2010/01/30 - 2010/02/08
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azianokazeさん
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タイ北部の山の中の小さな町、メーサローン。
少数山岳民族の多いこの地域でも、強烈なインパクトで観光客をひきつける特異な存在が“首長族”。
ただ、そのあり方には“人間動物園”との批判もあります。
そんなことについて思うあれこれ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- タイ国際航空
-
2月6日朝。
ゲストハウス前にいつも店を開く女性。 -
朝食に出かけます。
この日はチェンライに帰る予定ですが、特に急ぎません。
メーサローンでどこか行くところがあれば、そこをまわってからで構いません。 -
一昨日行った仏塔。
-
雲南地方の麺の店のようです
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タイのココナッツミルクやパクチーの癖の強い味に比べると、全く癖がない淡白な味です。
朝食としては、食べやすいヌードルです。日本のそばのような感じでしょうか。
ところで、メーサローン周辺での観光スポットとしては、首長族の村があります。
メーサローンの街はあまり旅行社みたいな所は多くないのですが、朝食を食べた店近くに、観光用バイクタクシーが常駐しているところがあって、コース紹介の案内板に首長族村観光も当然入っています。
訊くと、片道40分ほどで、料金は往復で350B(約1000円)。現地で250B(約700円)の入村料を払うとのこと。
迷ったのは、料金の問題ではなく、この首長族村について、“人間動物園”との批判があることです。
ただ、メーサローンを滞在地として選んだ時点で、もっと言えば、タイ北部を旅行先に選んだ時点で、この街・このエリアのイメージに首長族のイメージが相当に重なっていたのも事実です。
“人間動物園”との批判にも、必ずしもそうとは言い切れないのでは・・・という思いもあります。
かなり迷いましたが、結局、ここまで来て行かないというのも中途半端に思えて、バイタクで出かけることにしました。 -
写真は、首長族村に着いて、料金所から歩いて村へ下る道。
料金所手前にはアカ族の土産物屋も多く並んでいます。
首長族(この呼称は観光用で、正確にはカヤン族 民族の起源はチベットと言われ、その後中国雲南地域を経てミャンマーに移住したと推測されているそうです)は、この地方の山岳民族の約半数を占めるカレン族の一支族とされています。 -
しばらく下ると狭い道の両側に土産物屋が並んでいます。この先が、いわゆる首長族の村になります。
「⑤チェンライ ナイトバザールで“おかま”文化を考える」でも紹介したように、チェンライの山岳民族博物館に、この首長族観光に関する批判が記されていました。
“首長族の村は見せかけの村であり、本来はミャンマーに暮らす人々である。彼らがタイにいるのは、業者が観光用に彼らを輸入したからに他ならない。このような人間動物園とも言うべき場所に暮らす首長族の人々は、もしここを去ることが許されるのであれば、ほとんどいなくなるであろう。私たち山岳民族博物館は、この種の搾取的観光に抗議する。・・・” -
この少女は首にはネックレス程度のものを巻いているだけですが、両足ひざ下と足首付近に真鍮コイルを巻いています。
山岳民族博物館にあるような批判には、ふたつの問題が含まれているように思われます。
ひとつは、彼らが自らの意思で存在するのか、業者に騙されて連れて来られ、観光村で暮らすことを強要されているのかという問題。
もうひとつは、いかにも奇妙な風習の彼らを“見世物小屋”的に覗く行為につきまとう後ろめたさの問題です。 -
村の中心部にはいると、道の両側に並ぶ店で、女性が布を織っています。
特に写真を撮ってもお金を請求されるとかはなく、カメラを向けるとポーズを取ってくれたりします。
さきほどの最初の問題については、山岳民族博物館は「業者に連れて来られ、心ならずも村で暮らしている」という趣旨の批判をしていますが、どうでしょうか?
