完結するそうで、テレビが珍しかった当時は人気の自動販売機だったそう。
東京で100台設置されていたとか。
この後はポッキーやプリッツの製造行程を見学。(製造工程は撮影禁止の為、写真はなし)
ローラーでのばされた生地がうどんのように細長く切られてベルトコンベアで流れていく様子、
焼き上がった生地が事前につけていた切れ目にそって重みで自然に切れていく様子、
人間のような手つきで忙しく動き回って箱詰めする機械などなどに目が釘付け・・ -
そして最後にはグリコのおまけコーナー!
これは昭和24年から27年までのおまけ。紙のおもちゃが中心。 -
昭和33年から41年にはおもちゃにプラスチックが登場。
帰りにはうれしいお土産、子どもたちにはグリコのおまけ付キャラメル、大人にはサラダ味のプリッツを頂いた。
なつかしさもあって大人も子どもも楽しめる工場見学だった。
グリコピアへ訪れた時、同じく西神工業団地内にあるタカラブネのアウトレット「スィートガーデン」でアウトレットのケーキをおやつに購入。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280111/28008402/dtlrvwlst/ -
【兵庫耐震工学研究センター(E-difence)】
http://www.bosai.go.jp/hyogo/
阪神淡路大震災の後、2006年に作られた国の防災化学技術研究所で
世界でもここだけしかないという規模の「実大三次元震動破壊実験施設」がある。
この施設では様々な構造物の破壊過程や新しい耐震技術が研究されているのだそう。 -
スライドの説明の後は、実際に実験が行われるという実験棟へ見学。
実験棟の中央には震動台が設置されている。
この台の上には最大1200トンの構造物を載せ、阪神・淡路大震災クラス(震度7)の地震を再現することができるという。
1200トンといえば鉄筋コンクリートの6,7階建てのビルに値するのだそう。
こちらは一般企業へも貸し出しがされていて、
ちなみにこの台を実験で使う場合の一日当たりの費用は600万円だとか。 -
実験棟天井には400トンの重量の物を釣り上げることのできるクレーンが2基。
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これが震動台のミニチュア。
震動台を動かす加振機は縦横垂直方向とあらゆる揺れを引き起こすことができるようになっている。
この時期は、メンテナンスの期間に入っているため、残念ながら震動台の上に乗る建物や実験をみることができなかったが
実験は一般公開されているので、予約をすれば公開実験に参加することもできるのだそう。 -
それほどのクレーンを支えている実験棟の構造はとてつもなく頑強な造りになってるそう。
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震度7クラスの地震を起こすには相当なエネルギーが必要。
環境に配慮して液化天然ガスが使われている。
こちらは発生させたエネルギーを蓄えておくタンク。
ここから隣の震動台へエネルギーを送り込む。 -
こちらは3,40年前の鉄筋コンクリートの小学校の建物が二棟。
こちらの建物には実際に震動を起こして崩壊具合が比較されている。
後方の建物のようにM字に補強材を入れることで、建物のダメージをほぼ防げることができるのだそう。
阪神淡路大震災でも死因のほとんどが倒壊した家屋の下敷きになった為ということから
家庭でも地震対策に斜交いに補強材を入れるのはとても有効な対策だそう。
又家具を倒れないよう固定することも大切。
ここでは世界最高水準の地震対策研究のための施設をみることができて、興奮してしまった・・
そしてすぐお隣には消防学校を兼ねた兵庫県広域防災センター、そして災害時には広域防災の拠点となる三木総合防災公園などもあり
この後、訪れた。 -
【兵庫県広域防災センター】
http://www.fire-ac-hyogo.jp/
E-Defenceの見学を終えた後、隣には防災センターがあると教えてもらい、やって来た。
こちらは平常時には地域の防災リーダーや一般の人を対象とした体験型の防災研修、
そして消防学校として人材の育成などが行われていて、
災害時には全県域をカバーする広域防災拠点としての機能を持つという施設。
体験型の見学は10名以上で要予約ということだったが、お願いすると、
ちょうど前に団体の方が体験をされてるとのことで入れていただくことができた。 -
まずは地震体験を。
起震車に乗車して、ダイニングテーブルセットに座った状態で震度4から阪神淡路大震災の震度7の揺れまでを体験することができる。
ずっと以前に別の防災センターで体験済みではあったが・・
阪神淡路大震災の揺れがこんなに大きく長いものであったとは〜とあらためて実感・・
こんなめちゃくちゃな揺れで家が壊れないわけがないよなあ〜と
実際にこの揺れを経験した人たちの恐怖を追体験することができた。 -
もう一つ参加できたのは煙避難体験。
