2009/12/12 - 2009/12/19
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mas98765さん
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今日からエジプト人の女性のガイドさんが登場します。エジプトでの最終日までお世話になりました。ガイドさんの説明を聞きながら、ミスル−アレクサンドリア道路を北上します。ミスルとはアラビア語でエジプトのことですが、もともとはカイロを意味する言葉なのだそうです。エジプトについて、色々説明していただきましたが、景色に夢中になってよく聞いていませんでした。そのうち左側にギザのピラミッドが初登場しました。右側に座っていたため写真をとれなくて残念。このあたりは砂漠地帯のようで、両側に砂地があるところを進みます。どの車も運転が荒いようです。わたしたちが乗ったバスもスピードを出して突っ走ります。
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そのうち渋滞が始まりました。相当のろのろです。こんな調子で、本当にアレクサンドリアまで行って戻って来られるのでしょうか。お、向こうに何かあります。
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トレーラーがひっくり返っていました。その後は順調に進みます。
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7時54分、トイレ休憩です。こうしたトイレにはチップが必要です。チップは1ポンドが相場ですが、1ポンド札は成田では手に入りませんでした。1ドルをガイドさんが1ポンド札5枚に両替してくれました。
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発車します。ナツメヤシの木が両側に植わっています。アレクサンドリアに近づくにつれ、両側に結構緑が広がってくるのです。
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料金所のようなところにやってきました。ギリシャ文字のようなので書かれていますが、普通にアレクサンドリアと読めます。
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両側に湿地帯のようなものが広がっています。左前方に海のようなものが見え、そこにアレクサンドリアの町が広がっています。でも、右側に座っているので写真を撮れません。左側に座るべきでした。悔いているうちに、アレクサンドリアに到着です。
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まず、最初の観光地「コームッシュアーファのカタコンベ」へ行きます。近づいたところで添乗員さんがチケットを配ってくれました。
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アレクサンドリアには黄色と黒のタクシーが目立ちます。
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店が並んでいて、何か売っています。
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ここは果物屋さんのようです。
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これはアレクサンドリアの路面電車です。狭い道を、路面電車もバスも人も通ります。9時50分、カタコンベに到着です。一般の人の共同墓地だったところらしいです。写真撮影禁止なのでカメラはバスに置いて下さいと言われました。つまりません。ガイドさんの説明を聞きながら、中を見学しました。ガイドさんの説明は、昨日ホテルに行くバスの中で配られたイヤホンガイドで聞きますので、離れていてもよく聞こえます。ガイドさんは少しふくよかな方だったので、歩くのが大変らしく、ゼエゼエという声やゴホンゴホンという咳払いもよく聞こえました。荷物検査を受けます。エジプトの観光地には大抵、空港にあるのと同じようなX線装置と金属探知ゲートがあります。荷物はX線装置に通し、人は金属探知ゲートを通ります。そのままバッグを持って金属探知ゲートを通るところもあります。カタコンベはどちらだったか忘れましたが、いずれにせよ、ピーピー鳴っていようが、日本人ツアーの観光客はそのまま通過です。「入口にいるおじいさんにチケットを見せてあげてください」というガイドさんの表現、気に入りました。いくつか彫像が並んでいる中庭を進むと、井戸のような入口があります。井戸の回りの階段を降りていくと、色々なものがあります。一通り説明してもらいましたが、写真を撮らなかったので忘れてしまいました。靴箱を大きくしたような棚が並んでいました。骨壷を入れるところだったかと思います。骨が山積みになっている場所も記憶しています。これはカラカラ帝が大虐殺を行った時の人骨と伝えられましたが、調査によりレース用の馬の骨だということが分かったそうです。この骨のある所は滑りやすくなっています。注意が必要です。カタコンベは14時まで見学。
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カタコンベを出たらすぐ、ポンペイの柱です。1分もかかりません。ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝が建てた図書館(セラピス修道院という話もあります)の柱の1本だそうです。コリント式の円柱で、アスワン産の赤色花崗岩で出来ています。高さ約27mで、台座を入れると30mだそうです。柱は最初400本あったらしいのですが、391年にキリスト教徒によって破壊されました。この時、全て破壊するのが忍びなく1本残したのだそうです。
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柱の両側にスフィンクスもあります。ガイドさんの説明が終わって、自由時間です。現在10時40分、集合時間が10時50分。え?10分しかありません。
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遊歩道を左側に進みます。すると、こんな感じの橋のようなものがあります。ここは柱の裏手です(柱は右前方方向)。
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柱の出来損ないのような、こんな柱もありました。
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こんな訳の分からないものも転がっています。(ポンペイの柱でのわたしの説明は参考になりませんので、他の人の旅行記を参考にしてください。)
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やっと柱にたどりつきました。左側のスフィンクスとポンペイの柱です。
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柱の上部には飾りがあります。おっと、指が入りました。(わたしのカメラは構造上、メインのレンズに指が入りやすいのです。そのうち指がない方の写真に変更したいと思いますが、そのままかも。)
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柱の土台はこんな感じです。人と比べると、柱の高さが分かります。
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こちらは右側のスフィンクスです。やはり指が入りました。集合場所はバスの中です。あと1分しかないのに丘の上にまだいます。歩道まで行くのは面倒なので、丘の斜面を強引に駆け下ります。そういえば、ガイドさんが出口の説明をしていましたが聞いていませんでした。ええい、入口から出てしまえ。何も言われませんでした。みなさん遅れているようで、11時まで待ってやっと発車。
