2006/08/19 - 2006/08/25
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ライオンベラーさん
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※ 13 (http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10424824/) の続きです。
いよいよケニアを発つ日です。
朝、起きて荷物を整理すると・・・
あれあれ?
黄熱病の予防接種証明書がありません。
これがなければインドに入れません。
ということは、日本へは帰国できないということになります。
ああ、困りました。
どうしたらいいのでしょうか・・・
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
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-
朝です。
ケニアの旅もいよいよ今日で最後です。
これまでに、いろいろなことを体験してきたので十分に満足しました。
日本を出るまでは、ケニアがこれほどまでに魅力的なところだとは思っていませんでした。
期待していた以上のところでした。
そして何よりも、今、こうして無事でいられるということが、とても有り難いことです。 -
この旅を選んで本当によかったと思いました。
でも、まだ今日一日、ナイロビの市内観光があります。
本当のナイロビとはどのようなところなのでしょうか?
不安はありますが、関心もあります。
荷物を整理して、最後に貴重品を確かめました。
財布もカメラもパスポートも無事です。
ん・・・?
あれ・・・? -
あれあれ?
黄熱病の予防接種証明書がありません!
これはインドで乗り継ぐときに必要です。
これがなければインドの空港に入れません。
ということは、日本に帰国することができません。
これは大変です。
もう一度落ち着いて探してみましょう。 -
う〜ん、やはりありません。
昨夜、夕食のために部屋を出るときに、確かそのような書類を机の上に置いたと思うのですが・・・
部屋を出ようとしたときに、そのような書類に気がついて、持っていこうかとも思ったけど、金目のものではないので大丈夫だろうと思って、そのまま残して行きました。
でもそれでもと思って、その上にホテルの利用案内か何かを乗せて、それを隠した記憶もあります。
それは思い違いだったのでしょうか?
でもたとえそのとき隠したのが別の書類だったにしても、今、机の上にはそのようなものは見当たりません。 -
昨夜、帰ってきてから、片付けてしまったのでしょうか?
その辺のところはよく覚えていません。
それが、その証明書だったかどうかも、はっきりとは覚えていません。
このホテルでもらった何かだったのかも知れません。
あと思いつくのは、ジラフセンターでロイさんに手渡したまま戻ってこなかったのではないかということです。
そのときは、パスポートを渡してくださいといわれて渡そうとしたら、ロイさんが、別の何かを見つけて、ああ、それもかしてくださいと言ったのでそのままそれも手渡しました。 -
でも、それがその証明書だったかどうかは、はっきりとは覚えていません。
ただそれは、そのときロイさんが偶然に見たもので、もし見ていなければ手渡してはいませんでした。
そしてそのときそれが戻ってきたかどうかも確認していませんでした。(パスポートは戻ってきています。)
どこで失くしたかということを、あらゆる可能性を整理しながら順を追って思い出してみましょう。
まず、出国する時に持ってきていたかということですが、そのような書類は、出発の前日や当日には、必ず何度も確認したので、家に置き忘れてきたということはまず考えら -
れません。
仮にもし置いてきたとしても、帰国後には必ず家の中から出てくるはずです。
次に、そのような大切なものは、ロッジに滞在しているときに何度も点検していました。
だからもし無ければ、そのときに気がついているはずです。
最後に泊まったのは、昨日のマサイマラのロッジです。
ということは紛失したのはそれ以降、つまり昨夜から今までの間だということになります。 -
そのときに落としていなかったとすれば、そこでロイさんに渡したのがそうだったということが、十分に考えられます。
その後、ロイさんはそれを返してくれたのでしょうか?
返してくれたとすれば、ジラフセンターでチケットを買った後か、このホテルでチェックインしたときということになります。
もし返してもらっていたとすれば、部屋に入ってからそれをこの机の上に置いたということは、十分に考えられます。
でもその辺のことは、はっきりとは覚えていません。 -
私はそういった類(たぐい)のものは、必ずパスポートと一緒に身に着けています。
ということは、パスポートを取り出すときに落としてしまったということはないのでしょうか?