おそらく、そうした詐欺まがいの手段で連れて来られた人々も一部存在はするかもしれませんが、基本的には首長族自身も“観光村”の状況を了承したうえでそこに暮らしているのではないでしょうか。
そして自分達の娘にも、また金属コイルを付けさせるのでは。 -
もともとはミャンマー難民としてメーホンソーン周辺に保護されていましたが、最近ではメーホンソーンだけでなく、チェンライ、メーサローン、チェンマイ近郊にも、このような“観光村”がつくられ、入場料を徴収して欧米観光客に公開されています。
そのあたりの事情については、“メーホンソーンの首長族は難民として扱われ、建前上、庇護地域からの自由な出入りは禁止されているが、実質的には庇護地域外の観光産業に従事している。”【ウィキペディア】とのこと。
そうした観光産業従事ための国内移動が、タイ当局によってどのように扱われているのか、あるいは当局が観光産業のため加担しているのかはよくわかりません。 -
そもそも、メーホンソーンに難民として彼女らが来た背景には、ミャンマー軍事政権と少数民族の武力衝突があります。
カヤンがタイ領内の難民キャンプへ逃げ込むことへの報復処置、あるいは、観光産業で得た資金で反政府活動の武器を手配することへの嫌がらせとして、ミャンマー軍事政権によるタイ側への越境攻撃も行われており、タイ国境警備隊との衝突で死亡者が出るとか、越境カヤンの居留地としてタイ当局が当初定めたナムピアンディンが放火されるなどの事件もおきています。 -
彼女らの首が長く見えるのは、重い真鍮製のコイルを長くつけることで肩が下がり、極端な撫で肩になっているためで、首がのびた訳ではないそうです。
もともとは難民ですので、自由な国内移動は制約されていると思われます。それはタイだけの話ではありません。
タイ北部を旅行していると、ときおり検問所があります。その目的のひとつは、ミャンマー・ラオスから流入する難民の取締にあるようです。
たまたまでしょうが、この首長族村のすぐ手前にもそうした検問所がありました。
もし、この村のカヤンが村を出てどこかへ行く・・・となると、おそらくその検問所でひっかかるのではないでしょうか。
ただ、難民としての扱い、経済目的の移住労働者としての扱い・・・そのあたりが混在して、明確でない部分もあります。 -
“近年、チェンマイやチェンライに首長族カヤンを招致した民族村が続々と建設されている。地元の報道によれば、人権団体やNGOなどは、これらの民族村では「人権を無視されたカヤンが違法に軟禁されている」と弾劾し訴訟を起こしたが、タイの裁判所は彼らが正規の労働許可証を有しているため「違法性が認められない」として2003年に無罪の判決を下している。しかし、チェンマイやチェンライにカヤンが登場したことで、遠隔地のメーホンソーンに赴かなくとも「首長族観光」が可能になったために観光客らはそちらに流れ、メーホンソーンにおける観光収入が急激に落ち込んでしまっている。2008年7月、メーホンソーンの民族村から12名のカヤン(主に女性とその子供)が脱走し行方不明になった。チェンマイに新設された民族村が逃亡の受け皿になるとして、警察の捜査対象となったのだが、その姿は同村落内の何処にも認められず、後に全員がメーホンソーンに戻って来た。逃亡理由が「より良い収入を求めて」ということであったことからも、タイに暮らす首長族カヤンが不安定な下層社会にいることがわかる。”【ウィキペディア】
“招致”というのが法律的にどういうものなのかは、よくわかりません。ただ、こうした観光村が営業しているということは、一応合法的に行われているのでしょう。 -
首長族とは直接には関係しませんが、最近目にしたタイにおけるミャンマー難民関連の記事です。
****タイ:ミャンマー人3人射殺 密入国者か****
タイ南部ラノーン県で25日、停止命令に応じなかった小型トラックに治安部隊が発砲。荷台に乗っていたミャンマー人労働者とその家族とみられる3人が死亡、5人が負傷した。AFP通信によると、死亡した1人は3歳の幼女だという。
死傷者らはタイで働くために密入国したとみられる。同県はミャンマーからの労働者の流入ルートで、当局は密入国者の都市部への流入を防ぐため主要道路で検問を実施している。
タイ政府は国内で働く数百万人のミャンマー人労働者の登録作業を進めている。一度母国に戻り国籍証明を得ることを求め、これに応じない労働者は強制送還する方針。