これは実際の消防士の方が訓練を行う施設そのままが使用されている。
ここで私は思ってもいなかった恐怖の体験をすることに・・
写真は体験後の扉を開け放ち煙が抜けた状態の迷路室なのだが、
実際の体験では真っ暗で何も見えない状態で模擬煙(水蒸気)が充満した迷路室の中、手探りで出口を探すのだ。
一見、遊園地のアトラクション風?かと思いきや・・入って5秒くらいで、この体験に参加したことを後悔した・・
中は全く見えない上、手探りでどこへ進んでも壁にぶち当たる、水蒸気で息苦しく・・いつまでたっても出口が見つからない〜
誰か助けて〜〜!死ぬ〜〜!となった時、
懐中電灯の灯りが見え、係員が助けに来てくれた。
まじで死にそうなくらいの恐怖を味わった私。
消防士の訓練では本物の煙を焚いて訓練することもあるそうなのだが・・
自分なら確実に死にそう・・消防士には絶対になれない、と思った。
本物の煙が充満した中を避難する場合は濡れたもので鼻と口を覆い、一気に駆け抜けるか、
床から10cmほどは煙の溜まってない空間があるので床を這うような姿勢で避難することになる。 -
煙体験の後、放心状態になった私はこの施設を去ってしまった。
後でパンフを見てみると、ロープ、バール、ジャッキなどを使った簡易救出器具取扱体験や、消火栓取扱体験、備蓄倉庫見学など、
今まで行った防災センターにはなかった貴重な体験もあったようで・・
ひょっとしてお願いすればできたのかなあ・・ちょっと残念だった。
写真はランニング中の消防学校の生徒の方々。
主訓練棟はフリークライミング壁も兼ねている。
中には実火災訓練室や大規模火災燃焼室などもあるようだ。
消防士というのはほんとに体を張らなければならない大変な職業なんだなあと痛感・・ -
【夏休み親子議場見学会】
http://www.city.osaka.lg.jp/shikai/category/524-0-0-0-0.html
夏休みの親子議場見学会へ参加。
大阪市役所の中の議場や委員会室などを見学して、簡単な模擬委員会体験などをした。
こちらは本会議で決める前に細かい点まで話し合う委員会室。
ここで子ども民生保健委員会の模擬委員会を行った。
役割分担してあらかじめ決められたシナリオを子どもたちが読み合わせ。 -
こちらは議長公室。
主にお客さんを招いた時に使用されるお部屋で他の部屋に比べて豪華なシャンデリアが下がっていたり、
ゆったりとした家具調度品に囲まれたVIPルームらしいお部屋だった。 -
運営委員会室
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最後は本会議場へ。
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さすがに立派な本会議場、席にはそれぞれ席番号と議員さんの名前の書いた札が設置されている。
ここでも代表の子たちが模擬本会議を体験。
約2時間の議場見学会、市会の役割や話し合いの仕方など、模擬体験などを通して
具体的に知ることができたいい機会だった。 -
【象印まほうびん記念館】
http://www.zojirushi.co.jp/corp/kinenkan/
まほうびん記念館は要予約、案内の方が一人ついてくれて1時間ほどかけて詳しく説明していただけた。
イギリスで生まれたというまほうびん、ヨーロッパの植民地だった東南アジアで水が不衛生だったため需要が拡大し、そのころ日本の生産量の90%が輸出用だったとか。
そのため日本のメーカーのロゴにタイガーや象印など動物が多いのは輸出用として一目見て
どこのメーカーかが分かるようになっていたためだそう。
その他まほうびんの変遷などいろいろと詳しく説明していただき、
昔の懐かしのCMも見せていただいた。
象印、ということで象にちなんだコレクションの展示なども楽しめた。
写真は最後にいただいたお土産。
かわいい象のマグネットとボールペン、レトロなまほうびんがならんだメモ帳。
期待以上にかなり面白いところで写真もいっぱい撮っていたのだけど、誤って写真を削除してしまったので写真なし; -
【金融教育フェスティバル】
http://www.festival2011.jp/
お金や金融について楽しく学べる体験型イベント、「金融教育フェスティバル」というイベントに当たったので行って来た。
貯金箱作りやおかねクイズに挑戦したり、「ガチャピン&ムックとお金のことを学ぼう」というコーナーではおこづかいちょうの付け方などを学んだ。 -
「お金の仕事体験」では前半は中央銀行業務の体験として、お札やコインのチェックをし、そのお仕事体験でもらったお給料でカレー作りゲームを。
買い物リストを作って、自分のお給料をうまくやりくりし、カレー材料を買いに行く体験。 -
展示コーナーにあった12.5kgの本物と同じ重さの金塊のレプリカ。
金の値段は毎日変動しているが、この塊で今の値段では3800万ほどだそう。
見た目より重い、両手では持ち上がらないくらい・・ -
世界で一番大きい貨幣といわれている西太平洋のヤップ島で使われている石貨である「フェイ」
