2009/12/12 - 2009/12/19
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mas98765さん
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アスワンに向かいます。12時半ころ、左側はこんな光景で、
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この時右側には、きれいにナイル川が見えています。
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途中、ところどころにチェックポイントがあるようで、警備の人のところで一時的にバスは停車します。ここで運転手さんは、「ヤーバン(日本)」と叫び、外国人乗客の数(今回の場合は添乗員さんを入れて16人)を告げます。エジプト南部はまだまだ危ないところのようで、テロリストが入り込まないよう、外国人を厳格に管理しているようです。
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12時45分ころ見た光景は、このようなものです。そろそろアスワンです。エジプト南部に住んでいるヌビア人は、普通のエジプト人とは違う独自の文化をもつそうです。向こうの丘には、ヌビア人独特の2階建ての家があるようなのですが、よく分かりません。
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12時55分頃、アスワンのレストランのところに到着。レストランの向かい側はこんな感じで、少しだけにぎやかそうです。レストランに入ります。ここから先は小さなバスに変更です(何故かアスワンはこうした小型バスで回るのです)。荷物を全て持って降りなければなりません。スーツケースは自動的に移しかえてくれますが、荷物1つで旅行をしている(特殊な)わたしには面倒です(事前に小さなかばんをしまって1つにまとめておきましたので大丈夫でしたが)。
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レストランの側には、このようにナイル川が広がっていて、ヨットのような船がたくさん浮かんでいます。向こうに見えるのは、メーヴェンピック・リゾート・アスワンという高級ホテルです(今夜泊まるイシスアイランドというホテルの方が高級ということになっています)。写真の右端に見えるのは停泊している船の一部で、
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実はその船が今回のレストランです。ここが入口で、
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中はこのようになっています。床はきれいなので、わたしの荷物を降ろしても大丈夫でした。
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既にいくつかの前菜が並んでいます。一番左に見えるのはエジプトで定番のタヒーナ(ゴマのペースト)です。左から2番目は塩辛いおしんこのようで、あまり評判がよくありません。その右はナスで、潰して使うようです。一番右はマメです。マメも、エジプトではよく出されます。
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アエイシは、ただのパンという感じです。
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スープには、マメを半分にしたようなものが入っていますが、これはパスタです。このスープを、ショルバト・リサン・アスフール(スズメの舌のスープ)と呼びます。これも、エジプトでよく出されるスープです。
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メインはコロモつきの肉でした。味があまりありません(わたしには許容範囲です)。デザートも確か出たと思いますが、何だったか忘れました。昼食後、レストランの前でしばらく待ちます。ようやくバスが来ます。マイクロバスのようなボロいバスです。窮屈です。13時50分出発。
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切りかけのオベリスクへ行きます。アスワンは昔、花崗岩の産地でした。ここには、当時の石切り場からオベリスクを作って取り出そうとした跡があります。最近の調査によると、ハトシェプスト女王の時代のものらしいです。途中でヒビが入って放置されてしまったようですが、完成すれば長さ40m以上の最大のオベリスクになっていました(現在最大なのはカルナック神殿にあるハトシェプスト女王のオベリスク)。直前に添乗員さんが狭いバスの中でチケットを配ります。14時到着。
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古代の石切り場は、大きな公園のようになっています。切りかけのオベリスクは、正面の高いところに斜めに横たわっています。左から上っていって、オベリスクの周りを時計回りに一周して戻ってくるのです。ふくよかなガイドさんは、滑ると地震が起きますからと口実をつけて、上へは行ってくれません。下で説明して14時10分に自由時間、集合は14時30分にバスの中です。左上まで上ると、
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オベリスクの先端があります。先端には、削られた跡がたくさんあります。向こうにはヒビが入ってしまっています。
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オベリスクの上の面には一直線にヒビが入ってしまっているようです。側面には削られた跡のような模様がたくさん見えます。オベリスクを切り出すには、岩に少し切り込みを入れてから木の楔(くさび)を差し込み、水に濡らして木を膨張させて割ったそうです。
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オベリスクの根元の方まで来ました。向こう側が先ほど見た先端です。
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オベリスクの根元です。
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入口近くの段の上に、丸い石があります。玄武岩です。ガイドさんによると、これを使って表面を磨いたそうです。(他の人のホームページを見ると、これを使って岩に切り込みを入れたと書かれています。聞き間違いかも。)誰かが持ち去ってしまったのか、ここには1つしか見当たりません。
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本日最後に立ち寄るのは香水屋さんです。正しくは、香油屋です。14時40分到着。15時15分くらいまでを予定します。
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香水屋さんは、香水瓶も売っています。独特の綺麗な形をしています。エジプト土産の1つです。香水瓶作りの実演を見ます。
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ガスバーナーでガラス管を熱します。
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膨らませます。わたしも化学の実験でやりました。でも、綺麗な香水瓶の形にするのは立派です。
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次は、香油のある地下に案内されます。ここでいきなり、香油の入った瓶にライターの火を入れるという、恐ろしげなことをします。でも燃えません。純粋な香油は、アルコールが混じっていないのです。