マサイマラを出てからここに来るまで、パスポートを取り出したのはジラフセンターに到着したときと、このホテルにチェックインしたときです。
ジラフセンターでは、ジェフさんの車の中だったので、もしそこで落としたとすれば、後で乗り降りするときに気がつくか、ジェフさんが車を点検するときに見つけてくれることになるでしょう。 -
とにかくはっきりしていることは、あらゆるところを探してみた結果、今それはこの部屋の中にはないということです。
そこまでのことを整理してみると、予防接種証明書を紛失した状況として考えられるのは、
1.ジラフセンターでロイさんに手渡した後、戻ってこなかった。
2.昨夜、この部屋を出るときこの机の上に置いていて、何者かが侵入してそれを持ち出した。
のどちらかの可能性が極めて高いということになります。 -
もしこれが意図的な犯行だとして、どちらかの場合であるとすると、もう一方に関係する人はすべて、まったくの無実だということになります。
また、ジラフセンターでロイさんに渡した後、ロイさんがうっかり失くしてしまったということも考えられるでしょう。
その場合は、意図的な犯行自体が起こっていないということになります。
ということは、この事件は決して想像だけで決め付けないで、慎重(しんちょう)に解決を図っていかなければならないということになります。
推理小説などでは、いろいろなトリックによって、犯行を他人の仕業にみせかけて(冤罪(えんざい)をしくんで)、 -
隠蔽(いんぺい)するということもよく行われます。
実際に起こる事件も、犯罪のプロである第三者によって、意図的に巧妙(こうみょう)にしくまれて、無実の罪を被せられている人も少なくないかも知れません。
その辺のところも踏まえながら、十分に慎重にこの問題の解決を図っていかなければなりません。
本来は、このような事件の捜査は、まったく利害関係のない人が、純粋に科学的に事実関係を整理して行っていくということが、最も望ましいことでしょう。
しかし、今、この状況では、誰にも頼ることができないので、自分でそのようなことを行っていくしかありません。 -
この予防接種は忙しいときに、わざわざ検疫所まで行って、時間をかけて行っています。
費用も、交通費を含めると1万円以上もかかっています。
それに第一、これがなければ帰国できません。
インドに入国するときにこの証明書が必要だということは、何度も旅行社で確認していましたし、外務省のサイトの情報にも出ています。
と、いうことで、とにかくこの状況をどこかに相談しなければなりません。
どこにどう相談するかによって、解決の手間や可能性が -
大きく異なってしまいます。
とりあえずは無事に帰国することが第一ですが、もし可能ならば、今後の旅のこともあるので、犯人の特定から再発の防止まで図れたら、それに越したことはありません。
日本でこのツアーの申し込みをしたときのことを思い出しました。
そのときは、旅行社のカウンターで担当の大西さん(仮名)が、現地スタッフに電話で何かを問い合わせてくれていました。
日本語で話していたので、そのとき電話に出ていたのがロイさんではなかったでしょうか。 -
大西さんは、電話で「あんまり、悪戯(いたずら)をするんじゃないよ。」といった意味のことを言っていました。
もしかして、それはこのような事件のことを言っていて、大西さんがそれとなく私に忠告してくれていたのでしょうか?
まず、ロイさんにパスポートを渡したときの状況ですが、もしそのときロイさんがそれを見なかったら、手渡すことはありませんでした。
ということは、少なくともジラフセンターの場面では、偶然性の高いできごとであったということになります。
そして、そのときに手渡したのがそれであれば、普通は私がそれを記憶しているので、返さなければ返却を求めら -
れるのが当然です。
でも実際には、そのときは観光に夢中だったので、何を手渡したのか十分に確認していなかったので、それが何であったもかは思い出せません。
ロイさんは私に対して、かなり無愛想だし、どことなくよそよそしい感じがします。
いくら親しく話しかけようとしても、話をそらせたり、威圧(いあつ)的な態度を取ろうとしたりして、なかなか腹を割って話そうとはしてくれません。
もし、小遣(こづか)い稼(かせ)ぎをしようとしていると考えると、その態度が理解できます。 -
でも、それは表面的なものであって、これからもっと親しくなって、ロイさんの人柄がわかってくると、本当は真面目で誠実な好人物であるかも知れません。
だから、これからいろいろと探りを入れて調べていかなければなりません。
そして、明らかな矛盾(むじゅん)点が次々に露呈(ろてい)してきて、確たる証拠が得られるということがない限りは、単なる人当たりだけで、悪人だと決めつけてしまってはいけないでしょう。
それにしても、同じケニア人でもジェフさんは、そのような無骨(ぶこつ)なことはなくて、私に対しても好意的です。 -
ジェフさんとロイさんとはどこが違うのでしょうか?