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【神戸市水の科学博物館】
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/waterworks/water/hakubutukan/
金融教育フェスティバルへきたついでに近くの神戸市水の科学博物館へも建物見物を兼ねてやって来た。
大正6年に「奥平野浄水場旧急速ろ過上屋」として建てられた建物を保存活用し、平成元年の神戸市制100周年と平成2年の水道給水開始90周年を記念して「水の科学博物館」としてオープンした。
設計は神戸地方裁判所などの設計も手がけた河合浩蔵で、ドイツルネッサンス風の重厚で優美な外観の建物となっている。
登録有形文化財。 -
1階、2階には水の性質についての実験展示や水と暮らし、環境についての展示が。
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ラッキーなことにこの日は入場料無料。(通常大人200円、子供100円)
さらに子供向けのイベントもやっていた。
各家庭に引き込まれているプラスティック製の本物の水道管を組み合わせて水鉄砲を作らせてもらった。
大小さまざまな水道管を使った水鉄砲の試し打ちもさせてもらって子供たちは大喜び。 -
【パナソニック手作り乾電池教室】
http://panasonic.co.jp/ec/event/
夏休みの子供向けイベントで申し込んでいたパナソニックの「手作り乾電池教室」と出かけついでにと同じ日に申し込んでいた大阪府赤十字血液センターの「献血おもしろゼミナール」をはしごした。
電池についてのいろいろな勉強をした後で単一形のマンガン乾電池作りが始まった。 -
まずマイナス極の材料になる亜鉛缶の中のセパレーターに水をしみこませた後、プラス極の主な材料である二酸化マンガン合剤を入れる。
更に突き棒で材料が半分くらいになるまで強く押さえる。 -
中央の穴に炭素棒を入れてハンマーで叩いて入れ、
最後にプラス極端子のキャップを炭素棒の頭に被せてたたいて完成! -
正しく作れているか?電球を使って調べてみると、ちゃんと明かりが灯った!
この後、部屋の明かりを暗くしてみんなで点灯式?!を。 -
この後、実験班と見学班に分かれ、まずは電池に関するゲーム形式の展示などを楽しんだ。
-
最後に実験を。
じゃがいもは電気を通すか?人間は電気を通すか?などなど簡単な実験をみんなでして、約1時間半の教室が終了した -
【献血おもしろゼミナール】
http://wanonaka.jp/kenketsu/zemina-ru2011-14.html
パナソニックの手作り乾電池教室の後、大阪府赤十字血液センターの「献血おもしろゼミナール」へはしごした。
血液センターというのはどんなところなのか?ビデオを見た後、グループに分かれて施設を見学させてもらった。
血液センターには血液を集める、調べる、分ける、届けるという役割があるそう。
こちらは献血ルーム。
献血ができるのは16才以上。
献血前に血液型や血色素量の測定などを行った後、こちらの部屋でリラックスしながら献血ができるようになっている。
全血献血の場合は15〜10分くらい、成分献血の場合は40〜90分ほどかかるそう。
テレビや雑誌が完備されている。 -
こちらは製剤室。
外気が入りにくい清潔な環境に保たれた部屋で、血液を成分ごとに分離調整している。 -
出庫室では適切な温度環境で血液製剤を種類、血液型別に保管管理し、医療機関からの要請に24時間体制で供給を行っている。
血小板は凝集を防ぐために振とうしながら保存しているそう。 -
通年、不慮の事故などでの血液供給は全体の10%ほどで普段から治療や手術の為に多くの血液が使用されているのだそう。
最も多い血液製剤は血小板製剤で有効期間が短い為毎日安定した献血が必要なのだとか。 -
その他の見学&体験施設施設の詳細は以下の旅行記にて。
つまようじ資料室
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10429981/
エーデルワイスミュージアム
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10476200/
シャープ歴史館
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10619526/
養命酒駒ヶ根工場&かんてんぱぱ工場
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10599825
大型放射光施設Spring-8 &兵庫環境体験館
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10643569/
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