これに対し今月、国際人権団体「ヒューマンライツ・ウオッチ」が「外国人労働者が不法な迫害を受けている」と非難する報告を発表するなど、国際的な関心が強まっている。治安部隊の発砲で労働者に死者が出たことで、今後タイ政府への批判が高まる可能性がある。【2月25日 毎日】
****************** -
首長族の移動制約に関して問題を呼んだ報道が、2008年1月のBBC報道です。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7215182.stm (英文)
2008年1月、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)はこの首長族観光が「人間動物園」だとし、ボイコットを呼びかけているとBBCは報道しました。
UNHCRに難民認定されたカヤン500名のうち20名が、難民の受け入れを表明したニュージーランド及びフィンランドへの第三国定住を希望申請したが、難民条約に加盟せず難民保護に拘束されないタイ政府は「彼らは難民に該当せず」として彼らの出国を拒否したというものです。
BBCが報じているタイ当局の言い分は、「実際のところ彼らは難民ではない。難民であればキャンプ内で生活しなければならない。彼らカヤンはキャンプの外で働くことを選択して、観光産業で相当の収入を得ている経済目的の移住労働者である。」というものです。 -
BBCは、タイ当局が、他のミャンマー難民と異なり、カヤンの第三国定住を認めないのは、観光産業のために彼らをタイ国内に留め置きたいためであるというUNHCRの見解を報じています。そして、UNHCR担当官は「これはまさしく“人間動物園”であり、解決策のひとつは観光の中止である」と観光ボイコットを促す発言しているとも報じています。
ウィキペディアによると、UNHCRはこのBBC報道が故意に「歪曲されたものである」として反発しているそうです。
なお、“しかし、UNHCR、NGO、タイ当局間には、カヤンに対する認識のズレから来る確執(難民か移住労働者か)が常に背景にあることは確かである。現在、争議の解決に向けてアメリカが乗り出していると言われる。”ともあります。
この問題が、今現在どうなったのかは知りません。 -
いろいろ微妙な問題・個別ケースの問題はありますが、先述のように、基本的には首長族自身も“観光村”の状況を了承したうえでそこに暮らしているのでは・・・という印象を受けます。
彼女らが“人間動物園”と批判される観光村に暮らす理由、彼女らが今もコイルをまく現実的理由は、なんらかの強制というより、お金ではないでしょうか。
観光客が支払う入村料200バーツは、タイ、ましてやミャンマーの貨幣価値からするとそれなりの金額です。1日の総額は相当な額になります。
チェンライ周辺では、ローカルな食事であれば、30〜40バーツ前後で可能です。
強い日差しのなか、サムロー(シクロ)と呼ばれる自転車による人力車を漕いでも40〜50バーツです。 -
もちろん、“200バーツ”の多くは業者の懐に入るのでしょう。
ただ、そうした金の一部は生活費として彼女らにも還元されるのではないでしょうか。
土産物屋の収益もあります。
そこらの実態は全く知りませんが、観光村での彼女らの表情からは、自分たちを珍奇な動物を見るような眼で見る観光客への抵抗感というよりは、“まあそれで暮らせるなら、それはそれで・・・”といった思いを感じました。 -
“仮に理由がお金であるにせよ、そういう形でしか稼げない状況を強要されている現状に問題がある”と言えば、そのとおりかもしれませんが、それはまた別の問題、彼女たちだけでない広く一般的な問題となります。
以前観たベトナム映画「季節の中で」において、娼婦がシクロ漕ぎの男に、ホテルの客のことを「あそこはまるで別世界よ。住む人種が違うの。話し方も歩き方も違う。太陽に祝福された人達よ。私達は影の住人。」と語る場面があります。
彼らが住む世界と私たちの住む世界に深い溝があるのは事実です。 -
きれいな布ですが、買っても飾る場所が・・・。
もうひとつの“見世物小屋”的感覚云々の問題は、見せる側、見る側双方の意識の問題になります。
見る側について言えば、未開・野蛮な風習、愚かしいもの・かわいそうなものとして眺めるのか、日本を含めすべての人々が持つ、外部からみたら奇妙にも思える、興味深い多くの風習・伝統のひとつとして見るか。
見せる側で言えば、自分の文化に誇りを持って・・・と言うと言い過ぎかもしれませんが、卑屈になることなく見せるかどうか。 -
