2010/03/26 - 2010/03/26
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coroさん
今年の桜は例年になく早い開花が予想されるとTVで云っているが、何の事は無い、いきなりの寒気が押し寄せ、足止めをくった格好の主役達。
とは云え、まだ3月の26日だ。焦る事は無い。
毎年、どこよりも早く楽しませてくれる桜が無い事はない。
広沢池の東南角にある「池の茶屋」だ。
700坪の敷地に巨大な枝垂れ桜が2本もある。
有難い事に夜にはライトアップまでしてくれる。
池の茶屋を東に行くと、有名な桜守の佐野右籐衛門邸の枝垂れ桜もそろそろ見頃を迎えているころだ。
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貫禄といい、存在感のある、知る人ぞ知る「桜」だ。
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最近になく良く晴れた空とピンクが美しい。
空気は冬並みに冷たいが... -
日本庭園らしく整えられており、もう一つの主役の「松」がチョット邪魔...
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この辺りで今、一番誇らしげに咲いている。
穴場的な名所と云える。 -
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手入れの行き届いた庭園だ。
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木々の向こうに広沢池が見える。
池の遥か彼方に、愛宕山がうっすら雪化粧をしているのがお判りだろうか。 -
気まぐれな前線が、今朝方も山の頂に雪を運んで来た。
今年の春は全国的に天変地異? -
池の茶屋の隣にある小さな公園にも、こんな立派な枝垂れ桜がある。
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因みに、広沢池の周囲はこの桜の木しか開花していない。
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佐野邸の方に行ってみよう。
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道路にはみ出ていても美しいモノは良い(笑)
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佐野邸の入り口ではお弁当の販売をしている。
訪ねて来られるお客様に、気持ちの良心遣いだ。人気の出るのが理解できる。 -
敷地内には、学術上珍しい桜の品種が沢山植えられている。流石に籐右衛門氏だ。
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満開の光景が見てみたい。
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こんなに沢山の品種があったなんて...
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こちらもまだ満開には至らない。
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色鮮やかなショッキングピンクの桜は台湾産の品種らしい。
園内で特に目立っている。 -
なんと、クレーン車に吊るされて撮影している人が...
籐右衛門氏だろうか。 -
佐野邸の勝手口だろうか、半鐘が...
呼び鈴の代わりだろうか。 -
桜守の息吹を感じる灯篭が、心を和ませてくれる。
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白い花を咲かせている枝垂れ桜もある。
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かがり火を炊いて、雰囲気を盛り上げてくれる心憎い演出だ。
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道路をへだてて観ると...
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佐野邸をほんの少し東に行くと印空寺がある。
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印空上人が、代々皇室である仁和寺門跡・寛隆法親王より寺領を賜り、元録元年(1688年)に建立されたのが起源とされている。
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暫しの休息所として利用されたのであろう、旧御室御所と云われている。
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枯山水を擁した本堂。
本尊は「阿弥陀如来」で、別名「山越えの阿弥陀」と云われている。 -
この枝垂れ桜も、佐野籐右衛門氏が管理なされていると云う。
まだ蕾も見当たらない状態だ。遅咲きの品種なのか。 -
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当寺の鐘楼は、毎年大みそかには一般に開放され、除夜の鐘突きが出来るらしい。(甘酒が振舞われると云う情報あり)
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狭い境内にひと際目立つ大木がある。
「タラヨウ」の古木で、樹齢300年以上と云われている。平安時代、タラヨウの葉に文を書き相手に渡した事から「葉書」の語源になったと云われている。
京都市の保存樹に指定されている。 -
樹の傍らには石の仏像。
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これが「タラヨウ」の葉。
樹の下に何枚か摘んで置いてあった。
引っ掻くと樹液を出して文字が浮かんでくるのを利用して、手紙の役割を果たしたのだろう。 -
「タラヨウ」の大木の全景。
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山門を入った右手にある「井戸」脇には梅の古木があった。
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