ジェフさんはキクユ族でロイさんはルアー族です。
でも、キクユ族の人皆が愛想がよくて、ルアー族の人皆が人当たりが悪いとは考えにくいことです。
ルアー族が政治的にそのような状況に追い込まれているのでしょうか?
でもやはり、個人の性格や価値観というものは、決してそのようなことではくくりきれないものだと思われます。
とすれば、あと考えられることは、ロイさんは日本に行ったことがあるけど、ジェフさんは行ったことがないということです。 -
日本では、白人に対しては愛想よくちやほやする人が多いけど、ロイさんのような黒人に対しては、有名なアスリートとかタレントを除いては、そのようなことは少ないように思われます。
逆に、阻害されたり、侮辱(ぶじょく)的な扱いを受けることもあるのではないでしょうか?
これは、ロイさんのような黒人は、来日する人の数が少なくて、馴染(なじ)まれていないということもあるかも知れませんが、結局は白人に比べて黒人は経済的に裕福な人が少ないため、媚(こび)いっても何かの利益を得られるという可能性が少ないということが、潜在(せんざい)的な理由となっているような気がします。
ということは、ロイさんは日本であまりいい思いをしていな -
くて、それで日本人に対して嫌悪感(けんおかん)を抱いているということは考えられないでしょうか?
または単に、ロイさんが日本の生活レベルとの格差を知って、日本人は裕福なので、ケニアの生活レベルと比べると、少々困らせたところで問題はないとでも思っているのでしょうか?
ジラフセンターでロイさんにパスポートを手渡したときはジェフさんも一緒でした。
ということは、もしロイさんの意図的な犯行だとすると、そのときの様子からジェフさんもその仲間で、それは常習的に行われているということになります。 -
そもそも、この証明書はどこかに売ったりできるのでしょか?
パスポートが高く売れるように、こんな証明書も何かの犯罪に利用できるのでしょうか?
この事件は、ロイさんやジェフさんにはまったく関係がなくて、パスポートと一緒に返してくれていたとすればどうでしょうか?
そのときは、今、この部屋の前にいる守衛がそれに関係していることになるのでしょうか?
でも、彼はいかにも人がよくて気の弱そうなタイプなので、自分ひとりでこのような大胆なことをするとはとても -
思えません。
もし、彼が関係しているとすれば、きっと背後にしっかりした組織がいて、それに操(あやつ)られているということになります。
ということは、無闇(むやみ)に彼を問いただすようなことをすればとても危険だということになります。
またそのような組織はなくても、別に単独の犯人がいて、この警備員を脅しながら賄賂(わいろ)を渡して進入したということも考えられます。
そういえば彼は、どことなくおどおどした感じも見受けられました。 -
ということは、警備員はこの犯人に脅(おど)されながら賄賂を受け取ったということになります。
ということは、自分も共犯になってしまうので後で通報することはできません。
そういう風に仮定すると、なるほどそういうこともあるかも知れません。
そしてその場合は、侵入の目的は、パスポートか現金類であって、たまたま予防接種証明書があったのでそれを持ち出したということになるでしょう。
また、この警備員がまったく知らない間に犯人がこの部屋に侵入したということも考えられます。 -
このような部屋ならどんなところに隠しても、慣れた犯人であれば、手際よくすべての場所を探すには、2〜3分もあれば十分でしょう。
そして、その場合の進入路は外の窓か、天井のどこかからということになります。
さあ、これからどうしましょうか?