およそ、“見せる・見る”という行為は、首長族に限らず、一般の観光でも同じでしょう。
日本国内で、都会に暮らす人が、田舎の自然の中で暮らす人々・その暮らしぶりを見て、奇妙に思ったり、素晴らしいと思ったりするのも、首長族観光の延長線上にあります。
観光に限らず、芸能やプロスポーツなども同じ“見せる・見る”という行為になります。 -
いろんな考え方もあり、私自身かなり迷いましたが、“太陽に祝福された人達”のひとりとしてこの地に来た以上、変に意識するよりは、単純に好奇心の赴くままに行動するほうが潔いようにも思え、首長族の村を観光しました。
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こうした場所に来た以上は、自分もコイルを首につけて彼女らと一緒に写真に収まるといった屈託のない観光が、そして、珍しいもの見せてくれたお礼に、土産物屋で何か買って帰るというのがよろしいでしょう。
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以前、ミャンマーのインレー湖周辺で、首長族が生活している家があるが見ないかと誘われて行ったことがあります。そこは数人しか暮らしていないようなところで、そこに比べるとこうした“観光村”は、最低限のコミュニティが成立しているようにも見受けられました。
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この女性の店で、首長族をモチーフにした木彫りを買いました。
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料金所にあった写真です。
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こちらは村の外にあるアカ族(多分)の土産物屋さん。
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帰りに気づいたのですが、この村は、タートーンからメーサローンに来る途中に通ったバーンローチ周辺でした。
宿の主人が“ソンテオでも帰ってこられる・・・”とか言っていたのは、そういうことだったのですね・・・。
バイクでまたメーサローンに帰ります。 -
メーサローンの街の郊外にある市場(昨日の乗馬トレッキングの際に見かけた市場)に寄ってもらいました。
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雰囲気は完全に中国です。そのあたりの事情は前編⑦で紹介したところです。
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このあと宿にもどり、ソンテオでチェンライに帰ります。
チェンライでは、まだ観ていないスポットなどもまわりながら、ゆっくりする予定です。
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この旅行記へのコメント (9)
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- おなつさん 2010/09/10 17:47:53
- 良い旅行記を読ませてもらいました
- 見世物のようなことでお金を稼がざるを得ない―
と考えるとこの方々の文化を否定するような気もします。
「どんどんやれー!」とは言えませんが
私たちのように、異文化を見に行って楽しむのが趣味ならば、
節度を持った見物と常識を逸脱しないお金の落とし方に気をつけて
行くのは悪い事ではないのでは…。
バカにする気持ちが少しでもあるならダメでしょう。
(そういう気持ちを持つ人はそもそもこのような観光に
罪悪感など持たないでしょうが)
文化を尊重する気持ちがあれば、アリだと思います。
- azianokazeさん からの返信 2010/09/10 20:31:47
- RE: 良い旅行記を読ませてもらいました
- コメントありがとうございます。
微妙なのは、この風習が現在も行われている理由が、単に「伝統文化」の継承ということだけではなく、おそらくカヤンの人々の意識のなかでは「観光的に金になるから」という部分がかなり大きいのでは・・・と思われることです。
それにしても、カヤンの男たちは何をしているのでしょうか?