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無料のドリンクサービスもあります。飲み物を選べます。わたしは、カルカデ(ハイビスカスティー)を頼みます。エジプト人がよく飲みます。なるほどさっぱりして、悪くない味です。マッサージのサービスもあって、誰かがやってもらいました。注文用紙と鉛筆を配られて、そこに書いてあるいくつかの香油を順番に指や手の甲に塗ってくれて、香りをかがせてくれます。よくあるバラの香油の他、ロータス(ハス)もあります。確かにいい香りです。ブレンドして、ラムセス2世などといった人の名前がついている香油もあります。ところで、予定の15時15分をとっくに過ぎています。添乗員さんも催促に来ますが聞く耳を持ちません。たまたま客がわたしたちだけだったので、逃したくなかったのです。一通り説明があります。説明が終わるころ、店員の数が増えています。少し怖いです。店員の一人がやって来ました。でも「要りません」というと、納得して立ち去りました。悪徳業者ではなさそうです。わたしは1階に上がって香水瓶を眺めながら退屈な時間を過ごして16時5分出発。
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今夜のホテル「イシスアイランド」に向かいます。でも、このホテルはナイル川に浮かぶ島にあるので、船で行かなければなりません。16時15分、船着場に到着。「ISIS ISLAND」と書かれた専用船に乗り込みます。
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客室に座って正面を眺めますが、外が気持ちよさそうなので、
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操縦室を横目で眺めながら、
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外に出ます。みんなも出ます。おっと、運転手さんの視界を遮っていました。
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ヨットのような船も見えます。
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やがて「イシスアイランド」に到着です。あいにく、夕日が向こうにあって逆光なので、きれいに撮れません。
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イシスアイランドは、アスワンで一番高級なホテルです(ものすごく高級という印象は受けませんでしたが)。16時20分少し過ぎに到着。外観はこんな感じで、中に入るとき、金属探知機のゲートをくぐります。荷物を持ってくぐるのでピーピー音がなりますが、誰も気にしません。
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ロビーはとても広くて、
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吹き抜けになっています。明日の予定を聞きます。モーニングコールは恐怖の2時30分(モーニングというのでしょうか)。集合出発は3時30分です。鍵を配られて、部屋に行きます。16時35分ころ部屋に到着。
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ベッドはこんな感じで並んでいます。
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これが洗面台で、
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アメニティーがこんな感じで置いてあって、
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これがトイレです。
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部屋には座ってくつろげる場所があって、
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机やテレビもあります。
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Cタイプのコンセントもちゃんとあります。
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テラスもあって、
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ナイル川が見えます(逆光でシルエットのようになっていますが)。
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少し下にも、ナイル川を眺めながらくつろぐ所があるようです。
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時間があるので、庭を歩いてみます。このような庭があって、
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海をモチーフにしたようなこんな庭もあって、
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左側の道を上っていくと、
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プールがあります。
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ナイル川や対岸を眺められる場所もあります。他にもいくつか、ちょっとした庭や休める場所があるようです。暗くなってきたので戻ります。照明がついています。
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ホテルの外観をもう一度見て、中に入ります。金属探知機のゲートをよけて入っても、何も言われませんでした。
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18時にロビーに集合して、夕食を食べに行きます。夕食だけでも、船に乗って行かなければなりません。夕食専門の人がキープしてあった船を、(別の)H社の似たようなツアーの人たちに間違えて乗っていかれてしまい、しばらく待ちます。やっと船が来て乗ります。真っ暗な川を進んで、レストランのある場所に到着。
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ヌビア料理のレストランらしいです。でも食べたのは、普通のエジプト料理だったような気がします。
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中はこんな感じです。
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フラッシュを使わなかったのでボケていますが、アエイシ(パン)です。
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コーラを頼みます。アラビア文字で「コゥカァ・コゥラ(だと思いますが違うかも)」と書かれています。
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モロヘイヤスープが出ます。モロヘイヤはエジプト特産で、よく飲まれています。
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かわいらしいご飯が出ます。
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メインはタジン(つぼ料理)です。白身魚のかたまりが中にいくつも入っていて、トマトベースの味付けがされています。少しクセがあるようにも感じましたが、みなさん美味しいと言って食べています。
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また船に乗って帰ります。何となく遠い感じがします。19時30分ころホテルに帰着。この日は明日に備えて20時ころに寝ます。
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