イベリア航空　SCL/MAD ＆ MAD/FRA

2009/02 - 2009/02

イベリア航空、サンチアゴ・デ・チリからマドリッド行き。

搭乗時に実はここで物凄い事が発生してる事が発覚！

大量のインボラUG発生！

事前に予約済み座席をネット見てたらガラッガラだった。
なのでMAD/GIG位にガラガラかなと思ってたら、なんとCクラス搭乗率90％！
ほとんどがインボラUG!

こちらの写真が搭乗したA340-600。イベリア最新鋭の機材。

エリア マドリード(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: イベリア航空

CAがアメニティキッド配ってたら後ろの友達に「これもらった！」とか大騒ぎ！
運よく（きちんと？）隣には誰も来なかったけど。

混んでたのであんまりうまく写真撮れなかったけど、イベリア最新Cクラス。
JALのシェルと一緒。
シートも最新鋭って割にはくたびれてるし、ブランケットもLANの「布団」とは全然違うし。

モニターは座席から出す方式なので前には無い。

ピッチは普通。
でも、しつこいけどLANと比べると見劣りが…

行きの超ぼろ機材よりはまとも。
このマッサージ機能、振動はしてるけどね…ってレベル。

お隣さんの写真。ピッチ等、こんな感じです。

ちょっと飲んじゃったけど、ウェルカムドリンクでカバもらった。
シャンパン入れない所がスペインの意地！？

イベリア名物、尾翼モニター。

これは離陸後撮影。

離陸後直ぐにアンデス越え。
夏（2月）なのに雪も残ってる！

そしておつまみとワイン。
ワインは往路と同じGran Fuedo Vinas Viejas Reserva 2004

そしてスターター。
hot bread and extra virgin olive oil

chicken consomme

mozzarella cheese with basil pesto
mesclum leaves fresh salad with vegetables
extra virgin olive oil and strawberry vinegar

チキンコンソメってあるけど、この時はスープ来なかった！
別に気流悪い訳でもなかったのに。

そしてこの時、プリントアウトした紙を持ったチーフが登場。
一部の乗客の所へ。

僕の所にもやって来た！

「メインは何がよろしいですか？」


実はオンラインチェックイン時に埋まってる座席をなんとなく覚えてて、彼女はその席の所のみへ。
つまり、元々Cクラスの客の所へメインを聞きに来た！
インボラ客はその後。
これはさすがに良いサービスだと思った。

ビーフ、フィッシュ、パスタの中から選んだのはビーフ。シンプルなんだけど美味しかった！
beef tenderloin ragout in red wine sauce
steamed potatoes with parsley
onion confit

そしてデザート。
チーズ、チョコケーキ、ピスタチオアイスからチョイス。

チョコケーキを選択。
Sweet Wineのcastillo perelada brut reservaも一緒に。

日本のケーキとは違うんだけど、チョコのコーティングと中のスポンジとがサクッ、フワッが美味かった。

そして食べ終わってめちゃくちゃお腹一杯！って思ってたら「もうひとつチョコケーキいかがですか？」って！
本気で「いいえ！結構です！！！！」って言ったら「では、アイスはどうですか？」ってな事で頂きました、二つ目のデザート！

このピスタチオアイスが、甘くなった口の中をさっぱりさせてくれた！

で、〆はコロンビアコーヒー。

ここまでのサービスほんとに良かった、ここまでは！
イベリアの欠点はミールサービスとその他の時間との差が激しすぎる事！

食事の時はワインが空になったらすぐにサーブしてくれるし、食器の後かたづけもテキパキ、しかもフレンドリー。
なのに次にこのCAの皆様方とお会いするのは到着2時間前！
このSCL/MAD、14時間も飛行時間のある超長距離路線なんだけど、ミールの間の約10時間、彼女達は何をやっているのだろうか？いや、何もやっていないに違いない。

食事が終わってお休みタイム。

Cクラス後方では小腹が空いた人用に軽食が。
ただ、今のCクラススタンダードと比べるとかなりしょぼい。
飲み物もアルコール無し。いちいち注文する必要あり。

まもなく欧州大陸。
軽食いただきます！
モニターもCXやLAのYの方が確実にでかい！

モロッコ上空に入り、さえぎらずに北上。
その間に朝食。ただし出発地時刻だと夕食。

そしてコーヒーと一緒にデニッシュも。

14時間のフライトも終了。
食事はまずくないだけど、CAの態度がね…
むかつく態度とかじゃなくて、食事の時のテキパキさとそれ以外に何もしない怠慢さ。
これが何とかならないとこの会社はダメでしょう。