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- SUR SHANGHAIさん 2010/03/20 07:58:58
- 難しいですよね
- 先日もこの旅行記にお邪魔しましたが、自分でもどう感想を書いていいのかちょっと混乱しましたので時間を置いてみました。
私はこの村を実際に自分の目で見たわけではありませんので、的外れな事を言ってしまうかも知れませんが…、と言う前置きをしておきますね。
これらの人々が自分たちの現金収入のために納得済みで公開しているコミュニティであるなら、これは誰にも止める権利はないと思いますが、その裏で見世物興行的に操っている人々がいるのだとしたら、そちらには不快な思いが湧いてきます。
今ここに住んでいる人たち一代だけの≪観光業≫でなく、これからの世代の子どもたちの首にも輪を付け続けていくのかと思うと、それにも悲しい怒りのような感情を覚えます。
…外部の無関係な人間の感傷だと言われればそれまでの事で、これも悲しいですよね。
去年行ったニュージーランドではマオリの人々の≪カルチャー・ショー≫と言うのがあります。(その言葉の響きにも抵抗があったりしますが…。)
私はディナー・ショーのように観光化されたものを見るよりはと思って博物館で行われているものを見学してきましたが、旦那はどちらも「見世物のようでいやだ。」と言うタイプ。
人それぞれ考え方・感じ方は違うなあと改めて思いました。
- azianokazeさん からの返信 2010/03/20 20:25:33
- RE: 難しいですよね
- 難民あるいは移住労働者をめぐる法的環境がどうなっているのか
営業的にどのようなシステムになっているのか
何よりも、彼女らが本人の意思でそこにいるのか、自分を見せることをどのように思っているのか・・・など、わからないことが多く、なんとも言い難いものがあります。
また、本人の意思を前提にするなら、こうした“見世物”と批判されるものと、一般の観光、あるいは芸能活動などにおける“見せる・見る”という行為の間に本質的な差があるのか・・・よくわからないものがあります。
お金のために心ならずもこうした自分を見せることを行っているとしたらつらい・・・という考えもありますし、一方で、自分を含めて多くの人が、ときに自分の心に金輪をはめて心ならずも多くのことをしのんで生きている、生きると言うのはそういうものだ・・・と言えば、そうかもしれません。
見る側の視線、同じ人間の変わった風習として見るのか、珍奇な生き物のように見るのか・・・も、関係してくるように思われます。
ただ、子供の場合は、本人の意思が無視されることもあるかと思いますので、また別の問題も出てくるようにも思えます。
首輪をはめるという行為を、親がどのように考えているのか、伝統・風習とみているのか、金儲けに都合のいい手段とみているのか・・・。
また、生きること自体が厳しい世界にあっては、子供が将来お金が稼げるように親が子供にコイルを巻くことのどこが悪いと言われると、それはそうかもしれません。
わからないことばかりですので、結論じみたものは何もありません。
もし彼女らに声をかける機会があれば、「ずいぶん変わった習慣だね・・・それって大変じゃないの?まあ、しっかり稼いでね!」といったところでしょうか。
なお、私は“カルチャーショー”的な見世物は大好きで、行く先々で何の抵抗もなく観て拍手しています。人それぞれの考え方・感じ方ですね。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2010/03/20 21:46:26
- RE: 難しいですよね
- 錯綜する諸事情を知らない、または断片的にしか知らない外部者からすると、推測・想像の域を出ない部分が多すぎて混乱しますね。
当の本人たちも自分たちが置かれている状況の全貌を知っているとは思えませんし…。
特殊性を≪見せる≫という行為も、外国人女性と一緒に写真を撮っている女性は慣れてしまったせいなのか、堂々として見えます。
むしろ、≪見に≫行った外国人女性の方が表情がこわばっているようです。
人権保護団体関連の人々がこの村に行ってこれらの人々を≪救い出そう≫としたら、どういう反応が返ってくるのだろうと思います。
裏で利益を得ている人たちはもちろん抵抗するでしょうが、当の本人たちは?
