【イタリア旅行】 ５．フィレンツェ編（3日目後半）

2009/10/22 - 2009/10/28

KLMオランダ航空でのイタリア旅行。
トランジットで数時間アムスに滞在。
ただ、市内に出るほどの時間の余裕はなく無念。
のちローマに4日間の滞在。
そのうち1日をピサ＆フィレンツェ観光。

旅行日1日目ローマ到着〜2日目市内観光
3日目電車にてピサ＆フィレンツェに観光
4日目ローマ散策
5〜6日帰途

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

切符を買ってバス停へ
ミケランジェロ広場へ向かいます。

およそ15分ほどでフィレンツェの街が一望できる高台ミケランジェロ広場に到着。

Enyaの『Wild Child』が脳内に流れてきそうな素晴らしい景色。
しばらくの間、感嘆のため息しか出てこなかった。
ここに来られてよかった。
ここに立ててよかった。
この景色を見ることができて本当によかった。

フィレンツェの象徴とも言えるドゥオーモ。

その手前にはフィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋

本当に運良く晴天に恵まれました。

ぐるっと見渡すとオリーブの木がいっぱい。

またここに来られますように。
この次に訪れる時は小さな街でるけどこの次は日帰りではなく2〜3日はかけてフィレンツェの空気を堪能したい。

バスで駅前まで戻ってきて、ミケランジェロ広場から一望したサン・ジョヴァンニ地区へ向かいます。
サン･ジョヴァンニ地区までは徒歩で10分くらいです。
写真は駅前にあるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。

ドゥオーモが見えてきました。

途中、とても美味しそうなピッツァリアを見つけたので遅めの昼食をとることに。
たっぷりのモッツァレラチーズをのせて焼いたパンのような生地の上にどっさりとフレッシュトマトがのったピッツァ。
ショーウィンドウ越しに何等分かに切ってあるものを指差すと「どれくらい？」と店員さん。
更にそのうち1切れを指して「この半分？半分の半分？」と聞いてくれる。
チーズも臭みがなくミルキーな味わいで、フルーティーなオリーブオイルと甘く食感のいいトマトがとても美味しいピザでした。

買ったのはチェレッターニ通り沿いにあるこちらのお店。

本当は、他の観光客の方々みたいに食べながら歩きたかったんだけど、私たちが買ったお店のピザは具がどっさりすぎてテイクアウトしたものの、お店の前で立ち止まって食べました（笑

ちょっと見づらいですが、正面に後姿で写っている女の人がショーウィンドウに手を掛けているあたりに写っている綺麗な赤のやつが私たちが頼んだのと同じピザです。
他にも生ハムやマッシュルームやツナや野菜など、それぞれ具がどっさりのったピザばかりで、どれもとても美味しそう。
またフィレンツェに行ったら是非食べたい一品でした。

食べ終わって歩き出し、ドゥオーモの前まで来ました。

ドゥオーモの壁面は歴史家アウグスト・コンティが設計を担当したネオゴシック様式のファザード装飾が用いられています。
イタリア国旗の色である赤・白・緑の大理石で幾何学的な模様が造られています。
写真の中央上部に写っている円形の「バラの窓」の下に並んでいるのは聖母マリアと12人使徒の像。

共和国広場にあるメリーゴーランド。

土産物屋さんもたくさんあります

ヴェッキオ橋に到着

ヴェッキオ橋の真ん中から写したサンタ・トリニタ橋
ここフィレンツェに流れている川もピサの街中を流れるアルノ川。
このヴェッキオ橋から見る、トリニタ橋を望んでのフィレンェの夕焼けはオススメNo.1との呼び声が高いのだとか。
次回訪れる時は是非見たいです。

ヴェッキオ橋の橋上両側には彫金細工店や宝石店がぎっしりと並んでいます。
すごい混雑で、ジュエリー類には疎い私たちは早々に撤収しました。

帰りはユーロスターにてローマ・テルミニ駅まで。

所要時間1時間半でテルミニ駅まで直行。
美しい世界遺産を見て回った日帰りショートトリップも終わりです。

テルミニ駅に到着し、滞在ホテル方面へ行くバスに乗り途中下車。
このバスでテルミニ駅とホテルまでを何度か行き来している間に車窓から見て気になっていたピッツァリア。
朝〜夕方の間は閉まっていましたが、お店のガラス越しに見える大きな石釜がどうしても気になっていたのです。
それで、最寄のバス停で途中下車して入ってみることに。

バスの中から私が見ていたのは、この石釜。
直感は大当たり、地元客でとても賑わっていて店内には席が空くのを待っているお客さんがたくさんいました。
私たちも順番待ちの紙に名前を書いて待っていたのですが、後からもどんどんお客さんがやってきて店内に待ちきれないくらいの人たちが大勢、外で順番待ちを始めました。
まさに行列のできるピッツァリア。

2人の職人さんが休む間もなく手際よく次々にピザを焼いていきます。
ホールスタッフさんたちも無駄のない動きで次々に焼きたてのピザを各テーブルに運んでいきます。

生地を伸ばしている所を撮らせて頂きました。
撮らせてと頼んだ時には生地はまだ広がっていなかったのだけど、わざわざ生地を広げて回してくれました。

フレッシュリーフがたっぷりのった焼きたてのピザ。
視覚と嗅覚が刺激され、待っているととてもお腹が空きます。

悩んでいたらヘンリー・イアン・キュージック（米ドラマ『LOST』でデズモント役の）似のホールスタッフさんが、2人前1人8ユーロで、メニューから好きな種類を4種選んで1つに盛るタイプのピザを勧めてくれました。（ピザーラでいうクワトロのようなもの）

で、チョイスしたのは
1　Marghrita
（トマトソース、モッツァレラ、バジル）
2　Napoli
（トマトソース、モッツァレラ、アンチョビ、オレガノ）
3　Amatriciana
（モッツァレラ、トマト、ベーコン、ペコリーノ、パルメザン、レッドペッパー）
4　Cremadi formaggie champigon
（4種のクリームチーズとマッシュルーム）
の組み合わせ。
とてもボリュームがあり、とても美味しく大満足でした。

美味しそうなドルチェもたくさんあったのだけど、お腹がいっぱいでとてもじゃないけど「別腹」は空いておりませんでした。

私たちが食事を終えて、少し遅い時間になっても、お店の外に溢れて順番待ちしている人たちはたくさんいました。
店内もずっと満席。

もしローマに行く機会があってホテルのエリアが違っても、また絶対に来たいお店です。

ホテルに戻るとエレベーターの前に「今夜でサマータイムが終わります」の知らせが貼ってありました。