ほぼ定刻の早朝、マドリッド到着。

そして乗り継いでフランクフルトへ…

フランクフルト行きA319。

欧州内路線のCはピッチが心持ち広い程度で、座席はYと同じ。
Cクラスの乗客は同じ会社の一行が5名。
それ以外は2名と僕。
で、のほほんとリゾートしてるのは僕一人。

機内は混んでないので、一人で3席占領。
離陸後、ピレネー山脈が見えてきて「シャッターチャンス！」と激写！

機内では前方から朝食が配られてる。


と、その瞬間！


ぐぉぉぉーーーん！と大旋回！


タービュランスみたいな揺れではなくて、人為的に大きく旋回しながらかなり急降下！
客室乗務員、あわてて朝食サービスストップ＆着席！
シートベルトサインやっと点灯。

機内しーーーーーん（騒然と言うより沈黙）


そこでキャプテンからアナウンス、

「携帯電話の電源を今すぐ切って下さい」


だれか付けてた？ってか、コックピットからわかるのか！？


そして旋回しながら降下、降下、降下。

旋回が緩やかになった頃に再びアナウンス。

「当機は与圧システムに異常が見つかりました。これからマドリッドへ引き返します」


機内騒然！かと思いきや、やっぱりしーーーーーーーん。
「今日はこれから大事な商談がフランクフルトであるんだぞ！」って言う人が出るかと思いきや、全くそんな事も無く、Cクラス唯一のスペイン人ビジネスマングループもボソボソ話してるだけでしーーーん。


既に1時間位飛んでたので、戻るにしても同じ位かかる。

そこで中断された朝食サービス復活。
僕は後ろの方だったので朝食もらってなかった。
CAが「急なタービュランスで朝食が遅れてごめんなさい」ってサービス。


それがこちら！



食えるか！





えぇ、もちろん不味いとか腹一杯とかそう言う次元ではありません。
頭の中には悪い想像が色々浮かぶ浮かぶ！
「酸素マスク落ちてきたら写真撮ろう」とか！
この量なのに食べたのはフルーツとオムレツ半分だけ。
ほんとに食欲減退！


ただ、旋回＆急降下後はごくごく普通のフライトで着陸も別に普通だった。
到着後、機長がドア前で乗客を見送っていたんだけど、Cグループ達は「ありがとう」って機長に言って降機してた。

とにかく願った事は「機材を点検して1時間後に再度離陸します、だけは避けてくれ！」
別の機材で！！！！って思って、降りてバスでターミナルへ！

これがその問題のA319!

バスに乗ってターミナルへ。
乗客は地上係員に先導されて乗り継ぎカウンターへ。

そこで次の定期便のチケットへ変更してもらう。
次と言っても40分後離陸。そんなに余裕は無い。
けど、ラウンジにもちょっと行ってきたけど。

そして再びバスに搭乗。

今度はA320！さっきとは別の機材！

ここでYクラスで混乱続出！
と言うのは、新たにチケット貰ったYクラスの人達、

自由席！

ちょっと見たら、座席番号の所がXXXってなってる！


それで自由席って連絡貰って何も知らない年輩夫婦はCクラス席が空いてるから一緒に並んで座る！
確かにシート一緒だからわからないよね。
Cクラスは変更後のチケットも座席が付いていたので、この夫婦が先に陣取っててもその席にはちゃんとした乗客が来た。
CAが「ここはビジネスクラスだから後ろに行って下さい」と言っても「自由席って言ってた。二人並んで座らないと！」って。
CA半分呆れてYクラス担当へ連絡。
後ろから並んで2席取れたって連絡あったらしく後ろへ誘導。
多分Y席はもっと大混乱だったんじゃないかな。


でもこの日は2便の客を詰めても乗れたんだね。
我々のCクラスもほぼ満席に。

離陸後気を取り直して昼食！（もう朝食の時間じゃない！）

チキンとフィッシュからチキンと選択。
普通にから揚げって感じで美味しかった。

そして食後のコーヒー＆ワイン。

実はめちゃくちゃサービス良くて、これワイン3本目。
死ぬ！って思った。でもRIOJA美味しくて全部飲んだけど！

朝食便だとアルコールのサービス無いから、良かったかも。


この便は離陸してしまったら後は順調。
無事、この便の定刻にフランクフルトに到着！