2010/03/12 - 2010/03/15
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アルデバランさん
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城都北京は3重の高い城壁に囲まれ、その内外では幾多の歴史が繰り広げられた。
最内の紫禁城にかかる周3.5キロの城壁と護城河の筒子河を残して、内外城、皇城ともに撤去され、
今はその雄姿を目の当たりにすることは叶わない。内城では徳勝門、正陽門と箭楼とかに微かにその名残りを見ることができるが、もう1つ崇文門と建国門の間の東南角地、1.5キロにわたってその遺跡を確認できる。
崇文門大街、建国門大街という大通りに面しているので車でもこの城壁跡は否が応でも目に付く。
北京着後この城壁跡に直行して周囲をうろついてみた。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
-
三層の堂々たる角楼。
朱塗りの柱と梁が交錯する世界
時間が時間なのか、静寂の世界。
階段を上に。 -
壁一面に数十の窓が規則正しく並んでいたけど、中からその窓を見ると…
壁の厚さも認識できます。 -
北京内城、外城にはいろんな城門があったというが、そのミニチュアが展示してありました。
東直門、朝陽門、崇文門だ。 -
門衛とか馬とか、かわいいねえ…
-
朝陽門。
ちなみに、右側に有るのは超巨大な鉄ではありません。
攻城時に使うよじ登る現物の道具?それとも現物の碇?
運河を行き来していた船の碇だろうね…
左の壁のは城門の鍵かな? -
前門の模型もありました。前門大街入り口の牌楼もある。
箭楼の銃眼のオーダーもリアルに作っている。
牌楼から箭楼までは護城河で橋がかかってたんだね。 -
そして、甕城の中のミニチュアは象だ。
一体何運んでるんだろ? -
そして、壁には昔の写真も展示してありました。
ミニチュアよりこちらの写真のほうが数段面白い。 -
朝陽門の写真だ。
城壁はまだ健在だが、甕城は撤去して箭楼との間を環城鉄路が通ってる…
これを見ると甕城の撤去の仕方は斜め斜面に残してあったんだ。 -
永定門ってのは外城にある真南の中軸線上の門だ。
最近再建されたと聞くが…
箭楼の写真になぜか「仁丹」の看板が見える!
民国初年というから辛亥革命の明治44年頃か… -
広安門。
さすが、外城の西の門だけに駱駝の荷駄隊が行き来している。
昔は駱駝が陸路の運搬手段だったんだ。
そしてここにも何故か「仁丹」の看板が… -
ああ、こういう歴史地図、欲しいなあ…
(結局最終日に間隙をぬって地図専門店に行って手に入れました!) -
防衛施設なんで壁際が回廊になっているだけの機能的な楼だ。
朱で塗装してるので分かりにくいが、柱にほぞをかまして梁をつなげており、ほぞ抜け防止の為かプレートで補強している… -
角楼という名前の通り角に直角構造で建っている。
その角から
内側を見ると… -
角楼を出て、城壁を少し歩いてみましょう
北側は線路で切れ落ちているので西側方面に向かう。
城壁上に小屋があるが衛士の詰め所と火薬庫だ -
ここ崇文門から東便門までの守護は満州八旗のうち、正藍旗が担当してました。
この旗杆石を礎石として正藍旗を掲げて、「精鋭部隊が護ってるでえ!」
と外に向かってもアピールしてたんだけど。あまり効果はなかったみたいだね… -
北京駅を出発するなが〜い列車…
鉄道ファンにとっては絶好の撮影場所。 -
高射砲もありました…
-
環城線の跡のアーチを上から見る。
この場所を民国36年というから1947年当時の北平地図で確認すると東南角の城壁は環状線により完全遮断されてその内側にショートカットして城壁をめぐらせている。
ということは同じアーチが反対側にもあって内側すなわち右側の城壁はショートカットして繋がっていたんだ。
なお、東直門の北の北東角も同じだ。今では城壁そのものが無いけど。 -
ちなみに、民国初年の地図は直角で角楼と内城と外城の結合というシンプルな形なので、やはりこのアーチと内側の壁、八の字形の城壁は環状線を通した時に改修したんだ。
後ろを振り返って角楼方面を見る。 -
角楼から西に150m地点で通行禁止となって、これ以上進めません。
この先、城壁は崇文門まで不完全ながら1キロ以上続くが、上部の城墻が無くなっている。
城壁の厚さはゆうに10mはあり非常に堅牢そうだ。 -
土が露出していてもいいので歩けるようにしたら、観光の目玉になるのにねェ
う〜ん…、ならないか、やっぱ。 -
閑散どころか他に見物している人は誰も居らず、独り占め状態です。
下に降りて裏側に廻ってみて見上げてみました。 -
真下は案外死角になってるんだね。ここなら銃眼からは狙われることなさそうです
-
