1962/03/05 - 1962/03/05
112位(同エリア136件中)
ソフィさん
1962年3月5日(月)
朝9時、パリ・リヨン駅を出発、ディジョンで下車して、フランス国鉄ディジョン管理局の施設部長の出迎えを受ける。
それからブルゴーニュワインの素晴らしさを愛でながら、味の街ディジョンのこじんまりしたレストランで、二時間以上もかけて昼食の会話を楽しむ。
最初に出て来たカタツムリは、フランス全土で食べられているが、ここが本場ということだった。
昼食後車で、フランス国鉄の枕木工場のある、シャロン・シュール・ソーヌを訪ねる。
何故列車でシャロンに直接行かなかったのかと問えば、フランス文化の一環を代表する街として、ディジョンやボーヌを外国人である私に見せたかったということだった。
「フランスはこんなに奥深い国だ」ということを知らせることは、フランスに学ぶ人たちにとってたいへん重要なことなのだ。
この一帯は、ローマ時代から重要な輸送路に沿っており、最近は運河や鉄道の開通で物の流動が盛んになって、地域の産業や文化も芽生えた。
しかし何といっても、ディジョンを中心とするブルゴーニュ地方を語るとき、ワインを忘れることはできない。
ディジョンからリヨンに至る間は、ボルドーと並びフランスの二大ワイン産地、量的にも質的にもフランス、すなわち世界に冠たるワインづくり地域である。
この間には、ずらりとグラン・クリュ(最高格のブドウ園)が並び、「デギュスタシオン・グラテュイット(お試しサービス)」の立て看板が目立ち、ワイン街道と呼ばれている。
フランス人は各戸にワイン貯蔵室を持っており、気に入った銘柄をそろえている。
グラン・クリュ街道を巡りながら、ワイン醸造元で味を確かめ、気に入ればダース単位で仕入れ、自宅に蓄えているというわけだ。
写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
(片瀬貴文)
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