- azianokazeさん からの返信 2010/03/21 11:25:36
- RE: 難しいですよね
- 恐らく彼女らは(“彼”はどこに行ったのか?という疑問はありますが)、観光で生計をたてることを了解していると思われますので、「余計なことをしないで!稼ぎの邪魔をしないで!」「じゃ、その“人権”とやらで、どうすれば私たちは生活できるの?あなたが面倒をみてくれるの?」といった反応になるのではないでしょうか。もちろん推測ですが。
首長族を扱った旅行記はネット上に多数ありますが、子供に初めてのリングを巻くシーンを紹介したものがありました。
http://wadahiroshi.hp.infoseek.co.jp/kubinaga.htm
メーホーソン付近の村のようで、やはり日帰り観光を受け入れている所のようです。その村に宿泊した方の旅行記で、村の子供たちの様子などが書かれています。
そちらのネット事情がわかりませんので、本文の一部をコピーします。
川遊びする子供たちの写真は、少しホッとするものがあります。
***********************
子供たちも日帰り見学者のため、17時までは拘束時間です。
17時にMr.ジーンの車に15人ほどの子供が乗って近くの川に遊びに行きます。
最初のうちは泳いだり、水をかけ合って遊んでいます。
しかし、遊びに来ただけではありません。
部落には井戸が掘ってありますが、水が十分とはいえず、洗濯も満足にはできないのです。
そこで、此処に来て水浴びと同時に衣服を着たまま、体と一緒に洗剤をつけて洗います。
少女は首のリングも一緒に洗います。
真鍮のさびが汗と一緒に首に付着するため、リングの内側は真っ黒です。
リングを藁でこすって磨きながら、内側は指を突っ込んで不自由そうに洗います。
少々、かわいそうな気がします。
でも、陽気な子供たちと一緒に楽しい時が過ごせました。
水曜日に生まれた女に子は、トラに首を噛まれるという伝説がありました。
そこで、4歳になると首にリングを付けるのです。
最近は、生まれた曜日に関係なく、ほとんどの女の子がリングを付けます。
ちょうどこの日、初めてリングを付けるところに出会いました。
リングは何本ものリングをはめるのではなく、一本の真鍮の丸鋼をスパイラル状に巻いていくのです。
リングは一年に数回巻きなおしながら徐々にその長さを増していくのです。
ちょっとかわいそうな気がしますが、観光客相手にこのリングは必要です。
結果として、カレン族の中でも首長族と呼ばれている3つの部落は、
ミャンマー難民の中で最も経済的にゆとりある生活を送っているそうです。
*************************
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2010/03/21 12:05:08
- RE: 難しいですよね
- 関連サイトのご紹介、ありがとうございます。
インフォのサイトはこれまで×でしたが、今は○。
ウィキもしばらく前からOKになって、調べ物が楽になりました。
またダメにならないようにと願ってます。
今日はこれから出かけますので、後ほどじっくり読んでみようと思います。
私も、彼女たちは≪救い出される≫ことに対して却って反感を抱くのではないかと推測します。
これもまた悲しいですけどね。
では今回はここで失礼します。
-
- ツーリスト今中さん 2010/02/28 16:22:34
- いろいろ考えながら拝見
- いろいろkazeさんが考えて旅された所を
いろいろ考えさせられながら拝見しました。
昔、コイルをはずすと頸を維持できないと
言う話を読んだことを思い出しました。
異文化をどう捉えるか、、、、
もちろん尊重すべきだと思いますし
自分たちの価値観を押し付けるものではないですよね。
和人が北海道に渡る前アイヌの女性たちは口の周りに
入れ墨をしていて目立つこともあり明治以降に
差別の標的の1つになったと言う話を思い出しました。
貴重な示唆を与えて下さってありがとうございます。
一票投じて失礼します。
- azianokazeさん からの返信 2010/02/28 20:03:41
- RE: いろいろ考えながら拝見
- “観光”と“見世物小屋”の何が違うのか?
“見世物小屋”の何が悪いのか?
現地の人と日本で暮らす自分の間には間違いなく経済的格差があって、そのことをどう考えるのか?
等々、いろんな思いがありますが、自分でもうまく整理できません。
ただ、「不当に“人間動物園”に押し込められている」という見方も、実際にそこに暮らす人の思いとは、また違うものがあるのでは・・・そんな感じもして、ぐだぐだと書いてしまいました。
参考になるものがひとつでもあれば幸いです。
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