さてと、城壁上は歩くことはできないんで城壁に沿って護城河を埋めたんだろう明城墻遺跡公園を崇文門方面に歩いてみることに。
角楼を振返る。 -
公園では北京城跡凧揚げ同好会の面々が揚げる準備をしてました。
カメラを向けると憎いねえ、さりげなく凧の全体をむけてくれます…
トンビですか?と聞こうとしたが殴られそうなんで止めときました。 -
傍らにはこのおしゃれな車が…
オート三輪だ
凧揚げ同好会の誰かが乗ってきたんだろう。
「老年助力車」か… -
敦台と呼ばれる、防御施設。いわゆる馬面ですな。
西安、平遥のは上に楼をともない、まことに優美だったが…
変に修復したんだろう、女墻がぐるっと回ってしまい、これでは城壁上を行き来できない。 -
崇文門と角楼との間に80mおきに12座あるそうだ。これがあれば城壁の真下にへばりついても狙い撃ちですな。
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近所の人たちにとっては絶好の散歩コースとなっているようだ。
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うーん…、なかなかいい味だしてますねェ。
-
しばらく行くと、京奉鉄道の信号所跡なるものがありました。
京奉鉄路は北京と遼寧省の奉天(瀋陽)を結ぶ鉄道だ。方向がちょっと違うけど、天津あたりから北に転進したんだろう。
北京駅はいまでも前門の東側に白く優美な姿で残っているよね。
じゃによって、民国時代の鉄路は皆、城壁の外にあったんだ。 -
この城壁跡は大通りの崇文門東大街に沿って1キロ以上続くんで結構、目立つはずだ。
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東便門から北上して建国門方向に線路を越えたところにも城壁の跡が200mほど残ってます。
塀の向側は北京駅からの線路で、その向こうに東南角楼が見える。 -
その建国門南大街の城壁跡が途切れているところ。市内を縦横に走る道路を考えるとやはりぐるっと囲む城壁を残すのは無理か?西安は残ってるけど…
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古観象台まで戻ってきた…。時間的にとうに閉まっているはず。先に古観象台に入場しておけばよかった…
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来た早々荷物を背負って、膝が痛くなるほど歩いた。地下鉄で建国門駅から宿にチェックインする為に前門駅に…
相変わらずの正陽門の箭楼。先ほど東南角楼でミニチュアを見たばかりだが、橋がかかっていた部分は広い道路になっています。 -
宿は煤市街だけど、大柵欄を通ってゆくことに…
綺麗になった堂々たる牌楼をくぐって、前門を振りかえる… -
わざわざ大回りをして大柵欄に来たのはここのためでした。六必居。
正確には大柵欄から一寸入った場所にある。 -
老舗の漬物やさんだ。営業時間を聞くと7時までという。
月曜までに買う余裕が無さそうなので、初日だけど買ってしまうことに…
迷ったのでお勧めを聞いて、3種類半斤づつ購入。20元もしなかった。や、安い!
これで飯が進み、また太るのか… -
六必居から5分程度で宿につきました。絶好のロケーションにある煤市街の前門客桟、いつものシャーメン・ホステル。
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いつも間にか入口近くの壁にこんなものが掲示されている。
清代に建てられた歴史上の著名飯庄の八大楼の1つ。
面白い建物配置だとは思っていたが結構由緒ある建物だったんだ… -
そして、晩飯はここ4トラの牛街さんに教えてもらった喀什(カシ)飯庄。
西域は新疆ウイグル自治区のカシュガル料理店。 -
食事時の7時15分。中はほぼ満員でした。
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カウンターの中では羊肉串を焼いたり、ナンとかカンとか油煎包子とかを作ってました。
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メニュー拝見。
飯の代わりに頼もうと思っていたラグメンは無かったんで、メニューの一番上の羊肉抓飯を注文。 -
もちろん、羊肉串(2元)も、ヨーグルト(6元)も頼みました。そして、チャイも…
羊肉串は街で食べる物よりも、西安の回民街よりも、より一層羊の味がしました。
街で食べるものは香辛料の味が勝っちゃってるんだよね。
そして、自制酸奶のヨーグルト。これがまた旨かった!
牛街さん、ありがとうございました!
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