ここでは一番信用できそうなところは日本の大使館ということになるのでしょうが、でも今は、電話番号を調べて電話をかけて、ゆっくり相談するような時間はありません。
とりあえずはこの後、急いでチェックアウトの準備をして、ロビーに下りなければなりません。 -
そこで、こちらは侵入されたことに気づいていない振りをして、そっと守衛の表情をうかがうことにしました。
最後に部屋中をもう一度確認してから、外に出ました。
守衛にあいさつすると、すぐにあいさつを返してくれて、特に不自然な様子は感じられません。
もし、ここで証明書のことを尋ねると、ホテルの担当者に連絡して、しばらく探してくれて、結局見つからないということで終ってしまうはずです。
ということで、この場はそのまま何事もなかったことにして、1階のロビーに向かいました。 -
フロントの前のロビーでは、すでにロイさんとジェフさんが待っていました。
チェックアウトした後、車に乗ってヘビ公園に向かいました。
ここでもし、予防接種証明書を失くしたと言えば、新たに接種を受けなおすか、再発行を待つことになって、帰りの航空券も新たに買いなおさなければならなくなるかも知れません。
そんなことになってしまったら、時間も費用もかなりかかってしまいます。 -
そして、ロイさんがその紛失に関係しているのかどうかもわからなくなってしまいます。
そもそもどうして、ロイさんを疑っているのかといえば、ジラフセンターでそのような書類を手渡すときの様子が、あまりにも不自然だったからです。
だから、もう少し気がついていない振りをしながら探りを入れてみようと思いました。
また、もう少し親しくなってくれば、ロイさんの方から、返すのを忘れていたということで、それを返してくれるかも知れません。
だからできるだけ、ロイさんと打ち解けるように話しかけて、信頼関係を作るようにしてみようと思いました。 -
ヘビ公園にやって来ました。
ジェフさんはいったん車でオフィスに戻り、私はロイさんと、ここに入りました。
ロイさんは、気を抜けばすぐに威圧(いあつ)的な態度をとろうとします。
まるで、マンガのドラえもんに出てくるジャイアンのような性格のようです。
これまで一緒だったジェフさんとは、かなり様子が違います。
最初は単に人付き合いが苦手なだけかと思っていましたが、どうもそうでもないようです。 -
せっかくの旅です。
何とか打ち解けて楽しめるように、頑張ってみようと思いました。
変わったベンチがあったので、ここでロイさんにビデオを撮ってもらうことにしました。
ロイさんが、ビデオカメラを構えて「何かポーズをとってください。」と言うので、
写真のように手を合わせてくねらせながら、スワヒリ語で
「ニョカ、ニョカ、ニョカ! (ヘビ、ヘビ、ヘビ!)」 -
と、言いました。
ロイさんは、「ハッハッハ!」と笑って、
「いいですねぇ。」
と言いました。
私は、
「サンキュウ(ありがとう)。」と言って、
カメラを受け取りました。 -
少し行くと、キクユ族の伝統的な家が展示してありました。
珍(めづら)しいので、私がそこへ向かう様子をロイさんに撮ってもらいました。 -
つい最近まで(今も?)、ケニアの人たちはこのような家で生活していたようです。
さっそく中に入ってみることにしました。 -
家の中にはこのような説明図がありました。
正面の部屋がMother's bed (お母さんのベッド)、その右がMother's food store (お母さんが使う食料庫)、その手前の部屋がGirl's bed (女の子たちのベッド)、その手前がSleeping field (寝場所)、真ん中がFire place (暖炉)、暖炉の左の空間がGoat sleeping area (ヤギを寝かせる場所)で、入り口の近くにPartition (ついたて)があります。 -
いよいよ、ヘビがいるところに入ってきました。
建物自体は日本の動物園と比べて、かなり見劣りがしますが、中にいるヘビは、日本に比べて補充しやすいからでしょうか、数も種類もかなり充実しているようです。 -
これはニシキヘビでしょうか?
The Royal Snake (The Royal or Ball Python)と表示してあります。 -
これはどう見てもオオトカゲのようです。
Big,Strong Lizard (Sayanna Monitor)と表示してありました。 -
これは、The Most Dangerous Snake in Africa (Puff Adder)(アフリカで最も危険なヘビ(パフアダー))と表示してあります。
で、ででで、でも、ここにはこのような低い塀(へい)しかありません。
誤ってこの中に落ちてしまったらどうなるのでしょうか? -
先ほどの黄色いヘビと同じ所にこのような黒いヘビもいました。
どちらがパフアダーなのでしょうか?