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アレクサンドリアの町を進みます。
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右手に海岸をみて進みます。リゾート地という感じです。
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船がたくさん並んでいます。お、向こうの方にカイトベイ要塞が見えています(木の陰です)。
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また、到着直前に添乗員さんがチケットを配ってくれます。11時20分到着。イヤホンガイドをつけて外に出ます。
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入口の左側には英語で「カイトベイ要塞」と書かれています。
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もちろん、入口の右側にはアラビア語があります。
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案内図がありましたが、ガイドさんの説明を聞くためにそのまま通過。
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正面からの全体写真を撮り忘れてしまいました。(動画や記念写真には写っているのですが、ここでは公開しません。)この要塞は、ファロスの灯台の跡地に建てられた特別なものです。ファロスの灯台はアレクサンドロス大王の案でプトレマイオス2世により紀元前280年頃に建てられたとても高い灯台で、当時の世界七不思議の1つでした(今残っている世界七不思議はピラミッドだけ)。高さ120mで、50km以上先からも見えたそうです。灯台は、1層目が正方形、2層目が八角形、3層目が円柱形というデザインだったそうですが、1375年の地震で崩壊してしまったそうです。その後、灯台の石材を利用して、1477年にマムルーク朝のスルタンだったカイトベイにより、十字軍の攻撃を防ぐ要塞が建てられたのだそうです。カイトベイでのガイドさんの説明を聞き終わった時点で11時20分。11時40分までの20分が自由時間です。要塞ですから、当然大砲があります。要塞前の道の左側に並んでいます。
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近づいてみると、こんな感じです。要塞の中に入ってみます。入ってすぐに見上げると、
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天井に穴が開いています。階段を上ってあそこまで行ってみます。
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下が見下ろせました(それだけです)。
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あちこちに小部屋があり、窓から地中海が見渡せます。
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通路はこんな感じで、両側のあちこちに部屋がありますが、どれも同じようなところです。そろそろ階段を降りて戻ることにします。お、行き止まりです。なかなか階段にたどりつけません。すっかり迷いました。
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やっとのことで外に出て、要塞の左側を通って裏手に行ってみます。これは裏手から見る要塞の左側面です。
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裏手にはこのような面白い形をした柵が並んでいて、地中海が広がっています。
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海が結構荒れていました。
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堤防のようなところには、たくさんの釣り人がいます。時間になったので戻ります。11時43分出発。
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そろそろ、昼食の時間です。海岸に沿って、来た道を戻ります。右側に座っていたので先程は写真に撮れませんでしたが、綺麗な公園がありました(もしかしたら駅かな)。
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11時50分、レストランに到着。
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何だか、ギリシャ風の店です。
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中は、こんな雰囲気です。
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パンが盛られています。パンのことを「アエイシ」といいます。上側の丸いパンはどこにでもある形のものですが、下側にある平べったいのは、インドのナンに似た感じの、典型的なアエイシです。このアエイシを、
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これにつけて食べます。これはゴマのペーストで「タヒーナ」といいます。他にも、
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似たような感じのナスのペーストがあります。他にも、
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このようなイモとか、
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このような豆のようなものがあります。
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スープが運ばれてきました。肉が入っていました。
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マンゴジュースを頼みました。20ポンドまたは4ドルです。
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メインはシーフードのフライです。なかなか美味しいです。左上にごはんがあります。エジプトのごはんは日本と同じジャポニカ米のようなもので、おそらく炊き方も同じようなものだから、日本のごはんと食感がほとんど変わりません。昼食を終えて、外にでます。レストランの前には、地中海が広がっています。12時40分ころ出発。
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次は、アレクサンドリア図書館に向かいます。12時45分ころ、アレクサンドリア図書館に到着。ここはあいにく車窓観光で、バスからは降りません。右側の座席に座っているのでよく見えます。近代的な建物ですが、昔ここには、プトレマイオス1世が建てた世界最大の図書館があったのです。当時栄えていたアレクサンドリアは、訪れる外国船から本をとりあげ、元本を図書館に保管してコピーを返したそうで、世界中のたくさんの本があったそうですが、クレオパトラ時代にローマ軍の放った矢で焼けてしまいました。向こう側から見ると、円筒形の壁に世界中の言葉で文字が書かれているそうです。
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こちら側から見て図書館の右にある丸いものは、プラネタリウムです。他に、国際会議場があって、
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左隣には大学もあります。ここでは3分ほどガイドさんの説明を聞いて出発。
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