もし誤ってここに落ちてしまったら、まずはどちらのヘビから逃げればいいのでしょうか?
黄色いヘビを注視すると黒いヘビが目立たなくなり、黒いヘビを注視すると、黄色いヘビが目立たなくなってしまいます。
これは大変なことです。 -
同じ所にこのようなカメもいました。
このカメたちは、先ほどの毒ヘビに襲われないのでしょうか? -
毒ヘビやカメたちは、このようなところにいます。
毒ヘビは、このような塀を乗り越えたりしない習性があるのでしょうか?
しかし、習性は気まぐれで変わることはないのでしょうか?
実に恐ろしいことです。 -
それにしてもこれは大きなカメです。
-
これは、ガラスケースの中に入っています。
Largest Snake in Africa (African Rock Python)(アフリカで最も大きいヘビ(アフリカニシキヘビ))と表示してありました。 -
これもアフリカニシキヘビです。
日本ならガラスケースに入っているのが当たり前のように思いますが、ここではこのように、塀があるだけです。 -
大グモです。
でも、特撮映画を見慣れているせいか、あまり驚きませんでした。
映画と混同してしまって、人間の何倍もあるようなクモが実在しているものと錯覚(さっかく)してしまっていました。
現実には、このくらいの大きさで、十分に驚くべきなのでしょう。 -
大がめが頭を出していました。
-
ばりばりと野菜を食べているものもいました。
-
こんなワニもいました。
-
おおお、ただの池かと思っていたら、ここにもワニがいました。
おおおおお、ぞっとします。 -
こんなのもいました。
-
地元の子供たちでしょうか、にぎやかに周っていました。
-
緑色のヘビです。
もちろんこれはガラスケースに入っています。
でも、こんなのに睨(にら)まれるとぎょっとするでしょう。 -
ぎょっ!
-
これは枯葉の中にいるとわかりません。
外では、知らずに踏んづけてしまうはずです。
そうすると、ぐにゃっという感じで、すって〜んと転んでしまうでしょう。
その後は、どうなるのでしょうか?
ヘビは逃げていくのでしょうか?
それとも・・・ -
こんなところにいてもわかりません。
この色は、エサを獲(と)るために隠れる色でしょうか、それとも他の動物に襲われないために隠れる色でしょうか? -
このように、胴体の色は木の枝と見分けがつきにくくなっています。
-
砂に隠れているものもいます。
こんなにあちこちに隠れていては、私たち人間は、怖くて仕方がありません。
アフリカの自然のなかを日本と錯覚(さっかく)して歩いてしまうと、いろいろと恐ろしい目に合うことになるでしょう。 -
何とここには、爬虫(はちゅう)類やクモの他にもこのような魚もいました。
小さな水族館が併設(へいせつ)されているようです。
ビクトリア湖の淡水魚やモンバサ近海などのインド洋の熱帯魚やらがいました。 -
このような日本では珍しい魚ばかりでした。
-
これはモンバサ近海のサンゴです。
ここナイロビ辺りは高地なので過ごしやすい気候ですが、モンバサのような海岸部は赤道直下の熱帯になります。
このようなサンゴも当たり前のように生息しているようです。 -
私が関心をもって見て回っている間、ロイさんも時々説明したり、冗談を言ったりしながら、ついてまわってくれていました。
ロイさんの立場としては、ツアー客の私が満足するほど、いい仕事ができたということで、嬉しく思うのでしょう。
ここも、本当に満足しました。
ロイさんも満足そうでした。 -
外に出ると、このような庭園がありました。
ロイさんともかなり打ち解けてきたので、そろそろ予防接種証明書を失くしたことを告(つ)げてみようと思いました。
最悪の場合は、帰りの航空運賃の自己負担を求められるかも知れません。
旅行保険にも入っているので、そうなった場合は補償されるだろうとは思いますが・・・
でも、そうなってしまっては、どこでどうやって失くしてしまったのか、わからないままになってしまいます。
ロイさんが、”それなら私が預かっています。”と言って -
くれると、万々歳なのですが・・・
ロイさんに近づいて行って、ごく普通の口調で呼びかけました。
「ロイさん・・・。」
(「15 http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10453396/」に続く)
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